JPS5922337Y2 - 軸接手 - Google Patents
軸接手Info
- Publication number
- JPS5922337Y2 JPS5922337Y2 JP1976086274U JP8627476U JPS5922337Y2 JP S5922337 Y2 JPS5922337 Y2 JP S5922337Y2 JP 1976086274 U JP1976086274 U JP 1976086274U JP 8627476 U JP8627476 U JP 8627476U JP S5922337 Y2 JPS5922337 Y2 JP S5922337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- disk
- output shaft
- drum
- input shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Testing Of Balance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転運動を次段へ伝動するための軸接手に関
するものである。
するものである。
例えば、比較的大型のモータのロータ、あるいはファン
等の回転状態における釣合を試験するにはロータ等の回
転体そのものを別の比較的小型の誘動電動機等の回転駆
動源の回転軸に軸接手を介して結合して強制回転させる
ようにしているが、回転始動時には特に強大なトルクが
必要なため始動時に駆動用の誘動電動機が過負荷のため
発熱し、安全回路の作動あるいは著しい場合には損傷に
よって、試験そのものが中断してしまうという問題があ
る。
等の回転状態における釣合を試験するにはロータ等の回
転体そのものを別の比較的小型の誘動電動機等の回転駆
動源の回転軸に軸接手を介して結合して強制回転させる
ようにしているが、回転始動時には特に強大なトルクが
必要なため始動時に駆動用の誘動電動機が過負荷のため
発熱し、安全回路の作動あるいは著しい場合には損傷に
よって、試験そのものが中断してしまうという問題があ
る。
第1図は、上記の軸接手の使用態用を説明する釣合試験
機の説明図で図においてIは誘動電動機、fIが軸接手
、IIIが減速機で減速機IIIを介しての誘動電動機
Iの回転はさらにユニバーサルジヨイントIVを経て架
台■に載置されたモータのロータあるいはファン等のワ
ークVIに伝達され、ワークは回転する。
機の説明図で図においてIは誘動電動機、fIが軸接手
、IIIが減速機で減速機IIIを介しての誘動電動機
Iの回転はさらにユニバーサルジヨイントIVを経て架
台■に載置されたモータのロータあるいはファン等のワ
ークVIに伝達され、ワークは回転する。
この場合、ワークに不釣合部分があるとワークの回転に
振動があられれこの振動成分が架台■に設けられたピッ
クアップ(図示せず)を介して検出されるのである。
振動があられれこの振動成分が架台■に設けられたピッ
クアップ(図示せず)を介して検出されるのである。
以上の説明における軸接手の使用態様において上記した
問題点が発生していた。
問題点が発生していた。
そこでこのような問題を解消すべく、上記の軸接手に潤
り機能を有するものを用いて過負荷(通常は回転始動)
時に滑り回転結合させて円滑な回転駆動をさせようとす
る試みが従来からなされている。
り機能を有するものを用いて過負荷(通常は回転始動)
時に滑り回転結合させて円滑な回転駆動をさせようとす
る試みが従来からなされている。
第2図は、上記の従来の軸接手の一例を示す縦断面図(
一部省略)で1はドラム(接手の筐体)、2は出力軸カ
ブラで゛ドラム1とカブラ2とはボルト3により一体化
され、カブラ2は出力軸Pにキーと押ねじ(いずれも図
示せず)で固定されている。
一部省略)で1はドラム(接手の筐体)、2は出力軸カ
ブラで゛ドラム1とカブラ2とはボルト3により一体化
され、カブラ2は出力軸Pにキーと押ねじ(いずれも図
示せず)で固定されている。
6は入力軸カプラで入力軸Rに軸方向に摺動自在に嵌合
されたキー(図示せず)によって回り止めされている。
されたキー(図示せず)によって回り止めされている。
8は上記の入力軸カプラ6にボルト9で一体に固定され
