JPS5924912Y2 - 空気調和機の除湿制御装置 - Google Patents

空気調和機の除湿制御装置

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JPS5924912Y2
JPS5924912Y2 JP17502479U JP17502479U JPS5924912Y2 JP S5924912 Y2 JPS5924912 Y2 JP S5924912Y2 JP 17502479 U JP17502479 U JP 17502479U JP 17502479 U JP17502479 U JP 17502479U JP S5924912 Y2 JPS5924912 Y2 JP S5924912Y2
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JP
Japan
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coil
cooling
electric heater
dehumidification
air conditioner
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Expired
Application number
JP17502479U
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JPS5692028U (ja
Inventor
荘次 森
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、除湿機能を備えた空気調和機の改良に関する
もので、室温の変化に応じて冷房気味および暖房気味の
除湿運転を行ないうるように、暖房用兼再熱量調整用電
気ヒータを設けて制御構造の簡略化をはかることを目的
の一つとするものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
第1図および第2図において、1は前面に空気吹出口1
aおよび空気吸込口1bを有する前面グリル、2はキャ
ビネットで、前面グリル1とキャビネット2により空気
調和機本体を構成している。
3は室外側空気吸込用穴、4は空調運転を制御するノモ
ートコントロール装置で、タイムスイッチ5およびファ
ン速度切換用スイッチ6等が収められている。
7は冷房時蒸発器となる室内コイル、8は冷房運転時蒸
発器として働き、また除湿運転時再熱器として働く再熱
コイル、9は後述するサーモスタット26により制御さ
れる暖房用兼再熱量調整用電気ヒータである。
11は室内ファン10および室外ファン12を同軸に取
りつけた送風用モータである。
13は室内側および室外側を分離する区画壁、14は圧
縮機、15は室外ファンケーシング、16は室外コイル
、17は電装品ボックス、18はエアフィルタである。
次に、第3図により冷凍サイクルについて説明する。
同図において、19は除湿用キャピラリチューブ20に
並設された第1の2方弁で、室内コイル7および再熱コ
イル8を接続するがごとく設けられている。
21は冷房用キャピラリチューブ22に並設された第2
の2方弁で、前記再熱コイル8および室外コイル16を
接続するがごとく設けられている。
次に、第4図により電気回路について説明する。
ここで、タイムスイッチ5は、全電源の0NOFF動作
が制御できるよう構成され、またタンブラスイッチ等か
らなるファン速度切換用のスイッチ6はファンモータ1
1の速度切換タップに接続されている。
23は5回路を有する周知のロータリスイッチで、接点
1)、c、d、eの電源接続側は同極に構成され、接点
aのみ単独回路を有している。
回路の動作状態は第5図に示す如く冷房運転設定時は接
点すおよびeが閉或し、また除湿運転設定時は接点a、
l)、c、dが閉或し、さらに暖房運転設定時は接点c
、dが閉成するがごとく構成されている。
24は電気ヒータ9に取りつけられた温度過昇防止装置
、25はヒータ回路g通電接約15秒で接点回路fを閉
成するごとく構成した熱動バイメタル式遅延リレーであ
り、接点回路fとヒータ回路gとは電気回路的に分離さ
れ、接点は常開で一方はヒータ9に、他方はサーモスタ
ット26の暖側接点に接続されている。
27.28は第1および第2の2方弁用コイルで、この
コイル27.28への通電状態により2方弁19,21
が開成するごとく構成されている。
上記構成において、冷房運転における動作について説明
する。
まず、タイムスイッチ5を閉或すると、ファンモータ1
1は、スイッチ6により選択された速度で回転し、室内
ファン10により空気を前面グリル1の吸込口1bより
吸込み、エアフィルタ18、室内コイル7、再熱コイル
8、電気ヒータ9を通り吹出口1aより室内に吹出され
る。
また室外ファン12は室外空気をキャビネット2に設け
られた吸込用穴3より吸込み、室外コイル16を通して
本体背面へ吹出す。
そしてロータリスイッチ23は冷房に設定されているこ
とから接点すおよびCの閉或により、第1の2方弁コイ
ル27が付勢され、第1の2方弁19が開成する。
又、コンプレッサ14が運転し冷媒は圧縮機14→室外
コイル16→冷房用キヤピラリチユーブ22→再熱コイ
ル8→第1の2方弁19→室内コイル7→圧縮機14と
循環される。
そして室内ファン10により吸込まれた電気は、室内コ
イル7および再熱コイル8にて冷却された後、吹出口1
aより吹出され冷房運転を行う。
圧縮機14はサーモスタット26の冷側接点により0N
−OFF制御され室温を調整する。
次に、除湿運転時について説明する。
ロータリスイッチ23が除湿に設定された時、接点a、
l)、c、dがそれぞれ閉成し、接点eは開成される。
したがって、第1の2方弁コイル27が去勢され第2の
2方弁コイル28が付勢される。
また接点aおよびbの閉或により、コンプレッサ14は
サーモスタット26の動作に関係なく連続運転する。
ここで、接点Cおよびeの閉或による動作を説明すると
、熱動バイメタル式遅延リレー25のヒータ回路gが通
電され、約15秒経過すると、接点回路fが閉或される
これは圧縮機14の停止状態から除湿運転を開始する時
