JPH04500232A - 低温衝撃強さが改良されたスチレンコポリマーを基材とする配合物 - Google Patents

低温衝撃強さが改良されたスチレンコポリマーを基材とする配合物

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JPH04500232A
JPH04500232A JP2507959A JP50795990A JPH04500232A JP H04500232 A JPH04500232 A JP H04500232A JP 2507959 A JP2507959 A JP 2507959A JP 50795990 A JP50795990 A JP 50795990A JP H04500232 A JPH04500232 A JP H04500232A
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モロ,アレッサンドロ
アンドレオリ,グエタノ
ボルギ,イタロ
ファスロ,ギアン、クラウデイオ
Original Assignee
モンテディペ、ソチエタ、ア、レスポンサビリタ、リミタータ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/06Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
低温衝撃強さが改良されたスチレンコポリマーを基材とする配合物 本発明は、スチレンのコポリマーを基材とし、機械特性、すなわち衝撃強さ、特 に低温衝撃強さが改良された混合物に関する。更に詳細には、本発明は、成形工 程中の収縮が小さく、射出成形によって成形品に変換するのに特に好適な混合物 に関する。 知られているように、耐衝撃性スチレンコポリマーは、ポリブタジェン若しくは スチレン−ブタジェンゴムまたはエチレン−プロピレン型(EPM)の飽和ゴム またはエチレン/プロピレン/非共役ジエン(EPDM)を基材としたゴムの、 スチレン単独或いは他のエチレン性不飽和重合性モノマーとの混合物中の溶液の 重合(塊状重合または塊状−懸濁重合)によって得ることができる。 特に、エチレン性不飽和ニトリルを含み(AESポリマーとして一般的に知られ ている)EPMまたはEPDMゴムによって耐衝撃性にしたスチレンコポリマー は、通常はゴム含量の高い濃縮物の形態で得られる。 これらの濃縮物は、そのまままたは他のポリマーと混合して、射出成形、押出お よび熱成形に好適でしかも所望な特性を有する生成物を得るのに用いられる。 実際に、AESコポリマーは優れた衝撃強さを示すが、それらの熱安定性と剛性 が低いため、幾つかの特定の用途には不適当である。 AESコポリマーのこの欠点を除去するには、前記の特性を有する他のポリマー との混合物を調製することが知られている。例えば、米国特許第3.489,8 21号公報、第3.849.518号公報、第3,876.528号公報および 第4.202,948号公報に開示されているように、EPMまたはEPDMゴ ムとアクリロニトリルを基材とするスチレンコポリマーを別個に調製したスチレ ン−アクリロニトリル樹脂(SAN)と混合することが知られている。 特公昭51./24540号には、スチレン−アクリロニトリル−E P Mま たはEPDMゴムコポリマー90〜lO%とポリカーボネート10〜90%とを 含んで成る熱可塑性組成物が開示されCいる。 欧州特許出願節88300956号公報には、スチレン/エチレン性不飽和ニト リル/′オレフィン性エラストマーコポリマー10〜90重量%と、芳香族基を 含み、ポリカーボネート70〜99重量%と芳香族ポリエステル30〜1重量% から成る樹脂の混合物90〜10重量%を含んで成る混合物が開示されCいる。 これらの混合物は、高衝撃強さ、熱安定性、耐化学薬品性または耐脱色性が要求 されるある種の用途には満足なものであるが、それらは幾つかの欠点を示し、そ の用途が限定される。これらの欠点は、主としてスチレンコポリマーと、スチレ ンコポリマーに欠けている特性を補うのに用いられる他のポリマーとの相溶性が 低いことによるものである。 特に、AES型のスチレンコポリマーとポリカーボネートとの混合物は、これら の2種類のポリマーの相溶性が低いため、特に流動結合領域ではレジリエンス特 性の異方性が大きく機械抵抗が不十分である。 AES/ポリカーボネート混合物の機械特性の低さは、芳香族ポリエステル、特 にポリブチレンテレフタレートを添加することによって改良することができる。 しかしながら、このようにして得られる混合物は、加工性が難しく、耐溶媒性や 応力亀裂抵抗性がよくなく、特に低温、すなわち0℃未満での衝撃強さが低いと いった若干の欠点を有し、これらの欠点のために、可能な応用が限定される。 本発明によれば、AES型の耐衝撃性スチレンコポリマー、芳香族ポリエステル および芳香族ポリカーボネートを基材とした配合物の物理機械特性、特に低温で の加工性および衝撃強さは、芳香族ポリカーボネートの量を配合物に関して重量 で7%を下回り、好ましくは5%以下の値にまで減少させることによってかなり 改良することができることが見出された。 