JPS59226077A - 人工爪の装着方法 - Google Patents

人工爪の装着方法

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JPS59226077A
JPS59226077A JP10155483A JP10155483A JPS59226077A JP S59226077 A JPS59226077 A JP S59226077A JP 10155483 A JP10155483 A JP 10155483A JP 10155483 A JP10155483 A JP 10155483A JP S59226077 A JPS59226077 A JP S59226077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyanoacrylate
nail
group
fitting
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP10155483A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Takenaka
竹中 利雄
Chiaki Nakada
千秋 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taoka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taoka Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taoka Chemical Co Ltd filed Critical Taoka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工爪を爪に装着するに当り、爪の装着作業が
容易でかつ、爪に損傷を与えないα−シアノアクリレー
ト系接着剤を用いて装着する方法に関する。
α−シアノアクリレートは極めてアニオン重合を起こし
やすく、固体表面や空気中の水分、アルカリ物質等のア
ニオン活性種等により触媒の添加や加熱を行なう事なく
短時間で重合硬化する性質を有するのでゴム、プラスチ
ックス、金属、ガラス等の接着に瞬間接着剤として広く
利用されている。この様な性質を利用して、自動車、弱
電、木工分野等工業的分野に広く使用されてきた。最近
工業的分野だけでなく、医療用、化粧品用としても使わ
れるようになり、化粧品分野では、爪の補修や人工爪の
装着等に活用されている。
本来系は指先の保護の役目をするものであるが、最近、
婦人にとっては装飾の役目をもつとめ、生活態様の一部
となっている。人工爪の装着方法は爪の全面または先端
に人工爪(多くの場合可撓性プラスチックスシートでつ
くられている)をα−シアノアクリレートで接着し、形
を整え、マニキュア等で仕上げるものである。
しかしながら、爪の表面は常時人体体温に近い温度を保
ち、しかも適当な湿気を有するので従来からこの用途に
使用されているメチル−α−シアノアクリレートやエチ
ル−α−シアノアクリレートでは、急激に重合を開始し
て、発熱する事がある。
また人工爪を剥すときはアセトンなどの有機溶剤に溶解
させるが、簡単に剥れないために爪を傷つけたり、また
、長期繰返し使用すると爪の表面に筋が入ったり、表面
の光沢またはなめらかさが損なわれる様になる事があり
、これらの問題解決が強く望まれている。
本発明者らは先に爪用α−シアノアクリレート系接着剤
の前述の問題点を解決すべく検討しα−シアノアクリル
酸のn−プロピル、igo−プロピル。
n−ブチル、1so−ブチル、メトキシエチル、エトキ
シエチル、テトラヒドロフルフリルエステルを単独また
はメチル−α−シアノアクリレートまたはエチル−α−
シアノアクリレートに配合する事により、目的を達成し
た。このうちメトキシエチル、エトキシエチル、テトラ
ヒドロフリルエステルは従来の爪用メチルーα−シアノ
アクリレートが特有の刺激臭を有するのに反して無臭で
あるという特徴も有するので化粧品用として使われる場
合きわめて有利で、さらに賦香する事もできるので商品
価値を一層高める事ができる。
しかしながら、かかる優れた性能を有するこれらのモノ
マーも爪用接着剤として使用するには若干の問題が残る
。すなわちこれらのモノマーは粘度が2〜10cps(
at20℃)と低いので曲面の爪に塗布した時に流れて
しまい、充分な接着が望めないばかりでなく皮膚に付着
汚染する事がある。
この問題を解決するためには適当な方法によって接着剤
の粘度を高めればよい。従来からα−シアノアクリレー
ト系接着剤の粘度を高める方法として、室温においてシ
アノアクリレートに非反応性であり、かつ相溶性のある
ポリマーが増粘剤として添加されてきた。しかしながら
人工爪装着用の接着剤としては単に高粘度というだけで
は不適であって、爪に塗布したときには例えば盛り上っ
たままで流れないにかかわらず、人工爪を重ね合わせて
貼り合わせるときには流動性良く形態変更がなされ、し
かも接着終了の時点では接着層がセきるだけ薄膜でなけ
ればならない。さらに人体に直接接触し、繰り返えし長
時間使用さ扛るために。
そのもの自体は勿論、開花する例えば未反応物質とか触
媒物質に至るものまで有害物質は好ましくない。
本発明者らはかかる条件に適合する接着剤を検討した結
果、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は式(I)で示される化合物中、Rが
n−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基、
1so−ブチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル
基、テトラヒドロフルフリル基である化合物を一種以上
含有し、かつ重量平均分子量が1万以上のポリ酢酸ビニ
ルを含有するα−シアノアクリレート系接着剤を用いる
事を特徴とする人工爪の装着方法である。
本発明の方法に用いられる式(I)に示されるα−シア
ノアクリレートはメチル−α−シアノアクリレートまた
はエチル−α−シアノアクリレートを混合して使用する
こともできる。混合量はメチル−α−シアノアクリレー
