JPS5923796Y2 - 水路用溝材 - Google Patents
水路用溝材Info
- Publication number
- JPS5923796Y2 JPS5923796Y2 JP15837379U JP15837379U JPS5923796Y2 JP S5923796 Y2 JPS5923796 Y2 JP S5923796Y2 JP 15837379 U JP15837379 U JP 15837379U JP 15837379 U JP15837379 U JP 15837379U JP S5923796 Y2 JPS5923796 Y2 JP S5923796Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- waterway
- shape
- filaments
- channel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、山腹工事の際の通水や降水処理用の水路など
に使用される溝材に関するものである。
に使用される溝材に関するものである。
従来、この種水路として使用されているものには、張芝
水路、石水路、蛇籠水路等があるが、いずれも施工が面
倒で多くの人手を必要とするなどの欠点があった。
水路、石水路、蛇籠水路等があるが、いずれも施工が面
倒で多くの人手を必要とするなどの欠点があった。
また、水量が多い場合は、コンクリート水路、コルゲー
ト水路、U字管水路などが適しているが、これらも資材
の輸送や施工に多くの人手と時間を必要とし、経済性に
おいても満足できるものではなかった。
ト水路、U字管水路などが適しているが、これらも資材
の輸送や施工に多くの人手と時間を必要とし、経済性に
おいても満足できるものではなかった。
本考案は上記に鑑みなされたもので、構造及び製造が簡
単で現地への輸送及び施工を容易に行うことができ、し
かも集水能力の勝れた溝材を提供することをその目的と
するもので゛ある。
単で現地への輸送及び施工を容易に行うことができ、し
かも集水能力の勝れた溝材を提供することをその目的と
するもので゛ある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図において1は溝状部材を示し、該溝状部材1
は、その長さ方向に配列した縦線条2とそれと直交する
方向に配列した。
に、第1図において1は溝状部材を示し、該溝状部材1
は、その長さ方向に配列した縦線条2とそれと直交する
方向に配列した。
横線条3とによって織成したもので、その断面形状は半
円状をなし、左右の側壁1a、1aの上縁には水平をな
す鍔状部4,4を曲設し、さらに該溝状部材1の先端部
には、それをV字状に拡開せしめることにより入口5a
が広い水受部5を形成している。
円状をなし、左右の側壁1a、1aの上縁には水平をな
す鍔状部4,4を曲設し、さらに該溝状部材1の先端部
には、それをV字状に拡開せしめることにより入口5a
が広い水受部5を形成している。
上記縦横の線条2,3は、第2図A、Bに示すように、
針金6に合成樹脂製の巾広い帯状被覆7aを施こしたも
のでもあるいは円管状被覆7bを施こしたものでもよく
、さらには同図Cに示すように、巾広い帯状被覆7Cの
両端に針金6,6を埋入したものでもよく、而して、こ
れらの線条2,3によって上記溝状部材1を織成するに
際しては、両線条2゜3を同一密度に配列してもよいが
、いずれが一方の線条密度を大きくして織成することも
でき、例えば、縦線条2の密度を網目がほとんど閉ざさ
れる程度に大きくした場合には、溝内の水が該線条に沿
って円滑に流れ易くなり、逆に図示したように横線条3
を密に配列した場合には、側方がらの土庄等に対する強
度が著しく大きくなる。
針金6に合成樹脂製の巾広い帯状被覆7aを施こしたも
のでもあるいは円管状被覆7bを施こしたものでもよく
、さらには同図Cに示すように、巾広い帯状被覆7Cの
両端に針金6,6を埋入したものでもよく、而して、こ
れらの線条2,3によって上記溝状部材1を織成するに
際しては、両線条2゜3を同一密度に配列してもよいが
、いずれが一方の線条密度を大きくして織成することも
でき、例えば、縦線条2の密度を網目がほとんど閉ざさ
れる程度に大きくした場合には、溝内の水が該線条に沿
って円滑に流れ易くなり、逆に図示したように横線条3
を密に配列した場合には、側方がらの土庄等に対する強
度が著しく大きくなる。
なお、帯条被覆の内面側を略平面状に形成したり、ある
いはクリンプの波形を考慮して溝状部材の内表面が略平
面状をなすように形成すれば、水流に対する抵抗を小さ
くすることができる。
いはクリンプの波形を考慮して溝状部材の内表面が略平
面状をなすように形成すれば、水流に対する抵抗を小さ
くすることができる。
また、上記水受部5は、溝状部材1をその底壁1Cの中
央部に長さ方向に切設した切込み8に沿っ左右に拡開し
、その拡開面9上に略三角形状の補助部材10を張設す
ることにより形成したもので、この補助部材10も上記
溝状部材1と同様に縦横の線条2’、3’によって織成
している。
央部に長さ方向に切設した切込み8に沿っ左右に拡開し
、その拡開面9上に略三角形状の補助部材10を張設す
ることにより形成したもので、この補助部材10も上記
溝状部材1と同様に縦横の線条2’、3’によって織成
している。
第3図は、上記溝状部材1及び補助部材1oを複数の溝
状部材片1d及び補助部材片103〜10 Cによって
構成した場合を例示するもので、この場合の溝状部材1
は、その底壁の中央部において部分すると共に適宜の一
定長さに形成した溝状部材片1dを接続してなり、一方
、補助部材10は、長方形の部材片10 aと、その左
右に位置する゛三角形状の部材片10 bと、それらの
後方に位置する略三角形状の部材片10 Cとからなっ
ている。
状部材片1d及び補助部材片103〜10 Cによって
構成した場合を例示するもので、この場合の溝状部材1
は、その底壁の中央部において部分すると共に適宜の一