一つの態様によれば、本発明は、 (a) エチレン性不飽和ニトリル2重量%〜35重量%、オレフィン性エラス トマー15重量%〜50重量%およびスチレン性モノマー15重量%〜73重量 %から誘導される耐衝撃性スチレンコポリマー55重量%〜90重量%と、(b ) 総配合物に対して、重量で7%未満、好ましくは5%以下の芳香族ポリカー ボネートと、(C) 総配合物に対して、芳香族ポリエステルを少なくとも3重 量%とを含んで成るポリマー性配合物が提供される。 好ましくは、ポリマー性配合物は、 (a) エチレン性不飽和ニトリル2〜35重量%と、オレフィン性エラストマ ー20〜40重量%と、スチレンモノマー25〜78重量%とから誘導される耐 衝撃性スチレンコポリマー60重量%〜90重量%と、 (b) 芳香族ポリカーボネート3重量%〜5重量%と、(C) 芳香族ポリエ ステル5重量%〜37重量%とを含んで成る。 本発明の組成物に用いられる耐衝撃性スチレンコポリマーでは、(その上にエチ レン性不飽和ニトリルとスチレンモノマーが部分的にグラフトし、一部がエチレ ン性不飽和ニトリル/スチレンコポリマーの形態で機械的に接着している基材で ある)エラストマー性成分は、ムーニー粘度が100℃で10〜150肚−4で あって、少なくとも2種類の異なる直鎖状α−モノオレフィン(例えば、エチレ ン、プロピレン、ブテン−1、オクテン−1など)と少なくとも1種類の他の共 重合性モノマー(一般的にはポリエンであり、典型的には非共役ジエン)とのゴ ム様コポリマーが好適である。α−モノオレフィンの一つは、他のより長鎖のα −モノオレフィンと共重合するエチレンであるのが好ましい。エチレンの他のα −モノオレフィンに対する重量比は、通常は20/ 80〜80/20である。 特に好ましいコポリマーは、エチレン/プロピレン/非共役ジェンターポリマー であって、非共役ジエンが環状または非環状であって、例えば5−メチレン−2 −ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−イソプロピレン−2 −ノルボルネン、ペンタジェン−1,4、ヘキサジエン−1,4、ヘキサジエン −1,5、ヘプタジエン−1,5、ドデカトリエン−1,7,9、メチル−ヘプ タジエン−1,5、ジシクロペンタジェン、テトラヒドロインデン、5−メチル −テトラヒドロインデンなどであるものである。ジエンの含量は、ゴム様ターポ リマー中のジエンモノマー単位約5〜20重量%、好ましくは8〜18重量%で ある。 100℃で測定したムーニー粘度(ML−4)が30〜90であってヨウ素価が 5を上回り、好ましくはlO〜40であるゴム様ターポリマーを用いることによ って、特に興味深い結果が得られる。 本明細書および請求の範囲に用いられる「スチレンモノマー」という用語は、式 (式中、Xは水素原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、 Yは水素またはハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であ り、 nは0または1〜5の整数である)を有するエチレン性不飽和化合物である。 式(1)のビニル−芳香族モノマーの例としては、スチレン、メチルスチレン、 モノ−、ジー、トリー、テトラ−およびペンタ−クロロスチレンおよび対応する α−メチル−スチレン、オルト−およびバラ−メチル−スチレンのような核がア ルキル化されたスチレンおよび対応するα−メチル−スチレン、オルトおよびバ ラ−エチル−スチレン、オルト−およびバラ−メチル−α−メチル−スチレンな どが挙げられる。 これらの七ツマ−は、単独でまたは混合して用いることができる。 エチレン性不飽和ニトリルとは、まず第一に且つ好ましくは、アクリロニトリル を意味する加(、メタクリロニトリル、アクリル酸、メタクリル酸およびアクリ ル酸またはメタクリル酸のアルキルエステルのような他のアクリルモノマーを用 いることもできる。 本発明の組成物に用いられる耐衝撃性スチレンコポリマーを得る共重合法の例は 、イタリア国特許第792.269号公報及び米国特許第3,819.785号 公報、第3.489422号公報、第3,842,950号公報および第3,8 49.51g号公報に記載されている。 グラフト共重合においては、樹脂を形成する総てのモノマーがゴム様コアにグラ フトするのではなく、モノマーの一部がフリーの樹脂を形成し、これがグラフト コポリマーと物理的に混合されて含まれていることが理解される。コポリマー中 のグラフトモノマーの量は、生成物を非グラフト樹脂用の溶媒で抽出することに よって決定することができる。 