JPS5922310Y2 - パワ−ステアリング用油圧ポンプ - Google Patents
パワ−ステアリング用油圧ポンプInfo
- Publication number
- JPS5922310Y2 JPS5922310Y2 JP13927678U JP13927678U JPS5922310Y2 JP S5922310 Y2 JPS5922310 Y2 JP S5922310Y2 JP 13927678 U JP13927678 U JP 13927678U JP 13927678 U JP13927678 U JP 13927678U JP S5922310 Y2 JPS5922310 Y2 JP S5922310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- reservoir
- hydraulic pump
- power steering
- rear body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパワーステアリング用油圧ポンプに関するもの
である。
である。
従来のパワーステアリング用油圧ポンプには、車両への
取付はスペース等との関係から油圧ポンプとリザーバと
が一体化されたものがある。
取付はスペース等との関係から油圧ポンプとリザーバと
が一体化されたものがある。
この一体型の油圧ポンプは、通常ポンプ本体の一部がリ
ザーバ用ケースで覆われ、このケース内に作動液を貯溜
するようになっている。
ザーバ用ケースで覆われ、このケース内に作動液を貯溜
するようになっている。
ところで、このような一体型の油圧ポンプにおいては、
上記リザーバ用ケースの開口端をポンプ本体にOリング
を介して嵌合するようにしていた。
上記リザーバ用ケースの開口端をポンプ本体にOリング
を介して嵌合するようにしていた。
このため、ポンプ本体の外周部に上記ケースの開口端を
嵌合するための肉厚のフランジ部を一体形成しなければ
ならず、製品重量の増大を避は得なかった。
嵌合するための肉厚のフランジ部を一体形成しなければ
ならず、製品重量の増大を避は得なかった。
さらにこのフランジ部の嵌合面は充分な液密性を維持す
るために精密な加工を施さなければならず、製造コスト
の観点からも非常に不利であった。
るために精密な加工を施さなければならず、製造コスト
の観点からも非常に不利であった。
また、上記フランジ部の形状は、リザーバ用ケースの開
口端をその外側に嵌合するようにしているため必然的に
円形にせざるを得す、このためリザーバ自体の形状も円
筒形に限定されたものとなり、設計の自由度が極めて小
さいという問題点があった。
口端をその外側に嵌合するようにしているため必然的に
円形にせざるを得す、このためリザーバ自体の形状も円
筒形に限定されたものとなり、設計の自由度が極めて小
さいという問題点があった。
本考案はこのような問題点を有効に解決すべく考案する
に至ったものであって、その目的とするところは、ポン
プ本体の外周部に肉厚のフランジ部を形成することなく
リザーバ用ケースの取付けができ、またリザーバ用ケー
スの形状を設計上最適な所望の形状にすることのできる
パワーステアリング用油圧ポンプを提供することにある
。
に至ったものであって、その目的とするところは、ポン
プ本体の外周部に肉厚のフランジ部を形成することなく
リザーバ用ケースの取付けができ、またリザーバ用ケー
スの形状を設計上最適な所望の形状にすることのできる
パワーステアリング用油圧ポンプを提供することにある
。
以下、図面に示した実施例を参照しながら本考案を説明
する。
する。
本考案に係るパワーステアリング用油圧ポンプは第1図
に示したようにポンプ装置1を収容した高圧室24を構
成するリヤボディ2と、駆動用シャフト9を軸支し、か
つポンプ装置1を支持し車両側への取付手段(図では螺
子穴)4を備えたフロントボディ5と、上記リヤボテ゛
イ2とフロントボディ5とによって挟持されたフランジ
用板体6と、上記リヤボテ゛イ2を覆い、その開口端7
で上記板体6の周縁を嵌合収容し、必要量の作動油を貯
溜するリザーバを構成するリザーバ用ケース8とからな
っている。
に示したようにポンプ装置1を収容した高圧室24を構
成するリヤボディ2と、駆動用シャフト9を軸支し、か
つポンプ装置1を支持し車両側への取付手段(図では螺
子穴)4を備えたフロントボディ5と、上記リヤボテ゛
イ2とフロントボディ5とによって挟持されたフランジ
用板体6と、上記リヤボテ゛イ2を覆い、その開口端7
で上記板体6の周縁を嵌合収容し、必要量の作動油を貯
溜するリザーバを構成するリザーバ用ケース8とからな
っている。
フロントボテ゛イ5はポンプ駆動用シャフト9をラジア
ルベアリング10.11などで支持し、このシャフト9
の他端にはポンプ装置1のロータ12がスプラインにて
嵌合支持されている。
ルベアリング10.11などで支持し、このシャフト9