定長さに形成した溝状部材片1dを接続してなり、一方
、補助部材10は、長方形の部材片10 aと、その左
右に位置する゛三角形状の部材片10 bと、それらの
後方に位置する略三角形状の部材片10 Cとからなっ
ている。
このように溝状部材1及び補助部材10は、単体であっ
ても複数の部材片によって構成されるものであってもよ
く、また、補助部材10は必らずしも全体が網状のもの
に限らず、一部が金属や合成樹脂製の板状体であっても
よい。
ても複数の部材片によって構成されるものであってもよ
く、また、補助部材10は必らずしも全体が網状のもの
に限らず、一部が金属や合成樹脂製の板状体であっても
よい。
さらに、上述した溝状部材1は、その断面が半円状をな
しているが、これに限らず、U字状や角溝状など水路を
構成可能な任意の溝形をなすものであればよいことはい
うまでもなく、また、この溝状部材1には、適宜間隔を
おいてそれを外面から抱持する補強枠11(第4図)を
添設することもできる。
しているが、これに限らず、U字状や角溝状など水路を
構成可能な任意の溝形をなすものであればよいことはい
うまでもなく、また、この溝状部材1には、適宜間隔を
おいてそれを外面から抱持する補強枠11(第4図)を
添設することもできる。
上記構成を有する溝材は、水路の起点において地面に切
設した溝穴内に設置し、その後部に同様に織成した均一
断面形状の溝材を順次連結することにより水路を形成す
るもので、必要に応じて杭等でそれらを固定する。
設した溝穴内に設置し、その後部に同様に織成した均一
断面形状の溝材を順次連結することにより水路を形成す
るもので、必要に応じて杭等でそれらを固定する。
而して法面などからの湧水や降水は水受部5の拡開した
入口5aによって広く集水され、効率よく水路中を流れ
ることになる。
入口5aによって広く集水され、効率よく水路中を流れ
ることになる。
このように本考案によれば、合成樹脂被覆を施した縦横
の線条を織成して溝状部材を形成したので、簡単な構造
で軽量且つ堅牢な溝材を構成することができ、またこの
溝状部材を底壁の中央部においてV字状に拡開せしめる
と共に、その拡開面上に補助部材を敷設することにより
入口が広い水受部を形成したので、予め拡径状態に織成
することが困難な金網状素材によって勝れた集水能力を
有する水受部を極めて容易に形成することができ、さら
に現地への輸送及び施行も非常に簡単に行うことができ
る等の勝れた特徴がある。
の線条を織成して溝状部材を形成したので、簡単な構造
で軽量且つ堅牢な溝材を構成することができ、またこの
溝状部材を底壁の中央部においてV字状に拡開せしめる
と共に、その拡開面上に補助部材を敷設することにより
入口が広い水受部を形成したので、予め拡径状態に織成
することが困難な金網状素材によって勝れた集水能力を
有する水受部を極めて容易に形成することができ、さら
に現地への輸送及び施行も非常に簡単に行うことができ
る等の勝れた特徴がある。
第1図は本考案に係る溝材の一実施例を示す斜視図、第
2図A−Cはそれぞれ線条の異なる実施例を示す部分斜
視図、第3図は溝材の異なる実施例を示す要部平面図、
第4図は同断面図である。 1・・・・・・溝状部材、2,3・・・・・・線条、5
・・・・・・水受部、5a・・・・・・入口、6a、6
b、6C・・・・・・被覆。
2図A−Cはそれぞれ線条の異なる実施例を示す部分斜
視図、第3図は溝材の異なる実施例を示す要部平面図、
第4図は同断面図である。 1・・・・・・溝状部材、2,3・・・・・・線条、5
・・・・・・水受部、5a・・・・・・入口、6a、6
b、6C・・・・・・被覆。
Claims (1)
- 合成樹脂被覆を施した線条を縦横に織合することにより
溝状部材を形成し、該溝状部材の先端部に、該溝状部材
を底壁の中央部においてV字状に拡開せしめると共に、
その拡開面上に補助部材を敷設することにより入口が広
い水受部を形成したことを特徴とする水路用溝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15837379U JPS5923796Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 水路用溝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15837379U JPS5923796Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 水路用溝材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5677528U JPS5677528U (ja) | 1981-06-24 |
JPS5923796Y2 true JPS5923796Y2 (ja) | 1984-07-14 |
Family
ID=29669621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15837379U Expired JPS5923796Y2 (ja) | 1979-11-15 | 1979-11-15 | 水路用溝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923796Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58120290U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-16 | タキロン株式会社 | 簡易排水溝 |
-
1979
- 1979-11-15 JP JP15837379U patent/JPS5923796Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5677528U (ja) | 1981-06-24 |
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