JPS5922721B2 - 熱硬化性の塗膜形成合成樹脂 - Google Patents

熱硬化性の塗膜形成合成樹脂

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JPS5922721B2
JPS5922721B2 JP6816576A JP6816576A JPS5922721B2 JP S5922721 B2 JPS5922721 B2 JP S5922721B2 JP 6816576 A JP6816576 A JP 6816576A JP 6816576 A JP6816576 A JP 6816576A JP S5922721 B2 JPS5922721 B2 JP S5922721B2
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maleic anhydride
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デイーター・ヘルプスト
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BASF Farben und Fasern AG
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Description

【発明の詳細な説明】 ポリブタジエン及び無水マレイン酸から成るアダクトと
共に不飽和脂肪酸エステルを含有する水で希釈可能な合
成樹脂は西ドイツ国特許出願公開第2016223号明
細書から公知である。
しかしながら、脂肪酸エステルが存在することにより、
前記明細書記載の水溶性生成物から得られる塗膜は耐ケ
ン化性が不十分でありかつアノード電着の際に不十分な
均一電着性が生じる。この電気泳動で析出した塗膜は、
水で洗浄しかつそれに引続き焼付けた後に水理を呈する
前記の西ドイツ国特許出願公開第2016223号明細
書から公知の樹脂は、同国特許出願公開第241134
8号及び同第2411350号明細書によれば、反応混
合物に付加的にポリイソプレン樹脂又は炭化水素樹脂を
使用することによつて変更された。しかしながら、該方
法は析出した樹脂塗膜のために比較的高い焼付け温度及
び長時間の焼付け時間(180℃で30分間)が甘受さ
れねばならない。同様になお僅かな水斑形成が見られか
つ該生成物から成る塗膜は光沢のある脱脂鉄面に湿つた
雰囲気中60℃で気泡形成を呈する。西ドイツ国特許出
願公開第2260376号明細書から、ポリブタジエン
とフエノール及び無水マレイン酸とを単一反応工程でか
つフリーデル/クラフト触媒の存在下に反応させること
により得られる反応生成物が公知である。この樹脂で得
られた塗膜は弾性であるが、・米国工業規格ASTMB
ll7−64に基づく塩水噴霧試験による腐食試験にお
いて、比較的低い値を示す。更に、この公知の合成樹脂
の貯蔵安定性は低くかつラツカーバツチを極めて急速に
ゲル化し、ひいては使用不能にする合成樹脂が得られる
。本発明の課題は、技術水準から公知の欠点を克服しか
つ高い耐食性値を有する合成樹脂を提供することであつ
た。
この課題は、成分 (4)フエノール誘導体、 (3)平均分子量300〜6000及びヨウ素価250
〜600を有するポリブタジエン、(C)無水マレイン
酸、 (9)ホルムアルデヒド を反応させることによる熱硬化性の塗膜形成合成樹脂の
製法によつて解決され、該方法は成分(4)として少な
くとも1個の二重結合を有するアルキル側鎖を有するフ
エノール誘導体を使用しかつQ3)15〜70重量部と
(05〜25重量部 とを140〜200℃で遊離の無水マレイン酸が存在し
なくなるまで反応させて反応生成物とし、次いで生成し
たアダクト内に含有される無水物基を触媒量の塩基性触
媒の存在下に水で加水分解することにより開環させかつ
CA)30〜85重量部、場合により フエノール10〜30重量部及び パラホルムアルデヒドの形の10〜30重量部から成る
常法で得られた縮合生成物と、固体含量に対して1:3
〜4:1の比で混合しかつ50〜 ZlOO℃に2〜5
時間加熱することによつて更に反応させる、又は(B)
15〜70重量部及び (A)30〜85重量部 から190〜250℃に30〜180分間加熱すること
