JPS5923186B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JPS5923186B2
JPS5923186B2 JP54077200A JP7720079A JPS5923186B2 JP S5923186 B2 JPS5923186 B2 JP S5923186B2 JP 54077200 A JP54077200 A JP 54077200A JP 7720079 A JP7720079 A JP 7720079A JP S5923186 B2 JPS5923186 B2 JP S5923186B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/5383Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a self-oscillating arrangement
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    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
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    • H02M1/009Converters characterised by their input or output configuration having two or more independently controlled outputs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一種類の直流入力信号から複数種の直流出力信
号を得るスイッチング電源回路に関する。
従来、この種のスイッチング゛電源回路として、第1図
、第2図および第3図に示すような構成のものがある。
まず、第1図および第2図に記載構成のものは、入力電
源端子a、b間に印加される直流信号をトランスTiの
入力側において構成されるブロッキングオシレータに供
給し、所定の発振周期で繰返すパルス信号をトランスT
iのそれぞれの出力側巻線に出力させ、さらにこのパル
ス信号を出力側に配置される整流回路および平滑回路に
より直流信号に変換して出力端子Cl、dlおよび出力
端子c2、d2から所望の直流信号を取り出すチョッパ
形多出力電源回路である。なお、第1図において、符号
C0NT1a、C0NT1bはこの電源回路のスイッチ
ング制御回路であり、通常第2図に示すような構成とな
る。つまり、チョークコイルLiの出力電圧と基準電圧
Eとを誤差増幅器(オペアンプ)AMPにより比較し、
比較器COMPにおいてこの出力信号により三角波発振
器OSCからの出力信号のクリップレベルを制御して駆
動回路DVへの入力信号のパルス幅を制御することによ
り、トランジスタQ2の動作時間制御を行なう。これに
より、出力電源端子に接続される負荷への電力供給制御
を成す。一方、第3図に示すものは、入力電源端子A,
b間に1次巻線を配置した変換トランスT2の出力側を
複数に分割しそれぞれの平滑回路を構成する多巻線チヨ
ークトランスL5,L6およびL7の相互誘導作用を利
用した単一制御ループにより出力端子Cl,dl、C2
,d2およびC3,d3からの出力信号のスイツチング
制御を可能にした多出力形の電源回路である。
この電源回路において、符号CONT2は第2図に示す
ものと同一構成のスイツチング制御回路である。また、
COVTはスイツチング制御回路CONT2に電力を供
給するDC−DCコンバータであり、例えば第1図に示
すような構成のプロツキングオシレータを備えるもので
ある。しかしながら、第1図に示すスイツチング電源回
路は各出力電圧の安定性に優れるが、この電源回路のス
イツチング制御のために複数の制御回路を必要とするた
め構成素子が増大して大形化および高価格を招く上に、
それぞれの出力信号のスイツチング周波数を同期させる
ことが困難である為、低周波のビード雑音の発生を免れ
得ない。
一方、第3図に示す構成の電源回路はスイツチング制御
が一系統で行なえる上に、チヨークトランスの大きさが
