JPS59226139A - 繊維強化金属複合材のプリフオ−ム製造法 - Google Patents

繊維強化金属複合材のプリフオ−ム製造法

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JPS59226139A
JPS59226139A JP58101889A JP10188983A JPS59226139A JP S59226139 A JPS59226139 A JP S59226139A JP 58101889 A JP58101889 A JP 58101889A JP 10188983 A JP10188983 A JP 10188983A JP S59226139 A JPS59226139 A JP S59226139A
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JP
Japan
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preform
mold
solvent
fibers
liq
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Pending
Application number
JP58101889A
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English (en)
Inventor
Mikio Kubo
久保 幹夫
Masashi Shimoda
下田 正志
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HONDA KINZOKU GIJUTSU KK
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
HONDA KINZOKU GIJUTSU KK
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維強化金属複合材による製品を得るための
フ0リフォームの製造法に関する。
近年、゛繊維強化金属複合材(以下複合材と略称)は自
動車用部品、電気通信機器部品および日用品等の多分野
に亘って用いられ、なかでも複雑な形状でしかも軽量且
つ高強度を必要とするような自動車用エンジンの関連部
材にその需要が高まりつつある。それ故、高品質かつ低
コストの複合材製品を得るための基体である予備成形体
(以下プリフォームと略称)に対しても同様に高度な要
求がなされているのが現状である。
一般にノリフオームと称せられるものは、複合材製品を
ダイカスト、加圧鋳造又は粉末冶金等の諸法で製造する
に際し、強化用の繊維を主体とする成形体を予め複合材
製品の全体又は一部の強化部形状に合わせて造形したも
のを云い、その後母相材となる合成樹脂、金属等を繊維
間に加圧等の方法により含浸せしめ、加熱や加圧により
母相材を硬化もしくは凝固させて複合化したものが所謂
複合材である。ここで、上記繊維と称せられるものは長
繊維と短繊維とに分類され、長さtと直径dφとの関係
において、l/dφ>5000のものを長繊維、t/d
’≦5000のものを短繊維と呼んでいる。また、製法
上短繊維として用いられる材料には5jC(炭化ケイ素
)があり、組成上短繊維として用いられるものにB(ボ
ロン)がある。そして、長繊維又は短繊維何れにおいて
も用いられるものとしてはPAN(ポリアクリルニトリ
ル系カーボン繊維)、SiC等が上げられる。従って、
高品質の複合材製品を得るためのノリフオームとその製
造法において次なる条件が充足されていなければならな
い。即ち、 1)複雑な形状でも成形が容易であること。
11)プリフォーム中に混入させる繊維が均等に分粒さ
れてほぐされていること。
111)プリフォーム中の繊維同士の間隔が適当に保た
れていること。
iV)  プリフォームの嵩密度の調整が容易であるこ
と。
V)  7°リフオームに繊維以外の有害な成分、つ捷
シ高温下での攪発性が悪く、最終的に複合材製品の強度
等の特性を損なうものを含有せぬこと。
■1)プリフォーム成形後の型離れが容易であること。
■10 プリフォームの強度が大であること。
ところが、現在捷でのところ強化用繊維として短繊維(
不連続繊維)を選択すると上記条件を満足せしめるグリ
フオームの成形が困難であシ、その結果製品としての複
合材の品質をも損ねてしまう。かかる問題点のあるプリ
フォームにあっては特に自動車用エンジンの関連部品の
如き複雑且つ高強度の要求されるような製品には不向き
なのである。
そこで、本発明は上述の如き事情に鑑みてなされたもの
であシ、所望される特質を備えた複合材製品を得るため
の好適なるプリフォームの製造法を提供することを目的
としている。
この目的を達成せんとして、本発明による繊維強化金属
複合材のプリフォーム製造法は次なる工程を含んでいる
■程l:水、水溶液、有機化合物などの溶媒またはこれ
らに必要に応じて結合剤または金属粉を混入した液体へ
の強化用短繊維の分粒と拡散。
工程2:得られる液体の型内への充填。
工程3:型内の充填物の乾燥および有害成分など不要物
の揮発促進のための加熱、加圧。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例製造法につき工
程順に詳述する。
工程1:例えばSiC,At203等含有の短繊維を水
、水溶液又は有機化合物の何れか一つの溶媒に投じて攪
拌することによシ分粒し涙に後の成形工程における成形
性を良くするために十分に溶媒に拡散させる。
