JPS5922941A - 耐衝撃性樹脂組成物及びその繊維強化成形物 - Google Patents
耐衝撃性樹脂組成物及びその繊維強化成形物Info
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- JPS5922941A JPS5922941A JP13205082A JP13205082A JPS5922941A JP S5922941 A JPS5922941 A JP S5922941A JP 13205082 A JP13205082 A JP 13205082A JP 13205082 A JP13205082 A JP 13205082A JP S5922941 A JPS5922941 A JP S5922941A
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- Japan
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- unsaturated polyester
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- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐衝撃性に優れた樹脂組成物及びこの組成物に
繊維を含有させて成形硬化させた繊維強化成形物に関し
、さらに詳しくは成分として樹脂組成物中に重合性単量
体と共重合し得るように変性されたゴム成分を1〜90
重量%含有することによって、衝撃を加えたとき、ある
いは大変形をひき起すような曲げを加えたと′きにも、
クラック等の損傷を受けることが少な、く、しかも機械
的性質にも優れた耐衝撃樹脂組成物及び繊維強化成形品
に関する。
繊維を含有させて成形硬化させた繊維強化成形物に関し
、さらに詳しくは成分として樹脂組成物中に重合性単量
体と共重合し得るように変性されたゴム成分を1〜90
重量%含有することによって、衝撃を加えたとき、ある
いは大変形をひき起すような曲げを加えたと′きにも、
クラック等の損傷を受けることが少な、く、しかも機械
的性質にも優れた耐衝撃樹脂組成物及び繊維強化成形品
に関する。
従来、繊維強化プラスチツク用の樹脂としては不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等が使
用されている。しかし、これらの樹脂の硬化物及び繊維
強化成形物は衝撃や曲げに対してクラックを生じ易く、
場合によっては破壊に到るような致命的な損傷を受は易
い。従ってこれらの樹脂の成形硬化物や繊維強化成形物
は耐衝撃性及び大きな曲げに対する強度、剛性が要求さ
れる用途には向かない。
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等が使
用されている。しかし、これらの樹脂の硬化物及び繊維
強化成形物は衝撃や曲げに対してクラックを生じ易く、
場合によっては破壊に到るような致命的な損傷を受は易
い。従ってこれらの樹脂の成形硬化物や繊維強化成形物
は耐衝撃性及び大きな曲げに対する強度、剛性が要求さ
れる用途には向かない。
また従来衝撃強度を改良する目的で、ゴム状物質を単に
機械的に樹脂に混合、あるいは溶かし込む方法が行なわ
れている。しかしこれらの方法では、通常ゴムと樹脂が
相溶せず、溶液状態で相分離を起しやすいという欠点が
ある。かりに機械的に強制混合して硬化成形物を作って
もゴム分と重合性単量体は通常共重合し難い。
機械的に樹脂に混合、あるいは溶かし込む方法が行なわ
れている。しかしこれらの方法では、通常ゴムと樹脂が
相溶せず、溶液状態で相分離を起しやすいという欠点が
ある。かりに機械的に強制混合して硬化成形物を作って
もゴム分と重合性単量体は通常共重合し難い。
従って硬化物はミクロ的にはいわゆる海島状に相分離、
あるいはそれぞれが単に微細に分散している状態にすぎ
ず、期待した程の衝撃強度が得られないばかりか、引張
、曲げといった機械的性質をも大幅に低下させ易いとい
う問題があるだめ、満足な材料とはなり得ない。
あるいはそれぞれが単に微細に分散している状態にすぎ
ず、期待した程の衝撃強度が得られないばかりか、引張
、曲げといった機械的性質をも大幅に低下させ易いとい
う問題があるだめ、満足な材料とはなり得ない。
本発明の目的はかかる欠点を改良し、耐衝撃性及び機械
的強度を兼ね備えた樹脂組成物及び繊維強化成形物を提
供することにある。
的強度を兼ね備えた樹脂組成物及び繊維強化成形物を提