全体の出力で定まる為、比較的小形であるとともに本質
的に同期運転が行なえるのでビード雑音発生の問題を回
避できる。しかし、スイツチング制御回路用に小形のD
C−DCコンバータを補助電源として必要とする上に、
入力信号が商用交流電源を直接整流した形式のように電
圧変動率の大きい場合は、主変換トランスの設計が困難
でありこのトランスの大形化を招く問題点を有する。上
述した多出力スイツチング電源回路の入力側における電
圧変動に対処するものとして第4図に示すような構成の
ものも存在する。この電源回路は入力電源側を安定化し
自励コンバータにより複数の出力を取出す、出力側にス
イツチング制御回路を有さない間接制御形多出力スイツ
チング電源である。つまり、入力電源端子A,bに接続
されたチヨツパ回路部Aに第2図に記載構成のものと同
等のスイツチング匍磨回路CONT3を配置して、自励
コンバータ回路部Bへの入力電圧を安定化しているため
変換トランスT3の設計が容易である上に、負荷電流の
変化範囲が限定されている機器の専用電源として小形化
が可能である。しかしながら、自励コンバータ回路部B
の起動回路・STを必要とする。この起動回路STは、
通常、発振開始電圧を検出する電圧検出手段と、この電
圧検出手段の出力により発振動作を開始させるスイツチ
駆動手段とを備え、このスイツチ駆動手段の出力によつ
て駆動トランスT4の入力巻線N1に誘導起動力を発生
させトランスT4の出力巻線N2に接続されたトランジ
スタQ22あるいは出力巻線N3に接続されたトランジ
スタQ23を導通させ、この導通状態をトランスT4の
帰還巻線N4を通して保持する。この時、スイツチ駆動
手段が動作状態であると、この駆動手段の出力インピー
ダンスが低いため、このままでは帰還巻線N4による帰
還電流の大部分がスイツチ駆動手段に流入してトランジ
スタQ22あるいはQ23の導通状態を維持できない。
このため、変換トランスT3に補助巻線を設けるなどに
より変換トランスT3の発振を検出し、スイツチ駆動手
段のゲートを閉塞して動作を停止Eさせる発振検出手段
も必要である。このような起動回路STを備えることは
、回路構成の複雑化を招くことになる。さらに、コンバ
ータ回路部Bは駆動トランスT4の飽和によつて発振周
期を定める自励発振であるため発振周波数の変動が大き
くなる。これにより、変換トランスT4の使用周波数範
囲が広がり、必然的にこの変換トランスの大形化を招く
ことになる。また、チヨツパ回路部Aと自励コンバータ
回路部Bとの間の発振周期の同期がとれないため、ビー
ド雑音発生の問題を有する。本発明はこのような問題点
を解消するためになされたものであり、変換トランスの
駆動周期をチヨツパ回路部と同期させることによりビー
ド雑音の発生を防[ヒし、高信頼度な動作を行なうこと
ができる多出力スイツチング電源回路を提供するもので
ある。
本発明によるスイツチング電源回路は、1次巻線に対し
て第1および第2の2次巻線を互いに逆極性配置した駆
動トランスと、このトランスの前記第1および第2の2
次巻線にそれぞれ第1およ、び第2電極を接続しこれら
2次巻線に生じる誘導起電力により交互に動作する第1
および第2のスイツチ素子とを有し、これら第1および
第2スイツチ素子の交互動作により複数の2次巻線に交
流パルス信号を出力する変換トランスの1次巻線と前記
第1および第2のスイツチ素子の交互動作保持を成す前
記駆動トランスの帰還巻線とを直列接続して前記第1お
よび第2のスイツチ素子のそれぞれの第2および第3電
極間に共通配置して成る電圧変換回路と;直流信号が供
給される入力電源端子間に配置され所定の発振周期に基
づいて互いに位相差を有する2種類の直流パルス信号を
出力するスイツチング制御回路と;このスイツチング制
御回路にそれぞれの第1電極を接続し、抵抗素子と容量
素子を並列接続したそれぞれの第2電極に与えられる前
記スイツチング制御回路からの前記直流パルス信号によ
り交互に動作し、且つ前記駆動トランスの1次巻線両端
に第3電極を接続した第1および第2のスイツチ素子を
有する定電流駆動回路と;第1電極を前記駆動トランス
の1次巻線中間タツプに接続し、第2電極を入力電源端
