JPS5924618B2 - 通信ケ−ブル成端部における密封部 - Google Patents

通信ケ−ブル成端部における密封部

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Publication number
JPS5924618B2
JPS5924618B2 JP55151061A JP15106180A JPS5924618B2 JP S5924618 B2 JPS5924618 B2 JP S5924618B2 JP 55151061 A JP55151061 A JP 55151061A JP 15106180 A JP15106180 A JP 15106180A JP S5924618 B2 JPS5924618 B2 JP S5924618B2
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JP
Japan
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sealing member
elastic sealing
annular
shaped
termination
Prior art date
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Expired
Application number
JP55151061A
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English (en)
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JPS5775518A (en
Inventor
良輔 貝津
諭 望月
始 池田
正治 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP55151061A priority Critical patent/JPS5924618B2/ja
Publication of JPS5775518A publication Critical patent/JPS5775518A/ja
Publication of JPS5924618B2 publication Critical patent/JPS5924618B2/ja
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  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通信ケーブル成端部において、ケーブルの外被
端部に接続された成端金具と該金具内に挿嵌されたケー
ブル心線気密導出のための弾性密封部材間をケーブル内
のガスが外部に洩れないよう気密にするための密封部に
関するものである。
従来このような成端金具と弾性密封部材との間の密封手
段として、第1図に示すようにケーブル1の外被端部の
一端小径部を嵌合され接続部5で気密接続された成端金
具4内に挿入されケーブル心線2を気密導出するゴムの
厚い円板状弾性密封部材3の外周部と成端金具4の内周
部との間を、弾性密封部材3の外周部に接着材6を塗布
して成端金具4内に押し込み、両者を気密接着するよう
にしたもの、あるいは第2図に示すように、成端金具4
の内周に環状突起部Tを形成し、この突起部γの片側面
に挿入した厚内板状弾性密封部材3の一面の外周部を密
着させ、この弾性密封部材3の他面外周部を成端金具4
の内周に形成したねじ部にねじ込んだ環状押えねじ8を
ねじ込んで押圧することにより弾性密封部材3の外周部
を圧縮して機械的に必要な圧縮面圧力を得て気密を得る
ようにしたものがある。
しかしながら前者の手段では、弾性密封部材3が接着剤
の接着性のあまり良くないものである場合や、該部材3
がある程度以上に硬い場合には、該部材が温度変化によ
って膨張収縮を繰り返しているうちに接着面が剥離して
しまうことがあり、長期信頼性に乏しい面があった。
また後者の手段では、押えねじ8で弾性密封部材3を環
状突起部に対し押圧するだけでは抑圧面積が広く、充分
な圧縮面圧が得にくいことや、圧縮面圧に局部的に不均
等が生じ易いため、ガス洩れが起り易い欠点があった。
本発明は上記の点にかんがみ、成端金具と弾性密封部材
との間に充分な接触面圧が得られ長期に亘り良好な気密
が保たれ、しかも製作が容易な通信ケーブル成端部にお
ける密封部を提供するものであって、以下図面について
詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例であって、ケーブル1の外被
端部と成端金具11の小径部との間が接続部5によって
気密に接続されていることは従来と同様である。
成端金具11の円筒内周から突設した環状突起部12は
断面が鉤状に形成されている。
この鉤状環状突起部12は削り出しによりあるいは別体
のものを溶接で気密になるよう固着されて形成されたも
のである。
ゴムよりなる弾性密封部材130両側の外周端には断面
が円形に近い突部14,14’が形成されている。
15は外周が成端金具11の内周に接するよう嵌合され
る断面が鉤状をなす中間弁えリング、16は成端金具1
1の内周に設けたねじ部に螺合した環状押えねじである
11は弾性密封部材13の外周に形成した環状凹溝であ
って、この凹溝1Tの両側壁は前記環状突部14,14
’に連なっている。
18は凹溝1T内に挿入され外周が成端金具11の内周
に接するようになされたアルミニウム、黄銅等よりなる
金属リングであって、このリング18は環状突部14
、14’の何れか一方を折り曲げながら挿入すればよい
弾性密封部材13の一方の環状突部14は成端金具11
の内周と鉤状環状突起部12と金属リング18とに囲ま
れた空所内にあり、他方の環状突部14′は成端金具1
1の内周と押えリング15の鈎状部と金属リング18と
に囲まれた空所内にある。
環状押えねじ16をねじ込むことにより、中間弁えリン
グ15、突部14′が押圧され、更に突部14を鉤状環
状突起部12に押しつげるが、環状押えねじ16からの
圧縮力が、弾性密封部材130犬部分を介さないで、突
部14と金属リング18を介し突部14′とのみを直接
圧縮することになり加圧力は環状突起14,14’に殆
んど集中する。
この場合環状突部14は成端金具11の内周と鉤状環状
