JPS592433B2 - カラ−映像信号の磁気記録再生方法 - Google Patents

カラ−映像信号の磁気記録再生方法

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JPS592433B2
JPS592433B2 JP51044708A JP4470876A JPS592433B2 JP S592433 B2 JPS592433 B2 JP S592433B2 JP 51044708 A JP51044708 A JP 51044708A JP 4470876 A JP4470876 A JP 4470876A JP S592433 B2 JPS592433 B2 JP S592433B2
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JP
Japan
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signal
frequency
supplied
pulse
circuit
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JP51044708A
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久明 奈良原
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 VTR(磁気録画再生装置)の普及にともない、映画な
どを収録した記録済みのビデオテープの販売が行われて
いる。
ところが、2台のVTRを用意すれば、記録済みテープ
から容易に複製をダビングすることができてしまう。こ
のような記録済みテープのダビングは法律で禁じられて
いるが、一般家庭などで小規模に行われた場合には、こ
れを規制することはできず、テープ業者や著作権者にと
つて不都合である。
本発明は、このような点にかんがみ、ダビングができな
いようにしたVTRを提供しようとするものである。ま
ず記録済みテープの作製方法の一例について説明しよう
第1図はその記録済みテープの作製装置の一例を示すも
ので、1はマスタVTR(再生用VTR)、10は記録
済みテープの作製用のスレーブVTR(記録用VTR)
を示す。
そしてマスタVTRIにおいて、マスタテープからカラ
ー映像信号が再生され、これがスレーブVTRIOの入
力端子11を通じて水平同期パルス除去回路12に供給
されて水平同期パルスが除去され、この除去の行われた
カラー映像信号が加算回路13に供給される。また端子
11からのカラー映像信号が、同期分離回路21に供給
されて第2図Aに示すように水平同期パルスPhが取り
出され、このパルスPhがパルス幅変調回路22にその
搬送波として供給されると共に、発振回路23から所定
の周波数、例えばVTRのジッタによつて生じる水平周
波数の変動に相当する周波数の発振信号が、変調回路2
2にその変調入力として供給され、分離回路21からの
パルスPhは例えば第2図Bに示すようにその後縁が変
化するようにパルス幅変調される。
そしてこの変調された水平同期パルスPhが加算回路1
3に供給され、従つて加算回路13からは、第2図Cに
示すように、発振回路23からの発振信号によつて水平
同期パルスPhの後縁が変化しているカラー映像信号S
cが取り出される。
そしてこの信号S。
が、ローパスフイルタ14に供給されて輝度信号が取り
出され、この輝度信号がFM変調回路15に供給されて
FM信号に変換され、このFM信号が加算回路16に供
給される。また加算回路13からの信号Scが、ハイパ
スフイルタ25に供給されて搬送色信号(搬送周波数F
8;3.58MHz)が取り出され、この搬送色信号が
周波数コンバータ26に供給される。さらに、分離回路
21からのパルスPhが、PLL3lに供給されてパル
スPhに同期し、かつ、パルスPhの周波数(水平周波
数)Fhの例えば175倍の周波数の交番信号が形成さ
れ、この交番信号が分周回路32に供給されて1/4の
周波数、すなわち、FO=175/4fh(ミ688k
Hz)の信号に分周され、この分周信号が周波数にコン
バータ33に供給されると共に、発振回路34から周波
数F8の発振信号がコンバータ33に供給され、コンバ
ータ33からは周波数(F8+FO)の交番信号が取り
出され、この交番信号がコンバータ26に供給される。
従つてフイルタ25からの搬送色信号は、コンバータ2
6において、その搬送周波数がF8からF。
に変換される。そしてこの周波数変換された搬送色信号
が加算回路16に供給される。従つて加算回路16から
は高域側にFM信号を有し、低域側に搬送色信号を有す
るように周波数多重化された加算信号が得られる。
そしてこの加算信号が、記録アンプ17を通じて例えば
2つの回転磁気ヘツド18に供給される。このヘツド1
8は、1800の角間隔を有し、サーボ回路45によつ
てフレーム周波数で回転させられている。
またこのとき、端子11からのカラー映像信号が、同期
分離回路41に供給されて垂直同期パルスが取り出され
、このパルスがフリツプフロツプ回路42に供給されて
1フイールド期間ごとに反転する矩形波信号が形成され
、この信号がサーボ回路45に供給され、ヘツド18の
回転位相は、端子11のカラー映像信号に同期させられ
る。またヘツド18の回転周面に対して、磁気テープ2
0がほぼ180回の角範囲にわたつて斜めに巡らされる
と共に、一定速度で移送されている。従つてヘツド18
に供給された加算信号は、その1フイールドが1本の斜