供することにある。
本発明者らは鋭意研究の結果、重合性単量体と容易に共
重合し得るα、β−不飽和力ルポキシレート基を導入し
たゴ、ム分1〜90重量%及び重合性単量体99〜10
重量%を生成分とする樹脂組成物及びその繊維強化成形
物を開発し、これにより前記の目的を達成できることを
見出し本発明を完成するに到った。まだ前述したゴムへ
のα、β−不飽和力ルポキシレート基の導入は特開昭5
5=84307に記載されている通り重合性単量体中で
容易に行なうことが可能であり、そのまま精製する必要
なしに硬化性樹脂として使用できる。さらに好ましいこ
とにはα、β−不飽和力ルポキシレート基を導入したゴ
ムってもし必要とするならば不飽和ポリエステル樹脂を
適当量混合することも可能である。
重合し得るα、β−不飽和力ルポキシレート基を導入し
たゴ、ム分1〜90重量%及び重合性単量体99〜10
重量%を生成分とする樹脂組成物及びその繊維強化成形
物を開発し、これにより前記の目的を達成できることを
見出し本発明を完成するに到った。まだ前述したゴムへ
のα、β−不飽和力ルポキシレート基の導入は特開昭5
5=84307に記載されている通り重合性単量体中で
容易に行なうことが可能であり、そのまま精製する必要
なしに硬化性樹脂として使用できる。さらに好ましいこ
とにはα、β−不飽和力ルポキシレート基を導入したゴ
ムってもし必要とするならば不飽和ポリエステル樹脂を
適当量混合することも可能である。
すなわち本発明は(1)(A)分子内に次の一般式で表
わされるα、β−不飽和力ルポキシレート基を有するゴ
ム状ポリマー1〜90重量% の炭化水素残基を示し、nは2〜5から選ばれる整数、
mは1〜4かも選ばれる整数、tは1〜30から選ばれ
る整数を表わす。)(B)重合性単量体99〜10重量
%、(0不飽和ポリ工ステル樹脂0〜15重量%及び(
D)無機充填材を(4)+(B)+(0100重量部に
対し0〜250重量部含有してなり、かつ(4)成分が
03)成分と硬化一体化することを特徴とする耐衝撃性
樹脂組成物、(2)前記囚、(B)、(Gjl及び(D
)からなる樹脂組成物に(B)成分として繊維を(4)
〜(E)の10〜80重量%含有させた組成物を成形硬
化させることを特徴とする繊維強化成形物を提供するも
のである。
わされるα、β−不飽和力ルポキシレート基を有するゴ
ム状ポリマー1〜90重量% の炭化水素残基を示し、nは2〜5から選ばれる整数、
mは1〜4かも選ばれる整数、tは1〜30から選ばれ
る整数を表わす。)(B)重合性単量体99〜10重量
%、(0不飽和ポリ工ステル樹脂0〜15重量%及び(
D)無機充填材を(4)+(B)+(0100重量部に
対し0〜250重量部含有してなり、かつ(4)成分が
03)成分と硬化一体化することを特徴とする耐衝撃性
樹脂組成物、(2)前記囚、(B)、(Gjl及び(D
)からなる樹脂組成物に(B)成分として繊維を(4)
〜(E)の10〜80重量%含有させた組成物を成形硬
化させることを特徴とする繊維強化成形物を提供するも
のである。
本発明に使用されるゴム状ポリマーは、天然ゴム、ポリ
イソプレン、ポリブタジェン、ポリクロロプレン、ブタ
ジェン−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニト
リル共重合体、ビニルピリジン−ブタジェン−スチレン
共重合体、インブチレン−イソプレン共重合体、アクリ
ル酸−ブクジエン共重合体、メタクリル酸−ブタジエン
共重付体、メチルアクリレート−ブタジェン共重合体、
メチルメタクリレート−ブタジェン共重f体、エチレン
−プロピレン−シクロペンタジェン共重合体、エチレン
−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重
合体、エチレン−プロピレン−1,4−へキサジエン共
重合体、共役ジエンブチルゴム、シンジオタクチック1
.2−ポリブタジェン、ノルボルネンコ。
イソプレン、ポリブタジェン、ポリクロロプレン、ブタ
ジェン−スチレン共重合体、ブタジェン−アクリロニト
リル共重合体、ビニルピリジン−ブタジェン−スチレン
共重合体、インブチレン−イソプレン共重合体、アクリ
ル酸−ブクジエン共重合体、メタクリル酸−ブタジエン
共重付体、メチルアクリレート−ブタジェン共重合体、
メチルメタクリレート−ブタジェン共重f体、エチレン
−プロピレン−シクロペンタジェン共重合体、エチレン
−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重