トまたはエチル−α−シアノアクリレート100重量部
に対して1重量部以上、好ましくは3重量部以上である
本発明の方法に用いられるポリ酢酸ビニルは重量平均分
子量が1万以上、好ましくは3万以上であり、添加量は
α−シアノアクリレート100重量部に対して1〜50
重量部、好ましくは5〜30重量部である。この範囲で
は接着剤は塗布作業で全く曳糸性がなく、優れたチキソ
トロピック性を示すことが判った。重量平均分子量が3
万以下および添加量が5重量部以下になると接着剤はチ
キソトロピック性が減少し、流れやすくなり、重量平均
分子量が1万以下、添加量1重量部以下ではその効果は
示さないばかりでなく、人工爪の接着性も劣る。また重
量平均分子量が余り大きすぎたり、添加量が50重量部
以上になると、接着剤に曳糸性が強くなり、爪周辺の皮
膚などに付着したりして美観を損ねる。
本発明に用いられる接着剤は以上に説明したことから明
らかであるように単なる高粘度シアノアクリレートでは
ないが使いやすい粘度範囲があり、20〜20000c
ps/25℃、好ましくは100〜10000cps/
25℃を目標として調製される。
本発明の方法に用いられる接着剤は式(I)に示すα−
シアノアクリレートに所要量のポリ酢酸ビニルを添加し
、場合により、従来α−シアノアクリレート系接着剤に
添加して用いられている安定剤、可塑剤、溶剤、賦香剤
、着色剤等も本発明効果を損じない範囲において添加し
均一に混合することによって容易に得ることができる。
本発明の人工爪の装着方法は叙述のような構成から成っ
ているために、爪や皮膚に対して全く無毒、無害で安全
に使用することができる。接着剤は塗布しても短時間ま
たは容易に流れ去ることがなく、それにもかかわらず人
工爪を装着すると必要最小限の接着剤を残して余分の接
着剤を容易に排除し速かに硬化して接着を完成するので
作業性に極めてすぐれる。また、本発明の方法によった
人工爪は、従来よく知られた増粘剤として使われた例え
ばポリメチルメタクリレートを添加混合して得られた接
着剤を使った場合よりも、繰返へし衝撃や洗濯等に対し
すぐれた耐性を発揮することができるようになった。ま
た、ポリメチルメタクリレートは未反応のモノメチルメ
タクリレートを含むことがあり、モノメチルメタクリレ
ートの毒性の心配があるが、ポリ酢酸ビニルにおいては
未反応モノ酢酸ビニルが存在しても全く無害で安全に使
用することができる9 以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 表1に示す各種α−シアノアクリレート100重量  
一部に亜硫酸ガス20ppm、ハイドロキノン500p
pmを添加し、さらにポリ酢酸ビニル(ゴーセニールP
v−500、重量平均分子量40〜50万)を表1に示
す量添加して単用α−シアノアクリレート系接着剤を調
製し、重合時の発熱度を測定した。
その方法はアンモニア蒸気中に暴露した温度計を20℃
、55〜60%R11の雰囲気中に5分間放置し、温度
計の検温部に単用α−シアノアクリレート系接着剤を2
滴落し重合させて温度上昇を読み、その最高温度を記録
した。
また同様の接着剤を用いて人工爪(「5セカンドタイガ
ーネイルズ」(”55econd Tiger Na1
ls”)米国バイアム社製)同志を接着し、24時間後
に浸漬液([スーパーグルーリムーバー」(’5upe
r Glue Remover”)米国スーパーグルー
社製)に浸漬し剥離するまでの時間を測定した。
また、流動性の表現を粘度とチキソトロピック指数で示
した。粘度はBL型粘度計を使用し20℃で測定した。
これらの結果を表1に示す。
これらの接着剤を用いて20人の女性を対象に前記人工
爪を爪に接着し、ついで前記剥離液で剥離し、これを1
0回繰返した。その結果、比較例1を用いた時は2人で
合計4ケ所の生爪の艶を失ない、1ケ所にかすかに摺り
傷があった。比較例2〜6では損傷等はなかったが流動
性があるため他所へ付着するという意見が多数を占めた
。実施例1〜14では爪の損傷も全くなく、流動や付着
の苦情がなく爪用接着剤として好適であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 人工爪を装着するに当り、式(I)で示される化合物中
    、Rがn−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチ
    ル基、1so−ブチル基、メトキシエチル基、エトキシ
    エチル基、テトラヒドロフルフリル基である化合物を一
    種以上含有し、かつ重量平均分子量が1万以上のポリ酢
    酸ビニルを含有するα−シアノアクリレート系接着剤を
    用いる事を特徴とする人工爪の装着方法。
JP10155483A 1983-06-06 1983-06-06 人工爪の装着方法 Pending JPS59226077A (ja)

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JPS59226077A true JPS59226077A (ja) 1984-12-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4646765A (en) * 1986-02-03 1987-03-03 Cooper Donald E Nail compositions containing cyanoacrylate and graphite
US5044384A (en) * 1987-06-25 1991-09-03 International Beauty Distributors, Inc. Method of accomplishing rapid and durable manicure
CN100459900C (zh) * 2000-05-01 2009-02-11 Kmc伊格西姆公司 预施胶指甲装饰附件及其制作方法
JP2019512000A (ja) * 2015-12-22 2019-05-09 マイコーン デンタル サプライ カンパニー インコーポレイテッド 爪コーティングを容易に除去するための方法および組成物

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