JPS59224113A - アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 - Google Patents
アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法Info
- Publication number
- JPS59224113A JPS59224113A JP9792583A JP9792583A JPS59224113A JP S59224113 A JPS59224113 A JP S59224113A JP 9792583 A JP9792583 A JP 9792583A JP 9792583 A JP9792583 A JP 9792583A JP S59224113 A JPS59224113 A JP S59224113A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foil
- anode foil
- aluminum electrolytic
- electrolytic condenser
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はアルミ電解コンデンサの陽極箔の製造方法に
係わり、特に高圧用（２００Ｖ以上）陽極箔のＶ−Ｉ（
特性電圧−電流特四を改良する製造方法に関する。
係わり、特に高圧用（２００Ｖ以上）陽極箔のＶ−Ｉ（
特性電圧−電流特四を改良する製造方法に関する。
一般にアルミ電解コンデンサの陽極箔の製造は、第１図
に示す工程の流れで行なう方法が公知である。
に示す工程の流れで行なう方法が公知である。
すなわち、エツチング箔１を純水中でボイルする等の前
処理１０を施した後、化成工程１１で該箔に所定の化成
電圧を印加して化成液中を通過させ、化成電流による電
解酸化を行なって該箔表面に酸化皮膜Ａ Ｌ２ｏ６を形
成し、水洗工程１２で水洗し、熱処理工程１５では約５
００℃の電気炉中で３〜６分熱処理（減極処理）を行な
って、酸化皮膜に付着した化成液、プロトン（Ｈ＋）等
を除去し、該箔の耐圧性に応じて、前記化成〜水洗〜熱
処理の工程を工程２１〜２６の如く（り返し、所定の耐
圧性能を有する酸化皮膜を形成させ、最後に水洗６２を
行なった後捲取って陽極箔２を得ている。
処理１０を施した後、化成工程１１で該箔に所定の化成
電圧を印加して化成液中を通過させ、化成電流による電
解酸化を行なって該箔表面に酸化皮膜Ａ Ｌ２ｏ６を形
成し、水洗工程１２で水洗し、熱処理工程１５では約５
００℃の電気炉中で３〜６分熱処理（減極処理）を行な
って、酸化皮膜に付着した化成液、プロトン（Ｈ＋）等
を除去し、該箔の耐圧性に応じて、前記化成〜水洗〜熱
処理の工程を工程２１〜２６の如く（り返し、所定の耐
圧性能を有する酸化皮膜を形成させ、最後に水洗６２を
行なった後捲取って陽極箔２を得ている。
ところで、上記した従来方法により製造された陽極箔の
Ｖ−Ｉ特性を調べると、第３図Ｂ曲線で示すような特性
を示し、曲線中にピークＰが現われる。
Ｖ−Ｉ特性を調べると、第３図Ｂ曲線で示すような特性
を示し、曲線中にピークＰが現われる。
これは、陽極箔の酸化皮膜中に化成液が残溜するためで
、特にプロトン（Ｈ＋）が除去し切れない（減極が充分
性なわれていない）為である。またピークＰの現われる
度合は、高圧用箔になる程顕著であり、このような陽極
箔を使用したアルミ電解コンデンサ（瓜無負荷、負荷時
の何れの場合も、漏洩電流（ＬＣ）の経時的増大や、負
荷使用時におけるコンテンサ内部のガス発生（Ｈ２）が
多く、内圧増大による容器の損傷がおこり易い欠点を有
することが知られている。
、特にプロトン（Ｈ＋）が除去し切れない（減極が充分
性なわれていない）為である。またピークＰの現われる
度合は、高圧用箔になる程顕著であり、このような陽極
箔を使用したアルミ電解コンデンサ（瓜無負荷、負荷時
の何れの場合も、漏洩電流（ＬＣ）の経時的増大や、負
荷使用時におけるコンテンサ内部のガス発生（Ｈ２）が
多く、内圧増大による容器の損傷がおこり易い欠点を有
することが知られている。
このため、従来はコンデンサに含浸する駆動用電解液を
工夫し、ガス発生の抑制や、ＬＣの増大劣化な防ぐ方策
が行なわれているが、十分とは言えない。
工夫し、ガス発生の抑制や、ＬＣの増大劣化な防ぐ方策
が行なわれているが、十分とは言えない。
本発明は、前記したかかる欠点を軽減、改善する陽極箔
の製造方法を提供することを目的とするもので、換言す
れば、陽極箔のＶ−Ｉ特性を改善し、前記特性曲線に現
われるピークＰを抑制し、電解コンデンサとして使用し
た時のＬＣ増大やガス発生を抑制した良好なり一４特性
を有する陽極箔の提供を目的とするものである。
の製造方法を提供することを目的とするもので、換言す
れば、陽極箔のＶ−Ｉ特性を改善し、前記特性曲線に現
われるピークＰを抑制し、電解コンデンサとして使用し
た時のＬＣ増大やガス発生を抑制した良好なり一４特性
