JPS5923202Y2 - インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置 - Google Patents

インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置

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Publication number
JPS5923202Y2
JPS5923202Y2 JP1976052420U JP5242076U JPS5923202Y2 JP S5923202 Y2 JPS5923202 Y2 JP S5923202Y2 JP 1976052420 U JP1976052420 U JP 1976052420U JP 5242076 U JP5242076 U JP 5242076U JP S5923202 Y2 JPS5923202 Y2 JP S5923202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
inside force
adjusting
magnet
magnetic plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976052420U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5316401U (ja
Inventor
泰彦 安藤
直尚 青木
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本コロムビア株式会社 filed Critical 日本コロムビア株式会社
Priority to JP1976052420U priority Critical patent/JPS5923202Y2/ja
Publication of JPS5316401U publication Critical patent/JPS5316401U/ja
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Publication of JPS5923202Y2 publication Critical patent/JPS5923202Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピックアップアームのインサイドフォースキャ
ンセラーに係わり、特にインサイドフォースを解除する
ことの出来るインサイドフォースキャンセラーの改良に
関する。
一般にレコード再生時に針先とレコード音溝との接触に
よりピックアップアームをレコードの中心方向に移動さ
せる分力が動く、このようなインサイドフォースをキャ
ンセルするためにインサイドフォースと反対方向のアウ
トサイドフォースをアームに生じさせるために例えば重
錘、てこ、永久磁石等を利用してこれらをキャンセルさ
せるように威したものはよく知られている。
然しこれらインサイドフォースキャンセラーによるとピ
ックアップアームの零バランスを取る場合にインサイド
フォースを打ち消す様な反対方向の力が動くために零バ
ランスを取ることが出来ないためにアウトサイドフォー
スが掛らない様に目盛を零位置に戻して、零バランスを
とった後に再び所定のアウトサイドフォースを加えてイ
ンサイドフォースをキャンセルする様な再調整を必要と
する欠点を有する。
本考案ば上述の欠点を除去したインサイドフォースキャ
ンセラー調整装置を提供せんとするものである。
以下本考案の詳細を第1図乃至第3図について説明する
第1図は本考案のインサイドフォースキャンセラーの原
理的斜視図を示すもので1はトーンアーム軸で該軸に非
磁性体回転ドラム2を嵌着し、該非磁性体回転ドラムに
テーパー状磁性板3を囲繞せしめる、4は磁石を示し、
該磁石4をテーパー状磁性板3に接近させることによっ
て矢印方向の回転トルクを生ずる、この回転トルクがイ
ンサイドフォースをキャンセルする様なアウトサイドフ
ォースと成る。
上述の場合、非磁性体回転ドラム2に巻付ける\ 磁性板は厚さが1様なテーパ形状を適当に選択すること
でレコードの所定位置に対する回転トルク特性を自由に
設定出来る。
磁石4をテーパ状磁性板3に近接させた場合にテーパ部
の幅の狭い方からより広い方向を引きつける回転力を生
ずる。
尚磁石4はA方向に移動可能と威して零バランス調整時
に磁石4の磁束が該テーパ状磁性板3に完全に交叉しな
い様に即ちアウトサイドフォースが加わらない様に引き
離す如く威されている。
上述の具体的構成例を第2図について詳記する。
5はピックアップアームを示しその先端に図示せざるも
ピックアップカートリッジを有し、後部にカウンタウニ
フィト6とバランス調整を取るためのダイアル7を有し
、アームベース8と1体に構成されたりフタレバー9、
アームレスト10、及びインサイドフォースダイアル1
1を有するノブ16等から構成されたハウジング12は
トーンアーム軸1に対し回動自在と或され、更にトーン
アーム軸1と1体に戊された非磁性体回転ドラム2にテ
ーパ状磁性板3が囲繞されている。
ピックアップアーム5は第3図に示される様にピボット
14で上下方向に揺動自在と威され、ダイヤル取付管1
3は斜め前方にハウジング12から突出した内孔を有し
、磁石4を保持したマグネットホルダー15が上記ダイ
ヤル取付管13の内孔の軸方向に摺動自在に配置され、
該磁石4の一端面が非磁性体回転ドラム2に囲繞したテ
ーパ状磁性板3と対向配置される。
上記マグネットホルダー15にはスクリウ17の一端が
固着され、該スクリウ17の他端にはインサイドフォー
スダイアル11の目盛られたノブ16が固着されている
該ノブ16は後述するアウタスクリュー19の外周を覆
う様に戊されているが、該外周に対しては回動自在と威
されている。
上記スフノウ−17のマグネットホルダー15側に雄螺
子18を設けてアウタスクリウー19の内輪に形成した
雌螺子と螺合させて上記アウタスクリウー19に対して
スクリウ−17を回動自在と威す。
20はダイヤル取付管13とアウタスクリウ−19の7
ランフ21間に介在させたスプリングを示しアラタスク
ノウ−19の下端には第5図A、 Hに示す様にU字状
の溝24を有し、その両端にストップ用孔22.23を
有している。
この溝24と孔22にはアウタスクリュー19の軸方向
に設けたU溝の下端にボール25がスプリング等によっ
て上方に偏倚されるように威されると共にアウタスクリ
ュー19はダイヤル取付管13に対して摺動自在と威さ
れている。
上述の構成によれば第4図A、 Bに示すようにインサ