た駆動テ゛イスクである。
た駆動テ゛イスクである。
13はドラム1にボルト12で固定された外側バット保
持板13には摩擦材料の外側ディスクパッド15が保持
具(例えば沈頭鋲)16で個定されている。
持板13には摩擦材料の外側ディスクパッド15が保持
具(例えば沈頭鋲)16で個定されている。
一方14は、同じく保持具16によって内側パッドで保
持板11上に固定された摩擦材料の内側ディスクパッド
である。
持板11上に固定された摩擦材料の内側ディスクパッド
である。
24はブツシュロッドでこのブツシュロッド24の先端
のツバ部24 aを介して内側パッド保持板11および
内側ディスクパッド14が駆動ディスク8を押圧し、駆
動ディスク8は結果的に内外テ゛イスクパツドで挾持さ
れた状態となっている。
のツバ部24 aを介して内側パッド保持板11および
内側ディスクパッド14が駆動ディスク8を押圧し、駆
動ディスク8は結果的に内外テ゛イスクパツドで挾持さ
れた状態となっている。
なお22はサラバネで、図のようにこのサラバネ22を
ドラム1に設けられた押ねじ25で押圧することによっ
て内側パッド保持板11に押圧力が与えられるように構
成され、この押圧力はこの押ねじによって調整されるの
である。
ドラム1に設けられた押ねじ25で押圧することによっ
て内側パッド保持板11に押圧力が与えられるように構
成され、この押圧力はこの押ねじによって調整されるの
である。
なお27はブツシュロッド24の先端部が位置決めのた
めに挿入される孔である。
めに挿入される孔である。
以上の構成において入力軸Rからの回転は、駆動ディス
ク8を挟持する内外ディスクパッド14゜15を介して
出力軸Pに伝動されることとなる。
ク8を挟持する内外ディスクパッド14゜15を介して
出力軸Pに伝動されることとなる。
この上記の軸接手は、一方の回転軸(入力軸)の駆動デ
ィスクをもう一方の回転軸(出力軸)に設けられた摩擦
板(ディスクパッド)によって一定強さの力ではさみつ
けて両回転軸を結合し滑り回転をさせるというタイプで
′、単に出力軸と入力軸が駆動ディスクの摩擦板とで結
合されているものであるので、滑り回転時にディスクパ
ッドに不均等な力が生しやすく、そのままで回転すると
駆動ディスクとパッドとが全面接触せず偏り接触となり
均一な接触面圧が保持されにくくパッドに不均等な消耗
が発生し、回転伝動が不安定になる等の不都合が生じる
という問題があった。
ィスクをもう一方の回転軸(出力軸)に設けられた摩擦
板(ディスクパッド)によって一定強さの力ではさみつ
けて両回転軸を結合し滑り回転をさせるというタイプで
′、単に出力軸と入力軸が駆動ディスクの摩擦板とで結
合されているものであるので、滑り回転時にディスクパ
ッドに不均等な力が生しやすく、そのままで回転すると
駆動ディスクとパッドとが全面接触せず偏り接触となり
均一な接触面圧が保持されにくくパッドに不均等な消耗
が発生し、回転伝動が不安定になる等の不都合が生じる
という問題があった。
また回転伝動時にブツシュロッド24に加わる横(回転
)方向の曲げ゛モーメントによりブツシュロッド24に
曲げ変形が発生する(傾斜する)こともありディスクパ
ッド14に対する押圧力が変化し、パッドに偏磨耗を生
起させ伝達力を変化させる問題点もあり、さらに入力軸
Rと出力軸Pとが駆動ディスク8、ディスクパッド14
,15との摺動接触で回転伝動されているのみであるの
で、摺動に際してディスク8の回転軸心が出力軸心ある
いはディスクパッドの摺接面に対し傾斜したりあるいは
駆動ディスク8とディスクパッド14,15とが偏心接
触したりして無駄な発熱や偏摩耗を生じさせることもあ
った。
)方向の曲げ゛モーメントによりブツシュロッド24に
曲げ変形が発生する(傾斜する)こともありディスクパ
ッド14に対する押圧力が変化し、パッドに偏磨耗を生
起させ伝達力を変化させる問題点もあり、さらに入力軸
Rと出力軸Pとが駆動ディスク8、ディスクパッド14
,15との摺動接触で回転伝動されているのみであるの
で、摺動に際してディスク8の回転軸心が出力軸心ある
いはディスクパッドの摺接面に対し傾斜したりあるいは
駆動ディスク8とディスクパッド14,15とが偏心接
触したりして無駄な発熱や偏摩耗を生じさせることもあ