により得られた反応生成物を(05〜25重量部 と140〜200℃で反応させて反応生成物としかつ4
0〜100℃でバラホルムアルデヒドの形のQ))と常
法で更に縮合させることを特徴とする。
本発明により得られる合成樹脂は遊離のカルボキシル基
を含有しかつアンモニア、水と混和可能な有機アミン又
はアルカリを添加することにより水で希釈可能になりか
つこの形で熱硬化性の水性被覆剤のための結合剤として
使用することができる。これらは、この形で特にアノー
ド塗装のために良好な結果をもたらす。水性系のために
使用することができるような樹脂は一般に40〜160
の酸価を有しているべきである。この場合に、均一塗着
性、耐食性及び60℃での水滴箱内におけるDIN5O
Ol7による水滴雰囲気における負荷に対する優れた値
が得られる。電着浴は極めて安定でありかつ著しく低い
温度及び短縮された焼付け時間で電着及び焼付け後に極
めて良好な耐食性及び優れた耐水性を有する極めて良好
に付着せる塗膜が得られる。たわみ性及び硬度、輝度及
び顔料相容性は優れている。アルカリ及び酸に対して硬
化された塗膜は十分に安定である。米国工業規格AST
MBll7−64に基づく塩水噴霧試験における腐食試
験では電着塗装のために適当な公知合成樹脂よりも高い
値が得られる。成分(4)、すなわち少なくとも1個の
二重結合を含有するアルキル側鎖を有するフエノールと
しては、特にアナカルド酸及び3−ペンタデシルフエノ
ールが適当である。
これら両化合物の夫々のアルキル側鎖(−C,5H,,
)は1〜3個の二重結合を含有する。更に、ジフエノー
ル、例えば3−(8−ペンタデセニル)− 3−(8,
11−ペンタデカジエニル)−、3−(8,11,14
−ペンタデカトリエニル)−レゾルシンである。
アカジユーヌスシヤーレン液(Acaju{uβ−Sc
halen一F!i′Ssigkeit)を使用すると
特に有利な特性を有する優れた樹脂が得られること・が
判明した。アカジユーヌスシヤーレン液体とはアナカル
ジウム●オクシデンタレ(Anaca?IumOcci
一Dentale)の芯と殼の間の海綿状の中間層から
得られる液体〔英語ではカシユーナツツ殼液(Cash
ew−Nutshell−Liquid):以下にCN
SLと略する〕であり、これは式:のアナカルド酸及び
/又はアナカルド酸の脱カルボキシル化生成物、いわゆ
る式:のペンタデシルフエノール約90%及びジフエノ
ール、主として3−(8−ペンタデセニル)−3−(8
,11−ペンタデカジエニル)一及び3−(8,11,
14−ペンタデカトリエニル)−レゾルシン約1001
)を含有する。
前記CNSLは市販されている。
冷間プレス又は抽出により得られかつこの形でアナカル
ド酸90%を含有する未処理のCNSLとは区別される
。このような生成物の特性値は例えば下記のようである
:26℃での比重 : 0.9668〜1.0131
41.5℃での屈折率: 1.5158ケン化価
: 106〜119酸価 : 92〜10
7ヨウ素価 : 270〜296処理又は
真空中で蒸留されたCNSL(この内のアナカルド酸は
更に脱カルボキシル化される)は例えば下記特性値を有
している:25℃での比重: 0.955〜0.9
7525℃での粘度: 800cp酸価 : 1
4 ヨウ素価 : 約240 光 軸 : 最高1% 含湿度 : 最高0.5% 本発明目的のためには、両種類のものを相互に混合して
使用することができる。
本発明方法において、成分Bとしては平均分子量300
〜6000及びヨウ素価200〜600を有するブタジ
エンの単独重合体の形のポリブタジエンを使用する。
1ポリブタジエン2としては、全ての市販の異性体、す
なわち中間位置のシス及びトランスニ重結合を有するも
の並びにビニルニ重結合を有するものが理解されるべき
である。
例えば1,4−シス一配位65〜75(fl)、1,4
−トランス−配位25〜35%及び1,2−ビニル配位
1%未満を有するポリブタジエンが適当である。更に、
1,4−シス一配位約1001)、/1,4−トランス
−配位45%まで及び1,2−ビニル配位45%までを
含有するポリブタジエンである。原則的に本発明の範囲
内では300〜6000の分子量及び特許請求の範囲に