本発明の組成物に用いられる芳香族ポリカーボネートは、例えば下記のビスフェ ノール、すなわちジ−ヒドロキシジフェニル類、ビス−(ヒドロキシフェニル) −アルカン類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロアルカン類、ビス−(ヒ ドロキシフェニル)−スルフィド類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−エーテル 類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン類、ビス−(ヒドロキシフェニル) −スルホキシド類、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スルホン類およびα−α− ビス−(ヒドロキシフェニル−ジ−イソプロビルベンゼン類およびそれらの核が アルキル化されまたは核がハロゲン化された誘導体の1種類以上を基材としたホ モポリマーおよびコポリマーであることができる。これらおよび他の芳香族ジヒ ドロキシ化合物は、公知であり文献に記載されている。 好ましいビスフェノールは、式 (式中、RRRおよびR4は、それぞれ水素1ゝ 2ゝ 3 若しくはハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表わし、A は基−0−1−CO−または−502−12〜IO個の炭素原子を有するアルキ レン基、2〜IO個の炭素原子を有するアルキリデン基、5〜I5個の炭素原子 を有するシクロアルキレン基、5〜15個の炭素原子を有するシクロアルキリデ ン基または基を表わす)を有するものである。 特に好ましいビスフェノールは、例えば2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ ル)−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル )−プロパン、2.2−ビス−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル) −プロパン、2.2−ビス−(3゜5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)− プロパンおよび1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサンで ある。 特に好ましいポリカーボネートは、前記のビスフェノールの1種類以上を基材と するものである。特に、2゜2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン または2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ ンを基材とするポリカーボネートの単独または互いの若しくは前記のビスフェノ ールのいずれかと混合したものが好ましい。 テレフタル酸および/またはイソフタル酸に由来する単位を鎖中に含むポリカー ボネートも、用いることができる。 芳香族ポリカーボネートは既知の方法によって調製することができ、例えば溶融 状態においてエステル交換に基づく方法によってビスフェノールおよびジフェニ ル−カーボネートから、および(エイチ・シュネル(H。 5chnel I)、「ポリカーボネートの化学と物理学」、インターサイエン ス−バブリッジ+ −(IntersclencePubl 1sher)、ニ ュー・ヨーク、1964年に記載されているように)二相界面方法によってビス フェノールおよびホスゲンから調製することができる。 芳香族ポリカーボネートは、3個以上の官能基、特に3個以上のフェノール性ヒ ドロキシ基を何する化合物の少量、好ましくは0.05〜2モル%を配合するこ とにより分岐
【7た型のものとすることもできる。 芳香族ポリカーボネートは、25℃でおよび0.5重量%の濃度でCB2C12 中における相対粘度を測定することによって決定したところ、平均分子量が少な くともio、oooであり、更に詳細には10,000〜200,000であり 、好ましくは20.000〜80,000であるのが好適である。 反復単位(11)を含む芳香族ポリカーボネートは当該技術分野において公知で あり、数社の製造業者、例えばゼネラル・エレクトリック・カンパニー(Gen eralElectric Company)、ピットフィールド、マサチュー セッツ、米国、商標[レキザン(LEXAN) J : rアニソク(ANIC )J 、ニス・ドナト・ミラネーゼ(S、 Donat。 Mllanese) (ミラノ)、商標[ウドooン(UDliol、ON)等 によって発売されている。 本発明の組成物に用いられる芳香族ポリエステルは、式 %式%( (式中、口は2〜lOの整数である)のグリコールとを、式 %式%() (式中、RおよびRは、それぞれ基−(CH2)mを表わし、但しmは0または 1〜4の整数であり、Bは式 する2価の芳香族基であり、但しCは基−(CH2)、;−(CH) −CO− (CH) ;−(CH2)。 2 p 2 p −8(CH2) q S ; S O2であることができ、pは0または1〜5 の整数であることができ、qは1〜5の整数である)を有するジカルボン酸との 重縮合によって得られる。 