JPS59227718A - 青酸の製造法 - Google Patents

青酸の製造法

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JPS59227718A
JPS59227718A JP10156683A JP10156683A JPS59227718A JP S59227718 A JPS59227718 A JP S59227718A JP 10156683 A JP10156683 A JP 10156683A JP 10156683 A JP10156683 A JP 10156683A JP S59227718 A JPS59227718 A JP S59227718A
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cerium
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Masayuki Otake
大竹 正之
Masakatsu Hatano
波多野 正克
Kazunori Oshima
一典 大島
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセリウム系触媒の存在下にアセトニトリルを酸
素および場合によシアンモニアと気相で反応させて高収
率で青酸を製造する方法に関するものである。
プロピレンとアンモニアと酸素または酸素合成する。青
酸は工業原料として広い用途を有するのに対しアセトニ
トリルの用途は狭く、その工業的価値は低い。
従ってアセトニトリルを青酸に変換せしめることは工業
上、非常に有意義なことである。
従来、アセトニトリルから青酸を製造する方法としては
、白金族金属触媒の存在下、アセトニトリルとアンモニ
アヲ//θθ〜/4t00℃で反応させる方法(特公昭
!J’−/4tJ−60)、白金アルミナ触媒、あるい
は白金触媒の存在下、アセトニトリルとアンモニアと酸
素を温度?00℃以上で反応させる方法(工業化学雑誌
 tr巻λ号273〜.2t6ベージ)などが知られて
込るが1.高温反応であるため、装置上、エネルギー収
支上工業的に有利な方法とは言えない。
つ また酸化物触媒の存在下温度グθθ〜!θO℃、アセト
ニトリルとアンそニアと酸素あるいはアセトニトリルと
酸素よシ、場合によシー水蒸気の存在下で接触的に青酸
を製造する方法も知られている。
例えば鉄−アンチモンを主成分とする触媒を用いる方法
(特公昭ダター33039)、モリブテン−鉄あるいは
モリブデン−鉄−アルカリ金属より成る触媒を用いる方
法(特開昭j4t−2//θθ、特開昭!ダー7/lO
θ)などがある。
これらの方法は比較的低温で青酸を製造できる点では魅
力的であるが、収率の面では未だ十に転化させる触媒に
ついて鋭意検討した結果、触媒としてセリウムと燐、モ
リブデン、タングステンから選ばれる一種又は二種以上
の元素、もしくはこれに添加物としてバナジウムを含む
酸化物を用いると高い活性、高い選択率で青酸を製造し
うろことを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の目的はアセトニトリルを酸素および
場合によシアンモニアと気相で反応させて効率よく青酸
を製造する方法を提供することにあシ、この目的は■セ
リウム及び酸素よシなる触媒、■燐、タングステン及び
モリブデンの少なくとも一種、セリウム並びに酸素より
なる触媒、■燐、タングステン及びモリブデンの少なく
とも一種、バナジウム、セリウム並びに酸素よシなる触
媒のいずれか一種を使用することによシ達成される。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明方法において使用される触媒は、セリウム及び酸
素、又はセリウム及び酸素に燐、タングステン及びモリ
ブデンの少なくとも一種、もしくは燐、タングステン及
びモリブデンの少なくとも一種とバナジウムを組み合わ
せた触媒であって、具体的には一般式 %式% (式中、Mは燐、タングステンまたはモリブデンを表わ
し、O≦×〈/θ、0≦yくコであり、よシ好ましくは
O≦×≦!、θ≦y≦/である。2は他の成分の原子価
を満足するために必要な酸素の原子数を表わす。)で示
される触媒である。
上記の触媒には、少量のアルカリ金属、アルカリ土類金
属、タリウム、銀、アンチモン、テルル、銅、コバルト
、ニッケル、クロム、マンガン、鉛、スズ、セリウム以
外の希土類、トリウム、ウラン、ニオブ、ホウ素、ガリ
ウム、インジウム、ヒ素、ビスマス等の元素を含有させ
ることもできる。
触媒調製に使用されるセリウム化合物としては、硝酸セ
リウム、硫酸セリウム等Oセリウム塩及びセリウムの各
