JPS5923022A

JPS5923022A - 可変排気量型エンジンのバルブ停止装置

Info

Publication number: JPS5923022A
Application number: JP13044982A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Hattori; 光雄服部
Original assignee: Isuzu Motors Ltd
Current assignee: Isuzu Motors Ltd
Priority date: 1982-07-28
Filing date: 1982-07-28
Publication date: 1984-02-06
Also published as: JPH0341646B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明はエンジンの作動気筒数を変えることができる
可変排気量型エンジンに係るものであり、特に燃料供給
が停止された気筒に対応ずルハルブの作動を停止させて
、エンジンにかかる負荷をより少なくしたバルブ停止装
置に関するものである。

一般に、可変排気量型エンジンは、エンジンの運転状況
によって燃料が供給される気筒数を減らし作動排気量を
少なくするとともに燃料供給が停止された気筒に対応す
るバルブ作動も停止させ、燃料消費量を低減させるもの
として広く知られている。

従来より、」二連の可変排気量型エンジンのバルブ停止
装置としては、タペットを上下に二分割してその間に油
圧をかけて正常作動を行なわせ、油圧を解除させてタペ
ットを非作動とする油圧タペットタイプがあった。

しかしながら、上述従来の油圧タペットタイプにあって
は、ポンプ油圧をコントロールしてタペットの作動、非
作動を行なうものであるため、吐出圧を可変とするだめ
の種々の部品を組み込まなりればならず、組付作業性が
悪い欠点があった、。

また、」−述油圧タペットタイプのものは、吸排気弁を
作動、非作動とする機能を備えているが、前述の油圧を
解除させて、タペットを非作動とする際に圧油を逃がす
１１通孔が小さすぎるため圧油が逃げ輸いという欠点が
あった。しかしながら、上記貫通孔は圧油供給時には、
油圧を」−昇させるため小さくてはならないので、この
矛盾を解決して圧油供給時には小さく、圧油解除時には
大きくなるようなものが望まれている。

この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは、吸排気弁の作動、非
作動を吐出圧可変−ポンプ等を設りることなく行なえ、
かつ吸排気弁の作動、非作動状態への切換えが速やかに
行なうことができる１１丁変排気量型エンジンのバルブ
停止装置を提供するものである１゜この発明は、」二連目的を達成するために、ブラケット
に揺動自在に支持さｉ″Ｉだロッカーアームを介して、
吸排気弁を開閉させるバルブ停止装置の動弁機構であっ
て、シリンダヘッドの上部に取イ」けられたハウジング
内に、断面凹状のスリーブを埋設するとともに、このス
リーブ内に前記ブラケットの上端に固着する断面凹状の
摺動体を昇降自在に嵌挿し、前記摺動体の内部にオリフ
ィス通路を備えたプランジャヲ介して高圧室と圧油の給
排口を設けた低圧室とを区画形成し、この高圧室に常時
オリフィス通路を閉鎖する方向に附勢されたチェックボ
ールを内装するとともに、低圧室に、電磁機構により作
動し、前記チェックボールを押圧するロッドを設け、電
源と接続し、かつ前記電磁機構を励磁、非励磁制御する
減気筒スイッチを設け、この減気筒スイッチにより前記
通路を閉止した際、電磁機構を励磁してロッドを介して
チェックボールを押圧し、高圧室の圧油を低圧室側に排
出させるように構成するとともに、前記スリーブに形成
された貫通孔と、この貫通孔に挿通された前記ロッドと
の少なくとも一方に、貫通孔を流通ずる圧油の遮断機構
を設４−１で構成したことを要旨とするものである、。

以−１・、この発明の実施例を図面に基づいて説明する
、。

第１図において、シリンダヘラｌ−１にｃ、１１、カム
シャフト乙のカム５が支持されるとともに吸排気弁７が
スプリング９にイ」勢され挿入されている。。

上記シリンダヘッド１の」−１部には、ハウジング１１
が固定され、このハウジング１１の下側に形成された穴
１３に断面凹状のスリーブ１５が埋設されている。

そして、このスリーブ１５の内部には断面凹状の摺動体
１７が昇降自在に嵌装され、との摺動体１７の下部に一
体的に取付けら１したブラケット１９のド端にロッカー
アーム２１が枢支されている。

そして、上記ロッカーアーム２１の両端・下面が」二部
カム５と吸胡゛気弁７に当接されている１、前記摺動体
１７の内部には、下部にオリフィス通路２３が穿設され
たプランジャ２５が摺動自在に嵌装され、このプランジ
ャ２５によって上側の低圧室２７と下側の高圧室２９と
が区画形成されている。