芳香族ポリエステルは、通常の重縮合またはポリエステル交換の手法によって得 ることができる。 ポリエステルは当該技術分野では公知であり、様々な製造業者から市販されてお り、例えば本出願人によって「ビビター(PIBITEI?) Jという商標で 製造および発売されている。 本発明の配合物は、230〜280℃の温度で、任意の既知の型のミキサー中で 配合することによって調製することができる。例えば、−軸スクリユ一または二 軸スクリュー押出機、バンバリーミキサ−、ミキシングローラー等を用いること ができる。 充填剤、ガラス繊維、顔料および他の添加剤、例えば安定剤、防炎剤、潤滑剤、 帯電防止剤、顔料等を、混合段階中に加えることができる。 特に、配合物に対してガラス繊維を1〜40%の量で添加すると、驚くべきこと に室温での配合物の衝撃強さの減少は、同じ繊維濃度の他のスチレン基材ポリマ ーで通常起こるよりも低いことを見出だした。 本発明の配合物は、全体として単一成分のものよりもかなり良好な特性の組を示 す。このため、これらの配合物は、高靭性、高熱寸法安定性、良好な耐加水分解 性、および容易な加工性と共に外部薬品に対する高い抵抗性、ガソリンの作用に 対する高い化学的抵抗性および特に0℃を下回る温度における高い衝撃強さを要 求される用途に使用される。したがって、これらの配合物は、自動車産業、エレ クトロニクスおよび一般に各種の技術的製品に応用される。 本発明を十分に理解することができるようにするために、下記の実施例を単に例 示のため挙げる。 実施例において、総ての部は特に断らないかぎり重量によるものである。 実施例1〜4 脱泡しながら230〜260℃の温度で二軸スクリュー押出機マリス01ARI s) TM 33によって、(a) スチレン57重量%と、アクリロニトリル 18重量%と100℃におけるムーニー粘度が62〜74 (Ml、−4)であ りヨウ素価が18であるEPDMゴム25%から成る耐衝撃性スチレンコポリマ ーと、 (b) 平均分子量が22.000のデュロロン(Durolor+)という商 標で「ブロキゲル(PI?0QUIGEL) Jによって製造されたポリカーボ ネートと、 (c) 平均分子量がGo、000〜809,000の[ピビター(PIBIT EI?) N 400 Jという商標で本出願人によって製造されたポリブチレ ン−テレフタレートとから成る配合物を押出した。配合物の成分の重量比を表− 1に示す。 押出機から取り出したストランドを切断することによって顆粒を得て、これを9 0℃〜100℃で2〜4時間乾燥した。 物理−機械的特性を評価するため、顆粒をプレス(ネグリ・アンド・ポラン(N EGRI & BO35I) NB 60)中で240〜280℃の温度で射出 成型して、規格によって要求される寸法を有する試験片を得た。 機械的特性 厚みが3.21−であり幅が12.7 amの試験片について、規格ASTM  D 113gにより引張強さを、規格ASTM D 790によって曲げ弾性率 を、および規格ASTM D 25Bによって23℃、0℃、−10℃および一 20℃でのノツチ付アイゾツト衝撃強さを測定した。 熱的特性 規格ASTM D 1525によりビカーB軟化温度(油中5 kg)および規 格^STM D 648によりHDT (0,445MPa)を測定した。 レオロジー特性 メルトインデックスを250℃および2.16Q kgにおいて規格^STM  D 1230に準じて測定した。 測定した特性を、下記の表−1に示す。 表−■ 表−I(続き) OCF429ガラス繊維3 kgを、低回転速度(20〜30回転/分)のドラ ム・ランナー中で顆粒状の実施例2の配合物7kgと配合した。このようにして 得られた配合物を、脱泡しながら45 +vsの横断面積を有する一軸スクリコ ーバンデラ(BANDER^)押出機中で26Q℃で押出した。 120℃での通気オーブン中で3時間乾燥した顆粒状の生成物を、ネグリ・アン ドナボッシNB 60ブレス中で260℃の溶融組成物の温度および60℃の金 型の温度で射出成型して、規格によって要求される寸法を有する試験片を得た。 測定した特性を下記の表−11に示す。 実施例6(比較例) 実施例5と同じ条件で操作することによって、実施例1の耐衝撃性スチレンコポ リマー(a) 70%とOCF 429ガラス繊維30%を含む配合物を比較の 目的で調製した。 測定した特性を、下記の表−11に示す。 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成 3 年 1 月  28日 】、 特許出願の表示 PCT/EP 90100903 2、発明の名称 低温衝撃強さが改良されたスチレンコポリマーを基材とする配合物 3、特許出願人 住 所 イタリー国ミラ人ピアッツア、デラ、レビュブリヵ、名 称 モンテデ ィペ、ソチェタ、ア、レスポンサビリタ、リミタータ 4、代 理 人 (郵便番号+00) 東京都千代田区丸の白玉丁目2、特許 請求の範囲 1、スチレンコポリマーを基材とし、低温における衝撃強さが改良された配合物 であって、耐衝撃性スチレンコポリマーと、芳香族ポリエステルと、芳香族ポリ カーボネートとを含んで成り、芳香族ポリカーボネートの量が5重量%以下であ ることを特徴とする配合物。 