JPS59231048A - l(−)―カルニチンの製造法 - Google Patents
l(−)―カルニチンの製造法Info
- Publication number
- JPS59231048A JPS59231048A JP10459683A JP10459683A JPS59231048A JP S59231048 A JPS59231048 A JP S59231048A JP 10459683 A JP10459683 A JP 10459683A JP 10459683 A JP10459683 A JP 10459683A JP S59231048 A JPS59231048 A JP S59231048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carnitine
- mandelic acid
- acid
- resolving
- ion exchange
- Prior art date
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- Granted
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はdt−力μニチン(dl−r−ジメチルアミノ
−β−ハイドロキシ醋酸メチルベタイン)をl(→およ
びd(+)−カルニチンに分割し夫々を製造する方法に
関するものである。
−β−ハイドロキシ醋酸メチルベタイン)をl(→およ
びd(+)−カルニチンに分割し夫々を製造する方法に
関するものである。
詳しくは、 dt−カルニチンにD(→−マンデμ酸ま
たはL(+)−マンデル酸を作用させてジアステレオー
マ塩を形成させ、このジアステレオーマ塩からIHまた
はd(+)−力μニチンを分離することを特徴とする/
(−1およびa(+l−カルニチンの製造方法である。
たはL(+)−マンデル酸を作用させてジアステレオー
マ塩を形成させ、このジアステレオーマ塩からIHまた
はd(+)−力μニチンを分離することを特徴とする/
(−1およびa(+l−カルニチンの製造方法である。
近年l(→−カルニチンの生理作用ならびに臨床的応用
に門して多くの研究が行なわれ、その結果、消化管の内
分秘の促進、活動運動の亢進作用、ならびに血糖値、血
中コレステロ−/L/鎖を低下させるなど代納1を正常
化する作用が期待されている。
に門して多くの研究が行なわれ、その結果、消化管の内
分秘の促進、活動運動の亢進作用、ならびに血糖値、血
中コレステロ−/L/鎖を低下させるなど代納1を正常
化する作用が期待されている。
しかしながら、l!(−1−力〃ニヅーンの工業的に有
利な製造方法はいまだ開発されていない。
利な製造方法はいまだ開発されていない。
従来、l(→−カルニチンの一般的な製造法としてはd
i−カ〜ニチンニトリルハイドロキザイトに分割剤とし
でl−カン7アスルホン酸または、N−ア七千ルーD−
グルタミン酸を作用させて得たジアステレオーマ塩をエ
チルアI′L/ニアー/I/中で塩酸処理し、それぞれ
光学活性なカルニチンニトリルクロリドに変換し、製塩
酸中で加水分解してN造する方法が知られている。叉、
dl−力/l’ニチンアミドをD(1)−カンフ1酸で
分割後光学活性なII(−)−カルニチンアミドを加水
分解するIJIjJ造法が提案されている。
i−カ〜ニチンニトリルハイドロキザイトに分割剤とし
でl−カン7アスルホン酸または、N−ア七千ルーD−
グルタミン酸を作用させて得たジアステレオーマ塩をエ
チルアI′L/ニアー/I/中で塩酸処理し、それぞれ
光学活性なカルニチンニトリルクロリドに変換し、製塩
酸中で加水分解してN造する方法が知られている。叉、
dl−力/l’ニチンアミドをD(1)−カンフ1酸で
分割後光学活性なII(−)−カルニチンアミドを加水
分解するIJIjJ造法が提案されている。
しかし、これらの方法ではいずれも加水分解工程を経て
1(−)−カルニチンを製造しているため、その脱水生
成物であるアポカルニチンの副成を防ぐことはむづかし
い。したがってアポカルニチンを含有しない純粋なl
(−1−カルニチンの製造は甚だ困難である。゛ 本発明者は、工業的に有利な光学分割について鋭意研究
を重ねた結果、 dl−カルニチンをD (−) −マ
ンデル酸またはL(ト)−マンデル酸で分割させ、アポ
カルニチンを含まない純粋なl (−)−カルニチンま
たはd(+)−カルニチンを得ることに成功した。
1(−)−カルニチンを製造しているため、その脱水生
成物であるアポカルニチンの副成を防ぐことはむづかし
い。したがってアポカルニチンを含有しない純粋なl
(−1−カルニチンの製造は甚だ困難である。゛ 本発明者は、工業的に有利な光学分割について鋭意研究
を重ねた結果、 dl−カルニチンをD (−) −マ
ンデル酸またはL(ト)−マンデル酸で分割させ、アポ
カルニチンを含まない純粋なl (−)−カルニチンま
たはd(+)−カルニチンを得ることに成功した。
本発明において使用される分割溶/、(^としてはC□
〜C5の低級アルコール、例えば、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げ
られるが、エチルアルコールが特に好ましい。
〜C5の低級アルコール、例えば、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げ
られるが、エチルアルコールが特に好ましい。
分割湯度は一20〜30℃で通常行なわれるが10℃前
後が適当である。
後が適当である。
本発明においてカルニチン・マンデル酸塩カラ光学活性
なカルニチンの分離は@塩基性水溶液、例えば、5倦ア
ンモニア水、1%水酸化ナトリウム液、又はイオン交換
樹脂、例えば、強塩基性イオン交換樹脂、強酸性イオン
交換樹脂が使用されるが強塩基性イオン交換樹脂が好ん
で使用される。
なカルニチンの分離は@塩基性水溶液、例えば、5倦ア
ンモニア水、1%水酸化ナトリウム液、又はイオン交換
樹脂、例えば、強塩基性イオン交換樹脂、強酸性イオン
交換樹脂が使用されるが強塩基性イオン交換樹脂が好ん
で使用される。
次に本発明の実施例を挙げるが、本発明を制限するもの
ではない。
ではない。
実施例1゜
dl−カルニチン160FおよびD(−)−マンデル酸
152Fをエチルアルコール40(1鹸に加熱溶解させ
、7〜10℃に2時間保ち、析出した結晶を瀘取し、メ
チルアルコ−/I/180前/から再結晶し、l(→−
力yニチン・D(−)−マン5e!v酸1fi 103
fを得た。融点127〜128℃。
152Fをエチルアルコール40(1鹸に加熱溶解させ
、7〜10℃に2時間保ち、析出した結晶を瀘取し、メ
チルアルコ−/I/180前/から再結晶し、l(→−
力yニチン・D(−)−マン5e!v酸1fi 103
fを得た。融点127〜128℃。
(α) ”D 7 ’I−65’ (C=1−59
8 、水)l(−)−カルニグーン・D(−)−マンデ
ル酸塩toofを精製水500が/に溶解させ、強塩基
性イオン交換樹脂(三菱化成製造ダイヤイオン5A−2