そして高圧室２９のスリーブ１５側壁には、通路６１を
介してオイルパン６６接続のポンプ６５に接続される供
給口６７が、また、スリーブ１５」−碧には、排出通路
６９０貫通孔４１がそれぞれ穿設されている。

なお、上記グランジャ２５は、下側に介装されたスプリ
ング４６による上方向の附勢を、その上側に介装された
スペーサ４５によりロックされている。

そして、上記プランジャ２５の下部に網状のスプリング
押え４７が数句けられ、このスプリング押え４７内にス
プリング４９により附勢され、前記オリフィス通路２６
を閉塞するチェックボール５１が装着されている１、前記スリーブ１５の上側のハウジング１１には、電磁機
構としてのソレノイド５３が螺合され、このソレノイド
５３は、前記通路３１に介装された開閉弁としての電磁
遮断弁５５と電源５７に接続された減気筒スイッチ５９
との間に接続線６１で接続されている。

そして、上記ソレノイド５６にロッド６３が昇降自在に
内装され、このｒ１ツド６１が前記貫通孔４１を貝通し
、」；記チェックボール５１にソ（７）先細の先端を近
接させている３゜そして、該貫通孔４１を貞通するロッド６６の外周には
、胎ロット６６のグエクボール５１を押圧する際の貫通
孔４１に対する位置に遮断機構としての四部６５が形成
されている３゜」二連構成において、まずエンジンの通常作動に際して
は、ポンプろ５を介してオイルパン６６内ツエンジンオ
イルが通路６１かも高圧室２９のチェックボール５１を
押し下げ高圧室２９に充満し、この高圧室２９と排出口
４１がらオイルがＵＵ出される低圧室２７との圧力差に
より、上記チェックボール５１はオリフィス通路２３を
閉塞する。

しだがって、上述状態でエンジンが駆動してカム５が回
転すると、上記高圧室２９を介して括る。

次に、例えばエンジンの負荷が減少して減気筒スイッチ
５９がＯＮになると電磁遮断弁５５が作動して閉状態と
なり、ポンプ６５かものオイル供給が遮断されるととも
にソレノイド５６が通電励磁され、そのロッド６６が第
３図に示す様にスプリング６７に抗して下がりチェック
ボール５１を押し下げ、高圧室２９と低圧室２７とをオ
リフィス通路２６で連通させるとともに貫通孔４１を該
ロッド６６の凹部６５により大きくさせる。

そして、カム５が回転し、ロッカーアーム２１が第１図
鎖線で示す様に」−に押し上げられると、ブラケット１
９を介して摺動体１７が押し」、けられると、オイルが
高圧室２９から低圧室２７を経て、吸排気弁７作動時よ
りも大きく開いノこ貫ａ孔４１から通過抵抗が小さく排
出され、カム５によりロッカーアーム２１の上下動を確
実に吸収するため、吸排気弁７は作動しない。

また、第４図に示す実施例においては、Ｖシト６３ａは
スリーブ１５内側に遮断機構としての遮断プレート６９
を外装しており、ロンドロ３＆作動時には該遮断プレー
ト６９によって小さくされた貫通孔４１の流過断面積が
、遮断グレート６９が下方Ｋ　１１動すると大きくなる
ようにされている、さらに、第５図に示す実施例においては、ロンドロ３ｂ
はスリーブ１５内側が遮断機構としての大きい径をイＪ
する凸部７１として形成され、その上部側が通常は貫通
孔４１のスリーブ１５側を狭くしており、ロッド６３ｂ
作動時にυ１．１′１通孔４１の流過断面積が大きくな
るようにきれている。

さらにまだ、第６図はロッド６３ｃの貫通孔４１挿通部
が遮断機構としての大径部７６として他の部分より太き
く形成され、ロンドロ３ｃの作動時には、ａラド６３ｃ
が下がると貫通孔４１挿通部に小径部７５が位置して、
貫通孔４１の流過断面が大きくされる１、まだ、第７図に示す実施例においては、スリ−ブ１５ａ
の上面の一部が遮断機構としてのバルブ７７として形成
されるとともにこのバルブ７７がスプリング７９により
通常は閉方向に附勢され、上記バルブ７７に貫通孔４１
が形成されて、ロンドロ３ｄが挿通されて（・る。

この実施例では、ロンドロ３ｄが押し下げられると、こ
のロンドロ３ｄに外装されたリング８１がスプリング７
９に抗してバルブ７７を押圧し、バルブ７７を開くため
流過断面積は著しく大きくされ、オイルは抵抗なくスム
ーズに排出される。

