JPS59225449A - 文番号変換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野〕 この発明は、高級言語プログラムのデバッグ時に使用す
る文番号変換方式に関する。

〔従来技術とその問題点〕

近年、計算機のソフトウェアのプログラムの作成を簡略
化するため、“例え゛ばＰＬ／Ｔ　、ＦＯＲＴＲＡＮな
どの高級言語でプログラムを作成することが多く゛なっ
た。これらの高級言語によるプログラムは、コンパイラ
によシアセンブラ言語に翻訳され、さらにアセンブラ言
語と１対ｉ４ｃ対応した機械語に翻訳されて実行される
のが一般的゛である。

これらのプログラムをデバッグする際に「文番号」が賞
賛な要素となる。この文番号は、高級言語の文単位に付
けられた通し番号であり、デバッグ時に、実行開始位置
、停止位置、現在の実行位置などを指示する場合に使用
される。ところが、現在の大部分の計算機においては、
その実行制御を文贅号ではなく、機械語単位に付け゛ら
れた通し番号、すなわち、プログラム・コード・メモリ
のアドレスによって行うようにしている。このアドレス
は、通常ＰＣレジスタに保持されている。

したがって、高級言語で記述したプログラムであっても
、そのデバッグは機械言語プログラムに対応したＰＣレ
ジスタによって行わざるを得す、４　その結果デバッグ
作業効率が極めて低いという問題点があった。

この問題点を暦決するため、従来一部の計算機知おいて
は、下記のような方式を採用している。

すなわち、文番号を保持する文番号レジスタをハードウ
ェア上、あるいはソフトワエア的に設け、この文番号レ
ジスタに、高級言語プログラムを翻訳する除に、機械語
として挿入した操作プログラムによって文番号をセット
する。このようにして、現在実行中の文番号を常に文番
号レジスタに保持しておくことができ、文番号が更新さ
れるタイミングを把握することができる利点を有するも
のである。

しかしながら、この方式による場合、機械語プログラム
に文番号レジスタ操作用命令が挿入されるので、プログ
ラム・サイズが増大すると共に、実行速度が低下する欠
点を有する。また、デバッグ終了後に、不要となった。

文番号レジスタ操作用命令を消去するには、何度翻訳し
直す必侠があシ、そのために手間が掛る欠点もあった。

〔発明の目的〕

この発明は、上記従来技術の問題点乃至欠点を解消する
ためになされたものであシ、高級言語プログラムを翻訳
した機械語プログラムに文番号操作用命令を含めること
なく、文番号を参照することによるプログラムのデバッ
グを回部とする文番号変換方式を提供することを目的と
する。

〔発明の要点〕

コノ発明は、高級言語プログラムをコンパイラによって
機械語プログラムに翻訳する際に、機械語プログラムと
、この機械語プログラムのアドレス単位毎に文番号を更
−新するか否かを表示するフラグ部とに分離して記憶し
、デバッグ時に前記機械語プログラムのアドレスと、文
番号とを前記フラグ部を参照して変換するようにしたも
のである。

実施例 以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示すブ０″／り図であ
る。

あらかじめ、高級言語にょシ記述されたプログラムをコ
ンパイラによって機械語に紅訳する際に、機械語プログ
ラムとコンパイルした機械語プログラムのアドレスに対
応してフラグを発生させる。

この発生したフラグの集合を機械語プログラムに対して
ここでは、フラグ部と呼ぶことにする。さて、機械語プ
ログラムは、高級言語で記述した処理部分に対応した命
令列であ、す、この機械語プログラムをメモリにロード
したときに、アドレス付けされる一位を便宜上「語」と
称す。一方、フラグ部は、機械語プログラムの１語に対
応した１ビツトのフラグの集合であシ、機械語プログラ
ムのｎ語目で文番号が更新されるか否かに対応して、こ
のようにして、コンパイラによシ翻訳された前記機械語
プログラムがプログラム・コード・メモリ１にロードさ
れ、またフラグ部がフラグ部メモリ２にロードされてい
るものである。なお、この実施例におけるデバッグ装置
は、前記メモリ１及び２の外、ＰＣレジスタ３．演算処
理装置４゜文番号変換器５．プログラム・アドレス・レ
ジスタ６、そして文番号レジスタ７を備えている。