合体、エチレン−プロピレン−1,4−へキサジエン共
重合体、共役ジエンブチルゴム、シンジオタクチック1
.2−ポリブタジェン、ノルボルネンコ。
ムなと分子中に不飽和二重結合を有する広汎な高分子エ
ラストマーである。これら高分子物質の分子量は何ら限
定されるものではなく、その使用目的、用途により適宜
選択して用いられるが、原料高分子エラストマーの主と
して物理特性を保持する目的から分子量約500以上の
ものを用いるのが好ましい。
ラストマーである。これら高分子物質の分子量は何ら限
定されるものではなく、その使用目的、用途により適宜
選択して用いられるが、原料高分子エラストマーの主と
して物理特性を保持する目的から分子量約500以上の
ものを用いるのが好ましい。
また上記ゴムへのα、β−不飽和カルボキシレート基の
導入は特開昭55=84307に従って行なわれる。α
、β−不飽和カルボキシレート基の導入率は通常ゴムの
分子量100〜10,000当りに1個導入されたもの
が使用されるが、好ましくけ分子量100〜8.000
に1個導入されたものが使用される。導入率が分子量1
00〜10、000に1個未満では硬化後の物性、特に
曲げ、引張といった機械的強度が満足に得られない。
導入は特開昭55=84307に従って行なわれる。α
、β−不飽和カルボキシレート基の導入率は通常ゴムの
分子量100〜10,000当りに1個導入されたもの
が使用されるが、好ましくけ分子量100〜8.000
に1個導入されたものが使用される。導入率が分子量1
00〜10、000に1個未満では硬化後の物性、特に
曲げ、引張といった機械的強度が満足に得られない。
また無機充填材を除く樹脂組成物中の上記変性ゴムの含
有率は1〜90重量%、好ましくは8〜80重量%であ
る。含有率が1%未満では目的とする耐衝撃性は得られ
ず、また90重量%を超えると機械的性質が低下する。
有率は1〜90重量%、好ましくは8〜80重量%であ
る。含有率が1%未満では目的とする耐衝撃性は得られ
ず、また90重量%を超えると機械的性質が低下する。
本発明に使用される重合性単量体としては通常のFRP
用樹脂の重合性単量体として使用されているものの中、
遊、離のカルボキシル基を持たないものであればすべて
使用できる。具体例としては、スチレン、α−メチルス
チレン、β−メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどの
スチレン誘導体、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸テトラヒト四フルフリル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸グリシジル、ジメタクリル酸エチル
、ジメタクリル酸−1,8−ブチレンなどのアクリル酸
誘導体、酢酸ビニル、アクリロニトリル、ビニルピリジ
ンなどが挙げられるが、これらを2種またはそれ以上混
用することも可能であり、これにより幅広い物性も期待
できる。
用樹脂の重合性単量体として使用されているものの中、
遊、離のカルボキシル基を持たないものであればすべて
使用できる。具体例としては、スチレン、α−メチルス
チレン、β−メチルスチレン、ジビニルベンゼンなどの
スチレン誘導体、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸シクロヘキ
シル、メタクリル酸テトラヒト四フルフリル、メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステア
リル、メタクリル酸グリシジル、ジメタクリル酸エチル
、ジメタクリル酸−1,8−ブチレンなどのアクリル酸
誘導体、酢酸ビニル、アクリロニトリル、ビニルピリジ
ンなどが挙げられるが、これらを2種またはそれ以上混
用することも可能であり、これにより幅広い物性も期待
できる。
これらの重合性単量体の無機充填材を除いた樹脂組成物
中の含有率は99〜10重量%であり、好ましくは20
〜97重量%である。含有率が99重量%を超えると耐
衝撃性が低下し、10重量%未満では機械的強度の低下
をきたす。
中の含有率は99〜10重量%であり、好ましくは20
〜97重量%である。含有率が99重量%を超えると耐
衝撃性が低下し、10重量%未満では機械的強度の低下
をきたす。
本発明に使用する無機充填材としては通常の繊維強化プ
ラスチックに使用されるものはすべて使用できる。具体
例として炭酸カルシウム、アルミナ、シリカなどが挙げ
られるが、配合量はゴム状ポリマー、重合性単量体及び