種酸化物または水酸化物等が挙げられる。
燐の化合物としては種々の燐酸および有機、無機の燐化
合物が任意に選ばれる。
モリブデンの化合物としては三酸化モリブデが用いられ
、タングステンの化合物としては三酸化タングステン等
のタングステン酸化物、タングステン酸またはその塩、
および燐タングステン酸またはその塩等が用いられる。
バナジウムの化合物としては、五酸化バナジウム、メタ
バナジン酸アンモニウム等の化合物が用いられる。
本発明の触媒組成物は担体を使用せずにそのまま成形し
てもよく、またシリカ、アルミナ。
チタニア、シリコンカーバイド等の担体を使用して成形
物を得ることもできる、触媒粒子の大きさおよび形状は
特に限定されることなく使用状態に応じてペレット状、
球状など任意の形状及び大きさに成形される。
前記の原料を使用して触媒を製造するには各成分元素の
化合物を水に溶解または懸濁させ、場合によりシリカゾ
ル、アルミナゾルなどの担体粉末をi濁させて、均一な
スラリーまたは水溶液としたのち、蒸発乾固して形成す
るかまたは噴錫乾燥して形成したのち、空気流通下に焼
成すればよい。触媒を製造するにあたり、パナジウムの
化合物として五酸化バナジウムあるいはメタバナジ/4
酸アンモニウムを使用する場合は水への溶解度を増すた
めに蓚酸のよう表還元剤を添加することが好ましい。触
媒成形後の焼成温度および焼成時間は特に限定されるも
のではないが、焼成温度はダθ0−/r00℃、好まし
くは300〜7θθ℃の範囲内で選択されo、i〜ダ時
間焼成される。
このようにして調製された触媒を固定床または流動床反
応器に充填し、反応温度を300〜s o o ’oに
保ち、アセトニトリル、酸素または空気等の酸累含有ガ
ス必裂に必じてアンモニア、水蒸気を含む混合ガスを接
触させる。
原料のアセトニトリルは必ずしも高純度である必要はな
く水溶液として供給してもプロピレン、アンモニアある
いは空気等の混合ガスとして供給しても良い。
アセトニトリルに対する酸素の供給比率はモル比で通常
l−20倍の範囲である。反応は通常常圧下で行なわれ
るが、必要に応じて減圧下ま九は加圧下で行なっても良
い。
また原料ガスの空間速度はIOθ〜j 000 hr@
の範囲から適宜選ぶことができる。
次に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定される
ものではない。
なお、以下の例においてアセトニトリルの反応率、青酸
選択率、青酸収率は次式により定義される。
実施例/ 攪拌下、20重量%シリカゾル−2夕θIに硝酸セリウ
ム[”il(’TOs)s”<HtO3θ、71291
に水コ―に溶解させた溶液を加え、さらにノくラモリプ
デン醗アンモニウムC(NH4)、MO70□。・ダH
20〕θ、λtりgを水−2イに溶解させた溶液を加え
110M量%硝散水溶液を添加して液のpHを2.−2
に調節し、攪拌下ホットプレート上で加熱して乾固させ
た。
得られた固形物を直径4mm、厚さ30のタブレットに
成形し空気流通下に6jO℃で2時間焼成した。
この触媒lゴを内径ダ聰の耐熱ガラス製反応器に充填し
、供給原料として3.3容量%のアセトニトリルと空気
の混合ガスを空間速度! 00 hr−’実施例λ 攪拌下、20重量%シリカゾル、27.2.り1に硝酸
セリウムθ、7/コIを水−一に溶解させた溶液及びバ
ラモリブデン酸アンモニウムσ、コ♂911−水2dに
溶解させた溶液を順次加えた0次いで五酸化ノくナジウ
ム(v2o、) o、titt、2gを水10mg及び
i酸[(Coo)り!嗜2H20) 0.り72 Jと
混合し加熱して溶解させた溶液の//10量をはかりと
り、上記溶液に加え攪拌下にホットプレート上で、加熱
し乾固させた。
−の反応器に2填し、実施例/と同一組成の混合ガスを
同一空間速度で反応器に供給し反応を行なった。その結
果を同じく第1表に示す。
実施例3 2ozm%の7リカゾルの量を/33,2 iとし、バ
ラモリブデン酸アンモニウムを添加しなかつたこと以外
は実施例1と同(尿の実験を繰り返した。その結果を同
じく第1表に示す。
実施例ダ コθ重量%/リカゾルの量を32汽グIとし、バラモリ
ブデン酸アンモニウムの代わりに)くラタングステン酸
アンモニウム〔(NH4)xOW、204.・sH,O
〕θ、グー2.1’ /を水?、3−に溶解させ、かく
して得られた浴So、を添加したこと以外は、実施例/
と同様の実験を繰り返した。その結果を第コ表に示す。
実施例j 攪拌下、20重量%シリカゾルの量262.277に硝
識セリウムθ、7/21 k水2−に啓解させた浴液及
びパラタングステン識アンモニウムO,グ、2/ 、9
 i水♂、3−に溶解させた溶液を順次加えた。