ここで、プログラム畳コードもメモリ１は、直接および
ＰＣレジスタ６を介して演算処理装置４に接続されてい
る。この演算処理装置４は、ＰＣレジスタ６に実行開始
アドレスを設定することによシ、このＰＣレジスタ３で
指示されるアドレスの語を順次プログラム・コード・メ
モリ１から読み出してプログラムを実行する。

フラグ部メモリ２は、文番号変換器５に接続され、この
文番号変換器５で演算処理装置４の制御にしたがって彼
達する変換作用が行なわれ、その結果がプログラム・ア
ドレス・レジスタ６、または文番号レジスタ７に送出さ
れる。

文番号変換器５は、プログラムの先頭位海におけるアド
レスと文番号とが共に零であると仮定した場合において
、プログラム・アドレス・レジスタ６に所望のプログラ
ム・アト１／スＮを設定したとすると、フラグ部メモリ
２に記憶され”Ｃいるフラグ部の％０〃査目から＊Ｈｔ
ｔ番目までのフラグを参照し、これらフラグ中の％１〃
のフラグの数を計数して文番号を算出し、これを文番号
し′ジスタフに送出する。また、逆に文番号レジスタ７
に文番号Ｍを設定すると、フラグ部メモリ２に記憶され
ているフラグ部の）＼１〃のフラグを検査し、そのＩＳ
　１　〃のフラグのカラントイ直としてＭ番目が先頭か
ら何番目のフラグであるかを計数してプログラム・アド
レスを算出し、これをプログラム・アドレス・レジスタ
６に送出する。なお、プログラム・アドレス・レジスタ
６および文番号レジスタ７へのプログラム・アドレスお
よび文番号の設定と、文番号変換器５による各レジスタ
６および７の参照とは演算処理装ｗ４の制御の下に行わ
れる。

次に作用を説明すると、プログラム・コード・メモリ１
に機械語プログラムがロードされ、フラグ部メモリ２に
機械語プログラムの各アドレスに対応するフラグ部がロ
ードされている状態で、デバッグを行う際に、機械語、
のプログラム・アドレスヲフロクラム舎アドレスレジス
タ６に設定すると、文番号変換器５が、演算処理装置４
の制御のもとに、プログラム・アドレス・レジスタ６に
設定されたプログラム・アドレスを参照して、フラグ部
メモリ２に記憶されたフラグ部の各フラグを検索する。

すなわち、プログラム・アドレス・レジスタ６に設定し
たプログラム・アドレスをＮとしたときに、文番号変換
器５は、フラグ部メモリ２に記憶されたフラグを第０番
目から第ＮＩＩ目までを検索し、そのうち議１〃のフラ
グの数を計数口、第Ｎ番目における計数値を文番号とし
Ｃ文番号レジスタ７に出力する。したがって、機械語に
おけるプログラム・アドレスに対応した文番号が文番号
レジスタ７に設定されたことにな９、このプログラム・
アドレスと、これに対応する文番号との変換を容易に行
うことができる。そして、プログラム・アドレス・レジ
スタ６の内容と、文番号レジスタ７の内容とを所望の出
力袋りによって画面表示あるいは印字表示することによ
って両者を対応表示することができる。

また、文番号を文番号レジス“り７に設定すると、前記
と同様に文番号変換器５によって、フラグ部メモリ２に
記憶されたフラグ部の各フラグを検索する。すなわち、
文番号レジスタ７に設定した文番号をＭとしたときに、
文番号変換器５は、フラグ部メモリ２に記憶された各フ
ラグのうち気１〃の、フラグをＭ個計数し、そのＭ個と
なったと＠までの１１１　／／のフラグ及びｌｔ　Ｑ　
／ｌのフラグの総計を計数し、その総計値をプログラム
・アドレスとしてプログラム・アドレス・レジスタ６に
出力する。

したがって、文番号に対応するプログラム・アドレスが
プログラム・アトｔ／ス・レジスタ６に設定されたこと
になシ、この文番号と、これに対応するプログラム・ア
ドレスとの変換を容易に行うことができる。

