JPS5922922Y2 - 自動注湯炉 - Google Patents

自動注湯炉

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Publication number
JPS5922922Y2
JPS5922922Y2 JP9777677U JP9777677U JPS5922922Y2 JP S5922922 Y2 JPS5922922 Y2 JP S5922922Y2 JP 9777677 U JP9777677 U JP 9777677U JP 9777677 U JP9777677 U JP 9777677U JP S5922922 Y2 JPS5922922 Y2 JP S5922922Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
molten metal
automatic pouring
load cell
weight
Prior art date
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Expired
Application number
JP9777677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5425218U (ja
Inventor
次治 大森
勉 小島
Original Assignee
富士電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
Priority to JP9777677U priority Critical patent/JPS5922922Y2/ja
Publication of JPS5425218U publication Critical patent/JPS5425218U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5922922Y2 publication Critical patent/JPS5922922Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロードセルを備えた自動注湯炉に関するもの
である。
ロードセルを備えた従来の自動注湯炉は、溶解炉におい
て溶解して注入された溶湯を溶解状態のままで一旦貯蔵
し、炉体の基部に設けた溶湯計重用のロードセルの出力
信号の大きさに対応して予め設定したプログラムにより
制御された空気圧を炉内溶湯の湯面に作用させることに
より、出湯口から所定量の溶湯を鋳型内に注湯するよう
構成されている。
このように構成された従来の自動注湯炉において、溶解
炉で溶解した溶湯を注入口から炉内に注入する際、注入
口の周囲に溶湯が飛散して付着し、その結果炉本体の重
量を増加させることとなる。
前述のように、この種の自動注湯炉は、ロードセルの出
力信号に対応して予め設定されたプログラムにより作動
するよう構成され、そのプログラムは炉本体の重量を一
定として設定されているため、炉本体の重量が変化した
際は、出湯口から外部に注出される注湯量に誤差を生ず
ることとなる。
このため、従来は、注湯量の設定値に対する誤差を許容
範囲に抑えるように、注湯炉の稼動中にロードセルの出
力または溶湯の湯面に作用させる空気圧を屡々調整する
必要があり、このため調整作業が煩雑となるほか、注湯
誤差の許容範囲を充分に縮少することかで゛きないとい
う難点があった。
そこで、考案者等は鋭意研究並びにFl夫を重りた結果
、溶湯注入口の上部に重量がロー ドセルに荷重されな
いよう炉本体と分離した支持部材により支持した受湯口
を設けることにより、溶湯の注入に際して溶湯が炉体の
注入口に付着することが防止され、前記難点を一挙に解
消できることを突き止めた。
従って、本考案の一般的な目的は、溶湯の注入に際して
溶湯が炉体の注入口に付着することを防止して常に所定
量の溶湯を注出することができる自動注湯炉を提供する
にある。
この目的を達成するため、本考案においては、ロードセ
ルにより炉の重量を計量し、計量値に対応して一定量の
溶湯を注出するよう制御される自動注湯炉において、溶
湯注入口の上部に重量がロードセルに荷重されないよう
炉本体と分離した支持部材により支持する受湯口を設け
ることを特徴とする。
さらに、前記自動注湯炉における受湯口は漏斗状部材で
構成すれば好適である。
次に、本考案に係る自動注湯炉の実施例につき添付図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
図において、参照符号10は注湯炉の炉体を示し、この
炉体10の一方の上部には炉内に溶湯を注入する注入し
112を備え、他方の−L部には前記注入口12より低
い位置に炉内の溶湯を注出する出湯「J14を備える。
また、炉体10の基部には炉の重量を計量してその計量
値に対応した出力信号を制御部(図示せず)に供給する
ロードセル16を配設する。
溶湯を貯蔵するバス部18の上部は蓋体2゜により密閉
され、この蓋体20と溶湯の湯面との空間部に空気配管
(図示せず)を通じて空気圧を供給し、バス部18の湯
面に押圧力を作用させて出湯[T114からバス部18
内の溶湯を注出するよう構成されている。
さらに、炉体10の注入口12の上部には、漏斗状の受
湯口形成部材22を床面に炉本体と分離して樹立した支
柱24により支持されるよう配設し、この受湯口形成部
材22の重量がロードセル16に荷重されないよう構成
する。
次に、このように構成した自動注湯炉の作用について説
明する。
炉体10を所定温度に加熱して溶湯を漏斗状の受湯口形
成部材22がら炉内に注入すると、注入部における溶湯
の飛散により受湯口22の周囲に溶湯の一部Mが付着す
るが、炉体10の注入「J12に付着することなく溶湯
が円滑に炉内に注入される。
この場合、受湯口形成部材22は炉体10と独豆した支
柱24により支持されているため、受湯口形成部材22
に付着した溶湯の重量はロー ドセル16の計量値に全
く影響を及ぼさない。
従って、ロードセル16の計量値に占める炉本体の重量
は常に一定値に維持され、制御部(図示せず)は、ロー
ドセル16から供給された正確な制御信号により、所
定のプログラムに従って制御された空気圧を空気配管(
図示せず)を通じてバス部18の湯面に所定時間供給す
る。
この空気圧の作用によりバス部18内の溶湯は出湯口1
4がら注出されるが、この空気圧の作用期間中に注出さ
れる1回の溶湯注出量は所定のプログラムによる所定量
に正確に保持される。
さらに、上述の実施例においては、受湯口形成部材22
を床面に樹立した支柱24により支持したが、吊りロー
プ等により上部より懸垂する等のほか炉本体と独立して
受湯口形成部材22を支持する手段であ川よ゛適宜採用
することができる。
本考案装置によれば、炉内への溶湯の注入に際して注入
口に溶湯が付着することが防止され、制御装置の煩雑な
調整作業を行なうことなく常に所定量の溶湯を注出する
ことができ、性能並びに作業能率の向上に資する効果が
極めて大きい。
以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考
案の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良並びに
変更を施すことができることは勿論で゛ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る自動注湯炉の一実施例を示す側断面図
である。 10・・・炉体、12・・・注入口、14・・・出湯口
、16・・・ロードセル、18・・・バス部、20・・
・蓋体、22・・・受湯口形成部材、24・・・支柱。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) ロードセルにより炉の重量を計算し、この計
    量値に対応して一定量の溶湯を注出するよう制御される
    自動注湯炉において、溶湯注入口の上部に重量がロード
    セルに荷重されないよう炉本体と分離した支持部材によ
    り支持する受湯口を設けることを特徴とする自動注湯炉
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動注湯炉
    において、受湯「]は漏斗状部材で構成してなる自動注
    湯炉。
JP9777677U 1977-07-23 1977-07-23 自動注湯炉 Expired JPS5922922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9777677U JPS5922922Y2 (ja) 1977-07-23 1977-07-23 自動注湯炉

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JP9777677U JPS5922922Y2 (ja) 1977-07-23 1977-07-23 自動注湯炉

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Publication Number Publication Date
JPS5425218U JPS5425218U (ja) 1979-02-19
JPS5922922Y2 true JPS5922922Y2 (ja) 1984-07-09

Family

ID=29032927

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JP9777677U Expired JPS5922922Y2 (ja) 1977-07-23 1977-07-23 自動注湯炉

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JPS5425218U (ja) 1979-02-19

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