子に接続し、且つ第3電極をチヨークコイルを介して前
記電圧変換回路の前記第1のスイツチ素子の第3電極に
接続した主スイツチ素子とを備え:前記変換トランスの
複数の2次巻線に生じる交流パルス信号をそれぞれ整流
回路および平滑回路を介して複数の直流信号に変換出力
し、且つ前記スイツチング制御回路は前記チヨークコイ
ルの出力側より帰還される電圧と基準電圧との比較によ
り前記直流パルス信号の信号幅を制御することを特徴と
する。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第5図はこの発明によるスイツチング電源回路の一実施
例を示す回路構成図である。
第5図を参照すると、この実施例による電源回路は、入
力電源端子A,b間に直列接続されたバイアス抵抗R2
OおよびツエナーダイオードZD2Oと、このツエナー
ダイオードZD2Oに並列接続されるとともに入力検出
端子およびプツシユプル出力端子を有するスイツチング
制御回路CONT4と、このスイツチング制御回路CO
NT4の電源入力端子およびプツシユプル出力端子に接
続されたトランジスタQ3O,Q3l、電流制御用抵抗
R3O,R3l、およびピーキング用コンデンサC3O
,C3lより成る定電流駆動回路CSTと、この定電流
駆動回路CSTの出力側に接続された一対のフ駆動巻線
を有する駆動トランスT4と、この駆動トランスT4の
駆動巻線の共通端子にベースを接続するトランジスタQ
2lとコレクタを入力電源正端子aに且つエミツタをチ
ヨークトランスL2Oおよび転流ダイオードD2Oのカ
ソードに接続するトランジスタQ2Oと抵抗器R2l,
R22とによりコンプリメンタリ構成を成すスイツチン
グトランジスタプロツク(主スイツチ)SWと、チヨー
クトランスL2Oの他端と入力電源負端子b間に直列に
接続され駆動トランスT4の出力巻線をベース・エミツ
タ間に互いに逆極性となるようにそれぞれ接続したスイ
ツチングトランジスタQ22,Q23と、トランジスタ
Q22,Q23のそれぞれのコレクタにカソードを且つ
それぞれのエミツタにアノードを接続したクランプダイ
オードD2l,D22と、この直列接続されたダイオー
ドD2l,D22に並列接続された平滑用コンデンサC
2O,C2lと、トランジスタQ23のコレクタから駆
動トランスT4の帰還巻線を通してコンデンサC2Oと
同C2lの接続点に接続される一次巻線を備える変換ト
ランスT3と、この変換トランスT3の3つの出力巻線
に各々接続され、全波整流及び平滑を行うべく構成され
た整流ダイオードD23〜D28および平滑コンデンサ
C22〜C24とを備え、平滑用コンデンサC22〜C
24の両端を各々端子Cl,dl,C2,d2、および
C3,d3とする3出力スイツチング電源回路である。
このスイツチング電源回路において、スイツチングトラ
ンジスタプロツクSWlスイツチング制御回路CONT
4、定電流駆動回路CST、チヨークトランスL2O、
および転流用ダイオードD2Oの構成要素はチヨツパ回
路部Cを構成し、平滑用コンデンサC2O,C2lの端
子間電圧を安定化している。
このチヨツパ回路部Cはパルス幅制御方式となり、スイ
ツチング制御回路CONT4に内蔵された基本発振器に
よりスイツチング周期を設定している。さらに、スイツ
チング制御回路CONT4の出力形式はプツシユプル形
としている為、定電流駆動回路CSTは一対となりトラ
ンスT4の駆動巻線を通した後、ワイアードオアで主ス
イツチSWを駆動する。なお、この実施例において主ス
イツチSWはコンプリメンタリダーリントン接続となつ
ているが、出力容量により1つのPNPトランジスタを
用いることも可能である。また、駆動トランスT4、ト
ランジスタQ22,Q23、ダイオードD2l,D22
、コンデンサC2O,C2l、および変換トランスT3
の構成要素は電流帰還形の他励ハーフブリツジ形変換回
路部Dを構成し、駆動トランスT4の帰還巻線を変換ト
ランスT3の一次巻線に直列に接続して駆動巻線に要す
る駆動エネルギーを節約することにより定電流駆動回路
CSTの負担を軽減している。電流帰還形のコンバータ
回路部DはトランジスタQ22,Q23の駆動電流の大
部分を駆動トランスT4の帰還巻線から供給する為、ト