、圧縮機14の始動電流とヒータ9への突入電流による
過大電流を防止するためのもので、圧縮機14が定常回
転に達した後、電気ヒータ9に通電するものである。
ここで、室温がサーモスタット26の設定温度より高い
時、サーモスタット26の冷側接点が閉接され、ヒータ
9には通電されない。
この状態における除湿運転を説明すると、圧縮機14に
より吐出された冷媒は、圧縮機14→室外コイル16→
第2の2方弁21→再熱コイル8→除湿用キヤピラリチ
ユーブ20→室内コイル7→圧縮機14と循環されるた
め、室内ファン10により吸込まれた空気は、室内コイ
ル7て冷却・除湿された後、再熱コイル8にて加熱され
る。
しかし再熱コイル8による加熱量は、室内コイル7の顕
熱冷房量より小さくなるよう再熱コイル8の大きさを決
定しているため、室内コイル7にて冷却・除湿された空
気は室温まで上昇せず、冷房気味除湿運転で行う。
そして、冷房気味除湿運転により室温が低下し、サーモ
スタット26の設定以下になると、サーモスタット26
の暖側接点が閉或し、電気ヒータ9に通電される。
したがって、室内ファン10により吸込まれた空気は、
室内コイル7にて冷却・除湿された後、再熱コイル8に
て室温より少し低い温度まで加熱され、さらに、電気ヒ
ータ9により室温より少し高い温度まで加熱された後吹
出されるため、暖房気味除湿運転が行える。
次に、暖房運転時について説明する。
ロータリスイッチ23が暖房に設定された時、接点Cお
よびdが閉威し、電気ヒータ9に通電されヒータ暖房を
行なう。
電気ヒータ9はサーモスタット26により制御され室温
を調整する。
なお、暖房運転中梁2の2方弁コイル28も付勢される
が、消費電力は微少であり実用上問題はない。
上記実施例より明らかなように、本考案における空気調
和機の除湿制御装置は、圧縮機、室内コイル、再熱コイ
ル、室外コイルからなる冷凍サイクルに、冷房用弁、除
湿用弁および冷房用減圧装置、除湿用減圧装置を設け、
除湿運転時の冷凍サイクルを圧縮機を連続運転せしめ、
かつ前記再熱コイルによる再熱量を室内コイルによる顕
熱冷房量より少なくなるがごとく設定して冷房気味除湿
運転サイクルを構成し、再熱コイルの補助熱源として暖
房兼用の電気ヒータを温度調節器を介して設けたもので
、冷房−除湿−暖房の運転が可能であす、シかも、暖房
用電気ヒータを再熱量調整用ヒータと兼用として温度調
節器によって制御するため、安価なる多機能空気調和機
が得られる。
また電気ヒータの一端を、除湿時および暖房運転時閉成
する接点に接続し、電気ヒータの他端を、電気ヒータ遅
延用リレーの常開接点に接続することにより、電気ヒー
タを両切とし、冷房運転時にたとえ電気ヒータに露付き
を発生しても、漏電の恐れがなく安価にして、安全性の
向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における除湿制御装置を具備
した空気調和機の斜視図、第2図は同空気調和機の断面
平面図、第3図は同空気調和機の冷凍サイクル図、第4
図は同空気調和機の電気回路図、第5図は同制御装置に
おける運転スイッチの開閉状態を示す説明図である。 7・・・・・・室内コイル、8・・・・・・再熱コイル
、9・・・・・・電気ヒータ、14・・・・・・圧縮機
、16・・・・・・室外コイル、19・・・・・・2方
弁(冷房用弁)、20・・・・・・除湿用キャピラリチ
ューブ、21・・・・・・2方弁(除湿用弁)、22・
・・・・・冷房用キャピラリチューブ、24・・・・・
・温度過昇防止装置、26・・・・・・サーモスタット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)圧縮機、室内コイル、再熱コイル、室外コイルか
    らなる冷凍サイクルに、冷房用弁、除湿用弁および冷房
    用減圧装置、湿除用減圧装置を設け、除湿運転時の冷凍
    サイクルを圧縮機を連続運転せしめ、かつ前記再熱コイ
    ルによる再熱量を室内コイルによる顕熱冷房熱量より少
    なくなるがごとく設定して冷房気味除湿運転サイクルを
    構成し、再熱コイルの補助熱源として暖房兼用の電気ヒ
    ータを温度調節器を介して設けた空気調和機の除湿制御
    装置。
  2. (2)電気ヒータの一端を、除湿時および暖房時閉成す
    る接点に接続し、電気ヒータの他端を電気ヒータ遅延用
    リレーの常開接点に接続した実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の空気調和機の除湿制御装置。
JP17502479U 1979-12-17 1979-12-17 空気調和機の除湿制御装置 Expired JPS5924912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17502479U JPS5924912Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 空気調和機の除湿制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17502479U JPS5924912Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 空気調和機の除湿制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5692028U JPS5692028U (ja) 1981-07-22
JPS5924912Y2 true JPS5924912Y2 (ja) 1984-07-23

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ID=29685718

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JP17502479U Expired JPS5924912Y2 (ja) 1979-12-17 1979-12-17 空気調和機の除湿制御装置

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