JPS592249Y2 - 軒樋 - Google Patents
軒樋Info
- Publication number
- JPS592249Y2 JPS592249Y2 JP15068178U JP15068178U JPS592249Y2 JP S592249 Y2 JPS592249 Y2 JP S592249Y2 JP 15068178 U JP15068178 U JP 15068178U JP 15068178 U JP15068178 U JP 15068178U JP S592249 Y2 JPS592249 Y2 JP S592249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- metal material
- eaves
- gutter body
- hard plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軒樋に関するものであり、その目的とするとこ
ろは、硬質プラスチックの軒樋本体に金属材を補強する
ことによって熱伸縮による垂れ下りが防止でき、しかも
施工が容易な軒樋を提供することにある。
ろは、硬質プラスチックの軒樋本体に金属材を補強する
ことによって熱伸縮による垂れ下りが防止でき、しかも
施工が容易な軒樋を提供することにある。
従来断面略U字状の軒樋本体を硬質プラスチックで一体
的に形成したものがあるが、硬質プラスチックといって
も熱伸縮が大きくて熱変形が大きいとともに軒樋受具間
に架設したときにも剛性が小さく撓みやすいものである
。
的に形成したものがあるが、硬質プラスチックといって
も熱伸縮が大きくて熱変形が大きいとともに軒樋受具間
に架設したときにも剛性が小さく撓みやすいものである
。
そのため軒樋本体の側面に膨出した膨出部を長手方向に
わたって配設し、剛性を高めようとしたものもある。
わたって配設し、剛性を高めようとしたものもある。
しかし軒樋の強度および変形を十分に防止できるもので
なかった。
なかった。
また、実開昭53−125340号公報に見られるよう
に、軒樋本体の全部分に補強用金属材を内装したものが
あったが、金属材が軒樋本体の耳部および両側部にも内
装されているので、軒樋の両側部を内方に撓せて集水器
に嵌合接続する場合等において大きな力を必要とし、高
所作業である軒樋の施工がやり難く、危険を伴なうとい
う問題があり、また、軒樋を所定長さにはさみで切断す
る場合において最初に大きな力を要する上、金属材が内
装された耳部の切断部分が塑性変形して見苦しくなると
いう問題があった。
に、軒樋本体の全部分に補強用金属材を内装したものが
あったが、金属材が軒樋本体の耳部および両側部にも内
装されているので、軒樋の両側部を内方に撓せて集水器
に嵌合接続する場合等において大きな力を必要とし、高
所作業である軒樋の施工がやり難く、危険を伴なうとい
う問題があり、また、軒樋を所定長さにはさみで切断す
る場合において最初に大きな力を要する上、金属材が内
装された耳部の切断部分が塑性変形して見苦しくなると
いう問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
軒樋本体1は断面略U字状に形成していて、その左右の
雨上端には耳部2を突設し、軒樋本体1の底面部の両端
には第1図のように内部が中空部3となっており内面お
よび外面の両側面に突出した膨出部4を全長にわたって
一体的に突設している。
雨上端には耳部2を突設し、軒樋本体1の底面部の両端
には第1図のように内部が中空部3となっており内面お
よび外面の両側面に突出した膨出部4を全長にわたって
一体的に突設している。
この軒樋本体1は硬質塩化ビニルのような硬質プラスチ
ックで形成している。
ックで形成している。
金属材5は薄鋼板にて形成され膨出部4間の全周に亘っ
て内装され、軒樋本体1の底面部の長手方向の全長に亘
って第1図のように押出成型加工によって一体的にイン
サートして形成している。
て内装され、軒樋本体1の底面部の長手方向の全長に亘
って第1図のように押出成型加工によって一体的にイン
サートして形成している。
したがって軒樋を軒先に軒樋受具6を介して支持しても
金属材5をインサートしているため熱伸縮量を少なくで
き、従来のように熱伸縮によって第2図の撓みXのよう
に大きく垂れ下がることが防止できる。
金属材5をインサートしているため熱伸縮量を少なくで
き、従来のように熱伸縮によって第2図の撓みXのよう
に大きく垂れ下がることが防止できる。
しかも硬質プラスチックの弾性係数より数倍大きい金属
材5をインサートしているため曲げ剛性、捻り剛性を強
化できて、軒樋受具6間の撓みや捻り等の変形を少なく
でき、軒先外観を損うことが防止できるとともに雨水の
排水処理を円滑に水上から水下に流すことができるもの
である。
材5をインサートしているため曲げ剛性、捻り剛性を強
化できて、軒樋受具6間の撓みや捻り等の変形を少なく
でき、軒先外観を損うことが防止できるとともに雨水の
排水処理を円滑に水上から水下に流すことができるもの
である。
しかも膨出部4間に金属材5をインサートしているため
、膨出部4に発生する応力集中による割れや折損を金属
材5のインサートで防止がはかれるものであり、金属材
5も錆びることがない。
、膨出部4に発生する応力集中による割れや折損を金属
材5のインサートで防止がはかれるものであり、金属材
5も錆びることがない。
また、軒樋本体の耳部および両側上端部の弾性が従来例
と同様であり、両側部を内方に撓み変形させて集水器に
嵌合接続したり、軒樋受具に係合したりする施工作業が