めの磁気トラツクとなり、かつ、その磁気トラツクの端
部に垂直ブランキング期間がくるように、テープ20に
記録される。
またこのとき、フリツプフロツプ回路42からの矩形波
信号が、記録アンプ43を通じて磁気ヘツド44に供給
され、この信号は、テープ20にその長さ方向の磁気ト
ラツクとして記録される。
なおこの信号は、再生時、回転磁気ヘツドのトラツキン
グサーボ用に使用される。こうしてマスタTRlからの
カラー映像信号は、スレーブVTRlOにおいて、テー
プ20に記録され、すなわち、記録済みテープ20が作
製される。
たたしこの場合、この記録済みテープ20に記録された
カラー映像信号S。においては、第2図Cに示すように
、その水平同期パルスPhの後縁が変化している。本発
明におけるTRは、このような記録済みテープ20に対
して画像の再生はできるが、ダピングはできないように
したものである。
以下その一例について説明しよう。
第3図において、記録時には人力端子51からのカラー
映像信号が、ローパスフイルタ52に供給されて輝度信
号が取り出され、この輝度信号がFM変調回路53に供
給されてFM信号に変換され、そのFM輝度信号が加算
回路54に供給される。
また端子51からのカラー映像信号が、ハイパスフイル
タ61に供給されて搬送色信号(搬送周波数F8)が取
り出され、この搬送色信号が周波数コンバータ62に供
給されると共に、このコンバータ62には、AFC回路
70からその搬送色信号の周波数変換用の交番信号が供
給される。
すなわち、端子51からのカラー映像信号が、同期分離
回路71に供給されて水平同期パルスが取り出され、こ
の水平同期パルスが後縁抽出回路72に供給されてその
水平同期パルスの後縁でトリガされ、この後縁ごとに立
ち上がる水平同期周波数FhのパルスPbが形成される
。そしてこのパルスPbが、記録再生切り換えスイツチ
73の記録側接点Rを通じてPLL74に供給されてパ
ルスPbの立ち上がりに同期し、かつ、例えば175倍
の周波数の交番信号が形成され、この交番信号が分周回
路75に供給されて1/4の周波数である周波数FOの
信号に分周され、この分周信号が周波数コンバータ76
に供給されると共に、発振回路77から周波数F8の発
振信号がコンバータ76に供給されて周波数(F8+F
O)の交番信号が形成される。そしてこの交番信号が、
コンバータ62に供給され、従つてフイルタ61からの
搬送色信号は、コンバータ62において、搬送周波数が
F5からF。
に変換される。そしてこの周波数変換された搬送色信号
が、加算回路54に供給され、加算回路54からは、高
域側にFM輝度信号を有し、低域側に搬送色信号を有す
るように周波数多重化された加算信号が取り出される。
そしてこの加算信号が、記録アンプ56及び記録再生切
り換えスイツチ58の記録側接点Rを通じて例えば2つ
の回転磁気ヘツド57に供給される。このヘツド57は
、1800の角間隔を有し、サーボ回路69によつてフ
レーム周波数で回転させられている。
またこのとき、端子51からの力ラ一映像信号が、同期
分離回路64に供給されて垂直同期パルスが取り出され
、このパルスがフリツプフロツプ回路65に供給されて
1フイールド期間ごとに反転する矩形波信号が形成され
、この信号が記録再生切り換えスイツチ66の記録側接
点Rを通じてサーボ回路69に供給され、ヘツド57の
回転位相は、端子51のカラー映像信号に同期させられ
る。またヘツド57の回転周面に対して、磁気テープ6
0がほぼ180回の角範囲にわたつて斜めに巡らされる
と共に、一定速度で移送されている。従つてヘツド57
に供給された加算信号は、その1フイールドが1本の斜
めの磁気トラツクとなり、かつ、その磁気トラツクの端
部に垂直ブランキング期間がくるように、テープ60に
記録される。
またこのとき、フリツプフロツプ回路65からの矩形波
信号が、スイツチ66を通じて磁気ヘツド67に供給さ
れ、この信号は、テープ60にその長さ方向の磁気トラ
ツクとして記録される。
従つてこうした記録の行われたテープ60は、第1図の
スレーブTRlOで作製された記録済みテープ20と同
じトラツクパターンとなる。そしてテープ80あるいは
記録済みテープ20は、第3図のTRにおいては、次の
ように再生される。すなわち、ヘツド67によつてテー
プ60から矩形波信号(微分されている)が再生され、
この信号がサーボ回路69に供給され、これによりヘツ
ド57のトラツキングサーボが行われてヘツド57によ
りテープ60から加算信号が再生される。
そしてこの加算信号が、スイツチ56の再生側接点Pを
通じ、さらに再生アンプ81を通じてハイパスフイルタ
82に供給され、FM輝度信号が取り出され、このFM
輝度信号がリミツタ83を通じて復調回路84に供給さ
れて輝度信号が復調され、この輝度信号が加算回路85
に供給される。またアンプ81からの加算信号が、ロー
パスフイルタ91に供給されて搬送色信号が取り出され
、この搬送色信号が周波数コンバータ92に供給される
。さらに復調回路84からの輝度信号が、同期分離回路
78に供給されて水平同期パルスが取り出され、この水
平パルスが前縁抽出回路79に供給されてその水平同期
パルスの前縁でトリガされ、この前縁ごとに立ち上がる
水平周波数FhのパルスPfが形成される。
そしてこのパルスPf力人スイツチ73の再生側接点P
を通じてPLL74に供給される。従つてコンバータ7
6からは、記録時と同様に周波数(F8+FO)の交番
信号が得られる。そしてこの交番信号が、コンバータ9
2に供給される。従つてコンバータ92において、フイ
ルタ91からの搬送色信号は、その搬送周波数がF。