使用する液体は強化用の短繊維の種類と後の複合材製品
の母相金属との複合化製法によシ選定されるが、なるべ
く短繊維の比重に近いもの、有害成分を含まぬもの、そ
して短繊維の種類に合わせて攪拌が容易であるような粘
度を有するものなどが望ましい。
また、使用する短繊維はその種類、形状によって成形が
難なものがあるため、その際は適切なる結合剤例えばア
ルギン酸ナトリウムとかCMC(′j?ルボキシルメチ
ルセルロースナトリウム)等を適量混入する必要がある
また、母相金属との複合化製法として粉末冶金法を採用
する場合は、液体中に必要量の金属粉つまり製品の母相
を成す金属粉を混入する。
工程2:成形工程に於いては所定形状を有する型の中へ
工程1で製作した短繊維を含む液体を流し込み、この後
加圧と脱液を施して成形する。
加圧および脱液の手法としては第2図および第3図に示
すものが考えられる。即ち、第2図(α)(b)(C)
 U最も簡便な手法を示しており、図示の如く例えば四
分割される割型lを外環リング2にて組立てて底板3上
に取付け、割型1の内周壁面の全域に亘って離型用フィ
ルム4を張設しておく。そして、割型lの内部空間(以
下キャビティと称する)て攪拌済みの短繊維を含む液体
りを充填してのち押し蓋5を載せ、押し蓋5に加圧力を
加えて割型1の割り面1α、■b、1c、1dから液汁
を絞り出して脱液、成形を行なう。かくして成形された
ものがプリフォームPFである。このような手法は比較
的単純な形状の製品用のプリフォーム成形法として簡便
かつ適当である。
一方、第3図(α)、(b)に示す手法は、空洞6αを
有しその内壁面6bに多数の通気孔6Cを穿孔した型6
が底板7上に取付けられ、底板7には型内部の空洞6α
に連通ずる減圧孔7αが穿設されていて、減圧機構(図
示せず)に連絡して空洞6aを減圧させる構造とされて
いる。かかる構造の型6のキャビティに攪拌済みの短繊
維を含む液体りが充填される。図中8は中子の例を示し
ている。然る後、押し蓋9を載せて減圧機構の作動によ
り空洞6αを減圧せしめ、通気孔6Gを通してキャビテ
ィ内の空気と液汁を吸い出しつつ押し蓋9に加圧力Pを
加えて脱液、成形を行なう。〃目玉後の中子8取出しに
よって成形されたものがプリフォームPFである。
このように、負圧を利用して更に積極的に脱液を行なう
ことにより複雑な形状のプリフォームPFを成形するの
に適している。
なお、上記の如き2通シの手法に於いては、液体中の短
繊維量、加圧力および脱液手段を選定することにより、
プリフォームPFの嵩密度の調整を容易に行なうことが
可能である。
工程3:工程2において製作したフ0リフメームPFを
加熱することによって、液体と不要成分を揮発させまた
短繊維同士を結合させてプリフォームPFの成形を終了
させる。但し、液体の種類によっては本工程における加
熱を必要としないし、また短繊維および結合剤の種類に
よっては工程2における離型を本工程の後に行なう必要
がある。
つぎに、本発明の実施例製造法により次なる諸条件の下
で製造を試みた場合良好なるプリフォームが得られる。
即ち、使用溶媒:水+CMC(カルボキシルメチルセル
ロースナトリウム)、使用短繊維:5jC(炭化ケイ素
)含有繊維、加圧力P:50kg/7  加熱乾燥:2
00°Cである。
したがって、以上の説明により明らかなように、本発明
の実施例製造法によれば次に列記する効果が得られる。
即ち、 α)フ0リフォーム中の強化用短繊維の分粒が簡単かつ
確実に行なえるので繊維間の間隔が適切なものとなり、
後の複合化工程において母相を形成する金属材料の含浸
が円滑に行われる。
b)プリフォームの嵩密度がコントロールされ易く、そ
の結果最終的な複合材製品における繊維密度τfを5〜
20チまで自由にコントロールすることが可能となるの
で製品強度上の自由度が増す。
C)プリフォーム自体の強度が高く取り扱いが非常に容
易である。
d)高強度且つ高剛性の特性を備えた複合材製品が得ら
れ、特に複雑形状な自動車用エンジン部品例えばピスト
ン等の製造に著しい効果を発揮し、結局エンジンの高性
能化並びに原料の節約が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例成形法の工程図、第2図(a)、(b)
、(c)は型を用いた成形態様を示す説明図、第3図(
αλ(b)も同様に型を用いた成形態様を示す説明図で
ある。 主要部分の符号の説明 ■、6・・型        4・・・離型用フィルム
5.9・・押し蓋      6G・・・通気孔7a・
減圧孔       8・・・中子L・・液体    
     υ、・・・繊維密度PF・・ノリフオーム 出 願人 本田技研工業株式会社 本田金属技術株式会社 代理人 弁理士藤村元彦 第1図 第3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維強化金属複合材の形状に合わせて予め造形されるフ
    0リフォームの製造法であって、溶媒に強化用の短繊維
    を混入させて攪拌することにより前記短繊維を分粒およ
    び拡散せしめた液体を得る工程と、前記液体を所定形状
    の型中に入れて加圧および脱液を施して成形体を得る工
    程と、前記成形体中の前記溶媒を除去させ且つ前記短繊
    維を結合せしめる乾燥工程とを含むことを特徴とする繊
    維強化金属複合材のプリフォーム製造法。
JP58101889A 1983-06-08 1983-06-08 繊維強化金属複合材のプリフオ−ム製造法 Pending JPS59226139A (ja)

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