JPS5922688Y2 - 容量式近接スイツチ - Google Patents

容量式近接スイツチ

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JPS5922688Y2
JPS5922688Y2 JP12585377U JP12585377U JPS5922688Y2 JP S5922688 Y2 JPS5922688 Y2 JP S5922688Y2 JP 12585377 U JP12585377 U JP 12585377U JP 12585377 U JP12585377 U JP 12585377U JP S5922688 Y2 JPS5922688 Y2 JP S5922688Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
circuit
proximity switch
switching transistor
output
Prior art date
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Application number
JP12585377U
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JPS5451371U (ja
Inventor
正治 藤原
幸雄 小竹
Original Assignee
防衛庁技術研究本部長
日本電子機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容量式近接スイッチに関する。
従来、被検知導体の接近・離間を電極間容量の変化とし
て検知し、スイッチング動作するよう構成した容量式近
接スイッチは、第3図に鎖線で示した如く、前記被検知
導体が電極に接近して電極間容量を増加させると、検出
感度が直線的に変化するため微少な容量変化しかない導
体の接近・離間においては特定の位置で鋭敏に検知する
ことが困難であり、これを遠戚しようとすると回路構成
も複雑となった。
簡単な回路としてスイッチングトランジスタを用いたも
のがあるが、この場合には、前記スイッチングトランジ
スタの遅延時間tdにバラツキが多く、やはり微少な容
量変化の検出に対して安定な性能が得られない等々の欠
点を有していた。
本考案は上記の欠点を除去するために、スイッチングト
ランジスタのベース回路に、抵抗・コンデンサでなる遅
延回路を付加することにより、スイッチングトランジス
タの遅延時間tdのバラツキを原因とする回路動作の不
安定を解消すると共に、鋭敏な感度特性を有する容量式
近接スイッチを提供することを目的とする。
以下、図面を用いて本考案を詳述する。
第1図に本考案の容量式近接スイッチの回路図を示す。
図においては、水晶発振器O3の出力端子が、コンテ゛
ンサC1を介して、単安定マルチバイブレータ■C1の
入力端子に接続されている。
なお、前記単安定マルチバイブレーク■C1の入力端子
は抵抗R1を介して接地されている。
また、前記の単安定マルチバイブレータIC1はICで
構成されており、直流電源■が与えられると共に、外部
接続された電極P1.P2を有し、被検知体である導体
P3の接近・離間に応じて前記導体P3と電極P1.P
2間の合成電極間容量Cxが変化する。
従って前記の単安定マルチバイブレータIC1は、前記
抵抗R1、コンデンサC1からなる微分回路を介した前
記水晶発振器O5の出力パルスによってトリガ゛され、
パルスを発生するが、そのパルス幅は前記電極間容量C
xに応じて変化する。
前記単安定マルチバイブレータIC1の出力端子は抵抗
R2を介してトランジスタTr□のベースに接続されて
いる。
なお、前記トランジスタTr1のベースはコンデンサC
2を介して接地されている。
前記トランジスタTr1のエミッ夕は接地されており、
前記トランジスタTr1のコレクタは抵抗R3を介して
前記直流電源■の正極に接続されると共に、コンテ゛ン
サC3を介してICでなる比較器IC2の入力端子に接
続されている。
なお、前記抵抗R2、コンデンサC2は、遅延回路を構
成しており、その時定数τ−R2C2が前記トランジス
タTr1の遅延時間tdに対してτンtdとなるよう選
択されている。
前記比較器IC2は前記直流電源■によって給電されて
いる。
前記の比較器IC2の出力端子は、トランジスタTr2
のベースに接続されている。
前記トランジスタTr2のエミッタは接地され、前記ト
ランジスタTr2のコレクタは負荷Zを介して、前記直
流電源■の正極に接続されている。
従って前記単安定マルチバイブレータIC。の出力パル
スは、前記抵抗R2、コンデンサC2でなる遅延回路を
通過する際所定時間、即ち遅延時間τ−R2C2遅延せ
しめられ、前記のトランジスタTr1のベースに与えら
れる。
前記のトランジスタTr1は、検波器として動作し、前
記単安定マルチバイブレータ■C1の出力パルス幅に対
応するコレクタ出力を発生する。
前記トランジスタTr1のコレクタ出力は、コンデンサ
C3を介して、比較器IC。
に与えられ、前記比較器IC2に予め設定した基準設定
電圧と比較される。
前記トランジスタTr1のコレクタ出力が前記比較器■
C2の前記基準設定電圧を越えた場合、前記比較器IC
2の出力端子に出力が発生し、前記比較器IC2の出力
がトランジスタTr2を駆動し、負荷Zを駆動する。
第2図a乃至fはスイッチングトランジスタの一般的な
過渡応答波形を示しており、人力パルス、例えばベース
入力電流パルスのパルス幅T。
が、第2図aのように前記スイッチングトランジスタの
遅延時間td、並びに立ち上がり時間trの和よりも大
なる場合、前記スイッチングトランジスタは充分に駆動
され、第2図すのように飽和電流■。
が流れる。
又前記の入力パルス幅T。が、第2図Cのようにtd