記載のヨウ素価を有する全てのブタジエンを使用するこ
とができる。同様に、雑誌ゞラバ一・アンド・プラスチ
ツクス・エージ(RubberandPlastics
Age)″1946年、第45巻、屋11,1347頁
に記載されているような、末端位置のカルボキシル基を
含有するブタジエン重合体が使用可能である、但しこれ
らは特許請求の範囲に記載の特性を有するべきである。
もう1つの反応成分(Oとしては、無水マレイン酸を使
用する。触媒には、触媒量の第三級アミン例えばトリエ
チルアミン、トリブチルアミン或はまた水酸化ナトリウ
ム又は水酸化カリウムを使用する。
この場合、使用量はその都度の触媒の種類に基づいて0
.01〜0.3%である。縮合のためには、パラホルム
アルデヒドを3〜8重量%使用するのが有利である。得
られた熱硬化性の塗膜形成合成樹脂は一般に、一部分限
られた水溶性又は水不溶性溶剤を含有していてもよい水
溶性溶剤で希釈される。
このようなものとしては、例えばエタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチルエーテル、イソプロピルエーテル及
びブチルエーテル、並びにブタノール、ジエチレングリ
コール、ジエチレングリコールのモノ一及びジエーテル
、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコール及びジメ
チルスルホキシドである。少量成分の水不溶性溶剤、例
えばキシロール、ベンジン、シクロヘキサノン、ノナノ
ール及びデカノールを併用することができる。溶剤の全
配分は20〜30重量部(結合剤100重量部に対して
)を上回るべきでない、この場合に水不溶性溶剤の配分
は使用溶剤量の最高20重量部であつてよい。抑制剤の
使用量は0.05〜0.3重量部である。
抑制剤としては、例えばハイドロキノン、第三級アミル
ハイドロキノン、ジフエニルアミン、ジフエニレンジア
ミン、銅又は銅塩、例えばナフテン酸銅及びその他が適
当である。遊離ジカルボン酸又は遊離の無水ジカルボン
酸がもはや存在しなくなつた時点で反応は終了する。通
常、この付加のためには2〜5時間が必要である。引続
き、生成するアダクト内に含まれる無水物基を場合によ
り過圧を使用することにより触媒量の塩基性触媒、第三
級アミン、例えばトリエ5・宇ノげミン、トリブチルア
ミン及び同種のものの存在で100〜120℃で約1〜
3時間の過程で水を用いて加水分解することにより開環
させる。生じる反応生成物を引続き水と混和可能な溶剤
中に溶かす。この固体含量は70重量%を下回るべきで
ない。一般に、例えばCNSL及び場合によるフエノー
ルは1〜3時間110〜130℃に加熱すれば十分であ
る。
引続いてのパラホルムアルデヒドとの反応は一般に70
〜80℃で8〜10時間?施する。パラホルムアルデヒ
ドと縮合は水と混和可能な有機溶剤中の溶液内で固体含
量70〜80重量%で実施するのが有利である。ヘキサ
メチレンテトラミンは0.5〜2.5部を使用する。第
1工程で得られた反応生成物1を反応混合物と1:3〜
4:1の比(固体含量に対して)で混合する。このため
には、有利にはこれらの反応生成物1及びを水と混和可
能な有機溶剤中に夫夫70〜80重量%有する溶液を使
用する。この混合物を2〜5時間50〜100℃、有利
には55〜75℃1に加熱する、そうすると反応生成物
として合成樹脂が有機溶剤中の溶液として得られる。本
発明方法で得られた合成樹脂はアンモニア、有機アミン
及び/又はアルカリを加えることにより水で希釈可能に
なる。
適当な有機アミンは、例えばジメチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、ジエチルアミン、プロピ
ルアミン、ブチルアミンモノ一、ジ一及びトリエタノー
ルアミン、N−メチルエタノールアミン、N,N−ジメ
チルエタノールアミン及びジイソプロパノールアミンで
ある。
更に、アルカリとして水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム又は水酸化リチウムを使用することができる。前記の
中和のために適当な化合物は個々で又は相互に混合して
使用することができる。中和剤を含有する合成樹脂は水
と混和可能である。