ランジスタQ22,Q23の動作を反転させるには帰還
巻線からの駆動電流に比べて大きい電流を駆動回路CS
Tより駆動トランスT4の1次巻線に供給する必要があ
る。このために駆動回路CSTは電流制限用抵抗R3O
,R3lにそれぞれピーキング用コンデンサC3O,C
3lを並列接続して構成されるピーキング回路によつて
駆動トランスT4の1次巻線に加えるトランジスタQ2
2,Q23の駆動電流にピークを与え動作反転を促進し
ている。さらに、変換トランスT3の出力巻線はセンタ
ータツプ付として全波整流構成を可能にし、各巻線の巻
線比は一次巻線両端電圧(チヨツパ電源回路部Cの出力
電圧の1/2)に対する必要とする出力電圧の比で定め
る。そして、たれぞれの出力巻線は整流ダイオード回路
と平滑コンデンサ回路を通してそれぞれの出力端子に所
定の出力電圧を与える。ここで、上記のスイツチング制
御回路CONT4の詳細な構成を示す第6図を参照する
とともに、この発明の一実施例である上記スイツチング
電源回路の動作を説明する。
スイツチング制御回路CONT4は、入力電源端子A,
b間にバイアス抵抗R2Oとともに直列接続されたツエ
ナーダイオードZD2Oの電極間電圧により起動および
動作し、抵抗器RおよびコンデンサCにより設定される
発振周波数により信号を出力する発振器0SC1と、こ
の発振器0SC1からの出力信号周期に基づいて動作す
るフリツプフロツプF/Fと、チヨークトランスL2O
の出力電圧と基準電圧E1とを比較し所定のレベル信号
を出力する演算増幅器AMPlと、この増幅器AMPl
の出力信号レベルに基いて発振器0SC1から三角波信
号のクリツプレベルを制御する比較器COMPlと、ア
ンドゲートを介して入力される比較器COMPlとフリ
ツプフロツプF/Fとからのパルス信号により動作する
駆動回路SDVla,SDVlbとを備える。つまり、
駆動回路SDVlaおよびSDVlbのそれぞれの出力
端子X,父からは発振器0SC1の出力信号周期で繰返
し且つ比較器COMPlからの出力信号幅を有するパル
ス信号が出力される。これらの出力パルス信号は、第6
図に示すように、互いに半周期の位相差を有する。この
ようなスイツチング制御回路CONT4の出力端子X,
Xに接続される定電流駆動回路CSTにおいては、トラ
ンジスタQ3OおよびQ3lが交互に導通し、これによ
り主スイツチSWが動作しコンバータ回路部Dに電圧を
印加する。一方、このコンバータ回路部Dにおけるトラ
ンジスタQ22およびQ23が駆動トランスT4によつ
てトランス結合された定電流駆動回路CSTからの駆動
をうけて交互に導通する。これらトランジスタQ22あ
るいはQ23の導通状態は駆動トランスT4の帰還巻線
により維持される。この時、駆動トランスT4の入力巻
線に接続された定電流駆動回路CSTは高インピーダン
スであるため、帰還巻線による帰還電流は有効にトラン
ジスタQ22あるいはQ23に流れるのでこれらトラン
ジスタの導通保持に支障はない。なお、トランジスタQ
22およびQ23の導通時間は定電流駆動回路CSTの
トランジスタQ3OおよびQ3lの導通時間より長い。
また、定電流駆動回路CSTの出力ピーク信号は、トラ
ンジスタQ22およびQ23への帰還電流の最大値より
大きな値となるように設定する。これにより、駆動回路
CSTがスイツチング制御回路CONT4から駆動され
るたびに駆動トランスT4が強制反転され、変換トラン
スT3からの出力信号も反転する。従つて、チヨツパ回
路部Cとコンバータ回路部Dとのスイツチング周期は同
期することになる。このように、本発明による多出力ス
イツチング電源回路はチヨツパ部および変換部が強制同
期させられる構成であるため多出力電源特有のビード雑
音を除去でき、これにより、雑音フイルタは高周波用の
みで良く音声領域で動作する機器用電源として用いる時
でも雑音フイルタは小形化が可能である。
また、回路構成がチヨツパ回路部とハ一フブリツジ形変
換回路部である為、スイツチングトランジスタの耐圧は
AC入力直接整流形電源でも200程度の低いもので十
分であり高速のスイツチングトランジスタが比較的容易
に得られスイツチング損失が小さく高効率である。これ
はスイツチング周波数の高周波化を可能にし、トランス
