JPS59231255A - ピストン摺動子式クランク軸回転機構 - Google Patents

ピストン摺動子式クランク軸回転機構

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JPS59231255A
JPS59231255A JP10630683A JP10630683A JPS59231255A JP S59231255 A JPS59231255 A JP S59231255A JP 10630683 A JP10630683 A JP 10630683A JP 10630683 A JP10630683 A JP 10630683A JP S59231255 A JPS59231255 A JP S59231255A
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piston
slider
crank
connecting rod
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JP10630683A
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Shizuo Yoshida
吉田 静雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はピストンの往復運動をクランク軸の回転運動
に変え、又はクランク軸の回転運動をピストンの往復運
動に変えるために、ピストンとクランク軸を連結する方
法として、水平摺動子と、それに直角に交わる垂直摺動
子との組合せを用いる機械構造である。(以下この機械
構造を「摺動子式、1と略称する。) 従来はピストンとクランク軸を連結する方法として、ピ
ストンピンとクランクピンとを連接棒で連結していた。
(以下この機械構造を「連接棒式」と略称する。) 第1図は従来の連接棒式の概念図である。
1、 シリンダー 2 ピストン 3 ピストンピン 4、連接棒 5、 クランクピン 6 クランク腕 7 クランクピンの中心の回転の軌跡 8 クランク主軸 9 クランク室 第2図は摺動子式の概念図である。
1、 シリンダー を構成する。
4 垂直摺動子 5 クランクピン 6、 クランク腕 7、クランクピンの中心の回転の軌跡 8 クランク主軸 9 クランク室兼水平摺動子室 10、上部水平摺動レール(必要な場合のみ)11  
下部水平摺動レール(必要な場合のみ)もしも、摺動子
式が連接棒式と違う点が、単に異なった方法で、ピスト
ンの往復運動をクランク軸の回転運動に変えるだけで、
その効果は全く同じで、しかも構造が複雑では、摺動子
式の存在価値はない。
よって摺動子式が何故に連接棒式に勝るかを説明する。
主な優位点は次の3つである。
(1)  連接棒式に比べて効率が良い。
(2)連接棒式では不可避の、ピストンのシリンダ壁(
二対する側圧がない。
(3)運転が円滑である。
これらの点に付いて更に詳説する。
(1)連接棒式でも摺動子式でも、ピストンが上死点か
ら下死点まで移行すれば、クランク軸が0度から180
度まで回転することは同じである。しかし各々の途中経
過は同じではない。即ち摺動子式では、クランク軸を9
0度まで回転させるのに、ピストンはクランク半径と同
じ距離だけ前進すればよいが、連接棒式ではピストンは
クランク半径より1割前後長い距離を前進しなければな
らない。この違いを表示すれば次頁の表の如くである。
この表はクランク半径を100(従って行程は200)
、連接棒式の連接棒の長さく大端部と小端部の穴の中心
間距離)がクランク3− 半径の、3倍(300)、4倍(400)、5倍(50
0)及び6倍(600)の4つの場合を示す。
摺動子式は連接棒がないから、ピストンの前進距離はク
ランク半径によってのみ決定される。
クランク軸の回転角度とピストンの 前進距離との関係を示す表 5− 4− 第3図は、前夫のうち、摺動子式と連接棒の長さ300
の連接棒式とのクランク軸回転角度とピストンの前進距
離との関係を比較対照するグラフである。
このグラフ及び前記の表から次のことがわかる。第一に
連接棒式では、 (イ) ピストンが0度から90度まで前進するにつれ
て、クランクピンの中心が、「ピストンピンの中心とク
ランク主軸の中心を結ぶ線」(以下これを「中心線」と
略称する)から外れ、クランクピンの中心から中心線に
下した垂線の足からピストンピンの中心までの距離は、