った。
この考案はこのような不都合を解消した軸接手を実現す
るものであり、構成の要旨とするところは、入力軸Rと
、この入力軸Rに軸方向に摺動可能に取付けられた人力
軸カプラ6と、この入力軸カプラ6に取付けられた駆動
テ゛イスク8と、出力軸Pと、その先端部18が玉軸受
17を介して入力軸Rとの外周で人力軸カプラ6に支承
され、かつ出力軸Pの軸方向に摺動可能に取付けられた
出力軸カブラ2と、この出力軸カプラに固定された上記
の駆動ディスク8を包囲するドラム1と。
るものであり、構成の要旨とするところは、入力軸Rと
、この入力軸Rに軸方向に摺動可能に取付けられた人力
軸カプラ6と、この入力軸カプラ6に取付けられた駆動
テ゛イスク8と、出力軸Pと、その先端部18が玉軸受
17を介して入力軸Rとの外周で人力軸カプラ6に支承
され、かつ出力軸Pの軸方向に摺動可能に取付けられた
出力軸カブラ2と、この出力軸カプラに固定された上記
の駆動ディスク8を包囲するドラム1と。
このドラム1内において上記駆動ディスク8に対向し、
かあ出力軸カプラ2に軸方向変位可能に保持されたパッ
ド保持板11と、上記駆動ディスク8の表裏両側を抱挾
するように上記パッド保持板11およびドラム1上に固
定配置されるテ゛イスクパツド14.15と、回転軸を
中心としてドラム1上の周辺に等間隔で配置され上記パ
ッド保持板11上のパッド14を駆動ディスク側に押圧
するための複数個のディスクパッド押圧手段19とを有
するとともに各ディスクパッド押圧手段19は、パッド
保持板11に近接する筒状の枠体21と、枠体内に保持
されるブツシュロッド24、ブツシュロッドの後端を押
す弾性部材22、および押圧力調整用の押ねじ25とで
構成され、このブツシュロッド24の先端26は、上記
のパッド保持板11の孔27に嵌まり込んでパッド保持
板11を押圧することを特徴とする軸接手であり、以下
にこの考案をそのl実施例を参照しながら、さらに詳し
く説明する。
かあ出力軸カプラ2に軸方向変位可能に保持されたパッ
ド保持板11と、上記駆動ディスク8の表裏両側を抱挾
するように上記パッド保持板11およびドラム1上に固
定配置されるテ゛イスクパツド14.15と、回転軸を
中心としてドラム1上の周辺に等間隔で配置され上記パ
ッド保持板11上のパッド14を駆動ディスク側に押圧
するための複数個のディスクパッド押圧手段19とを有
するとともに各ディスクパッド押圧手段19は、パッド
保持板11に近接する筒状の枠体21と、枠体内に保持
されるブツシュロッド24、ブツシュロッドの後端を押
す弾性部材22、および押圧力調整用の押ねじ25とで
構成され、このブツシュロッド24の先端26は、上記
のパッド保持板11の孔27に嵌まり込んでパッド保持
板11を押圧することを特徴とする軸接手であり、以下
にこの考案をそのl実施例を参照しながら、さらに詳し
く説明する。
第3図はこの考案の1実施例の軸接手の縦断面図で、1
はドラム(接手の筐体)、2は出力軸カプラで゛ドラム
1とカプララ2とはボルト3により一体化され、カプラ
ラ2は出力軸Pにキー4と押ねじ5で個定されている。
はドラム(接手の筐体)、2は出力軸カプラで゛ドラム
1とカプララ2とはボルト3により一体化され、カプラ
ラ2は出力軸Pにキー4と押ねじ5で個定されている。
6は入力軸カプラで入力軸Rに軸方向に摺動自在に嵌合
されキー7によって回り止めされている。
されキー7によって回り止めされている。
8は上記の入力軸カプラ6にボルト9で一体に固定され
た駆動テ゛イスクで、このディスク8の表裏両側には、
カプラ2の先端部10にスプライン方式か、またはすき
まばめによるはめあわせによって軸方向変位可能に保持
された内側パッド保持板11と、ドラム1にボルト12
で固定された外側パッド保持板(上記のドラムの一部と
も言い得る)13が各々配置されている。
た駆動テ゛イスクで、このディスク8の表裏両側には、
カプラ2の先端部10にスプライン方式か、またはすき
まばめによるはめあわせによって軸方向変位可能に保持
された内側パッド保持板11と、ドラム1にボルト12
で固定された外側パッド保持板(上記のドラムの一部と
も言い得る)13が各々配置されている。
14゜15は、この内側・外側の両パッド保持板11.