、チヨークコイル、コンデンサなどの小形化とともに電
源回路全体の小形化を実現できる。電流帰還形ハーフブ
リツジである変換回路部は変換トランスの磁束使用能率
が高く、出力も短形波全波整流であるので出力リツプル
電圧が小さい。したがつて、平滑用コンデンサが小さく
てすむ為、共に電源の小形化に有効である。更に、変換
トランスに印加される電圧がチヨツパ電源回路部の出力
である為、安定度が良く且つスイツチング周期も制御回
路内蔵の発振器を用いるので設定が任意であるとともに
安定している。これにより、変換トランスの設計が容易
で相対的に小形化が可能である。なお、この発明による
スイツチング電源回路は、実施例でも明らかなように、
出力電圧を直接検出してスイツチング制御せず、変換ト
ランス入力電圧を制御する間接制御方式をとつている為
、通常の電源出力変動の他に整流ダイオードの順方向電
圧降下が直接負荷変動となつて現われる。
この問題点は機器組込専用電源のように負荷電流があら
かじめある範囲に限定されるような用途には初期調整お
よび設計時における変換トランスの巻数比の修正等で対
処可能である。このような用途では特に電源の小形化、
高効率化が要求され、多種小容量の出力電力が要求され
る為この発明によるスイツチング電源回路は有効である
。以上説明したように本発明によれば、チヨツパ電源回
路部と電圧変換回路部とを同期させることにより、ビー
ド雑音の発生を防11:.し高効率で信頼性の良い多出
力スイツチング電源回路を実現でき特に機器組込電源の
ように負荷が限定され、かつ多出力、小形化を要求する
機器に対し非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来の多出力スイツチング電源回路の
例を示す回路構成図、第5図は本発明によるスイツチン
グ電源回路の一実施例を示す回路構成図、第6図は第5
図におけるスイツチング制御回路の構成の概略を示すプ
ロツク図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1次巻線に対して第1および第2の2次巻線を互い
    に逆極性配置した駆動トランスと、このトランスの前記
    第1および第2の2次巻線にそれぞれ第1および第2電
    極を接続しこれら2次巻線に生じる誘導起電力により交
    互に動作する第1および第2のスイッチ素子とを有し、
    これら第1および第2のスイッチ素子の交互動作により
    複数の2次巻線に交流パルス信号を出力する変換トラン
    スの1次巻線と前記第1および第2のスイッチ素子の交
    互動作保持を成す前記駆動トランスの帰還巻線とを直列
    接続して前記第1および第2のスイッチ素子のそれぞれ
    の第2および第3電極間に共通配置して成る電圧変換回
    路と;直流信号が供給される入力電源端子間に配置され
    所定の発振周期に基づいて互いに位相差を有する2種類
    の直流パルス信号を出力するスイッチング制御回路と;
    このスイッチング制御回路にそれぞれの第1電極を接続
    し、抵抗素子と容量素子を並列接続したそれぞれの第2
    電極に与えられる前記スイッチング制御回路からの前記
    直流パルス信号により交互に動作し、且つ前記駆動トラ
    ンスの1次巻線両端に第3電極を接続した第1および第
    2のスイッチ素子を有する定電流駆動回路と、第1電極
    を前記駆動トランスの1次巻線中間タップに接続し、第
    2電極を入力電源端子に接続し、且つ第3電極をチョー
    クコイルを介して前記電圧変換回路の前記第1のスイッ
    チ素子の第3電極に接続した主スイッチ素子とを備え;
    前記変換トランスの複数の2次巻線に生じる交流パルス
    信号をそれぞれ整流回路および平滑回路を介して複数の
    直流信号に変換出力し、且つ前記スイッチング制御回路
    は前記チョークコイルの出力側より帰還される電圧と基
    準電圧との比較により前記直流パルス信号の信号幅を制
    御することを特徴とするスイッチング電源回路。
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