JPS5922627Y2 - 硬貨機構 - Google Patents

硬貨機構

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Publication number
JPS5922627Y2
JPS5922627Y2 JP10340076U JP10340076U JPS5922627Y2 JP S5922627 Y2 JPS5922627 Y2 JP S5922627Y2 JP 10340076 U JP10340076 U JP 10340076U JP 10340076 U JP10340076 U JP 10340076U JP S5922627 Y2 JPS5922627 Y2 JP S5922627Y2
Authority
JP
Japan
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coin
actuator
cam
return lever
specific
Prior art date
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Expired
Application number
JP10340076U
Other languages
English (en)
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JPS5321595U (ja
Inventor
俊二 柳橋
Original Assignee
ミクロン機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ミクロン機器株式会社 filed Critical ミクロン機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特定硬貨により作動され、非特定硬貨では作動
しない硬貨機構に関するものである。
従来、自動販売機、コインタイマー等に用いられている
硬貨機構は精密に加工された硬貨撰別機構により特定硬
貨と非特定硬貨との撰別を行なっていた。
また機構を傾けて非特定硬貨を使用して作動させる不正
手段を防止する装置をも必要とした。
そのため構成部品点数も多く、製作工数も増し、従って
製作コストが嵩み、部品点数と共に故障の原因も多くな
っていた。
本考案は、それらの欠点を除き低コストで故障の少ない
硬貨機構であって且つ部品点数が少なくて済む硬貨機構
を提供するためになされたものである。
以下、本考案を図示の実施例によって説明する。
ベースプレート1の片面にはガイド板16減速機構を具
備したモーター17が固装されている。
ガイド板16の上部は硬貨の投入口16a、下部は開口
されて切欠16dとなっている。
ガイド板16の内部には上方より下方に向ってわずかに
傾斜したガイド縁16b、16Cによって硬貨通路が形
成されている。
ガイド縁16 bの下部は円弧状の彎曲部16 eとな
っている。
ベースプレート1の他の面には取り付は金具2が固装さ
れており、ベースプレート1との間に軸8と共軸一体に
歯車6、カム5が軸装されている。
またモーター17の減速機構は歯車7を介して歯車6と
かみ合わされている。
ベースプレート1には復帰レバー3が支軸9により回動
自在に軸装され、また支軸9に装着されたねじつばね1
0は、その一方の腕10 aをベースプレート1に固装
されたストッパー13に、他方の腕10 bを復帰レバ
ー3の肩部3bに支えられ支軸9を軸として復帰レバー
3の当接部3aを常にカム5の方向に回動しようとする
習性を与えられている。
復帰レバー3の下部には揺動部材4が揺動自在にねじつ
ばね11と共に支軸12に軸装されており、ねじりばね
11は一方の腕11 aを揺動部材4の被動腕4aに、
他方の腕11 bを復帰レバー3の肩部3bに支えられ
支軸12を軸として揺動部材4の当接部4bを反時計針
方向に回動する習性を与えられている。
揺動部材4の当接部4bはベースプレート1に固装され
たマイクロスイッチ14の釦14aに相対し、被動腕4
aはベースプレート1の下部の切欠1aの上縁で支えら
れている。
第3図に示す揺動部材4の位置を第3位置と称す。
被動腕4aの先端は切欠1aより硬貨通路の下部に形成
された切りそぎ部に位置し、かつガイド縁16 Cの延
長線上より硬貨通路内に突出しない位置で、硬貨通路を
落下した特定硬貨18がガイド縁16bの下部の湾曲部
16 eによって揺動部材4の方向に付勢されたときに
作動し、非特定硬貨19が落下したときには作動しない
関係位置に装着されている。
カム5は特定の時間で1回転するように設定されている
ので、特定硬貨18が投入されて揺動部材4の被動腕4
aを変位させてから、カムが1回転するまで硬貨機構は
作動する。
マイクロスイッチ14の常閉接点端子20と共通端子2
1には電線15が結線され、その一方はモーター17に
、他の一方は電源に接続されている。
ガイド板16ガイド縁16b、16C間の幅、即ち硬貨
通路の幅は特定硬貨18が楽々と通過する間隔を保って
設けられている。
本考案の実施例は上記の構成を有しているからこれを用
いて特定硬貨18(例えば直径の大きい25セント硬貨
)と非特定硬貨(例えば直径の小さい5セント硬貨)と
を撰別する例について第3図乃至第5図により動作原理
を説明する。
第3図は硬貨投入前の硬貨機構のカム5、復帰レバー3
、揺動部材4、の関係位置を示している。
即ち揺動部材4の当接部4bは復帰レバー3の回動とね
じつばね11の弾力により支軸9を中心として反方向に
回動しマイクロスイッチ14のアクチュエーターとして
の釦14 aを押圧している。
また一方、復帰レバー3の当接部3aはその回動習性に
よりカム5の短径部に対向していて、この回動は、下端
部がストッパー13に衝合することにより阻止されてい
る。
ガイド板16の投入口16 aより投入された非特定硬
貨19は、その直径が小さいためガイド縁16b、16
C間を直接またはガイド縁16 bに添って落下し硬貨
通路内に突出している被動腕4aに衝突することなく下
方に落下するので第3図に示す関係位置は変らない。
従ってマイクロスイッチの接点は開放された状態を保っ
ているので、モーターに電流が流れず、従ってモーター
は駆動しないため硬貨機構は作動しない。
次に投入口16 aより特定硬貨18を投入すれば、特
定硬貨18は直径が大きいためガイド縁16b、 16
e間をガイド縁16 bに添って落下し、その下部の
円弧状の傾斜部16 eのため揺動部材の方向に付勢さ
れ勢よく被動腕4aに衝突し、第4図に示す位置まで被
動腕4aを変位させて後下方に落下する。
従って揺動部材4は支軸12を軸としてねじつばね11
の反時計針方向の回動習性に抗して時計針方向に回動し
、当接部4bはマイクロスイッチ14の釦14aより側
方へ外れ、釦14 aを押動(オフ)しない向きに該釦
に係合する。
このときの揺動部材4の位置を第2位置と称す。
従ってマイクロスイッチ14の釦14 aはその反発習
性のため突出し、その接点は閉じるので、モーター17
に電流が流れ駆動を開始し、モーター17より歯車7.
8を介してカム5は時計針方向に回転を始める。
カム5が最初第3図に示す位置から第5図に示すような
位置、即ちカム5が突端5aの位置まで回転すれば復帰
レバー3の当接部3aは支軸9を軸として反時計針方向
に押動される。
従って、復帰レバーに枢着されている揺動部材4の当接
部4bはマイクロスイッチ14の釦14 aとの係合を
外され、これに対向する第1位置まで移動する。
カム5がさらに回転を続けて、その突端5aが復帰レバ
ー3の当接部3aより外れると、第3図に示す位置とな
り、揺動部材4が第3位置へ変位してその当接部4bは
再びマイクロスイッチ14の釦14 aを押圧する。
従ってその接点は開放しモーター17は停止する。
本考案の機構は左右何れの方向に傾けても硬貨はガイド
縁16b、16Cの何れかに添って落下するため上記の
操作を確実に行なうための不正使用防止機構を必要とし
ない。
本考案は以上の実施例の示すような構成であるから特定
の硬貨では作動するが、非特定の硬貨では作動しない。
また従来のような撰別機構を必要としないため使用する
部品点数も少なく、従って製作に要する工数も少なく製
作コストを安くすることが出来る。
構造の簡素化にともなって故障個所も減少するので従来
のものに比べて動作確実であるので玩具等の簡単な硬貨
機構としては特に有用な考案である。
また、特定硬貨の投入によって揺動させられる揺動部材
は、硬貨投入後はマイクロスイッチのアクチュエーター
を押動(オフ)しない位置に保持する部材が必要である
が、本考案は、揺動部材に第2の位置をとり得るように
して、マイクロスイッチのアクチュエーターに保持部材
の機能を持たせたことにより特別な保持部材が不要とな
り、その分部品点数が少なくて済むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機構部を示す一部切欠した斜視図、第
2図は第1図の裏面を示す斜視図、第3図は揺動部材の
第3位置と作動前の各部の関係位置を示す一部破断の正
面図、第4図は揺動部材の第2位置と作動中の各部の関
係位置を示す正面図、第5図揺動部材の第1位置とは作
動停止の直前の関係位置を示す正面図である。 3・・・復帰レバー、4・・・揺動部材、4a・・・被
動腕、5・・・カム、14・・・マイクロスイッチ、1
6 b、 16 C・・・ガイド縁、17・・・モータ
ー′

