JPS5922483Y2 - 高さ検査装置 - Google Patents

高さ検査装置

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JPS5922483Y2
JPS5922483Y2 JP10695277U JP10695277U JPS5922483Y2 JP S5922483 Y2 JPS5922483 Y2 JP S5922483Y2 JP 10695277 U JP10695277 U JP 10695277U JP 10695277 U JP10695277 U JP 10695277U JP S5922483 Y2 JPS5922483 Y2 JP S5922483Y2
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JP
Japan
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inspection
air nozzle
rotating arm
movable member
shaft
Prior art date
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Application number
JP10695277U
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English (en)
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JPS5433655U (ja
Inventor
善弘 平野
良夫 鶴田
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作物に設けられた突起部の高さ検査をエアー
ノズルの背圧変化によって行うようにした高さ検査装置
に関するもので、その目的とするところは、エアーノズ
ルの背圧変化を検出する圧力検出器の動作確認が可能で
、かつ動作の安定した高さ検査装置を提供まることにあ
る。
一般にボルトの締付確認を行う場合には、組付後のボル
トの高さを正確に測定する必要があるため、エアーノズ
ルと圧力検出器を用いた高さ検査装置が使用される。
しかしながら、エアーノズルや圧力検出器を用いると、
エアーノズルのつまり、あるいは圧力検出器等の故障に
よって検出が不能となる恐れがあるため、何らかの方法
でエアーノズルのつまり、あるいは圧力検出器等の故障
を検出する必要がある。
このような故障検出を行うには、正常に締付けられたボ
ルトを測定した場合のみ圧力検出器の出力がオンからオ
フまたはオフからオンに変化するようにしておき、圧力
検出器の出力がオンのままであったり、オフのままであ
った場合にはエアーノズルのりまりか、圧力検出器の故
障としてこれを識別すればよい。
第1図はこのような高さ検査装置の従来例を示すもので
、検測ヘッド10に軸承されスプリング11によってボ
ルト側に押圧された検測軸12の後端部に、フランジ部
13aを有するスリニブ13を固着するとともに、検測
ヘッド10に固着されたブロック14に、スリーブ13
の外周面に対向するエアーノズル15を設け、このエア
ーノズル15の背圧変化を圧力検出器16で検出するよ
うになっている。
そして、ボルトが正常に締付けられた状態でスリーブ1
3のフランジ部13 aがエアーノズル15の噴射口に
対向するようにスリーブ13の位置が調整される。
これにより、ボルトが正常に締付けられている場合には
、検測ヘッド10が原位置から図示の基準位置まで下降
する間に圧力検出器16の出力がオフからオンに変化し
、ボルトが十分締め付けられておらずボルトの頭部が高
い場合にはオフ、オン、オフと変化してエアーノズル1
5のつまり、圧力検出器16の故障を識別することがで
きる。
しかしながら、上記のような装置においては、エアーノ
ズルとフランジ部との微小な隙間の変化で圧力検出器を
作動させるため、隙間の設定、圧力検出器の動作点の設
定がむずかしいだけでなく、微小の圧力変化で圧力検出
器が作動するように調整されるため、エアーノズルに供
給される空気圧の変動によって誤動作を起こす恐れがあ
った。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、端が検測ヘ
ッドに枢支された回動アームの先端部に可動部材を固着
してこの可動部材にエアーノズルを設け、このエアーノ
ズルの開口部を検測軸の後端に設けられた平坦面によっ
て開閉するようにしたことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において20は基台21に固着された支持台で、
この支持台20には上下方向に延在するガイドバー22
の両端部が固着されている。
23は検測ヘッドでこの検測ヘッド23のガイド部23
aがガイドバー22に嵌合し、上下方向へ移動可能に
案内されている。
24は検測ヘッド23を上下させるための油圧シノンダ
で、この油圧シリンダ24のピストンロッド25の先端
部には、検測ヘッド23に穿設された穴23 bを貫通
し先端にストッパ26 aを形成した軸26が固着され
ている。
そして、この軸26の上部にはナツト27が螺着され、
このナツト27と検測ヘッド23との間にスプリング2
8が縮設されている。
一方、検測ヘッド23の下部には突起部29が形成され
、この突起部29の先端には、ボルト30の高さを測定
する基準となる工作物Wの基準面31に当接するストッ
パ32か゛固着されている。
したがって、電磁切換弁SQLが付勢され、圧油が油圧