この発明は前述の如く、ブラケットに揺動自在に支持さ
れたロッカーアームを介して、吸排気弁を開閉させるバ
ルブ停止装置の動弁機構であって、シリンダヘッドの上
部に取付けられたハウジング内に、断面凹状のスリーブ
を埋設するとともに、このスリーブ内に前記ブラケット
の上端に固着する断面凹状の摺動体を昇降自在に嵌挿し
、前記摺動体の内部にオリフィス通路を備えだプランジ
ャを介して高圧室と圧油の給排口を設けた低圧室とを区
画形成し、この高圧室に、常時オリフィス通路を閉鎖す
る方向に附勢されたチェックボールを内装するトトモに
、低圧室に、電磁機構により作動し、前記チェックボー
ルを押圧するロッドを設け、電源と接続ｔｙ、かつ前記
電磁機構を励磁、非励磁制御する減気筒スイッチを設け
、との減気筒スイッチにより、前記通路を閉止した際、
電磁機構を励磁してロッドを介してチェックボールを押
圧し、高圧室の圧油を低圧室側に制用させるように構成
するとともに、前記スリーブに形成された貫通孔と、こ
の貫通孔に挿通された前記ロッドとの少なくとも一方に
、貫通孔を流通する圧油の遮断機構を設けたことにより
、可変排気量型エンジンとしてポンプ吐出圧をｉｊＪ変
とするような種々の装置を設けないでよく、さらに貫通
孔から速やかに圧油を排出でき、吸排気弁の作動、非作
動の切換を確実に、がっ、スムーズに行なえることがで
きる優れた効果がある１、

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例のバルブ停［Ｊ：、装置の全
体説明断面図、第２，３図はそれぞれ要部拡大断面図、
第４，５，６．７図はそれぞれ他の実施例を示すロンド
部の部分断面図である。１・・・シリンダヘッド、７・・・吸排気弁、１１・・
・ハウジング、１５・・・スリーブ、１７・・・摺動体
、１９・・・ブラケット、２１・・・ロッカーアーム、
２６・・・オリフィス通路、２５・・・プランジャ、２
７・・・低圧室、２９・・・高圧室、３１・・・通路、
３３・・・オイルパン、６７・・・供給口、４１・・・
貫通孔、５１・・・チェックボール、５３・・・ソレノ
イド、５５・・・電磁遮断弁、５９・・・減気筒スイッ
チ、６１・・・接続線”１６３，６３ａ。６３ｂ、　６’３ｃｔ　６３ｄ　”’ロッド、６５　・
・・凹部、６９・・・遮断プレート、７１・・・凸部、
７６・・・大径部、７７・・・バルブ。代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　　野　　口　　賢　　照弁理士　斎　下　和　彦

Claims

【特許請求の範囲】】　ブラケットに揺動自在に支持されたロッカーアーム
を介して、吸Ｊｕｔ気弁を開閉させるノくルブ停止装置
の動弁機構であって、シリンダヘッドの」一部に取付り
られだノ・ウジング内に、断面凹状のスリーブを埋設す
るとともに、このスリーブ内に前記ブラケットの上端に
固着する断面凹状の摺動体をガ降自在に嵌挿し、前記Ｉ
ｉｑ動体の内部にオリフィス通路をＤ’＋ｎえノこプラ
ンジャを介して高圧室と圧油の給排１１を設けた低圧室
とを区画形成し、この高圧室に常時オリフィス通路を閉
鎖する方向に附勢されたチェックボールを内装するとと
もに、低圧室に、電磁機構により作動し、前記チェック
ボールを押圧するレッドを設け、電源と接続し、かつ前
記電磁機構を励磁、非励磁制御する減気筒スイッチを設
り、こり減気筒スイッチにより、前記通路を閉止した際
、電磁機構を励磁してロッドを介してチェックボールを
押圧し、高圧室の圧油を低圧室側に排出させるように構
成するとともに、前記スリーブ゛に形成された貫通孔と
、この貫通孔に挿通された前記ロッドとの少なくとも一
方に、貫通孔を流通する圧油の遮断機構を設けたことを
特徴とする可変排気量型エンジンのノクルブ停止装置り２　前記遮断機構としてレッドの一部に四部を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の口■変排気
量型エンジンのバルブ停止装置。３　前記遮断機構として遮断プレートをレッドに設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の相変排気
量型エンジンのバルブ停止装置。