JPS5922621A - バグフイルタ−のダスト払落し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ト払落し方式の改良に関するものである。

従来パルスジェット払落し方式のバグフィルターは下部
ホツパーとバグを備えた集じん室とダスト払落し機構を
設けた清浄室とから構成されている。そして含しんエア
ーは集じん室に設けたインレットから圧送又は吸引によ
って集じん室内に入り、ダストはバグ外面に付着、堆積
される。

濾過されたエアーはバグ内を通って清浄室に設けたアウ
トレットより排出される。

更に、バグ表面に付着したダストは後述するパルスジェ
ット方式の払落し機構により、一定時間毎に払落され、
下部ホッパーに落される。

次にパルスジェット方式の払落し機構は図−１に示す様
に、パルスパイプ（１）がバグ（２）一列毎に配列され
ており、パルスパイプ（１〕の下面には、丁度バグ（２
）の中心にあたる位置に圧縮エアーのノズル（３）があ
る。

パルスパイプ（１）は、ダイヤプラムバルブ（図示せず
）とパイロットバルブ（図示せず）からなる複式電磁弁
を介してヘッダー管（図示せず）につながっている。ヘ
ッダー管には圧縮エアーが供給されている。タイマーを
作動させると１つのパイロットバルブに通電され、パル
スパイプ（１）のノズル（８）より瞬間的に圧縮エアー
が噴出される。噴出されたエアーは２次エアーを周囲か
ら巻込み、べンチュリー（４）を通ってバグ内部に突入
しそのショックで生じるバグ全面の振動とバグ外面に向
って逆流するエアーによって付着堆積したダストを払落
す。１列のバグが払落されてから次の列のバグが払落さ
れる。

しかし、この様にダストの払落しは集じん室（５）を数
字に仕切る事なく又、処理エアーの流れを止める事なく
連続的に行われる為、払落しを行っていない他の列のバ
グに、払落されたダストの一部が集じんエアーにのって
回付・着する。

その為にダストの払落しを行っても総合的に考えればダ
ストの払落し効果は十分なものでなかった。

又バグ１本毎にベンチュリー（４）を備える必要があり
、さらにバグ１列に対しそれぞれパルスパイプ（１）及
び複式電磁弁が必要となる事から部品点数が多くなり、
その分コスト上昇やトラブルを発生しやすい要因となっ
ている。

本発明は、上記の問題点を解消したものでバグ１列分用
のダスト払落し装置をバグ上に移動可能に配置し、この
装置を任意の払落しバグ上に移動して払落しをなすと共
に、両側のバグの通風を遮断する様にして、ダスト払落
し後の両側バグへのダストの再付着を防止する事により
圧力損失の上昇を抑制し、濾過風速を高く選定できる様
にしたものである。

又、バグ１列分のダスト払落し装置を設けるたけと云っ
た簡単な構造で、コスト低減等を図ったものである。

次に、本発明の実施例を図−２、図−３について説明す
る。

（１］）は集じん機本体で、下部ホッパー０２）、集じ
ん室０３）、清浄室θ４９から構成されている。

集じん室０３）には有底円筒形状のバグθ５）が複数本
づつ多数列配置されている。

バグ上端は集じん室０３）と清浄室０→を気密分割する
隔壁板θ６）の開口部に取付けられ、バグ内側と清浄室
０４）とは連通されている。

清浄室（１→内には、ダスト払落し装置（１ηが設けら
れている。

この装置０７）は、移動可能な圧縮エアー噴射装置３− ０８）とそれを移動きせる為の駆動装置θ９）と圧縮エ
アー噴射装Ｍ０８）に圧縮エアーを供給する為のアコー
ディオン形パイプ（財）及び清浄室０→の上部に取付け
られたストライカ−００から構成されている。そして、
上記噴射装置０８）はバグ１へ列の各バグに対応する圧
縮エアー噴射ノズルｅ椴を設けたパルスパイプ（２３）
とそれを取囲む圧縮エアーの噴射室ｆｆ１４１とその室
の側壁に設けた逆止弁ｃ！■とパルスパイプに接続する
導管ＱＯと、この導管１２６＋の他端にダイヤフラム弁
（５）を介して接続するヘッダー管（至）と、バグ上端
開口と噴射ノズルＨ間に配置したベンチュリーＱ印と適
当数のバグ開口面を閉鎖する閉塞板０１とダイヤフラム
弁罰と連通するパイロットバルブ００とから構成されて
いる。

更に駆動装置（１９）は、ワイヤーの両端を噴射装置０
８）の一部に連結したワイヤーシリンダー（ロ）と、そ
のワイヤーシリンダー〇櫓を駆動させるマスターバルブ
（１）とそのバルブに開閉指示を与えるメカニカルバル
ブ（ロ）、■′とから構成されている。