ピストンが前進するにつれて短くなる。従ってピストン
が成る一定距離前進しても、クランクピンの中心から中
心線に下した垂線の足はピストンが前進した距離より短
い距離しか前進しない。
このことを逆に言えば、クランクピンの中心から中心線
への垂線の足が成る一定の6一 距離前進するためには、ピストンはそれ以上長い距離を
前進しなければならないと言うことである。
これを表に於て見れば、例えばクランク軸が90度回転
したとき、即ち中心線上で、半径分(100)回転した
とき、ピストンは次の様に半径分(100)より長い距
離前進する。
連接棒の長さ300のとき・・・117.20〃  4
00   ・・・112.7011 500   ・・
・110.1011 600   ・・・108.35
このことは、ピストンが前進するにつれて、中心線上で
の連接棒の実質的な長さは、クランク軸が0度から90
度まで回転する間は、だんだん短くなって、90度で最
短となり、90度を過ぎた時から元に戻りはじめ、18
0度回転した時に完全に元の長さに戻ると云うことであ
る。連接棒の長さが短くなると云うことは、それだけ効
率が悪くなることを意味する。何故ならば、もし連接棒
の長さがピストンの前進距離と同じたけ短くなったとす
れば、ピストンの前進はクランク軸の回転とはならない
がらである。
仲)連接棒式のもう一つの性質は、行程が同じならば、
クランク軸を一定の角度回転させるためのピストンの前
進距離は、連接棒の長さが短いほど長く、長いほど短い
と云うことである。即ち短い連接棒は長い連接棒より効
率が悪いと云うことである。
第二(−摺動子式では、 (イ)連接棒がないので、ピストンの前進距離はそのま
\中心線上のクランクピンの前進距離となる。即ちピス
トンに加えられた力は100%クランク軸を回転させる
力となる。このことは摺動子式は如何に長い連接棒を持
つ連接棒式よりも効率が良いことを7− 意味する。前述の如く、連接棒式はピストンが前進する
につれて、クランク軸が90度回転するまでは、中心線
上に於ける連接棒の実質的長さが短くなるが、摺動子式
は、いわば、ピストンの前進につれて連接棒の長さが長
くなる連接棒式のようなものである。摺動子式の効率の
良さの根本原因はこ\にある。
連接棒式内燃機関で、ピストンの前進力がクランク軸の
回転に最も有効に作用するのは、クランク軸の回転が3
0度から90度の間であるが、摺動子式でクランク軸が
30度回転するのに要するピストンの前進距離は連接棒
式よりも20%前後短く、又90度回転するための前進
距離は10%前後短い。要するに、それだけ、摺動子式
は連接棒式より効率が良いわけである。
仲)連接棒式では不可避のピストンのシリンダー壁に対
する側圧が、摺動子式ではか\8− らない。何故ならば、連接棒式では連接棒が中心線に対
して傾斜するので側圧が発生するが、摺動子式では、ピ
ストンがクランクピンを押す力の方向は中心線に平行で
あり、クランクピンの中心が中心線を外れるにつれて発
生する、中心線に対して直角方向の力は、垂直摺動子の
一ヒ下への摺動で吸収されてしまうからである。
(ハ)摺動子式ではクランク軸の回転の0度から90度
までと、90度から180度までのピストンの前進の仕
方は完全に左右対称的であり、又前述の様に側圧がない
ので、その運転は連接棒式に比べて、はるかに円滑であ
る。
以上が摺動子式が連接棒式に勝る主な理由である。
このピストン摺動子式クランク軸回転機構は、次の用途
に応用出来る。
(イ) 内燃機関 (ロ)外燃機関 (ハ) 油圧モーター に)空気圧モーター (ホ)ポンプ (〜)圧縮機 (ト)流体計量器 ←)其の他のピストンとクランク軸を持つ機器 ピストン摺動子式クランク軸回転機構は、勿論第2図の
如く、単一ピストン型でも良いが、より安定した摺動運
動のためにも、又機械的効率を良くし、製作費や運転経
費をより経済的にするためにも、水平対向型が最も有利
である。水平対向型ならば、左右2個のピストンが1個
の垂直摺動子室、1個の垂直摺動子、1個のクランクピ
ン、1個のクランク室兼水平摺動子室を共用出来るから
である。
よって以下、この発明の具体的な形状は水平対向型の図
面で示す。単一ピストン型の形状は、水平対向型の片方
のピストンを取除いただけのものであるから、その図面
は省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の連接棒式の概念図 各部の名称は2頁に記載の通り。 第2図は本発明の摺動子式の概念図 各部の名称は3頁に記載の通り。 第3図は摺動子式と連接棒式との、クランク軸の回転角