の他端にはポンプ装置1のロータ12がスプラインにて
嵌合支持されている。
なお、13はオイルシール、14は吾込側通路、15は
ポンプ取付用のボスである。
ポンプ取付用のボスである。
ポンプ装置1はロータ12の両側にそれぞれサイドプレ
ー) 16.17を配設し、さらにロータ12の外周と
適宜な間隙を設けてカムリング18を配設し、これらサ
イドプレート16.17およびカムリング18を一体に
フロントボディ5に固定支持している。
ー) 16.17を配設し、さらにロータ12の外周と
適宜な間隙を設けてカムリング18を配設し、これらサ
イドプレート16.17およびカムリング18を一体に
フロントボディ5に固定支持している。
なお19はロータの溝に半径方向に摺動自在に嵌合され
たベーン、20は吸込口、21は吐出口である。
たベーン、20は吸込口、21は吐出口である。
リヤボディ2は入口ポート22を備え、該ポートと通路
23を介してフロントボディ5の吸込側通路14と連通
し、油はサイドプレート17の吸込口20よりポンプ装
置1内に吸込まれ、サイドプレート16の吐出口21を
経て高圧室24に吐出され、該高圧室24と出口ポート
(図示せず)は連通している。
23を介してフロントボディ5の吸込側通路14と連通
し、油はサイドプレート17の吸込口20よりポンプ装
置1内に吸込まれ、サイドプレート16の吐出口21を
経て高圧室24に吐出され、該高圧室24と出口ポート
(図示せず)は連通している。
なお、25は通路23と高圧室24とに関連して配設し
た流量調整及び圧力調整用のバルブで゛ある。
た流量調整及び圧力調整用のバルブで゛ある。
リザーバ用ケース8はリヤボテ゛イ2と板体6とによっ
てリザーバ26を形成するもので、その開口端部に段部
27を形成している。
てリザーバ26を形成するもので、その開口端部に段部
27を形成している。
なお、28はレベルゲージ、29はケース8をリヤボテ
゛イ2に支持しているボルトである。
゛イ2に支持しているボルトである。
板体6はツヤボディ2とフロントボディ5とによって油
密に挟持され、その周縁7をシール部材30を介在さ゛
せてリザーバ用ケース8の開口端段部27に嵌着させて
いる。
密に挟持され、その周縁7をシール部材30を介在さ゛
せてリザーバ用ケース8の開口端段部27に嵌着させて
いる。
なお、31はリヤボディ2とフロントボテ゛イ5とを一
体に固定支持するボルトである。
体に固定支持するボルトである。
この油圧ポンプはフロントボテ゛イ5のボス15の螺子
孔(取付手段)4に車両のフレーム専の孔を合致させ、
ボルトによって螺合支持する。
孔(取付手段)4に車両のフレーム専の孔を合致させ、
ボルトによって螺合支持する。
このように取付けられた油圧ポンプは加力源からの回転
力をプーリ3で受け、シャフト9を回転させてロータ1
2を回転し、その遠心力で突出したベーン19によって
吸込側のオイルか゛吐出側に送出させられる。
力をプーリ3で受け、シャフト9を回転させてロータ1
2を回転し、その遠心力で突出したベーン19によって
吸込側のオイルか゛吐出側に送出させられる。
このような作動は従来のものと変るところがない。
なお、上述したポンプは第2図に示す如くリザーバが別
体型のポンプとしても使用可能である。
体型のポンプとしても使用可能である。
この場合、板体6およびリザーバ用ケース8は取除き、
リヤボテ゛イ2とフロントボディ5を直接結合し、それ
らをボルト31によって固定支持し、さらに別体のリザ
ーバ(図示せず)からオイルを導入するべくリヤボテ゛
イ2の入口ポート22にパイプ32を配設する。
リヤボテ゛イ2とフロントボディ5を直接結合し、それ
らをボルト31によって固定支持し、さらに別体のリザ
ーバ(図示せず)からオイルを導入するべくリヤボテ゛
イ2の入口ポート22にパイプ32を配設する。
さらにリヤボテ゛イ2またはフロントボテ゛イ5のいず
れかにパツキン用溝を形成し、そこにOリングを介挿し
て両ボテ゛−間を油密に保持する。
れかにパツキン用溝を形成し、そこにOリングを介挿し
て両ボテ゛−間を油密に保持する。
本考案は上述の如く、ポンプ本体のフロントボディとリ
ヤボディとの嵌合面にリング状の板体の内周部を挾み込
んで固定するとともに、リザーバ用ケースの開口端を上
記板体の外周部にシール部材を介して嵌合したものであ
るから、ポンプ本体に厚肉のフランジ部を形成する必要
がなく、製品重量の軽量化とコストダウンを図ることが
できる。
ヤボディとの嵌合面にリング状の板体の内周部を挾み込
んで固定するとともに、リザーバ用ケースの開口端を上
記板体の外周部にシール部材を介して嵌合したものであ
るから、ポンプ本体に厚肉のフランジ部を形成する必要
がなく、製品重量の軽量化とコストダウンを図ることが
できる。
また、リザーバ用ケースの開口端と板体の外周部とはプ
レス等にて相互に圧着することにより極めて容易に、か
つ充分な液密性を維持した状態で嵌合することができる