12に保持具(例えば沈頭鋲)16を介して固定された
摩擦材料の内側・外側のテ゛イスクパツドであり、この
結果駆動テ゛イスク8の円周部分の表裏両側は、両パッ
ド14.15で抱挾(挟持)された状態となっている。
12に保持具(例えば沈頭鋲)16を介して固定された
摩擦材料の内側・外側のテ゛イスクパツドであり、この
結果駆動テ゛イスク8の円周部分の表裏両側は、両パッ
ド14.15で抱挾(挟持)された状態となっている。
17は深溝形の玉軸受で出力軸Pの最先端部18に取付
けられ、かつ外輪の外周は入力軸カプラ6に軸方向に摺
動自在に嵌入されている。
けられ、かつ外輪の外周は入力軸カプラ6に軸方向に摺
動自在に嵌入されている。
19は、ドラム1にポル) 20で゛固定されたテ゛イ
スクパツド押圧手段で、21は枠体、22は皿ばね(弾
性部材)で、これは枠体21の内孔のばねガイド23に
嵌装され、ブツシュロッド24の後端を押しており、こ
の押圧力は押ねし25によって調整されるようになって
いる。
スクパツド押圧手段で、21は枠体、22は皿ばね(弾
性部材)で、これは枠体21の内孔のばねガイド23に
嵌装され、ブツシュロッド24の後端を押しており、こ
の押圧力は押ねし25によって調整されるようになって
いる。
上記のこれらのディスクパッド押圧手段は出力軸Pの外
周すなわちドラム1の端面に等間隔に複数組配設されて
おり、それぞれの押ねじ25の調節によってディスクパ
ッドの駆動ディスクへの押圧力を均等にし、パッドに不
均等な消耗が発生しないようにして回転力の伝動に充分
なトルク(一定量以下)が駆動ディスク8と、ディスク
パッド14,15との間でえられるように調節できる。
周すなわちドラム1の端面に等間隔に複数組配設されて
おり、それぞれの押ねじ25の調節によってディスクパ
ッドの駆動ディスクへの押圧力を均等にし、パッドに不
均等な消耗が発生しないようにして回転力の伝動に充分
なトルク(一定量以下)が駆動ディスク8と、ディスク
パッド14,15との間でえられるように調節できる。
そして一定量以上のトルクは滑り動作によって伝達力は
弱められ、過負荷が防止される。
弱められ、過負荷が防止される。
なお、内側パッド保持板11にはブツシュロッド24の
先端部分26が嵌まり込む孔27がそれぞれのブツシュ
ロッド24に対応して配設してあり、このブツシュロッ
ド24の頭部に設けられたつば部28によって内側パッ
ド保持板11を介して駆動ディスク8に内側ディスクパ
ッド14を押圧する。
先端部分26が嵌まり込む孔27がそれぞれのブツシュ
ロッド24に対応して配設してあり、このブツシュロッ
ド24の頭部に設けられたつば部28によって内側パッ
ド保持板11を介して駆動ディスク8に内側ディスクパ
ッド14を押圧する。
他方外側パッド保持板13はドラム1に取付けであるの
で、内側ディスクパッド14の駆動ディスク8の押圧の
反作用としてこの外側ディスクパッド保持板13上のデ
ィスクパッド15も駆動ディスク8を押圧することとな
り結果として駆動ディスク8は両テ゛イスクパツド14
.15で両面から抱挾され、よって駆動テ゛イスク8の
回転力は出力軸カプラ2に伝動されることとなる。
で、内側ディスクパッド14の駆動ディスク8の押圧の
反作用としてこの外側ディスクパッド保持板13上のデ
ィスクパッド15も駆動ディスク8を押圧することとな
り結果として駆動ディスク8は両テ゛イスクパツド14
.15で両面から抱挾され、よって駆動テ゛イスク8の
回転力は出力軸カプラ2に伝動されることとなる。
この際テ゛イスクパツド、特に外側パッド保持板13の
ディスクパッド15が圧縮縮みあるいは摩擦による熱膨
張によって厚さが変るおそれがあるが、駆動ディスク8
が軸方向に移動して、結果的にディスク8は両ディスク
パッド14.15の押圧力がバランスする点まで移動す
るので上記の不都合も解消する。
ディスクパッド15が圧縮縮みあるいは摩擦による熱膨
張によって厚さが変るおそれがあるが、駆動ディスク8
が軸方向に移動して、結果的にディスク8は両ディスク
パッド14.15の押圧力がバランスする点まで移動す
るので上記の不都合も解消する。
また出力軸Pおよび゛出力軸カプラ2に対し入力軸カプ
ラ3と駆動テ゛イスク8とは上記のように軸方向に摺動