2、 (a) エチレン性不飽和ニトリル2〜35重量%と、オレフィン性エラ ストマー15〜50重量%と、スチレンモノマー73〜15重量%とから誘導さ れる耐衝撃性スチレンコポリマー55〜90重量%と、 (b) 芳香族ポリカーボネートを給配合物の5重量%未満と、 (C) 芳香族ポリエステルを少なくとも3重量%とを含んで成る、請求の範囲 第1項に記載の配合物。 3、 (a) エチレン性不飽和ニトリル2〜35重量%と、オレフィン性エラ スト7〜20〜40重量%と、スチレンモノマー25〜78重量%とから誘導さ れる耐衝撃性スチレンコポリマー60重量%〜90重量%と、(b) 芳香族ポ リカーボネート3〜5重量%と、(c) 芳香族ポリエステル3〜37重量%と を含んで成る、請求の範囲第1項または第2項に記載のスチレンコポリマーを基 材とする配合物。 4、 オレフィン性エラストマーが、ムーニー粘度がioo℃で10〜150  (ML−4)であり、少なくとも2種類の異なる直鎖状のα−オレフィンともう 1種類のポリエン共重合性モノマーから誘導されるゴム様コポリマーである、請 求の範囲第2項または第3項に記載の配合物。 5、 オレフィン性エラストマーが、エチレン/プロピレン/非共役ジエンコポ リマーであって、ジエン5〜20重量%を含み、ムーニー粘度が100℃で30 〜90(肚−4)であり、ヨウ素価が5を上回るものである、請求の範囲第3項 に記載の配合物。 6、ヨウ素価がlO〜40である、請求の範囲第5項に記載の配合物。 7、 スチレンモノマーが、式 (式中、Xは水素原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、 Yは水素若しくはハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で あり、 nはOまたは1〜5の整数である)を有する請求の範囲第1〜6項のいずれか1 項に記載の配合物。 8、 共重合したエチレン性不飽和ニトリルがアクリロニトリルである、請求の 範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の配合物。 9、 芳香族ポリカーボネートが、式 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素若しくはハロゲン原子ま たは1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表わし、Aは基−0−1−C〇−ま たは一5O2−12〜10個の炭素原子を有するアルキレン基、2〜10個の炭 素原子を有するアルキリデン基、5〜15個の炭素原子を有するシクロアルキレ ン基、5〜15個の炭素原子を有するシクロアルキリデン基または基を表わす) を有するビスフェノールから得られる、請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1 項に記載の配合物。 10、芳香族ポリカーボネートの平均分子量が、25℃および0,5重量%の濃 度でCH2Cl2中で相対粘度を測定することによって決定したところIn、0 00より高く、特に10.000〜200,000 、好ましくは20.000 〜80,000である、請求の範囲第9項に記載の配合物。 1]、 芳香族ポリエステルが、式 %式%() (式中、nは2〜10の整数である)のグリコールと、式HOORC−R−B  −R2−C00H(V)(式中、RおよびR2は、それぞれ基〜(CH2)mを 表わし、但しmは0または1〜4の整数であり、Bは式 する2価の芳香族基であり、但しCは基−(CH2)、;−(CH2)、−CO −(CH2)、;−(CH2)。 −5−(CH2) 、−8−; SO2であることができ、pはOまたは1〜5 の整数であることができ、qは1〜5の整数である)を有するジカルボン酸との 重縮合によって得られる、請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の 配合物。 12、芳香族ポリエステルの分子量が10,000〜80.000である、請求 の範囲第9項に記載の配合物。 】3. 配合物に対して1〜40重量%の量でガラス繊維を更に含む、請求の範 囲第1項〜第12項のいずれか1項に記載の配合物。 国際調査報告 1ma+l1mm−aesIcm+** II@ PC丁/EP 901009 03国際調査報告 特表千4−500232 (9)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.スチレンコポリマーを基材とし、低温における衝撃強さが改良された配合物 であって、耐衝撃性スチレンコポリマーと、芳香族ポリエステルと、芳香族ポリ カーボネートとを含んで成り、芳香族ポリカーボネートの量が7重量%未満であ ることを特徴とする配合物。