を有する陽極箔の提供を目的とするものである。
以下本発明を実施例に基き説明する。本発明は第２図に
示すように第１図の工程１２に相当する水洗工程を超音
波水洗の工程１２′にしたことに特徴がある。
示すように第１図の工程１２に相当する水洗工程を超音
波水洗の工程１２′にしたことに特徴がある。
工程１２′の要部を第４図に示す。純水４０入った水洗
槽６中にエツチング箔１をローラー６を介して導入し、
該箔１の表裏両側に板状の振動子を該箔の表面から５〜
１０ｍＭして対称的に配置し、液温５０〜８０℃の範囲
で２８ＫＨｚ、３００Ｗの超音波を印加して、５〜１０
分間の洗浄を行なった。その他は、第１図の工程と全く
同様である。このようにして得られた陽極箔のＶ−Ｉ特
性を第６図Ａで示す。
槽６中にエツチング箔１をローラー６を介して導入し、
該箔１の表裏両側に板状の振動子を該箔の表面から５〜
１０ｍＭして対称的に配置し、液温５０〜８０℃の範囲
で２８ＫＨｚ、３００Ｗの超音波を印加して、５〜１０
分間の洗浄を行なった。その他は、第１図の工程と全く
同様である。このようにして得られた陽極箔のＶ−Ｉ特
性を第６図Ａで示す。
同図から明かなよ５に、本発明により製造された陽極箔
のＶ−Ｉ特性曲線は、ピークＰが著るしく改善されてい
ることが明白である。このように−ピークＰが殆ど平担
に近（軽減されたのは、超音波の作用によって、従来の
製造法では除去できなかったプｃ＝）ンや、残溜化成液
が除去され、減極効果が現われているだめであると思考
される。従って、前記したように、該箔を使用したアル
ミ電解コンデンサは、使用中のガス発生が少なく、ＬＣ
特性も改善されることは明らかで、本発明の効果は、充
分発揮されていると理解される。また、超音波振動子の
形状、配置位置を種々変化させて得た結果でも、第３図
Ａと殆ど同様の特性を得ており、本発明の目的達成には
、大きな要素ではないと考えられる。更に、超音波によ
る水洗を第１図の工程２２．３２等に対しても適用して
みた結果第１の水洗工程１２′で行なうのが最も効果的
であることが判明したが全水洗工程１２．２２．６２の
各工程に各々超音波水洗を適用してもよいことは言うま
でもない。
のＶ−Ｉ特性曲線は、ピークＰが著るしく改善されてい
ることが明白である。このように−ピークＰが殆ど平担
に近（軽減されたのは、超音波の作用によって、従来の
製造法では除去できなかったプｃ＝）ンや、残溜化成液
が除去され、減極効果が現われているだめであると思考
される。従って、前記したように、該箔を使用したアル
ミ電解コンデンサは、使用中のガス発生が少なく、ＬＣ
特性も改善されることは明らかで、本発明の効果は、充
分発揮されていると理解される。また、超音波振動子の
形状、配置位置を種々変化させて得た結果でも、第３図
Ａと殆ど同様の特性を得ており、本発明の目的達成には
、大きな要素ではないと考えられる。更に、超音波によ
る水洗を第１図の工程２２．３２等に対しても適用して
みた結果第１の水洗工程１２′で行なうのが最も効果的
であることが判明したが全水洗工程１２．２２．６２の
各工程に各々超音波水洗を適用してもよいことは言うま
でもない。
以上説明した如く、従来の製造工程の第１の水洗工程に
超音波装置を設置するだけで、ｖ−ｒ特性の優れだアル
ミ電解コンデンザ用陽極箔を提供することができ、特に
高圧用陽極箔に顕著の効果があり、その実用的価値が太
きい。
超音波装置を設置するだけで、ｖ−ｒ特性の優れだアル
ミ電解コンデンザ用陽極箔を提供することができ、特に
高圧用陽極箔に顕著の効果があり、その実用的価値が太
きい。
第１図は従来の製造方法の１実施例の工程を示すプルツ
ク図 第２図は本発明の製造方法の工程を示すブロック図第３
図は陽極箔のＶ−１特性図 第４図は本発明の実施例の要部断面図 １：エツチング箔 ２：陽極箔 ３：水洗槽 ４
：純水５：振動子 ６：ローラー 特許出願人 才月図 オｚ７図 オヲ図 才チ１４
ク図 第２図は本発明の製造方法の工程を示すブロック図第３
図は陽極箔のＶ−１特性図 第４図は本発明の実施例の要部断面図 １：エツチング箔 ２：陽極箔 ３：水洗槽 ４
：純水５：振動子 ６：ローラー 特許出願人 才月図 オｚ７図 オヲ図 才チ１４
Claims (1)
- エツチング箔な化成してアルミ電解コンデンサ用陽極箔
を製造する工程において、該箔の水洗工程に超音波によ
る水洗処理手段を設けたことを特徴とするアルミ電解コ
