JPS59230830A - オ−トマチツクトランスミツシヨン車の緊急走行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はオートマチックトランスミッション車に於いて
、緊急時にスタータモータの駆動力を単輪に伝達し、車
両をスタータモータのｐ、（駆動力によって走１）させ
るオートマチックトランスミッション車の緊急走行装置
に関す゛るものである。

従来技術と問題点 自動車が踏切等でエンストし、緊急に脱出することが必
要となった場合、マニュアルトランスミッション車であ
れば、ギヤをローにし、スタータモータを回転させれば
、スタータモータの駆動力を車輪に伝達できるので、緊
急時にエンジンがかからなかった場合でも車両を走行さ
せ、危険を避けることができる。しかし、オートマチッ
クトランスミッション車は、一般に第１図に示す構成を
有している為、スタータモータの駆動力によっては車両
を移動させることはできなかった。

第１図に於いて、１．２は車輪、６はディ７アレンシヤ
ルギヤ、４紘オートマチツクトランスミツシヨン、５は
エンジン、６はスタータモータ、７は電子変速装置、Ｒ
Ｙｌはリレー、Ｓｌ、Ｂ２はスイッチ、Ｂ１．Ｂ２は電
源である。

スイッチＳ１は図示を省略したイグニッションスイッチ
と連動し、イグニッションスイッチがスタータモータ６
を回転させる状態となった時、オンとなるものであり、
スイッチＳ２は図示を省略した変速レバーと連動し、ギ
ヤ位置がニュートラルの場合のみ、オンとなるものであ
る。従って、リレーＲＹ１を動作させ、スタータモータ
６に電源Ｂ１　より動作電流を供給するには、ギヤ位置
をニュートラルにし、スイッチＳ２をオンとした状態で
イグニッションスイッチをスタータモータを回転させる
状態にしなければならない。即ち、オートマチックトラ
ンスミッション車に於いて（へ、ギヤ位置をニュートラ
ルとしなければスタータモータ６を回転させることがで
きず、緊急時にエンジン５がかからなかった場合、全く
走行できないこととなるので、危険性が大きい欠点がち
った。

発明の目的 本発明は前述の如き欠点を改善したものであシ、その目
的は緊急時にオートマチックトランスミッション車をス
タータモータの駆動力により走行させるようにすること
にある。身重実施例について詳細に散、明する。

発明の実施例 第２図は本発明の実施例の構成図であり、ＲＹ２はリレ
ー、Ｂ５は電源、Ｂ６はスイッチであり、他の第１図と
同一符号は同一部分を次わしている。

踏切等でエンストし、エンジンがかからなくなった場合
、運転渚はスイッチＳ６をオンとする。

スイッチＳ６がオンとなったことを検出すると、電子変
速装置７はオートマチックトランスミツ７ヨン４に制御
信号を送り、ギヤ位置をローとする。

また、スイッチＳ５がオンとなることによシ、リレーＲ
Ｙ２が動作し、販リレーＲＹ２が動作することにより、
リレーＲＹ１が動作して該リレーＲＹ１を介して電源Ｂ
１　よシスタータモ−タロに動作電流が供給され、スタ
ータモータ６が回転する。このように、本実施例は緊急
時にエンジンがかからなかった場合、スイッチＳ６をオ
ンとすることによシ、スタータモータ６が回転し、ギヤ
位置がローとなってスタータモータ６の駆動力をエンジ
ン５、オートマチックトランスミッション４、ディファ
レンシャルギヤ６を介して車輪１，２に伝達するもので
あるから、緊急時にエンジンがかからなかった場合でも
、スタータモータ６の駆動力で車両を走行させ、危険を
避けることができる。

尚、前述した実施例は本発明を電子変速装置を備えたオ
ートマチックトランスミッション車Ｋｍ用した場合につ
いてのものでおるが、通常のオートマチックトランスミ
ッション車の場合も本発明を適用することができる。即
ち、通常のオートマチックトランスミッション車の場合
は、ギヤ位置をローとし、スイッチＳ６をオンとするこ
とにより、スタータモータ６の駆動力により、車両を走
行させることができる。また、実施例に於いては説明し
なかったが、第３図に示すような保護リング８内に設け
られた釦９を押すことにより、スイッチＳ６をオンとす
るようにするとともできる。

この場合、不用意に釦９が押されないようにする為に、
プラスチック宿から成る保獲板（図示せず）を釦９の前
面に設りるようにしても艮い。

発明の効果 以上旨９明したように、本発明はイグニッションスイッ
チとは別に設けられたスイッチ（実施例に於いてはスイ
ッチ５５）と、骸スイッチの操作によシギャ位置とは無
関係にスタータモータを駆動させる駆動手段（実施例に
於いてはリレーＲＹ１．ＲＹ２等から成る）を備えたも
のであり、スタータモータの駆動力を車輪に伝達するこ
とができるものであるから、緊急時にエンジンがかから
なかった場合に於いても、車両をスタータモータの駆動
力で走行させ、危険を避けることができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の構成図、第２図は本発明の実施例の構
成図、第６図はスイッチＳ６を押す釦の構成図である。 １．２は車輪、６はディファレンシャルギヤ、４は、ｔ
−）マチックトランスミッション１５はエンジン、６は
スタータモータ、７は電子変速装置、８は保護ケース、
９は釦、５１〜Ｓ５はスイッチ、ＲＹｌ、ＲＹ２はリレ
ー、Ｂ１〜Ｂ６は電源である。 特許出願人富士通テン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. イグニッションスイッチの操作によってはギヤ位置がニ
   ュートラルの場合しかスタータモータを駆動できないオ
   ートマチックトランスミッション車に於いて、前記イグ
   ニッションスイッチとは別に設けられたスイッチと、骸
   スイッチの操作により、前記スタータモータをギヤ位置
   に関係なしに駆動させる駆動手段とを備えたことを特徴
   とするオートマチックトランスミッション車の緊急走行
   装置。