シリンダ24の上部室に供給されると、検測ヘッド23
はスプリング28を介して下方に押圧され、ストッパ3
2が工作物基準面31に当接上た位置に位置決めされる
33は検測軸で、この検測軸33は検測ヘッド23に固
着されたガイドブツシュ34a、34bによってボルト
30と同心的に案内され、上下方向へ移動できるように
なっている。
この検測軸33の下端にはボルト30の頭部上面に当接
する検測子35が回着されており、この検測子35の上
部端面とガイドブツシュ34 bの下端面との間にスプ
リング36が縮設されている。
これにより、検測軸33は下方へ押圧される。
一方、検測軸33の上端にはフランジ部37が設けられ
ており、このフランジ部37の上面は平坦面は平坦面と
なっている。
38は回動アームで、この回動アーム38の一端は検測
ヘッド23上に固着された固定台39に、枢軸40によ
って枢着され、先端には水平部38 aが形成されてい
る。
第3図に示すようにこの回動アーム38の下面38 b
は固定台39に形成されたストッパ面39 aに当接す
るようになっており、回動アーム38は図示の位置から
時計方向のみに旋回で゛きる。
また、回動アーム38に固着されたピン41と検測ヘッ
ド23に固着されたピン42との間にはスプリング43
が張設されており、回動アーム38に反時計方向の旋回
力が付与されている。
この回動アーム38の水平部38 aには穴38 Cが
検測軸33と同心的に穿設されており、この穴38 C
には下方に延びる保持筒44 aを有する案内部材44
が嵌合され、この案内部材44のフランジ部が回動アー
ム38の水平部38 a上面にスペーサ53を介して固
着されている。
そして、この案内部材44に穿設された保持穴44 b
には下部にフランジ部45が形成された可動部材46が
上下方向移動可能に案内されており、フランジ部45の
下面には検測軸33のフランジ部37の上面と面接触す
る接触面45 aが形成されている。
また、可動部材46には接触面45 aのほぼ中央に開
口するエアーノズル47が設けられており、このエアー
ノズル47と連通する給気口48は絞り弁49を介して
圧縮空気源50に接続されている。
そして、絞り弁49の下流側にはエアーノズル47の背
圧変化に応答する圧力検出器51が接続きれており、エ
アーノズル47の閉成によって絞り弁49の通過後の圧
力が上昇すると圧力検出器51からオン信号が出力され
る。
さらに、可動部材46のフランジ部45と回動アーム3
8の水平部38 aとの間には、可動アーム38を旋回
させるスプリング43よりも充分に弾性力の小さいスプ
リング52が縮設されており、可動部材46が下方に押
圧される。
また、可動部材46のフランジ部45と案内部材44の
保持筒44 a下部端面との間には、ボルト30の締付
後の高さのばらつの許容量に応じた隙間dが設けられて
おり、この隙間dはスペーサ53を異なる厚さのものに
交換することにより調整される。
したがって、ボルト30の高さが許容範囲内であるとき
は、可動部材46のフランジ部45は保持筒44aの下
部端面に当接することはなく、回動アーム38は旋回さ
れない。
なお、可動部材46の上端には、ストッパ54が螺合し
ており、可動部材46の下降端が規制される。
このストッパ54の位置は、検測軸33が下降端に位置
するときに可動部材46のフランジ部45と検測軸33
のフランジ部37との間に隙間が生じるように調整され
る。
次に上記構成による高さ検査装置の動作を説明する。
まず、検測ヘッド23が上昇端に位置する状態では、検
測軸33の検測子35がボルト30に当接しないため、
検測軸33には上方への押圧力が作用しない。
このため、検測軸33はスプリング36の押圧力によっ
て下方に移動され、検測軸33のフランジ部37がガイ
ドブツシュ34 aの上面に当接した位置で停止する。
一方、可動部材46もスプリング52によって下方に移
動されるが、前記したように、ストッパ54の位置は、
検測軸33が下降端に位置するときに可動部材46のフ
ランジ部45と検測軸33のフランジ部37との間に隙
間ができるように調整されているため、エアーノズル4
7は開口された状態となる。
このため、絞り弁49通過後の空気圧は低く、圧力検出
器51からはオフ信号が出力されている。
この状態でソレノイドSQLが付勢され、油圧シノンダ
24の上部室に圧油が供給されると、検測ヘッド23は
下方に移動され、ストッパ32が工作物Wの基準面31
に当接した位置で位置決めされる。
これにより、検測軸33の検測子35はボルト30の頭
部に当接し、検測軸33はスプリング36の押圧力に抗
して上方へ移動される。
このとき、ボルト30が正常に締付けられていたものと
すると、検測軸33のフランジ部37上面は、可動部材
46のフランジ部45の接触面45 aに面接触した状
態となり、エアーノズル47は閉成される。
すると、絞り弁49通過後の空気圧が大幅に上昇するた
め、これが圧力検出器51によって検出され、圧力検出
器51からオン信号が出力されるようになる。
したがって、圧力検出器51の出力は検測ヘッド23の
下降に伴ってオフからオンに変化し、この信号変化によ
ってポル1−30が正常に締付けられていることを検出
で゛きる。
しかしながら、ボルト30が完全に締付けられておらず
、ボルト30の高さが許容範囲を越えている場合には、
検測軸33が正常締付時の場合に比べて更に上昇される
ため、可動部材46のフランジ部45は案内部材44の
保持筒44 aに当接し、案内部材44は押し上げられ
る。
これにより、回動アーム38は第4図に示すように、ス
プリング43の弾性力に抗して時計方向に旋回され、可
動部材46のフランジ部45と検測軸33のフランジ部