なお、デバッグするに際し、現在実行中の機械語アドレ
スに対し、ＰＣレジスタ３を参照して、これをプログラ
ム・アドレス・レジスタ５にセットすると共に、文番号
レジスタ乙にフラグ部メモリ２を参照して、対応する文
番号をセットするようにしても良ハっ このようにして、プログラム・アドレス・レジスタ６お
よび文番号レジスタ７には、夫々互に対応したプログラ
ム・アドレスおよび文番号が格納されることになシ、各
レジスタ６および７の内容を、所定の出力装置によって
画面表示あるいは印字表示することにより、両者を対応
表示す、ることかできる。このため、デバッグ作業を行
う際にも両者の対応関係をみながら行うことができるう
え、文番号によるデバッグ作業を行うことが可能となる
。さらに、デバッグ作業を終了した後は、単にフラグ部
を除去するだけで良く、機械語プログラムには何ら変更
を必要としないので、再翻訳を行う手間を省略すること
ができる。

なお、上記実施例においては、機械語プログラムの各ア
ドレス単位にフラグを設け、このフラグを検索すること
によって、プログラム・アドレスと文番号とを対応変換
する場合について説明したが、この変換を高速化するた
めには、以下述べる変換方式を採用するとよい。

まず、フラグ部メモリ２にフラグ部における各フラグを
所要数に個づつグループ化し、かつ各グループに属する
フラグに対応する文番号の最大値を保持させる。

この状態で、プログラム・アドレスを文番号に変換する
には、プログラム・アドレスＮをプログラム・アドレス
・レジスタ６に設定すると、文番号変換器５で第〔廓〕
グループ（但し、’　（’１’Ｍ　）はＮをｋで除して
小数点以下を切シ捨てた整数）に属する第（Ｎ　ｍｏｄ
　ｋ　）番目（但し、（Ｎ　ｍｏｄ　ｋ　）はＮをｋで
除したときの余シ）から第（ｋ−＋）番目までのフラグ
のうち、電１〃のフラグを計数し、その計数値を（その
グループの最大文番号＋１）から差し引いて文番号を算
出する。

また、文番号をプログラム・アドレスに変換するには、
文番号Ｍを文番号レジスタ７に設定すると、文番号変換
器５で、第０グループから順に最大文番号を積算し、初
めてＭを越えるグループ（＆Ｘクループとし、最大文番
号をＸとする）を検出する。次に、そのグループＸ内の
に一１９目。

ｋ−２番目、・・・のフラグを順に検索し、（Ｘ−Ｍ＋
　１　）個目の囁１〃のフラグ（そのグループでｙ番目
とする）を検出する。このときのｋＨ、ｘ＋ｙがプログ
ラム・アドレスとなる。

この変換方式によると、フラグをに個づつグループ化し
て、このグループを検索するので、検索速度を大幅に向
上させることができ、変換速度を向上させることができ
ろ。

また、上記実施例においては、フラグ部を別個のフラグ
部メモリ２にロードした場合について説明したが、プロ
グラム・コード・メモリ１の特定領域にロードするよう
にしても良く、要は機械語プログラムとフラグ部とを分
離して、かつ機械語プログラムの各アドレスに対応して
記憶すれば良いものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、機械語プログラムと
ともに、文番号が更新されるプログ２ム・アドレスに関
する情報を発生させて、この情報を利用してプログラム
・アドレスの内容と、文番号とを変換するようにしたの
で、機械語プログラムに、文番号変換のための命令を含
ませる必要がなく、シたがって、機械語プログラムのサ
イズ増加や実行効率の低下を来たすことなく、文番号を
用いた効率的なプログラム・デバッグを実施することが
できる。しかも、プログラム−デパック終了後は、単に
、発生させた情報部分を除去すれば良いので、再翻訳の
手間を省略することができるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・プログラム・コード争メモリ、２・・・フラグ
部メモリ、６・・・ＰＣレジスタ、４・・・演算処理装
置、５・・・文番号変換器、６・・・プログラム・アド
レス・レジスタ、７・・・文番号レジスタ。 特許出願人　富士ｔａ機製造株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 為級言語プログラムをコンパイラ如よって機械語プログ
   ラムに翻訳する際に、機械語プログラムと、この機械語
   プログラムのアドレス単位毎に文番号を更新するか否か
   を示す情灸を記憶し、デバッグ時に前記機械器プログラ
   ムのアドレスと、文蟹号とを前記情報を参照して変換す
   ることを特徴とする文番号変換方式。