。
レス等にて相互に圧着することにより極めて容易に、か
つ充分な液密性を維持した状態で嵌合することができる
。
このため嵌合部分を精密に加工する必要性がなくなると
ともに、リザーバ用ケニスの開口端が円形4外の形状で
あっても上記嵌合には何ら支障がなくなり、リザーバ用
ケース自体の形状を円筒形以外の任意の形状とすること
が可能となり、設計の自由度が大幅に向上する。
ともに、リザーバ用ケニスの開口端が円形4外の形状で
あっても上記嵌合には何ら支障がなくなり、リザーバ用
ケース自体の形状を円筒形以外の任意の形状とすること
が可能となり、設計の自由度が大幅に向上する。
第1図は本考案の一実施例に係るパワーステアノング用
油圧ポンプの縦断面図、第2図は第1図に示す油圧ポン
プをリザーバ別体型のポンプとして用いる場合の使用状
態を示す縦断面図である。 1・・・・・・ポンプ装置、2・・・・・・リヤボテ゛
イ、4・・・・・・取付手段、5・・・・・・フロント
ボディ、6・・・・・・板体、7・・・・・・開口端、
8・・・・・・リザーバ用ケース、9・・・・・・駆動
用シャフト、12・・・・・・ロータ、16.17・・
・・・・サイドプレート、18・・・・・・カムリング
、24・・・・・・高圧室、26・・・・・・リザーバ
、30・・・・・・シール部材。
油圧ポンプの縦断面図、第2図は第1図に示す油圧ポン
プをリザーバ別体型のポンプとして用いる場合の使用状
態を示す縦断面図である。 1・・・・・・ポンプ装置、2・・・・・・リヤボテ゛
イ、4・・・・・・取付手段、5・・・・・・フロント
ボディ、6・・・・・・板体、7・・・・・・開口端、
8・・・・・・リザーバ用ケース、9・・・・・・駆動
用シャフト、12・・・・・・ロータ、16.17・・
・・・・サイドプレート、18・・・・・・カムリング
、24・・・・・・高圧室、26・・・・・・リザーバ
、30・・・・・・シール部材。
Claims (1)
- フロントボディとリヤボディとが相互に嵌合されてポン
プ本体が形成され、上記フロントボディはカムリング、
ロータおよび゛サイドツブレートからなるポンプ装置を
支持するとともに上記ロータを駆動する駆動用シャフト
を軸支し、上記リヤボディの内側には上記ポンプ装置の
吐出側と連通した高圧室が形成されるとともにその外側
に上記ポンプ装置の吸入側と連通したリザーバが形成さ
れてなるパワーステアリング用油圧ポンプにおいて、上
記フロントボディイとリヤボディとの嵌合面にリング状
の板体の内周部を挾み込んで個定するとともに、上記リ
ザーバを区画形成するリザーバ用ケースの開口端を上記
板体の外周部にシール部材を介して嵌合してなることを
特徴とするパワーステアリング用油圧ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13927678U JPS5922310Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | パワ−ステアリング用油圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13927678U JPS5922310Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | パワ−ステアリング用油圧ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5554584U JPS5554584U (ja) | 1980-04-12 |
JPS5922310Y2 true JPS5922310Y2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=29113203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13927678U Expired JPS5922310Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | パワ−ステアリング用油圧ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922310Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5561919U (ja) * | 1978-10-23 | 1980-04-26 |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP13927678U patent/JPS5922310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5554584U (ja) | 1980-04-12 |
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