ポリエステル樹脂の樹脂合計量100重量部に対して0
〜250重量部、好ましくは0〜200重量部である。
ラスチックに使用されるものはすべて使用できる。具体
例として炭酸カルシウム、アルミナ、シリカなどが挙げ
られるが、配合量はゴム状ポリマー、重合性単量体及び
ポリエステル樹脂の樹脂合計量100重量部に対して0
〜250重量部、好ましくは0〜200重量部である。
無機充填材による増量を要しない場合、低モジュラスで
よい場合や透明性を要求される場合には無機充填材を配
合しない。無機充填材が250重量部を超える−と、耐
衝撃1性、機械的強度が共に極端に低下する。通常充填
材を増量していくにつれ粘度が上昇していくが、本発明
の樹脂組成物は一般の不飽和ポリエステル樹脂対比で粘
度上昇の程度が小さいという特徴がある。
よい場合や透明性を要求される場合には無機充填材を配
合しない。無機充填材が250重量部を超える−と、耐
衝撃1性、機械的強度が共に極端に低下する。通常充填
材を増量していくにつれ粘度が上昇していくが、本発明
の樹脂組成物は一般の不飽和ポリエステル樹脂対比で粘
度上昇の程度が小さいという特徴がある。
従って同粘度で比較するとより高充填可能の樹脂として
使用することが可能であり、経済的利点も生じてくる。
使用することが可能であり、経済的利点も生じてくる。
また実施例で後述するように、本発明樹脂組成物は充填
材高含量でも物性面で充填材低含量の不飽和ポリエステ
ル樹脂には決して劣らない物性を得ることができる。
材高含量でも物性面で充填材低含量の不飽和ポリエステ
ル樹脂には決して劣らない物性を得ることができる。
また本発明樹脂組成物に添加される不飽和ポリエステル
樹脂は市販されているものが使用できるが、配合量は無
機充填材を除いた樹脂組成物中に0〜15重量%であり
、通常0〜10重量%配合することが好ましい。耐熱性
を要求されない場合は配合しないことがある。配合量が
15重量%を超えると樹脂液が相分離し易く、均一性を
失わずに保存することが困難となる。
樹脂は市販されているものが使用できるが、配合量は無
機充填材を除いた樹脂組成物中に0〜15重量%であり
、通常0〜10重量%配合することが好ましい。耐熱性
を要求されない場合は配合しないことがある。配合量が
15重量%を超えると樹脂液が相分離し易く、均一性を
失わずに保存することが困難となる。
不飽和ポリエステル樹脂の配合は樹脂の硬化速度を速め
るのにも役立つが、ゴム成分のα、β−不飽和力ルポキ
シレート変性の変性率(導入率)を変えることにより硬
化速度を変化させることは十分可能であるから、必ずし
も不飽和ポリエステル樹脂の配合は必要としない。
るのにも役立つが、ゴム成分のα、β−不飽和力ルポキ
シレート変性の変性率(導入率)を変えることにより硬
化速度を変化させることは十分可能であるから、必ずし
も不飽和ポリエステル樹脂の配合は必要としない。
さらに本発明の樹脂組成物に繊維を加えて硬化成形して
FRP成形物とする場合は、繊維の成形物全体中に占め
る割合を10〜80重量%にする。繊維の割合が10重
量%未満では成形物の機械的強度が不足する。一方80
重量%を超えると成形が困難になるだけでなく、耐衝撃
性の面にも低下が見られ好ましくない。本発明で使用さ
れる繊維としては通常のFFLPに用いられる繊維はい
ずれも使用可能である。繊維の形状についても通常のF
RPに使用されるクイブのものはすべて使用可能である
。
FRP成形物とする場合は、繊維の成形物全体中に占め
る割合を10〜80重量%にする。繊維の割合が10重
量%未満では成形物の機械的強度が不足する。一方80
重量%を超えると成形が困難になるだけでなく、耐衝撃
性の面にも低下が見られ好ましくない。本発明で使用さ
れる繊維としては通常のFFLPに用いられる繊維はい
ずれも使用可能である。繊維の形状についても通常のF
RPに使用されるクイブのものはすべて使用可能である
。
本発明の樹脂組成物には必要ならば通常用いられる重合
禁止剤、硬化のための触媒、助触媒が添加できるし、そ
の他目的に応じた添加剤、充填材を加えることは何ら差
支えない。
禁止剤、硬化のための触媒、助触媒が添加できるし、そ
の他目的に応じた添加剤、充填材を加えることは何ら差
支えない。
次に実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
実施例I
BROI(日本合成ゴム■製)8gをメタクリル酸9g
、スチレン? ill、 51i’、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート8gに溶解した、〔溶液(1
