JPS5922286Y2 - エンジンの吸気マニホ−ルド - Google Patents

エンジンの吸気マニホ−ルド

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Publication number
JPS5922286Y2
JPS5922286Y2 JP14343879U JP14343879U JPS5922286Y2 JP S5922286 Y2 JPS5922286 Y2 JP S5922286Y2 JP 14343879 U JP14343879 U JP 14343879U JP 14343879 U JP14343879 U JP 14343879U JP S5922286 Y2 JPS5922286 Y2 JP S5922286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
carburetor
engine
intake manifold
passages
Prior art date
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Expired
Application number
JP14343879U
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English (en)
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JPS5659969U (ja
Inventor
義則 本井伝
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンの吸気通路を形成する吸気マニホー
ルドの構造上の改良に関する。
従来より、エンジンと気化器との間に介設される吸気マ
ニホールドを、軽量化あるいは吸気マニホールドを介し
て伝わるエンジンの熱により生じる気化器のパーコレー
ション防止の目的のため、金属に比して重量が軽く、シ
かも熱伝導率の低い合成樹脂により形成した、いわゆる
合成樹脂製吸気マニホールド(例えば特開昭49−68
115号公報参照)はよく知られている。
しかしながら、この種の合成樹脂製吸気マニホールドは
金属製の吸気マニホールドに比して強度が低く、エンジ
ン振動あるいは気化器の荷重等によって破損するという
欠点があり、実用性に乏しい問題がある。
本考案はかかる問題点に着目してなされたもので、気化
器に接合される気化器側取付フランジとエンジン本体に
接合されるエンジン側取付フランジとの間に、複数本の
吸気通路を併設してなる吸気マニホールドにおいて、上
記両フランジと上記各吸気通路の一部とを金属により一
体化して形成することにより、吸気マニホールドの強度
を確保する一方、残りの吸気通路を合成樹脂により形成
することにより、吸気マニホールドの軽量化等を図るよ
うにしたものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を具体的に説
明する。
第1図および第2図において、1は例えば2気筒エンジ
ン、2は各々2個の一次側気化器3,3、二次側気化器
4,4からなる複式気化器、5は上記エンジン1と複式
気化器2との間に介設した吸気マニホールドである。
上記吸気マニホールド5は、上記複式気化器2の各−次
側気化器3,3の各吸気通路3 a 、3 aに連らな
る2本の一次側吸気通路5a、5aと各二次側気化器4
,4の各吸気通路4 a 、4 aに連らなる2本の二
次側吸気通路5b、5bとの計4本の吸気通路5 a
、5 a 、5 b 、5 bを、上記複式気化器2に
接合される気化器側取付フランジ6とエンジン1本体に
接合されるエンジン側取付フランジ7との間に併設して
構成され、上記複式気化器2の各−次側気化器3,3お
よび各二次側気化器4,4より生成される燃料を各々独
立させてエンジン1の各気筒に供給するようになってい
る。
上記吸気マニホールド5において、上記各−次側吸気通
路5a、5aと上記気化器側取付フランジ6とエンジン
側取付フランジ7とは金属により一体化して形成する一
方、上記各二次側吸気通路5b、5bは合成樹脂により
形成し、該各二次側吸気通路5b、5bを上記両フラン
ジ6.7に突設したL字形環状突起5a、7aに対して
はめ込み、接着剤等によって強固に固着している。
なお、8,8はエンジン1本体の冷却水等の加熱媒体を
導いて各−次側吸気通路5 a 、5 aを加熱するた
めに各−次側吸気通路5a、5aと一体化して形成した
加熱媒体通路である。
したがって上記実施例においては、上記両フランジ6.
7と各−次側吸気通路5a、5aとを金属により一体化
して形成するとともに、各二次側吸気通路5b、5bを
合成樹脂により形成したので、上記両フランジ6.7と
各−次側吸気通路5a、5aとにより吸気マニホールド
5の強度を確実に確保できるとともに、各二次側吸気通
路5b、5bにより吸気マニホールド5の軽量化を図る
ことができる。
しかも、各吸気通路5a、5a、5b、5b(7)うち
各−次側吸気通路5a、5aを金属により形成したので
該各−次側吸気通路5a、5aに加熱媒体通路8,8を
設けた場合、エンジン冷機時とくに霧化向上のため加熱
の必要な一次側気化器3,3より生成される燃料を熱伝
導率の良い金属を介して効果的に加熱できるという利点
がある。
以上説明したように、本考案のエンジンの吸気マニホー
ルドは、吸気マニホールドの強度を充分に確保したうえ
で軽量化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は本考案
の吸気マニホールドを示す一部破断斜視図である。 1・・・・・・エンジン、2・・・・・・複式気化器、
3,3・・・・・・一次側気化器、3 a 、3 a・
・・・・・吸気通路、4,4・・・・・・二次側気化器
、4 a 、4 a・・・・・・吸気通路、5・・・・
・・吸気マニホールド、5 a 、5 a・・・・・・
一次側吸気通路、5b、5b・・・・・・二次側吸気通
路、6・・・・・・気化器側取付フランジ、7・・・・
・・エンジン側取付フランジ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)気化器に接合される気化器側取付フランジとエン
    ジン本体に接合されるエンジン側取付フランジとの間に
    、複数本の吸気通路を併設してなるエンジンの吸気マニ
    ホールドにおいて、上記両フランジと上記各吸気通路の
    うち一部の吸気通路とを金属により一体化して形成する
    とともに、残りの吸気通路を合成樹脂により形成したこ
    とを特徴とするエンジンの吸気マニホールド。
  2. (2)金属により形成される吸気通路が複式気化器の一
    次側気化器の吸気通路に連らなる一次側吸気通路であっ
    て、合成樹脂により形成される吸気通路が複式気化器の
    二次側気化器の吸気通路に連らなる二次側吸気通路であ
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のエンジンの
    吸気マニホールド。
JP14343879U 1979-10-16 1979-10-16 エンジンの吸気マニホ−ルド Expired JPS5922286Y2 (ja)

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JPS5659969U JPS5659969U (ja) 1981-05-22
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943923A (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 Yamaha Motor Co Ltd 多気筒エンジンの吸気装置
JPS6081457A (ja) * 1983-10-07 1985-05-09 Honda Motor Co Ltd 内燃機関
JPH0415933Y2 (ja) * 1984-10-25 1992-04-09

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JPS5659969U (ja) 1981-05-22

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