中和剤の種類及び量に基づき、種々の粘度の水溶液又は
分散液が得られる。これらは焼付け被覆用のクリヤラツ
カとして使用することができる。しかし、これらは通常
の顔料で着色することもできかつ充填剤及び通常の塗料
助剤を含有すること=特雷=:讐=:ニンi!ンデイン
グミル、ボールミル、サウンドミル、デイゾルバ一で製
造される。
本発明で製造される塗膜形成合成樹脂は特に金属表面へ
のアノード塗装のための結合剤として特に適当である。
しかしながら、これらは同様に被覆すべき表面に噴霧、
浸漬及び流れ塗によつて通常施される被覆剤用の結合剤
として使用することができる。
塗膜の焼付け温度は焼付け時間30〜10分で140〜
160℃である。本発明の塗膜形成合成樹脂は中和後に
クリヤラツカを生じ、これは未処理又は燐酸亜鉛化した
鋼板にアノード塗装しかつ引続き140〜160鋼Cで
10〜20分間焼付けた後に硬質、強靭弾性、耐食性、
耐雨滴性、耐酸及びアルカリ性の光沢を有する塗膜を形
成する。
電気泳動浴内での水で希釈した塗膜形成合成樹脂の均一
塗着に関する値は優れている。この浴は極めて長い時間
に渡つて完全に安定でありかつ何らの沈殿をも起さない
。このクリヤラツカは同様に通常の顔料及び添加剤を含
有することができる。これによつて、電着塗膜の良好な
特性は変化しない。中和した合成樹脂溶液は顔料添加さ
れた形で常法で白色及び/又は有色の顔料又は充填剤と
共に使用することができ、この場合に約150℃で20
分間焼付けた後に、アルカリ性又は酸性薬剤に対して極
めて抵抗性のある滑らかな耐食性及び高輝度の塗膜を形
成する被覆が得られる。
ASTMBll7−64による塩水噴霧試験における値
は240時間以上であることが判明した。本発明の結合
剤製剤には、僅少量で他の種々の相容性結合剤、例えば
アミノプラスト樹脂、フエノプラスト樹脂、アルキド樹
脂、マレイネート樹脂を加えることができる。
この場合、添加樹脂又は結合剤の使用量は本発明の結合
剤の総重量に対して15%を上回るべきでない。次に本
発明を実施例につき説明する。
全ての部及び%は重量部及び重量%である。例1 粘度5ボアズ/20℃、シス構造約80%及びトランス
構造約20%及び分子量約1400及びヨウ素価約35
0を有するポリブタジエン5409と比重26℃で:0
.9670 ケン化価 : 109 ヨウ素価 : 284 酸価 : 97 の特性値を有する冷間プレスしたCNSLを混合しかつ
撹拌下に約15分間で220℃に加熱しかつ30分間こ
の温度で保持する。
180℃に冷却した後、 金属含量901)を有するナフテン酸銅 1.59及
び無水マレイン酸 1149を加
えかつ引続き220℃に加熱する。
約2,時間の反応時間後、遊離無水マレイン酸の含量は
0に低下する。このアダクトの酸化は約KOH95!で
ある。
該バツチを100℃に冷却する。引続き、トリエチルア
ミン 49とパラホルムアルデ
ヒド 559を加えかつ60℃で4時間
縮合させる。
エチレングリコールモノエルエーテル 1109及びイ
ソプロパノール 1109を加えた後
、粘度890センチボアズを有する透明な液状生成物が
得られる。
この固体含量は81重量%である。例2 / 粘度9P/45゜C及び1,2−ビニル構造約90%及
び1,4−トランス構造10%並びに分子量約1200
及びヨウ素価420を有するポリブタジエン
5009と粘度25℃で:800cp 比重25℃Cで:0.961 ヨウ素価 : 240 酸価 :12 ケン化価 : 18 の特性値を有するCNSL(蒸留)2509を混合しか
つ撹拌下に約15分で230℃に加熱しかつ25分間こ
の温度で保持する。
180℃に冷却した後、 ジフエニルパラフエニレンジアミン 0.39と無水
マレイン酸 1409を加えた後2
00℃で反応させる。
3時間後遊離無水マレイン酸の含量はOに低下する。
このアダクトの酸価はKOHl2lm9/9である。該
生成物を100′Cに冷却し、トリエチルアミン
39を加えた後、バラホルムアルデ
ヒド 489を加えかつ60℃で4時間
縮合させる。
エチレングリコールモノブチルエテール 1059及び
イソプロバノール 1.059を加える
ことによつて希釈する。
粘度約3000センチボアズ及び固体含量約80重量%