0A)600声を中を通過させ、捕集液1.21を得た
。
8 、水)l(−)−カルニグーン・D(−)−マンデ
ル酸塩toofを精製水500が/に溶解させ、強塩基
性イオン交換樹脂(三菱化成製造ダイヤイオン5A−2
0A)600声を中を通過させ、捕集液1.21を得た
。
捕集液を減圧111縮し、その残渣にイソプロピル77
tzコー/L/200tqtを加え一夜冷所に放置し、
析出した結晶を濾取し、〔α〕蟹−29,96°(C=
1.115.水)の1(−)−カルニチン51Fを得た
。
tzコー/L/200tqtを加え一夜冷所に放置し、
析出した結晶を濾取し、〔α〕蟹−29,96°(C=
1.115.水)の1(−)−カルニチン51Fを得た
。
実施例2゜
di−カルニチン16FおよびL (−1−)−マンデ
/I/酸15.2Fをメチルアルコール15*tlc加
熱溶解させ、7〜lO℃に1時間保ち、析出した結晶を
濾取して、融点128〜129℃。〔α)22−+−7
7,26゜(c=1.1124.水)のd(ト)−力ル
ニチン・L(ト)−マンデル酸塩8f/を得た。
/I/酸15.2Fをメチルアルコール15*tlc加
熱溶解させ、7〜lO℃に1時間保ち、析出した結晶を
濾取して、融点128〜129℃。〔α)22−+−7
7,26゜(c=1.1124.水)のd(ト)−力ル
ニチン・L(ト)−マンデル酸塩8f/を得た。
a (+)−力μニチン・L(]]→−マンデルr0’
f15f9用いて実施例1と同様の操作を行なって、(
、y)22−29.81’ (e=La 9 、水)の
d(θ−カルニチン2.1Fを得た。
f15f9用いて実施例1と同様の操作を行なって、(
、y)22−29.81’ (e=La 9 、水)の
d(θ−カルニチン2.1Fを得た。
特許出願人 浜理薬品工業株式会社
Claims (1)
- dt−カルニチン(dt−r−ジメチルアミノ−β−ハ
イドロキシ醋酸メチルベタイン)を分割剤としてD(−
)−マンデル酸およびL(ト)−マンデル酸を用いて分
割することを特徴とするl(→およびd (−1−1−
力μニヂンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10459683A JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10459683A JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59231048A true JPS59231048A (ja) | 1984-12-25 |
JPH0471063B2 JPH0471063B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14384804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10459683A Granted JPS59231048A (ja) | 1983-06-11 | 1983-06-11 | l(−)―カルニチンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59231048A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6342034B1 (en) | 1997-07-28 | 2002-01-29 | Samsung Fine Chemicals Co., Ltd. | Process for the preparation of L-carnitine |
WO2021122876A1 (en) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | L'oreal | Process for treating keratin fibers using a composition comprising a carnitine salt or carnitine-based salt comprising an aromatic organic anion |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53119844A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-19 | Nippon Kayaku Co Ltd | Optically active amino acid-mandelic acid complexes and theire preparation |
-
1983
- 1983-06-11 JP JP10459683A patent/JPS59231048A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53119844A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-19 | Nippon Kayaku Co Ltd | Optically active amino acid-mandelic acid complexes and theire preparation |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6342034B1 (en) | 1997-07-28 | 2002-01-29 | Samsung Fine Chemicals Co., Ltd. | Process for the preparation of L-carnitine |
WO2021122876A1 (en) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | L'oreal | Process for treating keratin fibers using a composition comprising a carnitine salt or carnitine-based salt comprising an aromatic organic anion |
FR3104969A1 (fr) * | 2019-12-20 | 2021-06-25 | L'oreal | Procédé de traitement des fibres kératiniques mettant en œuvre une composition comprenant un sel de carnitine ou de dérivé de carnitine comprenant un anion organique aromatique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471063B2 (ja) | 1992-11-12 |
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