従来例と全く同様に行なえ、また、耳部に金属材が内装
されていないので、軒樋をはさみで所定長さに切断する
場合において、切断初期に要する力がアップするのを防
止できるとともに、耳部が切断時に変形するのが防止で
きることになる。
と同様であり、両側部を内方に撓み変形させて集水器に
嵌合接続したり、軒樋受具に係合したりする施工作業が
従来例と全く同様に行なえ、また、耳部に金属材が内装
されていないので、軒樋をはさみで所定長さに切断する
場合において、切断初期に要する力がアップするのを防
止できるとともに、耳部が切断時に変形するのが防止で
きることになる。
第3図は本考案の他の実施例で、金属材5を膨出部4の
中空部3にも充填したもので、さらに軒樋本体1の剛性
を向上でき、膨出部4の応力集中による割れ等を完全に
防止できるものである。
中空部3にも充填したもので、さらに軒樋本体1の剛性
を向上でき、膨出部4の応力集中による割れ等を完全に
防止できるものである。
本考案は上述のように、断面略U字状に形成され硬質プ
ラスチックよりなる軒樋本体の底面部の両端に軒樋本体
の長手方向全長に亘る膨出部を設け、該膨出部間の全周
に亘り薄板状の金属材を内装して軒樋本体の底面部の長
手方向に亘って金属材を配設したものであり、硬質プラ
スチックの軒樋本体に金属材を補強することによって熱
伸縮による垂れ下りを防止できる上、撓みや捻り変形を
少なくできるという効果があり、しかも、軒樋本体の底
面部にのみ補強用の金属材を内装しているので、軒樋本
体の耳部および両側上端部の弾性が従来例と同様であり
、耳部および両側−り端部を内方に撓み変形させて集水
器に嵌合接続したり、軒樋受具に係合したりする施工作
業が従来例と全く同様に行なえ、また、耳部に金属材が
内装されていないので、軒樋をはさみで所定長さに切断
する場合において、切断初期に要する力がアップするの
を防止できるとともに、耳部が切断時に変形するのが防
止できるという効果がある。
ラスチックよりなる軒樋本体の底面部の両端に軒樋本体
の長手方向全長に亘る膨出部を設け、該膨出部間の全周
に亘り薄板状の金属材を内装して軒樋本体の底面部の長
手方向に亘って金属材を配設したものであり、硬質プラ
スチックの軒樋本体に金属材を補強することによって熱
伸縮による垂れ下りを防止できる上、撓みや捻り変形を
少なくできるという効果があり、しかも、軒樋本体の底
面部にのみ補強用の金属材を内装しているので、軒樋本
体の耳部および両側上端部の弾性が従来例と同様であり
、耳部および両側−り端部を内方に撓み変形させて集水
器に嵌合接続したり、軒樋受具に係合したりする施工作
業が従来例と全く同様に行なえ、また、耳部に金属材が
内装されていないので、軒樋をはさみで所定長さに切断
する場合において、切断初期に要する力がアップするの
を防止できるとともに、耳部が切断時に変形するのが防
止できるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例の断面斜視図、第2図は同上
の使用状態の説明用図、第3図は同上の他の実施例の断
面図であって、1は軒樋本体、3は膨出部、5は金属材
を示すものである。
の使用状態の説明用図、第3図は同上の他の実施例の断
面図であって、1は軒樋本体、3は膨出部、5は金属材
を示すものである。
Claims (1)
- 断面略U字状に形成され硬質プラスチックよりなる軒樋
本体の底面部の両端に軒樋本体の長手方向全長に亘る膨
出部を設け、該膨出部間の全周に亘り薄板状の金属材を
内装して軒樋本体の底面部の長手方向に亘って金属材を
配設して成る軒樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15068178U JPS592249Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 軒樋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15068178U JPS592249Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 軒樋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5565332U JPS5565332U (ja) | 1980-05-06 |
JPS592249Y2 true JPS592249Y2 (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=29135198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15068178U Expired JPS592249Y2 (ja) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | 軒樋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592249Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-31 JP JP15068178U patent/JPS592249Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5565332U (ja) | 1980-05-06 |
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