ンデンサ用陽極箔の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9792583A JPS59224113A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9792583A JPS59224113A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59224113A true JPS59224113A (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=14205256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9792583A Pending JPS59224113A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59224113A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61259517A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | シ−ケ−デイ株式会社 | 電解コンデンサの化成処理方法及び装置 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP9792583A patent/JPS59224113A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61259517A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | シ−ケ−デイ株式会社 | 電解コンデンサの化成処理方法及び装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2930741A (en) | Electrolytic capacitors | |
| JP2663544B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| US11712751B2 (en) | Laser cutting of electrodes in electrochemical devices | |
| WO2004083493A1 (en) | Process for preparing a capacitor containing aluminum anode foil anodized in low water content glycerine-orthophosphate electrolyte after a pre-hydrating step | |
| JPS59224113A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 | |
| US10354805B2 (en) | Reducing deformation in capacitors | |
| JP2663541B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JPH05121275A (ja) | チタン電解コンデンサの製造方法 | |
| JP3853432B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JP3478039B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の化成方法 | |
| JP4198796B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサの製造方法 | |
| JPH03270117A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 | |
| JPS6137977A (ja) | 電解コンデンサ用アルミ箔の化成方法 | |
| JP3467827B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の製造方法 | |
| JP3976534B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用陽極箔およびその化成方法 | |
| JPH10112423A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の化成方法 | |
| JP3123772B2 (ja) | 有機半導体固体電解コンデンサ | |
| JPH06342740A (ja) | 電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JPS6053453B2 (ja) | アルミニウムの化成法 | |
| JPS6211487B2 (ja) | ||
| JP3309177B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の拡面処理方法 | |
| JPH04114418A (ja) | 電解コンデンサ | |
| JPH04324612A (ja) | 有機半導体固体電解コンデンサの製造方法 | |
| JPS63299308A (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
| JPS6035513A (ja) | 電解コンデンサ用アルミ箔の製造方法 |