JPS5922361Y2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPS5922361Y2
JPS5922361Y2 JP3525379U JP3525379U JPS5922361Y2 JP S5922361 Y2 JPS5922361 Y2 JP S5922361Y2 JP 3525379 U JP3525379 U JP 3525379U JP 3525379 U JP3525379 U JP 3525379U JP S5922361 Y2 JPS5922361 Y2 JP S5922361Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston rod
mounting bracket
tip
shock absorber
hydraulic shock
Prior art date
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Expired
Application number
JP3525379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55134537U (ja
Inventor
義文 松田
Original Assignee
トキコ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP3525379U priority Critical patent/JPS5922361Y2/ja
Publication of JPS55134537U publication Critical patent/JPS55134537U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば鉄道の行止式停車場において到着列
車が過走した際にこれを止めるために用いられる油圧緩
衝器に関する。
この種の従来の油圧緩衝器としては、油圧シリンダ機構
のピストンロッドの先端部に形成されたおねじ部を受圧
板取付金具に形成されためねじ部にねじ込んで前記おね
じ部に予め螺装しておいたロックナツトによって両者を
互いに固定し、そして前記取付金具に取り付けた受圧板
に過走列車が衝突した際にこの衝撃力を前記油圧シリン
ダ機構によって吸収緩和するように構成されたものが知
られている。
しかしながら、従来のこのような油圧緩衝器にあっては
、取付金具のピストンロッドへの取付態様がねじ込み式
であるから、実際に使用された場合にピストンロッド及
び取付金具のねじ部が衝撃力に耐えきれずに破壊するお
それがあり、また大きな衝撃力に耐え得るようにするた
めに油圧シリンダ機構の容量を大きくし、かつピストン
ロッドや取付金具をも大きくして装置全体を大型化する
と、ピストンロッド及び取付金具にねじ部を形成する作
業が極めて面倒になり、またロックナツトも大きくなり
、ひいては製造コストが大幅にアップし、また組付作業
が極めて面倒になるという欠点があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、ピストン
ロッド及び取付金具にねじ部を形成する必要がなく、ま
たロックナツトを不要にし得て、耐衝撃性の向上を図り
得、また装置全体を大型化しても製造コストの低減を無
理なく図ることができ、また容易に組み付けることがで
きる油圧緩衝器を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例について第1図乃至第3図を
参照して説明する。
図中1は油圧シリンダ機構で、そのピストンロッド2の
先端部所定位置には環状の溝3が形成されている。
前記ピストンロッド2の先端部には取付金具4が設けら
れている。
この取付金具4は、円孔5を有する取付金具本体6に円
筒体7を溶着してなるものであって、その取付金具本体
6の所定位置に形成された凹部と前記円筒体7の中空部
とによって断面円形状の凹部8が形成されている。
そして、この取付金具4は、その凹部8に前記ピストン
ロッド2の先端部が嵌合されて、その凹部8の底面9に
前記ピストンロッド2の先端面10が当接させられた状
態で、前記ピストンロッド2の先端部に嵌合されている
前記ピストンロッド2の溝3には略半円弧状の固定金具
11.12が夫々嵌合されている。
これら固定金具11.12の各両端部は夫々ボルト13
・・・によって前記取付金具4の円筒体7に取り付けら
れており、これにより前記取付金具4は前記ピストンロ
ッド2の先端部に固定されている。
なお、前記取付金具4の円筒体7と前記固定金具11、
12との間には適宜の隙間14が形成されており、そし
てこの隙間14の存在により、前記ボルト13・・・を
締め付けることによって前記取付金具4を前記固定金具
11.12側に強制的に引き寄せ、これにより前記取付
金具4の凹部8の底面9を前記ピストンロッド2の先端
面10に確実に面接触させることができるように構成さ
れている。
また、前記ピストンロッド2には環状の抜止金具15が
予め嵌装されており、そしてこの抜止金具15は前記固
定金具11.12の各中央部に夫々ポル1−16,16
によって取り付けられていて、前記ボルト13・・・が
抜けるのを防止するように構成されている。
なおまた、前記油圧シリンダ機構1の本体と前記抜止金
具15との間にはスプリング17が設けられており、そ
してこのスプリング17の力によって前記ピストンロッ
ド2は最大に突出されている。
また、図示していないが、前記取付金具4にはその円孔
5に装着された軸を介して受圧板が取り付けられている
