JPS59225729A - セラミツク粉末材料の湿式混合方法 - Google Patents

セラミツク粉末材料の湿式混合方法

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Publication number
JPS59225729A
JPS59225729A JP58098337A JP9833783A JPS59225729A JP S59225729 A JPS59225729 A JP S59225729A JP 58098337 A JP58098337 A JP 58098337A JP 9833783 A JP9833783 A JP 9833783A JP S59225729 A JPS59225729 A JP S59225729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
mixing
viscosity
ceramic powder
adjusted
Prior art date
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Pending
Application number
JP58098337A
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English (en)
Inventor
Kenji Kusakabe
日下部 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はセラミック粉末材料の湿式混合方法に関するも
のである。
従来例の構成とその問題点 従来セラミック粉末材料の混合方法としてはボールミル
による混合方法が主として用いられ、また原料粉末の粒
径がミクロンオーダの微粉末であるため湿式混合がなさ
れてきた。しかしながら、ボールミルの混合では、均一
な混合物を得るためには長時間の混合が必要で、一般に
10〜100時間程度が必要とされていた。また混合媒
体とし2ページ で用いる玉石(一般的にはアルミナ、メノー等)は摩耗
が時間に比例しておこり、混合物の組成中にそれなの成
分、たとえばAl2O3,SiO2等の成分が混入し、
性能劣化をひきおこす原因となっていた。
発明の目的 本発明は上述のボールミル混合方式の欠点を除去し、短
時間で、効率よくまた不純物の混入も少ないセラミック
粉末材料の湿式混合方法を提供することを目的とするも
のである。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明は複数成分よりなるセ
ラミック粉末材料と、それを懸濁させる媒体となる液体
よりなるスラリの枯rc3H/Ih =1ooOoセン
チポイズとし、これを1〜10om、/:yの流速にて
同スラリ中、もしくは衝突板に噴射することを特徴とす
るものである。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
3ページ チタン酸ジルコン酸鉛系圧電体材料を本発明による湿式
混合方法に適用した場合について説明する。
装置としては図に示すような上ブタ4を有するタンク1
、電動機つきのポンプ5およびスラリ循環用配管6より
なる混合装置を用いる。最初に10、Olのタンク1に
対し、純水6olを満し、低速でポンプ6を駆動する。
次にあらかじめ秤量し予備混合された酸化鉛、酸化ジル
コニウムおよび酸化チタンよりなる粉末針40に9を徐
々にタンク1中に投入し、粘度約・500センチポイズ
のスラリ2を形成する。その後ポンプ1のスピードを高
速にし、所定時間連続運転した。なおノズル3の先端の
流速は10m/秒であった。混合後のスラリ2は脱水乾
燥し、アルミナ質の1に移し、電気炉で900 ℃、2
時間仮焼した。これをボールミルにて湿式17時間粉砕
後、脱水、乾燥したものに6wt%のPVA水溶液を5
wt%添加、乳鉢拠て混合した。その後32メツシユの
篩を通し造粒したものを金型にて粉末成形し2o龍φ×
1.5W−の円板を成形し、マグネシャのi中に入れて
電気炉で1250℃で1時間焼成した。このものを研摩
、電極焼は、分極し、圧電特性を測定した。
同じ組成について従来方法のボールミルにて所定時間混
合したものについても同様の処理をして圧電特性を測定
した。これらの特性を下表に示す。
従来のボールミル方法のものは10時間以上混合しない
と焼結密度および圧電特性が向上しないのに対し、本発
明によるものは30分の混合にてほぼ同等の性能が得ら
れている。また混合時間が長い場合、ボールミル混合方
法では玉石摩耗による性能劣化により密度、圧電特性と
も低下する傾向があるのに対し、本発明によると混合時
間の影響は少いといえる。
以  下   余  白 5 ページ 6ページ このように本発明のセラミック粉末材料の湿式混合方法
は流体の持つエネルギーを粉末の摩砕に消費し、出発原
料のミクロンオーダの粉末の凝集体を解砕し、均一な混
合物を短時間で得ることが効果が得られる。ノズル3の
液中へのジェット噴射の場合、タンク1の中央位置より
ややずらせ斜めに噴射することによりタンク1内のスラ
リ2の攪拌を兼ねることもできる。長時間の運転の場合
液温が上昇するため、タンク1のまわりをジャケットで
囲み、水冷することもできる。
スラリ粘度として25〜1oooOセンチポイズとした
のは5センチポイズ以下では粉末の濃度が低く、実用性
に乏しく、また10000cps以上になると粘性が大
きすぎポンプ5により十分な流速が得られなくなり、熱
的なロスが大きくなる。
流速として1〜100 m 7秒を限定したのは7 ペ
ージ 1m/秒以下であると混合時間を非常に長くしないと目
標とする混合状態を得られなくなり、本発明が特徴とす
る短時間での混合という利点が失われ、また流速が1o
Orn/秒よりも大きいと、ポンプ6の動力に大きな容
量のものを要し、熱的なロスも大きく、ノズル3の先端
の摩耗も大きくなる。
発明の効果 以上のように本発明のセラミック粉末材料の湿式混合方
法によれば、短時間で均一な混合が行え、品質的にも優
れたセラミック材料の提供が可能となり、コスト面でも
有利になるなどの利点をもち、工業的価値の犬なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のセラミック粉末材料の湿式混合方法の一
実施例を示す構成図である。 1・・・・・・タンク、2・・・・・スラリ、3・・・
・・・ノズル、4・・・・・上フた、5・・・・・ポン
プ、6・・・・・・スラリ循環用配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セラミック粉末材料のスラリ粘度を5〜10000セン
    チポイズとし、これを流速1〜1oom/秒でスラリ中
    あるいは衝突板に噴射循環することを特徴とするセラミ
    ック粉末材料の湿式混合方法。
JP58098337A 1983-06-02 1983-06-02 セラミツク粉末材料の湿式混合方法 Pending JPS59225729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11833480B2 (en) 2018-03-15 2023-12-05 Proterial, Ltd. Slurry storage and stirring device and slurry stirring method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11833480B2 (en) 2018-03-15 2023-12-05 Proterial, Ltd. Slurry storage and stirring device and slurry stirring method

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