からF5に変換され、この周波数変換された搬送色信号
が加算回路85に供給される。従つて加算回路85から
は、もとのカラー映像信号が得られ、これは出力端子8
6に取り出され、モニタ受像機100に供給される。
このようなTRによれは、例えばテレビカメラからのカ
ラー映像信号を記録再生する場合には、上述のようにし
てその記録再生を何等問題なく行うことができる。
また記録済みテープ20を再生する場合にも、やはり問
題なく再生できる。
すなわち、この場合には、AFC回路70において、記
録済みテープ20からの水平同期パルスPhを使用して
周波数(F,+FO)の交番信号を得、この交番信号に
より記録済みテープ20からの搬送色信号の搬送周波数
をもとの周波数F8に戻していると共に、このとき、そ
の水平同期パルスPhは、その後縁が、スレーブVTR
lOの発振回路23の発振信号により変動させられてい
る。しかし再生時におけるAFC回路70においては、
その搬送色信号の周波数変換用の交番信号を形成すると
き、水平同期パルスPhの前縁を基準にしてその交番信
号を形成しているので、支障なく搬送色信号の周波数変
換ができる。
従つて記録済みテープ20も問題なく再生できる。とこ
ろが、その記録済みテープ20をダピングする場合には
、これはできない。
すなわち、別のVTRで記録済みテープ20を再生し、
その再生されたカラー映像信号Scを第3図のTRでテ
ープ60に記録する。従つて、このとき、AFC回路7
0において、カラー映像信号S。の水平同期パルスPh
を使用して周波数(F8+FO)の交番信号を得、この
交番信号により搬送色信号の搬送周波数が周波数F。に
変換している。しかしこの記録時においては、AFC回
路70は、水平同期パルスPhの後縁を基準にしてその
搬送色信号の周波数変換用の交番信号を形成していると
共に、その水平同期パルスPhの後縁は、スレーブTR
lOの発振回路23の発振信号で変動させられている。
従つてその周波数変換用の交番信号の周波数は変動して
いることになり、搬送色信号が搬送周波数F8からF。
に周波数変換されたとき、その搬送周波数F。も変動し
ていることになる。そしてこの搬送色信号がテープ60
に記録される。従つてそのようにしてダピングされた複
製テープ60を再生しても、再生画像の色か乱れ、これ
では実用にならない。従つてダピングを防止できる。こ
うして本発明によれば、テレビカメラなどからのカラー
映像信号を記録再生する場合や、記録済みテープ20を
再生する場合には、全く支障なく記録あるいは再生かで
きるが他のVTRを使用して記録済みテープ20のダピ
ングを行う場合には、そのダピングを防止できる。
なお、上述においてAFC回路70にAPC回路を併用
してもよい。
またテープ20の代わりに、磁気カードなどの磁気記録
媒体でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録済みテープの作製方法の一例を示す系統図
、第2図はその説明のための波形図、第3図は本発明の
一例の系統図である。 52,61,82,91はフイルタ、53はFM変調回
路、62,92,76は周波数コンバータ、70はAF
C回路、84はFM復調回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録時、水平同期パルスの前縁(または後縁)を基
    準にして上記水平同期パルスと一定の周波数関係にある
    交番信号を形成し、この交番信号を用いて搬送色信号を
    周波数変換し、この周波数変換された搬送色信号と輝度
    信号とを磁気記録媒体に記録し、再生時、上記記録され
    た搬送色信号及び輝度信号を上記磁気記録媒体から再生
    し、この再生された輝度信号から水平同期パルスを取り
    出し、この取り出された水平同期パルスの前縁及び後縁
    のうち、上記記録時に上記交番信号の基準にされなかつ
    た後縁(または前縁)を基準にして上記取り出された水
    平同期パルスと一定の周波数関係にある交番信号を形成
    し、この交番信号により上記再生された搬送色信号をも
    との搬送周波数に周波数変換し、この周波数変換された
    搬送色信号及び上記再生された輝度信号を取り出し、水
    平同期パルスの前縁(または後縁)が所定の信号により
    変調されているカラー映像信号を記録して再生したとき
    、その再生したカラー映像信号の再生画像に色の乱れを
    与えるようにしたカラー映像信号の磁気記録再生方法。
JP51044708A 1976-04-19 1976-04-19 カラ−映像信号の磁気記録再生方法 Expired JPS592433B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068061A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Gadelius Kk 電気集塵装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068061A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Gadelius Kk 電気集塵装置

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JPS52127713A (en) 1977-10-26

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