次に、上記構成の油圧緩衝器の作用について説明すると
、取付金具4に取り付けられた受圧板に例えば過走列車
が衝突した場合、この衝撃力は受圧板を介して取付金具
4にかかった後ピストンロッド2の先端面10にかかり
、これによりピストンロッド2が油圧シリンダ機構1に
予め設定された油圧及びスプリング17の力に抗して第
1図中右方に移動し、かくして前記衝撃力を油圧シリン
ダ機構1とスプリング17とによって吸収緩和するもの
である。
すなわち、受圧板に加わった衝撃力はピストンロッド2
の先端面10にかかり、取付金具4をピストンロッド2
に取り付けている固定金具11.12やボルト13・・
・等にはほとんどかからず、従ってこれら固定金具11
.12やボルト13・・・等が破壊されることはない。
また、実施例のように、半円弧状の固定金具11,12
に取付金具4をねし止めする構造であると、ピストンロ
ッド2等が径方向に熱膨張した場合にも固定金具11.
12が影響を受けにくく、衝撃力や気候の寒暖によって
生じる熱応力に対しても有利になる。
以上説明したように、本考案の油圧緩衝器は、油圧シリ
ンダ機構のピストンロッドの先端に溝が周設されるとと
もに、該溝には半円弧状をなす一対の固定金具が嵌合し
て配され、一方、ピストンロッドの先端に取り付ける取
付金具は、ピストンロッド側となる一端面にピストンロ
ッドの先端面が当接する底面を有するとともに他端面側
に受圧板が設けられる取付金具本体と、該取付金具本体
に接合されて前記底面に対応する位置にピストンロッド
が嵌合する凹部を形成する円筒体とを備え、前記ピスト
ンロッドの先端に嵌合させた取付金具は、前記底面をピ
ストンロッドの先端面に当接させて前記固定金具にねし
止めする構成であるから、ピストンロッド及び取付金具
に従来のようなねじ部を形成することなく取付金具をピ
ストンロッドに取り付けることができ、しかも受圧板に
加わった衝撃力をピストンロッドの先端面に受けさせる
ことができ、従って容易に破壊する部分がなく耐衝撃性
が向上し、また油圧シリンダ機構の容量を大きくして装
置全体を大型化しても、従来のようなねじ加工やロック
ナツトが不要であるがら、製造コストの低減を無理なく
図ることができ、またその組み付けを容易に行なうこと
ができる等の効果を有する。
また、前述したように、半円弧状をなす一対の固定金具
を介してねし止めする構成であれば、衝撃力や気候の寒
暖による熱応力に対しても有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による油圧緩衝器の一実施例を示す一
部省略縦断側面図、第2図は第1図のII内部の拡大縦
断側面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う縦
断面図である。 1・・・・・・油圧シリンダ機構、2・・・・・・ピス
トンロッド、4・・・・・・取付金具、8・・・・・・
凹部、9・・・・・・底面、10・・・・・・先端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧シリンダ機構のピストンロッドの先端に受圧板取付
    金具を取り付けてなる油圧緩衝器であって、前記受圧板
    取付金具は、ピストンロッド側となる一端面にピストン
    ロッドの先端面が当接する底面が設けられ、かつ他端面
    側に受圧板が取り付けられる取付金具本体と、該取付金
    具本体に接合されて前記底面に対応する位置にピストン
    ロッドが嵌合する凹部を形成する円筒体とを備え、一方
    、ピストンロッドには前記円筒体の端面から離間する位
    置に溝が周設されて、該溝には一対の半円弧状の固定金
    具が嵌合して配され、ピストンロッドの先端に嵌合させ
    た取付金具は、前記各固定金具を貫通させたボルトによ
    って、前記底面をピストンロッドの先端面に当接させて
    、ピストンロッドに固定されていることを特徴とする油
    圧緩衝器。
JP3525379U 1979-03-19 1979-03-19 油圧緩衝器 Expired JPS5922361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3525379U JPS5922361Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 油圧緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3525379U JPS5922361Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 油圧緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55134537U JPS55134537U (ja) 1980-09-24
JPS5922361Y2 true JPS5922361Y2 (ja) 1984-07-04

Family

ID=28894169

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JP3525379U Expired JPS5922361Y2 (ja) 1979-03-19 1979-03-19 油圧緩衝器

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JPS55134537U (ja) 1980-09-24

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