でき、かつその摺動に際して出力軸P側の先端は玉軸受
17を介して入力軸Rとの外周で人力軸カプラ3に支承
されているので、摺動に際して駆動ディスク8の回転軸
心が出力軸心あるいはテ゛イスクパツド14.15の摺
接面に対して傾斜したり、あるいは駆動ディスク8とデ
ィスクパッド14.15とが偏心接触したりして無駄な
発熱や偏摩耗を生ヒさせるといった従来の軸接手にみら
れた問題点もなくなるのである。
ラ3と駆動テ゛イスク8とは上記のように軸方向に摺動
でき、かつその摺動に際して出力軸P側の先端は玉軸受
17を介して入力軸Rとの外周で人力軸カプラ3に支承
されているので、摺動に際して駆動ディスク8の回転軸
心が出力軸心あるいはテ゛イスクパツド14.15の摺
接面に対して傾斜したり、あるいは駆動ディスク8とデ
ィスクパッド14.15とが偏心接触したりして無駄な
発熱や偏摩耗を生ヒさせるといった従来の軸接手にみら
れた問題点もなくなるのである。
さらに駆動ディスク8から回転力がテ゛イスクパツド1
4.15を介し出力軸P側に伝達される際、内側パッド
保持板11の周辺部のそれぞれのブツシュロッド24に
対応した孔27からそれぞれのブツシュロッド24の先
端26を介して回転力が伝動されるが、この場合内側パ
ッド保持板11と枠体21が近接しているため、かつブ
ツシュロッド24が枠体21.すなわち筐体側に保持さ
れているため、ブツシュロッド24に加わる横(回転)
方向の曲げモーメントによりブツシュロッド24に曲げ
変形が発生せず(傾斜せず)、よってブツシュロッド2
4のテ゛イスクパツド14に対する押圧力が変化して、
テ゛イスクパツド14.15を偏磨耗させたり、伝達力
が変化したりする従来の軸接手で生起していた不都合も
まったくないのである。
4.15を介し出力軸P側に伝達される際、内側パッド
保持板11の周辺部のそれぞれのブツシュロッド24に
対応した孔27からそれぞれのブツシュロッド24の先
端26を介して回転力が伝動されるが、この場合内側パ
ッド保持板11と枠体21が近接しているため、かつブ
ツシュロッド24が枠体21.すなわち筐体側に保持さ
れているため、ブツシュロッド24に加わる横(回転)
方向の曲げモーメントによりブツシュロッド24に曲げ
変形が発生せず(傾斜せず)、よってブツシュロッド2
4のテ゛イスクパツド14に対する押圧力が変化して、
テ゛イスクパツド14.15を偏磨耗させたり、伝達力
が変化したりする従来の軸接手で生起していた不都合も
まったくないのである。
この考案は以上詳述したようにパッド保持板押圧機構は
丈夫で大きな力を作用させることができ駆動ディスクと
テ゛イスクパツドとの間に傾斜や偏心した接触がなく、
かつディスクパッドに極所的な圧力も加わらないので、
円滑な回転駆動を維持できるとともにディスクパッドに
極所的な磨耗や無駄な滑りによる発熱がなくなりディス
クパッドの寿命を長くすることができるのである。
丈夫で大きな力を作用させることができ駆動ディスクと
テ゛イスクパツドとの間に傾斜や偏心した接触がなく、
かつディスクパッドに極所的な圧力も加わらないので、
円滑な回転駆動を維持できるとともにディスクパッドに
極所的な磨耗や無駄な滑りによる発熱がなくなりディス
クパッドの寿命を長くすることができるのである。
さらに荷重に応じ押圧力の強さを容易に調整できるので
回転始動時に出力側の荷重に応じた滑り回転力(トルク
)が安定して得られ、負荷状態の始動に際しても原動機
に対する過負荷を充分にかつ効率的に防止することがで
きるのである。
回転始動時に出力側の荷重に応じた滑り回転力(トルク
)が安定して得られ、負荷状態の始動に際しても原動機
に対する過負荷を充分にかつ効率的に防止することがで
きるのである。
なお、前記実施例における入力軸と出力軸は、それと逆
の組合せにおいても全く同様の効果かえられ、さらにま
たブツシュロッドを付勢する皿ばねの代りにコイルバネ
等を用いても、上記実施例のものと全く同様の効果かえ
られる。
の組合せにおいても全く同様の効果かえられ、さらにま
たブツシュロッドを付勢する皿ばねの代りにコイルバネ
等を用いても、上記実施例のものと全く同様の効果かえ
られる。
第1図はこの考案の対象となる軸接手の使用態様を説明
するための釣合試験機の説明図、第2図は従来の軸接手