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 垂直又は僅かに傾斜していて、その下部が該通路内に彎
    曲して進入している一力のガイド縁、このガイド縁に対
    向していて、その下部が該通路がら逃げる向きに折れて
    いる他方のガイド縁、該通路の下部に形成された切りそ
    ぎ部 を有する硬貨通路と、 モーターにより特定時間で一回転するカムと、一端を上
    記カムに圧接する向きの習性を有していて、その習性に
    抗して上記カムで揺動させられる復帰レバーと、 上記モーターを起動、停止させるためのマイクロスイッ
    チと、 上記復帰レバーに揺動自在に軸支されていて、上記一方
    のガイド縁からの距離が特定硬貨の直径よりは小さく、
    非特定硬貨の直径よりは大きく離間させて、上記他方の
    ガイド縁のがわから上記切りそぎ部へ位置させた被動腕
    、 並びに、マイクロスイッチのアクチュエーターと対向し
    てこのアクチュエーターを押圧し得る第1位置と、アク
    チュエーターの側方へ外れて該アクチュエーターを押動
    しない向きに該アクチュエーターに係合する第2位置と
    、 アクチュエーターを押圧する第3位置とをとり得る当接
    部を有し、 かつ、上記第1位置に位置する向きの揺動習性を与えら
    れた揺動部材と からなっていて、 上記揺動部材が特定硬貨により揺動させられたとき、上
    記当接部が上記第2位置へ変位してアクチュエーターの
    押圧作用を解除し、 上記復帰レバーが上記カムによって揺動させられたとき
    、上記当接部が第1位置へ変位したのち上記復帰レバー
    の習性により第3位置へ変位して、上記当接部を介して
    アクチュエーターを押圧することを特徴とする硬貨機構
JP10340076U 1976-08-02 1976-08-02 硬貨機構 Expired JPS5922627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10340076U JPS5922627Y2 (ja) 1976-08-02 1976-08-02 硬貨機構

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JP10340076U JPS5922627Y2 (ja) 1976-08-02 1976-08-02 硬貨機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5321595U JPS5321595U (ja) 1978-02-23
JPS5922627Y2 true JPS5922627Y2 (ja) 1984-07-05

Family

ID=28713564

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JP10340076U Expired JPS5922627Y2 (ja) 1976-08-02 1976-08-02 硬貨機構

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