次いで五酸化バナジウムO,グ4t7 IIを水1o1
ntおよび蓚酸0,9グθJと混合し加熱して溶解させ
た溶液の//10量をはか)とって添加し念こと以外は
実施例コと同様の実験を繰シ返し比。
その結果を同じく第2表に示す。
実施例6 20重量%シリカゾルの量ft/6コ、−2、? 、!
: L、パラモリブデン酸アンモニウムの代わシに?!
重量%g4酸(H,P O,)0.091gを添加した
こと以外は実施例/と同様の実験を繰シ返した。
その結果を第3表に示す。
実施例2 20重量%のシリカゾルの社を2/3.t I及び五酸
化バナジウムをθ、ダ619とし、モリブデン酸アンモ
ニウムの代わシに/j重量%燐酸o、ir’x)を添加
し之こと以外は実施例−と同様の実験t−繰り返しfc
。その結果を同じ<iAj表に示す。
実施例? 実施例7と同様の方法で第3.a記載の触媒を調製し、
第3表に示す反応温度で実施例7と同様の反応を行なわ
せた。その結果を同じく第1表に示す。
比較例1 λθ重t%のシリカゾルの量を//7.t i及び73
重量%燐酸をo、wtgとし、硝酸セリウムを添加しな
かったこと以外は実施例ごと同様の実験を繰シ返した。
笛グ表に、鉄線組成、反応温度、反応結果を示す。
比較例λ コθ重盆%シリカゾルの蓋′f:/l乙、りIとし、硝
酸セリウムを添加しなかったこと以外は実施例/と同様
の実験を繰シ返した。第Z表VC触媒組成、反応温度、
反応結果を示す。
比較例3 20重量%シリカゾルの量f Ir&、θI及びノくラ
タングステン酸アンモニウムをθ、’;tsigとし、
硝酸セリウムを添加しなかったこと以外は実施例グと同
様の実験を繰シ返した。第グ表に触媒組成、反応温度、
反応結果を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)触媒の存在下にアセトニ) リルを酸素及び場合
    により・アンモニアと気相で反応させて青酸を製造する
    方法において、 ■ セリウム及び酸素よシなる触媒、 ■ 燐、タングステン及びモリブデンの少なくとも一種
    、セリウム並びに酸素よりなる触媒、 ■ 燐、タングステン及びモリブデンの少なくとも一種
    、バナジウム、セリウム並びに酸素よシなる触媒、 のいずれか一種の触媒を使用することを特徴とする青酸
    の製造1法。
JP10156683A 1983-06-07 1983-06-07 青酸の製造法 Granted JPS59227718A (ja)

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JP10156683A JPS59227718A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 青酸の製造法

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JPS59227718A true JPS59227718A (ja) 1984-12-21
JPH0437008B2 JPH0437008B2 (ja) 1992-06-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR26502A (tr) * 1989-12-15 1995-03-15 Bp America Ham asetonnitrilden hidrojen siyanid'in hazirlan- masi icin islem.
EP1110913A1 (de) * 1999-12-22 2001-06-27 Basf Aktiengesellschaft Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Blausäre durch Thermolyse von Formamid

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR26502A (tr) * 1989-12-15 1995-03-15 Bp America Ham asetonnitrilden hidrojen siyanid'in hazirlan- masi icin islem.
EP1110913A1 (de) * 1999-12-22 2001-06-27 Basf Aktiengesellschaft Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Blausäre durch Thermolyse von Formamid

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