37との間に隙間が生ずる。
このため、エアーノズル47は再開され、紋り弁49通
過後の空気圧は再び減少する。
したがって、圧力検出器51から出力される信号は、検
測ヘッド23が下降するに従ってオフ−オン−オフの順
で変化する。
また、ボルト30が装着されていない場合には、第5図
に示すように検測軸33も可動部材46も下降端に位置
したままとなり、エアーノズル47は閉成されない。
したがって、この場合には検測ヘッド23が下降しても
圧力検出器51の出力はオフのままで変化しない。
一方、エアーノズル47がつまった場合にはオンのまま
となり、圧縮空気源50の故障によりエアーノズル47
に圧縮空気が供給されなくなった場合にはオフのままと
なる。
また、圧力検出器51が故障した場合にも、オンかオフ
のままとなる。
したがって、圧力検出器51から出力される信号の変化
を検出することにより、ボルトの締付高さの良、不良だ
けでなく、エアーノズル47のつまり、圧力検出器51
の故障等も検出できる。
以上述べたように本考案の高さ検査装置においては、エ
アーノズルの開閉によって突起部の高さを検出している
から、従来のようにエアーノズルとフランジ部との間の
隙間の調整が不要となるだけでなく、圧力検出器の動作
点設定が容易になる。
また、本考案においては、検測軸の軸動運動と回動レー
バーの回動運動との両者を利用することにより、検測軸
が正常な締付後の位置よりも低い場合には検測軸の軸動
によってエアーノズルを開放させ、検測軸が正常な位置
よりも高い場合には回動レバーの回動によって前記エア
ーノズルを開放するように構成したので、ボルトが完全
に締め付けられていない場合と、ボルトが無い場合の両
方の異常を確実に検出できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高さ検査装置を示す縦断面図、第2図は
本考案の実施例を示す縦断面図、第3図は第2図におけ
る部分拡大断面図、第4図はボルト締付不良時の状態を
示す図、第5図はボルト無し時の動作状態を示す図であ
る。 23・・・・・・検測ヘッド、30・・・・・・ボルト
、31・・・・・・基準面、33・・・・・・検測軸、
38・・・・・・回動アーム、43・・・・・・スプリ
ング、46・・・・・・可動部材、47・・・・・・エ
アーノズル、49・・・・・・絞り弁、50・・・・・
・圧縮空気源、51・・・・・・圧力検出器、W・・・
・・・工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧シリンダ等の動力源によって所定の基準面に対して
    位置決めされる検測ヘッドと、この検測ヘッドに軸承さ
    れた先端部が検査すべき突起部に当接する検測軸と、前
    記検測ヘッドに一端が枢支された回動アームと、この回
    動アームの先端部に設けられるとともに、前記突起部の
    突出量が正常で前記検測軸が所定の中立位置にある場合
    において前記検測軸の後端部に設けられた平坦面と面接
    触する接触面を有し、前記検測軸が前記中立位置よりも
    上昇した場合には前記回動アームとともに回動して前記
    接触面を検測軸の平坦面から離間させる可動部材と、こ
    の可動部材の接触面が前検測軸の平坦面に当接する方向
    へ回動アームを回動させるスプリングと、前記可動部材
    の接触面に開口されたエアーノズルと、このエアーノズ
    ルの背圧変化を検出する圧力検出器とを設けたことを特
    徴とする高さ検査装置。
JP10695277U 1977-08-10 1977-08-10 高さ検査装置 Expired JPS5922483Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10695277U JPS5922483Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 高さ検査装置

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JP10695277U JPS5922483Y2 (ja) 1977-08-10 1977-08-10 高さ検査装置

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Publication Number Publication Date
JPS5433655U JPS5433655U (ja) 1979-03-05
JPS5922483Y2 true JPS5922483Y2 (ja) 1984-07-05

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ID=29050601

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56176015U (ja) * 1980-05-29 1981-12-25
JPS5758422U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06
JPS5758420U (ja) * 1980-09-25 1982-04-06
JPS6428919U (ja) * 1987-08-12 1989-02-21

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JPS5433655U (ja) 1979-03-05

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