（ハ）は集じん室０３）の一部に設けた含じんエアーの
４− 人口、に）は清浄室０４）に設けた清浄エアー排気口で
ある。

尚本発明は、上記実施例に限定される事なく、たとえば
ワイヤーシリンダー０→に替えてドラム付減速機等を使
用してもよく、又閉塞板等は、バグ１列以上塞ぐもので
あれば良い等、種々変更しても何ら本発明の要旨を変更
するものではない。

次に、本発明の作用効果について述べる含じんエアーは
、入口０１より集じん室（Ｉ３）内に入り、バグ（１５
）外面から内面に通過する。通過する際にダストがバグ
で濾過され、含じんエアーは清浄エアーとして排気口（
ト）より排気される。濾過されたダストはバグに除々に
堆積し、圧力損失が所定数値に上昇した時点で、１端よ
り１列毎にダスト払落しを行う。先ずダスト払落し開始
状態において、圧縮エアー供給弁（図示せず）を開にす
ることにより圧縮エアー供給口０１より圧縮エアーが供
給される。ついで田縮エアーはマスターバルブ０■を経
て、ワイヤーシリンダー〇′４を駆動する。ワイヤーシ
リンダー〇櫓が駆動するとワイヤーが動き、これに接続
された噴射装置θ８）が動く。噴射装置０８）が移動し
パイロットバルブ（３υがストライカ−（２＋）の位置
にくるとパイロットバルブ（３１）はストライカ−ＩＩ
）に押れ開になる。この時ベンチュリー（ハ）はバグ（
１５）のほぼ真上にある。パイロットバルブ’（３１）
　カ開［なるとダイヤフラム弁Ｑ７）が開になり、ヘッ
ダー管ｔ２樽の用縮エアーがダイヤフラム弁０７）及び
導管Ｑθを経てノズルＧ！功から、ベンチュリーｅ［有
］に向って噴射される。圧縮エアーがベンチュー（ハ）
を通過する時、周囲のエアーを巻込むので噴射室０４１
内の圧力が下がり、逆止弁（ハ）が開になり清浄室（１
４）のエアーが噴射室０１４１に流入する。流入したエ
アーは、圧縮エアーに巻込まれベンチュＩＪ−０９＋を
通過し、バグ内面より外面に通り抜ける。この際バグに
堆積したダストを払落すものである。又この時払落しバ
グの両側のバグ開口面を閉塞板（３［相］で閉塞してい
るので・　　　〜　　　　　　　　　集しん処理中のエ
アーにより、払落されたダストが両側及び他のバグに付
着する事は殆どない。

この様にして一列のバグの払落しが行なわれている間に
も噴射装置θ８）は停止する事なく、微速で次の列に向
って移動している。そして、次のストライカ−００にパ
イロットバルブ（３１）が位置した時に前記と同様のダ
スト払落し操作が行われる。この様にして順次に払落し
が行われ、噴射装置θ８）が他端までくるとメカニカル
バルブ（ロ）′　を開とする。

それによりマスターバルブ０罎の切換えが行われ、ワイ
ヤーシリンダー員は逆方向に早いスピードで動きはしめ
、これにより噴射装置０８）も初期の他端まで素早く戻
される。戻されると、噴射装置０８）が再びメカニカル
バルブも４１を開にしダスト払落しの開始状態に戻る。

本発明はこの様にバグ１列分用のダスト払落し装置をバ
グ上に移動可能に配置し、この装置を任意の払落しバグ
上に移動して払落しをなすようにしたので、バグ１列分
のダスト払落し装置を設けるだけと言った簡単な構造で
コストの低減をなすと共に、両側のバグの通風を遮断す
る様にしてダスト払落しを行うようにしたので、バグへ
のダストの再付着を防止し、濾過風速を高く選定できる
７− ようにした実用上極めて効果大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の概略断面図、第２図は本発明の平面図、
第３図は本発明の正面図である。 １５・・・・・バグ １３・・・・・集じん室 １４・・・・・清浄室 １７・・・・・ダスト払落し装置 特許出願人 進和貿易株式会社 他１名 ８− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バグを備えた集じん室とダスト払落し装置を設けた清浄
   室とから構成されたパルスジェット払落し方式のバグフ
   ィルタ−において、バグ１列分用で且つ、バグ上に移動
   可能に配置し、任意の払落しバグ上に移動して払落しを
   可能になすと共に、少なくとも１列以上のバグの通風を
   停止しダスト払落し後の他のバグへのダスト再付着を防
   止して、濾過風速を高める様にした、バグフィルタ−の
   ダスト払落し装置。