突起12および金属リング18に囲まれ、また環状突起
14′は成端金具11の内周と押えリングの鈎状部と金
属リング18に囲まれているので、これら突部14,1
4’は圧縮力を受けても他の部分へ変形してはみ出して
ゆくことなく、充分な接触面圧を得られ、0リングを2
個所に設けたと同様の密封作用をもつ。
しかも環状突部14の方は成端金具11の内周面との間
および鉤状環起部12の面との間の2個所で密封密接さ
れるので、環状突部14′の成端金具11の内周面との
密封密接個所との3個所で密封効果が得られる。
この実施例の構成とした場合の気密実験結果を示すと、
弾性密封部材13の直径を約88rra1厚さ30Tr
r!n1突部14a、14a’の直径を6胴、金属リン
グ22の外径を100調、内径を88mm。
幅を24胴とした場合、突部14a、14a’の圧縮率
20%でありNIKq/cwtのガス圧を加えても充分
な気密性が得られた。
なお鉤状環状突起部12、中間弁えリング15の溝形成
部にシリコングリースあるいは液体パツキンを塗布して
おけば、これら鉤状環状突起部12、中間弁えリング1
5の表面粗さに対し、より信頼性を増すことができる。
本発明は以上のように、ケーブル心線を気密導出する弾
性密封部材の外周両端部に断面が円形に近い形状になる
よう形成した各環状突部をそれぞれ鉤状環状突起部、成
端金具内周と金属リングとの間および鈎状部えリングと
成端金具と金属リングとの間に形成される空所部にある
ようにしたものであるから、押えリングからの圧力が〃
目わると、弾性密封部材の幅方向の大部分を介さないで
直接両層状突部に加わって圧縮し、そのときこれら環状
突部は上記空所外へ変形してゆくことなく、押えリング
からのこれら環状突部に加わる圧力は弾性密封部材の中
心部方向に逃げることは殆んどなく、環状突部自体に集
中するので、充分な接触面圧が得られ、Oリングを2個
所で用いたと同様の密封作用を果たし、しかも一方の環
状突部は鉤状環状突起部の面と成端金具の内面に圧接さ
れ他方の環状突部は成端金具の内周に圧接されて密封す
ルノで、3個所の密封部分が得られることになり、長期
間信頼性の高い充分な気密性が得られる。
しかも構成が簡単であり製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の異なった通信ケー
ブル成端部における密封装置の断面図、第3図は本発明
の実施例の断面図を示す。 1・・・・・・ケーブル、11・・・・・・成端金具、
12・・曲成端金具の鉤状環状突起部、13・・曲弾性
密封部材、16・・・・・・環状押えねじ、14,14
’・・曲弾性密封部材の環状突部、15・・曲中間部え
リング、11・・・・・・環状凹溝、18・・・・・・
金属リング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーブル端に接続された成端金具の円筒内周面に環
    状突起部を設け、該環状突起部に上記成端金具内へ挿嵌
    されケーブル心線を気密導出する円板状弾性密封部材の
    一側面外周が当接するようにし、該弾性密封部材の他方
    の側面の外周部を上記成端金具の内周ねじ部に螺合する
    環状押えねじのねじ込みによって押圧することにより上
    記成端金具と弾性密封部材間を密封するようにした通信
    ケーブル成端部の密封部において、成端金具の内周面に
    設けた環状突起部を断面が鉤状をなすよう形成し、環状
    押えねじと円板状弾性密封部材との間に断面が鉤状をな
    す押えリングを介在せしめ、上記円板状弾性密封部材の
    外周に環状凹溝を設け、該環状凹溝に金属リングを挿嵌
    し、上記弾性密封部材の外周両端部に断面が円形に近い
    形状になるよう形成した各環状突部をそれぞれ上記鉤状
    環状突起部と成端金具内周と金属リングとの間および上
    記鉤状押えリングと成端金具内周と金属リングとの間に
    形成される各空所内にあるように設けたことを特徴とす
    る密封部。
JP55151061A 1980-10-28 1980-10-28 通信ケ−ブル成端部における密封部 Expired JPS5924618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55151061A JPS5924618B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 通信ケ−ブル成端部における密封部

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JP55151061A JPS5924618B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 通信ケ−ブル成端部における密封部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5775518A JPS5775518A (en) 1982-05-12
JPS5924618B2 true JPS5924618B2 (ja) 1984-06-11

Family

ID=15510438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55151061A Expired JPS5924618B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 通信ケ−ブル成端部における密封部

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JP (1) JPS5924618B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6271013U (ja) * 1985-10-24 1987-05-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6271013U (ja) * 1985-10-24 1987-05-06

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JPS5775518A (en) 1982-05-12

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