< To < td + trとなる範囲内の大きさで
あれば、前記スイッチングトランジスタのコレクタ出力
電流波形は第2図dのように三角波である。
さらに入力パルス幅T。
が小さくなり、第2図eのようにTo < tdとなる
と、スイッチングトランジスタを導通させることが出来
ず、コレクタには出力が得られない(第2図f)。
しかしながら、スイッチングトランジスタの遅延時間t
dは、同一種のトランジスタにおいてもバラツキが非常
に多く、このためにスイッチングトランジスタを用いた
だけでは安定した性能が得られなかったのであるが、本
考案においては前記スイッチングトランジスタTr1の
ベース回路に、前記抵抗R2、コンデンサC2でなる遅
延回路を付加し、前記遅延回路の時定数τ−R2C2を
前記トランジスタTr1の遅延時間tdよりも充分に大
きくとったため、すなわちτ=R2C2ンtdとしたた
め、等価的な遅延時間がτ+td÷τとなり、前記スイ
ッチングトランジスタTr1の遅延時間tdが無視し得
、一定値に設定できる。
従って、いま前記被検知導体P3が、次第に前記電極P
1.P2に接近する時、前記被検知導体P3と電極P1
.P2間の電極間容量Cx、すなわち電極P1゜22間
の電極間容量をCI)Ip□、被検知導体P3と電極2
1間の電極間容量をCp1p3、被検知導体P3と電極
42間の電極間容量をCp2p3とすると、CX=Cp
1p2+q゛2°−C,、、、が増加し、前記単安定マ
ルチバイcplp3+ら2p3 ブレーク■C1の出力パルス幅T。
を増加させるが、前記出力パルス幅T。
が前記遅延回路の時定数τより小であれば、すなわちT
〈τであれば、前記スイッチングトランジスタTr1は
遮断領域にあるので殆んど感応せず、コレクタ電流も流
れない。
よって、この期間中は検出感度も第3図イの部分のよう
に殆んど零で前記負荷Zが駆動されるには至らない。
前記被検知導体P3が前記電極P1.P2にさらに接近
して、前記単安定マルチバイブレークIC1の出力パル
ス幅T。
かτ〈TO〈τtrなる範τ+trなる範囲内の大きさ
に増大すると、前記スイッチングトランジスタTr1は
活性領域に入り、コレクタに三角波出力電流が流れる。
この期間中は、第3図口の部分のように、検出感度が著
しく高まる。
次にTo>τ+tr、すなわち前記単安定マルチバイブ
レータ■C1の出力パルス幅T。
が前記遅延回路の時定数τ、ならびに前記スイッチング
トランジスタTr1の立ち上がり時間trの和よりも大
きくなると、前記スイッチングトランジスタTr1は、
前記単安定マルチバイブレータ■C1の出力パルスによ
って飽和領域まで駆動され、コレクタに飽和電流ICが
流れ、この期間の検出感度は第3図ハの部分のようにな
る。
叙上の如く、本考案の容量式近接スイッチは、(1)
スイッチングトランジスタTr□の入力回路に、前記
スイッチングトランジスタTr□の遅延時間tdを無視
しうる大きさの時定数τを有するR2と02の遅延回路
を付加したので、実質の遅延時間がτ=R2C2となり
常に安定し、もって回路動作が安定化する (2)検出感度が特に高い近接範囲を有しているため、
この種の近接スイッチとして好適な感度特性が得られる (3)回路構成が簡単で安価となる 等々の顕著な効果を奏上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の容量式近接スイッチの回路図、第2図
はスイッチングトランジスタの過渡応答波形図、第3図
は容量式近接スイッチの検出感度特性を示す図である。 O3・・・・・・水晶発振器、IC1・・・・・・単安
定マルチバイブレータ用IC,T、 、 T、・・・・
・・)・ランジスタ、IC2・・・・・・比較器用IC
,Z・・・・・・負荷、■・・・・・・直流電源、Pl
、P2・・・・・・電極、P3・・・・・・導体、R1
−R3・・・・・・抵抗、C1〜C3・・・・・・コン
デンサ、CX・・・・・・合成電極間容量、CpIP□
・・・・・・電極P1.P2間の容量、Cp1p3・・
・・・・導体P3と電極P0間の容量、Cp2p3・・
・・・・導体P3と電極12間の容量、IC・・・・・
・スイッチングトランジスタの飽和電流、td・・・・
・・スイッチングトランジスタの遅延時間、tr・・・
・・・スイッチングトランジスタの立ち上がり時間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導体の接離に応じ変化する電極間容量によってパルス幅
    が変化するパルス発振器と、前記パルス発振器の出力が
    与えられる遅延回路と、前記遅延回路よりの出力が与え
    られる検出回路と、前記検出回路よりの出力により作動
    する負荷とを備えたスイッチにおいて、前記遅延回路の
    時定数を、前記検出回路に内蔵されるトランジスタの遅
    延時間に比べて充分大とすることを特徴とする容量式近
    接スイッチ。
JP12585377U 1977-09-19 1977-09-19 容量式近接スイツチ Expired JPS5922688Y2 (ja)

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JP12585377U JPS5922688Y2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 容量式近接スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5451371U JPS5451371U (ja) 1979-04-09
JPS5922688Y2 true JPS5922688Y2 (ja) 1984-07-06

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