)〕。
、スチレン? ill、 51i’、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート8gに溶解した、〔溶液(1
)〕。
この溶液(1)にt−ブチルハイポクロライ トL95
gを滴下し室温にて8時間攪拌を続は反応を終了した。
gを滴下し室温にて8時間攪拌を続は反応を終了した。
さらにこの溶液に不飽和ポリエステル樹脂(武田薬品工
業■製、商品名ポリマールes 19)を7.5g添加
し攪拌したところ、均一の溶液となった〔溶液(2)〕
。
業■製、商品名ポリマールes 19)を7.5g添加
し攪拌したところ、均一の溶液となった〔溶液(2)〕
。
一方上記溶液(1)にポリマール6819を7.51添
加し攪拌混合したもの〔溶液(3)〕は均一にならず直
ちに相分離をひき起した。溶液(2)をベース樹脂とし
たときの諸性質について以下の実施例を示す。
加し攪拌混合したもの〔溶液(3)〕は均一にならず直
ちに相分離をひき起した。溶液(2)をベース樹脂とし
たときの諸性質について以下の実施例を示す。
実施例2
実施例1の溶液(2)にt−ブチルパーオキシベンゾエ
ート(日本油脂■製、商品名パーブチルZ)1.0重量
部を配合し、得られた混合物を100X100XI朋の
鉄製モールドに入れ140℃;5分間加熱プレスしたと
ころ、無色透明な板が得られた。
ート(日本油脂■製、商品名パーブチルZ)1.0重量
部を配合し、得られた混合物を100X100XI朋の
鉄製モールドに入れ140℃;5分間加熱プレスしたと
ころ、無色透明な板が得られた。
一方変性していないものについても同様の方法で板を作
成したが白色に濁った板になった。
成したが白色に濁った板になった。
これらの2枚の板をトルエンに浸漬したところ変性反応
を行なった本発明品は膨潤するのみであったが、変性し
ていない板力塊ばB、!、R101がトルエン中にかな
りの量抽出された。
を行なった本発明品は膨潤するのみであったが、変性し
ていない板力塊ばB、!、R101がトルエン中にかな
りの量抽出された。
実施例8
実施例1の溶液(2)に炭酸カルシウム(日東粉化工業
■、商品名N5−Zoo)を添加し混合したものの粘度
を第1表に示す。これから明らかなように一般の不飽和
ポリエステル樹脂対比で炭酸カルシウム同量充填で粘度
が低い。換言すれば同粘度で炭酸カルシウムの高充填が
可能であることがわかる。
■、商品名N5−Zoo)を添加し混合したものの粘度
を第1表に示す。これから明らかなように一般の不飽和
ポリエステル樹脂対比で炭酸カルシウム同量充填で粘度
が低い。換言すれば同粘度で炭酸カルシウムの高充填が
可能であることがわかる。
第1表
実施例委
実施例1の溶液(2)をベース樹脂としてチョップトス
トランドマット(日本硝子繊羅■製、商品名EM450
−G−1)8枚を積層した積層板についての機械的性質
、を測定した結果を第2表に示す。
トランドマット(日本硝子繊羅■製、商品名EM450
−G−1)8枚を積層した積層板についての機械的性質
、を測定した結果を第2表に示す。
表よりガラス含量から見て変性ポリマー系の溶液(2)
による積層板の機械的性質が不飽和ポリエステル樹脂対
比間らかに優れていることがわかる。またゴム分を変性
していない溶液(3)は明らかに機械的性質の面で劣っ
ており、溶液(2)の積層板の機械的性質の優位性はゴ
ムの変性に起因していることがわかる。
による積層板の機械的性質が不飽和ポリエステル樹脂対
比間らかに優れていることがわかる。またゴム分を変性
していない溶液(3)は明らかに機械的性質の面で劣っ
ており、溶液(2)の積層板の機械的性質の優位性はゴ
ムの変性に起因していることがわかる。
第2表
111 実施例1に記載の溶液(3)蒙 2
JISK6919 113、 憲4 JISK6911実施例5 実施例4記載の積層板をアイゾツト衝撃及び5ポンド鋼
球落下衝撃試験により評価した。結果を第3表に示す。
JISK6919 113、 憲4 JISK6911実施例5 実施例4記載の積層板をアイゾツト衝撃及び5ポンド鋼
球落下衝撃試験により評価した。結果を第3表に示す。
第8表
東 I JIS K 6919II+2°JI
S K 7110 アイゾツト値は不飽和ポリエステル樹脂による積層板の
それを大きく上回っている。また落球式衝撃試験では破
壊の程度、クラックの入り方で大きな差を見ることがで
きる。
S K 7110 アイゾツト値は不飽和ポリエステル樹脂による積層板の