を有する透明な粘性成物が得られる。例3 A.成分の製造: 粘度240cp/50℃、20℃での密度0.8906
、ヨウ素価449及び分子量1800、中央位置のシス
ニ重結合79%及び中央位置のトランスニ重結合20%
並びに分子構造内にビニルニ重結合10t)を有する液
状ポリブタジエンを撹拌及び窒素の導入下にナフテン酸
銅0.25%を添加して100℃で加温する。
次いで無水マレイン酸 889を
加える。
撹拌及び窒素の導入下に温度200℃に高める。15分
の反応時間後に、最初は不均一な混合物が透明な均一な
溶液に変わる。
2000Cでの3時間の反応時間後に無水マレイン酸の
含量はOに低下する。
この混合物を引続き80℃に冷却しかつトリエチルアミ
ン 5g及び水
209を加えた後に120℃
で2時間保持する。
この際に、アダクト内に含有された無水物環は開裂され
る。引続き、エチレングリコールモノエチルエーテル及
びイソプロパノール1:1で80重量%の固体含量まで
希釈する。B.成分の製造 反応器内で、 25℃での比重:0.950 25℃での粘度:730センチボアズ ョウ素価 :235 酸 価 :12 ケン化価 :16 を有するCNSL(蒸留)500部をフエノール150
部と混合しかつ120℃に2時間加熱.する。
引続き、生成物を80℃に冷却しかつエチレングリコー
ルモノエチルエーテル中に固体含量80重量%になるま
で溶かす。ヘキサメチレンテトラミン 25
部及びパラホルムアルデヒド 140部を
加えた後、75℃で16時間撹拌する。
C.Aにより得られた成分160部 と Bにより得られた成分 40部を合しかつ6
5℃の温度で4時間処理する。
例43Aで実施したと同様に、ポリブタジエンと無水マ
レイン酸とのアダクトを平均分子量10001ヨウ素価
357及びビニル基45重量%、トランス含量%及びシ
ス含量10重量%を含有するポリブタジエンを使用して
製造する。
この際にはポリブタジエン5009に無水マレイン酸8
49を使用する。得られた生成物をエチレングリコール
モノエチルエーテル及びイソプロパノール1:1で80
(F6の固体含量まで希釈する(=成分1)。3Bに記
載と同様に成分lを製造する。
成分 70部と成分
30部を合しかつ41/2時
間撹拌下に70℃で保持した。
例5例1〜4により得られた合成樹脂を、 1.アンモニア 2.ジメチルエタノールアミン 3.K0H+ジエチルエタノールアミン 4.トリメチルアミン+ジメチルエタノールアミン(1
:2);゜.=:′.′1.呻紳二[メD て、水で希釈した10q1)溶液が…値6.5〜8を呈
する程度の量の中和剤を?用する。
濃縮した生成物は無制限に貯蔵可能、透明、油状、中〜
高粘性の液体である。
中和した生成物で下記実験を実施した。
例6 酸化鉄レツド(顔料/結合剤比1:1)で有色ペースト
を製造する。
水及び場合により少量の水と混和可能な溶剤で適用粘度
に希釈することにより、浸漬、流延又は噴霧により施す
ことができる被覆剤(固体含量30〜45重量%)が得
られる。前記の1〜5挙げた中和剤で製造した被覆剤を
(140℃で20分間又は200℃で3分間焼付た塗膜
は、前処理されていない鉄板上にも塩霧、工場雰囲気、
湿気影響並びに酸及びアルカリに対して優れた耐食性を
有する硬質の弾性塗膜を生じる。該塗膜の機械的特性は
公知技術水準から成るものよりも明らかに優れている。
下記第1表に塩水噴霧試験に対する測定値をまとめて記
載する。
例7 例1によるアンモニアで中和した水溶性の合成樹脂29
0gを二酸化チタン209、酸化鉄レツド209及び珪
酸アルミニウム209と3本式ローラミルで摩砕する。
顔料ペーストを脱イオン化した水16009で希釈しか
つアンモニアを更に加えて…値を7.5に調整する。カ
ソードとして接続されている容積2.5tの金属槽内で
電着浴から直流電圧200〜300ボルトで25℃で1
分内で燐酸塩化鋼板から成る大きさ200c!11のア
ノード上に密な良好に洗浄可能な塗膜が被覆される。
130℃で20分間硬化した後、厚さ25ミクロンの平
滑な孔不含の塗膜が形成される。
ASTMに基づく塩水噴霧試験において240時間の試
験後に試験板は何らの変化をも示さない。
電着浴を40℃で200時間撹拌し、次いで25℃に冷
却する。その後、上記電着操作を繰返す。同様に申し分