を説明するための図、第3図はこの考案の1実施例の軸
接手を説明するための図である。 P:出力軸、R:入力軸、1ニドラム、2:出力軸カプ
ラ、6:入力軸カプラ、8:駆動ディスク、11:内側
パッド保持板、13:外側パッド保持板、14.15:
パッド、19:テ゛イスクパッド押圧手段。
するための釣合試験機の説明図、第2図は従来の軸接手
を説明するための図、第3図はこの考案の1実施例の軸
接手を説明するための図である。 P:出力軸、R:入力軸、1ニドラム、2:出力軸カプ
ラ、6:入力軸カプラ、8:駆動ディスク、11:内側
パッド保持板、13:外側パッド保持板、14.15:
パッド、19:テ゛イスクパッド押圧手段。
Claims (1)
- 入力軸Rと、この人力軸Rに軸方向に摺動可能に取付け
られた入力軸カプラ6と、この入力軸カプラ6に取付け
られた駆動テ゛イスク8と、出力軸Pと、その先端部1
8が玉軸受17を介して入力軸Rとの外周で入力軸カプ
ラ6に支承され、かつ出力軸Pの軸方向に摺動可能に取
付けられた出力軸カプラ2と、この出力軸カプラに固定
され上記の駆動ディスク8を包囲するドラム1と、この
ドラム1内において上記駆動ディスク8に対向し、かつ
出力軸カプラ2に軸方向変位可能に保持されたパッド保
持板11と、上記駆動ディスク8の表裏両側を抱挾する
ように上記パッド保持板11およびドラム1上に固定配
置されるディスクパッド14゜15と、回転軸を中心と
してドラム1上の周辺に等間隔で配置され上記パッド保
持板11上のパッド14を駆動テ゛イスク側に押圧する
ための複数個のディスクパッド押圧手段19とを有する
とともに各ディスクパッド押圧手段19は、パッド保持
板11に近接する筒状の枠体21と、枠体内に保持され
るブツシュロッド24、ブツシュロッドの後端を押す弾
性部材22、および押圧力調整用の押ねじ25とで構成
され、このブツシュロッド24の先端26は、上記のパ
ッド保持板11の孔27に嵌まり込んでパッド保持板1
1を押圧することを特徴とする軸接手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976086274U JPS5922337Y2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 軸接手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976086274U JPS5922337Y2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 軸接手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS534043U JPS534043U (ja) | 1978-01-14 |
JPS5922337Y2 true JPS5922337Y2 (ja) | 1984-07-04 |
Family
ID=28697143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976086274U Expired JPS5922337Y2 (ja) | 1976-06-30 | 1976-06-30 | 軸接手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922337Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4521930Y1 (ja) * | 1967-09-21 | 1970-09-01 |
-
1976
- 1976-06-30 JP JP1976086274U patent/JPS5922337Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4521930Y1 (ja) * | 1967-09-21 | 1970-09-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS534043U (ja) | 1978-01-14 |
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