  2. 2.芳香族ポリカーボネートの重が、配合物の重量の5%以下である、請求の範 囲第1項に記載の配合物。
  3. 3.(a)エチレン性不飽和ニトリル2〜35重量%と、オレフィン性エラスト マー15〜50重量%と、スチレンモノマー73〜15重量%とから誘導される 耐衝撃性スチレンコポリマー55〜90重量%と、 (b)芳香族ポリカーボネートを総配合物の7重量%未満と、 (c)芳香族ポリエステルを少なくとも3重重%とを含んで成る、請求の範囲第 1項または第2項に記載の配合物。
  4. 4.(a)エチレン性不飽和ニトリル2〜35重量%と、オレフィン性エラスト マー20〜40重量%と、スチレンモノマー25〜78重量%とから誘導される 耐衝撃性スチレンコポリマー60重量%〜90重量%と、(b)芳香族ポリカー ボネート3〜5重量%と、(c)芳香族ポリエステル3〜37重量%とを含んで 成る、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載のスチレンコポリマーを 基材とする配合物。
  5. 5.オレフィン性エラストマーが、ムーニー粘度が100℃で10〜150(M L−4)であり、少なくとも2種類の異なる直鎖状のα−オレフィンともう1種 類のポリエン共重合性モノマーから誘導されるゴム様コポリマーである、請求の 範囲第3項または第4項のいずれか1項に記載の配合物。
  6. 6.オレフィン性エラストマーが、エチレン/プロピレン/非共役ジエンコポリ マーであって、ジエン5〜20重量%を含み、ムーニー粘度が100℃で30〜 90(ML−4)であり、ヨウ素価が5を上回るものである、請求の範囲第4項 に記載の配合物。
  7. 7.ヨウ素価が10〜40である、請求の範囲第6項に記載の配合物。
  8. 8.スチレンモノマーが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、Xは水素原子または1〜4個 の炭素原子を有するアルキル基であり、 Yは水素若しくはハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で あり、 nは0または1〜5の整数である)を有する請求の範囲第1〜7項のいずれか1 項に記載の配合物。
  9. 9.共重合したエチレン性不飽和ニトリルがアクリロニトリルである、請求の範 囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の配合物。
  10. 10.芳香族ポリカーボネートが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、R1、R2、R3およびR 4は、それぞれ水素若しくはハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を含むアル キル基を表わし、Aは基−O−、−CO−または−SO2−、2〜10個の炭素 原子を有するアルキレン基、2〜10個の炭素原子を有するアルキリデン基、5 〜15個の炭素原子を有するンクロアルキレン基、5〜15個の炭素原子を有す るシクロアルキリデン基または基▲数式、化学式、表等があります▼(III) を表わす)を存するビスフェノールから得られる、請求の範囲第1項〜第9項の いずれか1項に記載の配合物。
  11. 11.芳香族ポリカーボネートの平均分子量が、25℃および0.5重量%の濃 度でCH2C12中で相対粘度を測定することによって決定したところ10,0 00より高く、特に10,000〜200,000、好ましくは20,000〜 80,000である、請求の範囲第10項に記載の配合物。
  12. 12.芳香族ポリエステルが、式 HO−(CH2)n−OH(IV) (式中、nは2〜10の整数である)のグリコールと、式HOORC−R1−B −R2−COOH(V)(式中、R1およびR2は、それぞれ基−(CH2)m を表わし、但しmは0または1〜4の整数であり、Bは式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼を 有する2価の芳香族基であり、但しCは基−(CH2)P;−(CH2)P−C O−(CH2)P;−(CH2)P−O−(CH2)P;−O−(CH2)q− O−;▲数式、化学式、表等があります▼;−(CH2)p−S−(CH2)p −;▲数式、化学式、表等があります▼;−S−(CH2)q−S−;SO2で あることができ、pは0または1〜5の整数であることができ、qは1〜5の整 数である)を有するジカルボン酸との重縮合によって得られる、請求の範囲第1 項〜第11項のいずれか1項に記載の配合物。
  13. 13.芳香族ポリエステルの分子量が10,000〜80,000である、請求 の範囲第10項に記載の配合物。
  14. 14.配合物に対して1〜40重量%の量でガラス繊維を更に含む、請求の範囲 第1項〜第13項のいずれか1項に記載の配合物。
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