ない塗膜及び塩水噴霧試験における同等の値が得られる
。例8 成3による中和されていない合成樹脂溶液3309を二
酸化チタン329、珪酸アルミニウム329及びカーボ
ンブラツク29と共にロールミルで粉砕する。
10%のKOH溶液及び鉱物を脱離した水1600gを
加えた後、電着浴が得られ、これを…値7.3に調整し
た後例7記載と同様に使用する。
得られた塗膜は約28ミクロンの層厚さを有する。
塩水噴霧試験における240時間の試験継続後に試験板
は何らの確認可能な変化を示さない。電着浴を40℃で
200時間撹拌すると、この老化した混合物から同様に
相変わらず良好な耐食性を有する申し分ない、変りない
塗膜が得られる。水滴箱内での負荷に関する試験はDI
N5OOl7SK(60℃)に基づいて行なう。
この試験により、塗膜損傷を生じることなく、どのくら
いの期間極度の湿気作用に曝されうるかが明らかにされ
る。下記第表に、アノード電着の際の塩水噴霧試験及び
DIN5OOl7SK(60℃)に基づく水滴箱内での
負荷に関する個々の値をまとめて記載する。
酸及びアルカリの作用に対する安定性の試験は燐酸塩処
理した鋼板上に焼付けた塗膜で検査した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 成分(A)フェノール誘導体、(B)平均分子量3
    00〜6000及びヨウ素価250〜600を有するポ
    リブタジエン、(C)無水マレイン酸、(D)ホルムア
    ルデヒドを反応させることにより熱硬化性の塗膜形成合
    成樹脂を製造する方法において、成分(A)として少な
    くとも1個の二重結合を含有するアルキル側鎖を有する
    フェノール誘導体を使用しかつ(B)15〜70重量部
    と(C)5〜25重量部とを140〜200℃で遊離の
    無水マレイン酸が存在しなくなるまで反応させて反応生
    成物とし、次いで生成したアダクト内に含有される無水
    物基を触媒量の塩基性触媒の存在下に水で加水分解する
    ことにより開環させかつ(A)30〜85重量部とパラ
    ホルアルデヒドの形の(D)10〜30重量部、又は(
    A)30〜85重量部及びフェノール10〜30重量部
    と上記(D)10〜30重量部から成る縮合生成物と、
    固体含量に対して1:3〜4:1の比で混合しかつ50
    〜100℃に2〜5時間加熱することによつて更に反応
    させることを特徴とする、熱硬化性の塗膜形成合成樹脂
    の製法。 2 成分(A)フェノール誘導体、(B)平均分子量3
    00〜6000及びヨウ素価250〜600を有するポ
    リブタジエン、(C)無水マレイン酸、(D)ホルムア
    ルデヒドを反応させることにより熱硬化性の塗膜形成合
    成樹脂を製造する方法において、(B)15〜70重量
    部及び(A)30〜85重量部から190〜250℃に
    30〜180分間加熱することにより得られた反応生成
    物を(C)5〜25重量部と140〜200℃で反応さ
    せて反応生成物としかつ40〜100℃でパラホルムア
    ルデヒドの形の(D)と更に縮合させることを特徴とす
    る。 熱硬化性の塗膜形成合成樹脂の製法。
JP6816576A 1975-06-10 1976-06-10 熱硬化性の塗膜形成合成樹脂 Expired JPS5922721B2 (ja)

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BR (1) BR7603741A (ja)
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GB1523076A (en) 1978-08-31
NL181809C (nl) 1987-11-02
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IT1062429B (it) 1984-10-10
NL181809B (nl) 1987-06-01
FR2314220B1 (ja) 1981-09-18
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