それを大きく上回っている。また落球式衝撃試験では破
壊の程度、クラックの入り方で大きな差を見ることがで
きる。
特許出願人 ブリデストンタイヤ株式会社代理人 弁
理士伊東 彰
理士伊東 彰
Claims (1)
- (1)(4)分子内に次の一般式で表わされるα、β−
不飽和カルボキシレート基を有するゴム状ポリマー1〜
90重量%、 ■は2〜5から選ばれる 整数、mは1〜4から選 ばれる整数、tは1〜30から選ばれる整数を表わす。 ) (B)重合性単量体99〜lO重量%、(Q不飽和ポリ
エステル樹脂0〜15重量%及び (D)無機充填材を(4)+CB) + (0) 10
0重量部に対して0〜250重量部含有してなり、かつ
(4)成分が(B)成分と硬化一体化することを特徴と
する耐衝撃性樹脂組成物 (2、特許請求の範囲第(11項記載の(4)、(B)
、(O及び(D)からなる樹脂組成物に(E)成分とし
て繊維を(4)〜(B)の10〜80重量%含有させた
組成物を成形硬化させることを暫徴とする繊維強化成形
物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205082A JPS5922941A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 耐衝撃性樹脂組成物及びその繊維強化成形物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13205082A JPS5922941A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 耐衝撃性樹脂組成物及びその繊維強化成形物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922941A true JPS5922941A (ja) | 1984-02-06 |
JPH0377809B2 JPH0377809B2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=15072347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13205082A Granted JPS5922941A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 耐衝撃性樹脂組成物及びその繊維強化成形物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922941A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60255426A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | 株式会社ブリヂストン | 制振金属板 |
EP0351838A2 (en) * | 1988-07-22 | 1990-01-24 | Polysar Limited | Fortified polyacrylate resins |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP13205082A patent/JPS5922941A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60255426A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-17 | 株式会社ブリヂストン | 制振金属板 |
JPH0583370B2 (ja) * | 1984-05-31 | 1993-11-25 | Bridgestone Corp | |
EP0351838A2 (en) * | 1988-07-22 | 1990-01-24 | Polysar Limited | Fortified polyacrylate resins |
EP0351838A3 (en) * | 1988-07-22 | 1992-04-08 | Polysar Limited | Fortified polyacrylate resins |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377809B2 (ja) | 1991-12-11 |
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