度とピストンの前進距離との関係を比較対照するグラフ 1 摺動子式の曲線 2、連接棒式(連接棒の長さ300)の曲線 第4図は水平対向型の連接棒式の概念図である。摺動子
式の特徴の理解を助けるために、参考として示す。 11− I シリンダー 2 ピストン 3、 ピストンピン 4 連接棒 5、 クランクピン 6 クランク腕 7 クランクピンの中心の回転の軌跡 8 クランク主軸 9 クランク室 第5図は、第4図の水平対向型の連接棒式と同じピスト
ン径と行程を持つ、水平対向型の摺動子式の概念図であ
る。 1 シリンダー を構成する。 4、垂直摺動子 5 クランクピン 6 クランク腕 7 クランクピンの中心の回転の軌跡 12− 8 クランク主軸 9 クランク室兼水平摺動子室 10  上部水平摺動レール(必要な場合のみ)11 
 下部水平摺動レール(必要な場合のみ)第6図は水平
対向型摺動子式の一例の内部構成部品及び組立状態を示
す斜面図 (イ)左右にピストンを持ち、中央に垂直摺動子室を設
けたピストン水平摺動子 1 ピストン 2 垂直摺動子室 (ロ) 中央にクランクピンな入れる穴を持つ垂直摺動
子 (ハ)クランク軸 (ニ)上記(イ)(ロ)(ハ)を組立てた状態第7図は
第6図のに)をシリンダーとクランク室兼水平摺動子室
に組込んだ状態を示す部分断面斜視図 1 シリンダー 9、 クランク室兼水平摺動子室 第8図は上記第7図の部分断面正面図 第9図は、第6図とは違った形状の垂直摺動子とそれに
対応する垂直摺動子室、及びそれらの組合せ状態を示す
部分斜視図 (イ)垂直摺動子室 1 垂直摺動子の案内ピンを通す穴 (ロ)垂直摺動子 1 案内ピン 2、 クランクピンを通す穴 (ハ)上記(イ)に(ロ)を組込んだ状態第10図は、
第9図とも違った形状の垂直摺動子と、それに対応する
垂直摺動子室、及びそれらを組立てた状態を示す部分斜
視図(イ)垂直摺動子室 1 案内ピン (ロ)垂直摺動子 1 案内ビンを通す穴 2 クランクピンを通す穴 (ハ)上記(イ)の中に(ロ)を組込んだ状態第】】図
は、固定されたクランクピンを持つ垂直摺動子の諸例の
斜視図 (イ)第6図(O)の垂直摺動子をクランクピン付にし
たもの (ロ)第9図(ロ)の垂直摺動子をクランクピン付にし
たもの (ハ)第10図(ロ)の垂直摺動子をクランクピン付に
したもの (ニ)クランクピン付の垂直摺動子に対応するクランク
軸 特許出願人 吉田静雄 第1/図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年特許願第106306号 2、発明の名称 ピストン摺動子式クランク軸回転機構 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 155

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平摺動子としても作用するピストンのクランク
    軸側に、垂直摺動子室を設ける。
  2. (2)その垂直摺動子室内に、水平摺動子に対して直角
    に自由に上下運動の出来る垂直摺動子を組込む。
  3. (3)垂直摺動子に穴を開けて、クランクピンな通し、
    そのクランクピンなりランク腕に一固定するか、又は垂
    直摺動子にクランクピンを固定し、クランク腕に連結す
    る。
  4. (4)以上によって、ピストンの往復運動をクランク軸
    の回転運動に変え、又は反対にクランク軸の回転運動を
    ピストンの往復運動に変える機械構造。
JP10630683A 1983-06-14 1983-06-14 ピストン摺動子式クランク軸回転機構 Pending JPS59231255A (ja)

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ID=14430313

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JP10630683A Pending JPS59231255A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 ピストン摺動子式クランク軸回転機構

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