イドフォースキャンセル力を作動させるためには第4図
Bに示す様に磁石4が非磁性回転体ドラム2に囲繞した
テーパ状磁性板3と離れた位置にある状態からノブ16
を回転させればスクリュー17はアウタスクリュー19
に対して回転して例えば第4図Aに示すようにマグネッ
トホルダー15に保持されている磁石4と共にテーパ状
磁性板3近傍と対向して所定のアウトサイドフォースを
発生する様に調整保持される。
この様な調整手段によってインサイドフォースキャンセ
ル力を調整する手段が構成される。
上述の如くインサイドフォースキャンセル力を調整した
後にノブ16は回転させないま・第5図Aに示す(この
状態ではボール25はアウタスクリュー19に形成した
溝24の穴22側に嵌り込んでいる)状態から第5図B
に示す様にノブ16を矢印B方向に引っ張れば溝24の
穴23にボール25が嵌り合う位置迄アウタースクリュ
ー19がスクリュー17及び磁石4と共にスプリング2
0に抗して引き出され磁石4は非磁性回転ドラム2のテ
ーパ状磁性板3より完全に離れるためにインサイドフォ
ースキャンセル力は完全に取り除かれることになるので
零バランスを取る様にする。
次にノブ16を第5図Aに示す様に反対方向Cに押圧す
ればボール25はストップ用孔22位置に持ち来たされ
、予めインサイドフォースキャンセラーを微調整した位
置にスプリング20で1動的に戻されることになる。
本考案は上述の如く構成されているので零バランスを取
る時にはノブ16をいっばいに引き出スことでアウトサ
イドフォースが掛らない距離迄引き離されるために磁石
4がテーパ状磁性板3に影響を与えないことになる。
又ノブ16を回転させればスクリュウシャフト17は磁
石4と1体になって回動前進してアウトサイドフォース
量を調整することが出来る。
故に本考案によれば零バランス調整時にアウトフォース
を解除することが出来ると共に所定のインサイドフォー
スに対してアウトサイドフォースが掛るようにノブを回
転させた位置でツブを引き出してアウトフォースを解除
出来、この状態でそのまま押し込むことで所定のアウト
サイドフォースが掛る様にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインサイドフォースキャンセラーの調
整装置の原理図、第2図は本考案の具体的側断面図、第
3図は本考案の1部を断面とする平面図、第4図A、
Bは第3図に示すインサイドフォースキャンセル装置の
動作を説明するダイヤル取付管の拡大断面図、第5図A
、 Bは本考案のインサイドフォースキャンセル装置の
磁石をテーパ状磁性板から引き離して零バランスをとる
ための動作を説明するためのダイヤル取付管の側断面図
で゛ある。 1・・・・・・軸、2・・・・・・非磁性体回転ドラム
、3・・・・・・テーパー状磁性板、4・・・・・・磁
石、5・・・・・・ピックアップアーム、12・・・・
・・ハウジング、13・・・・・・ダイヤル取付管、1
5・・・・・・マグネットホルダ、16・・・・・・ノ
ブ、17・・・・・・スクリュー、19・・・・・・ア
ウタスクリュー20・・・・・・スプリング、22.2
3・・・・・・穴、24・・・・・・溝、25・・・・
・・ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピックアップアームの水平回動軸に回転ドラムを枢着し
    、該回転ドラムに巾又は厚みがテーパ状の磁性板を囲繞
    せしめ、該テーパ状磁性板に対向して磁石を配設したイ
    ンサイドフォースキャンセラー装置に於て、上記回転ド
    ラムに囲繞せしめたテーパ状磁性板に対向する磁石間の
    距離を微調整してインサイドフォースキャンセル力を調
    整する手段を具備し、上記インサイドフォースキャセル
    力を調整する手段の該磁石とテーパ状磁性板間に磁力が
    動作しない位置まで上記インサイドフォースキャンセル
    力を調整する手段を摺動させて係止させて、トーンアー
    ムの零バランスをとり、上記インサイドフォースキャン
    セル力を調整する手段を押圧することでインサイドフォ
    ースキャンセル力を調整した位置迄、戻されて係止され
    る様にして戊ることを特徴とするインサイドフォースキ
    ャンセラー調整装置。
JP1976052420U 1976-04-26 1976-04-26 インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置 Expired JPS5923202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976052420U JPS5923202Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976052420U JPS5923202Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5316401U JPS5316401U (ja) 1978-02-10
JPS5923202Y2 true JPS5923202Y2 (ja) 1984-07-11

Family

ID=28695147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976052420U Expired JPS5923202Y2 (ja) 1976-04-26 1976-04-26 インサイドフォ−スキャンセラ−調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5923202Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499365A (ja) * 1972-05-24 1974-01-26
JPS5124201A (ja) * 1974-08-23 1976-02-27 Nippon Columbia Insaidofuoosukyanserasochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499365A (ja) * 1972-05-24 1974-01-26
JPS5124201A (ja) * 1974-08-23 1976-02-27 Nippon Columbia Insaidofuoosukyanserasochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5316401U (ja) 1978-02-10

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