JPS59221813A - ビデオ信号発生装置 - Google Patents

ビデオ信号発生装置

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JPS59221813A
JPS59221813A JP58096064A JP9606483A JPS59221813A JP S59221813 A JPS59221813 A JP S59221813A JP 58096064 A JP58096064 A JP 58096064A JP 9606483 A JP9606483 A JP 9606483A JP S59221813 A JPS59221813 A JP S59221813A
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memory
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Kazunori Yamaji
和典 山地
Takashi Nakamura
隆 中村
Hiroshi Kihara
拓 木原
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は高速度現象をテレビカメラを用い”ζ撮像し
、その撮像出力を例えばVTRに記録するような高速度
ビデオシステムにおいて、上記VTRに記録するビデオ
信号として好適なものを得るビデオ信号発生装置に関す
る。
背景技術とその問題点 従来、高速度現象を撮像して記録する装置としては、高
速度フィルムカメラがあるが、これは即時に再現できな
いという欠点があった。この欠点を補うために、テレビ
カメラを用いて高速度現象を撮像し、それをVTR等に
記録して即時再現を可能にすべく種々の研究開発が行な
われてきた。
通當のテレビカメラは周知のように1枚の画面(lフィ
ールド)を電気信号に変換するのに最低1760秒の時
間を要する。したがってこれより速い速度で変化する動
的物体を捉えることはできない。
この問題を解決するため、例えば特公昭52−2641
6号公報には撮像管の視野を複数個のセクションに分割
し、この分割された各1セクション部分に被写体全体が
位置するようにし、各セクションに対応する走査時間だ
け撮像管上の被写体像を走査することによって高速度現
象の撮像を可能にする技術が開示されている。
また、特公昭55−13631号公報には、複数個の蓄
積効果のある撮像管に順次一定間隔毎に一定時間、被写
体の光学像を与え、各撮像管からの撮像信号をそれぞれ
複数個の記録装置に供給して、高速度現象の時間像を連
続的に記録するようにした技術が開示されている。
しかし、特公昭52−26416号公報記載の技術では
、実質的に視野が狭くなるので動的物体の周辺だけの映
像しか得られないことになる。また、動的物体の移動範
囲も分割された1セクシヨン内に限られ、一般的な使用
には不適熟である。また、特公昭55−13631号公
報記載の技術では、複数個の蓄積効果のある撮像素子と
、複数個の記録装置とを必要とするから、構成が複雑と
なり、実際の使用には著しく不便となる。
上記のような技術とは別の技術としてテレビカメラにて
通常の、すなわち、標準テレビジョン信号を得る場合の
N (Nは2以上の整数)倍の走査速度を以って撮像さ
れた撮像信号を、VTRを用いてそのま\記録すること
も考えられる。しかしながら、この場合には通常のN倍
の高速度で撮像して得た高速度のビデオ信号を高速のま
まで記録するものであるため、記録帯域もN倍必要にな
る。
このため、回転ヘッドの回転数を通常の場合のN倍にし
、ビデオ信号に対するFM変調の搬送波周波数も通常の
場合のN倍にするとともにベースバンドでの処理もN倍
の特性にしな4Jればならない。
さらに、記録トラックの1頃き角等を通常の場合の記録
パターンに合わせて互換性をとることを考えると、テー
プ走行速度もN倍にしなげればならない。
そして、このようにN倍の速度で記録した信号を通常の
回転−・ラドの回転速度及びテープ走行速度でVTRで
再生することにより高速度現象が視覚的に捉えられるわ
けであるが、記録時のエンファシスと再生時のデエンフ
ァシスの対応関係や被FM変調信号の周波数安定度等の
記録・再生回路の特性を保証することが非常に困難にな
る。また、記録時、N倍のベースバンドで処理したもの
を再生時、嚢にして処理したとしても、緒特性を保址す
るのは非常に困難である。また、記録信号のFM変調の
搬送波周波数が通常のVTRの場合のN倍になると、回
転ヘッドのインピーダンス、ロータリトランスの特性等
が問題となり、Nの値の大きいシステムは実際上不可能
になる。
さらに、回転ヘッドの回転数を記録時と再生時とで変え
ると、回転ヘッドドラムとテープ間に介在するエアフィ
ルム層の厚さが変化して、テープ」二のヘッドの走査状
態が異なり、また、ヘッドのテープに対する接触圧も変
化し、再生感度が低下するおそれがある。
一方、走査速度が通常の標準走査速度のテレビカメラの
出力を所定のタイミングづつずらせることにより等測的
に高速度のビデオ信号を得るという方式も知られるでい
る。しかし、この場合には通常の速度で動作するビデオ
機器の数が増加するとともに複雑な機構が必要になると
いう欠点がある。
発明の目的 この発明は走査速度が通常の場合よりも高速度のテレビ
カメラからの信号を、上記のような欠点を生じることな
く、走査速度が通常の速度のテレビカメラからの出力信
号と同様にして処理することを可能にすることを目的と
する。
発明の概要 この発明は、走査速度が標準走査速度のN (Nは2以
上の整数)倍のテレビカメラと、このテレビカメラより
の映像信号をt貫I連のサンプリングレートでA/D変
換するA/D変換回路と、ごのA/D変換回路の出力デ
ジタル信号を速度変換するためのメモリと、このメモリ
の出力信号をD/A変換するD/A変換回路とを有し、
上記A / I)変換回路の出力デジタル信号は上記高
速のサンプリングレートの状態で上記メモリに書き込み
、このメモリからの読み出し時に上記サンプリングレー
トを寿にするとともにこのメモリから出力をNチヤンネ
ル並列に読み出すことにより、上記メモリの出力にNチ
ャンネルの標準走査速度の並列デジタルビデオ信号がフ
ィールド単位で得られるようにしたビデオ信号発生装置
である。
したがって、この発明によればD/A変換回路の出力と
して標準走査速度のビデオ信号がフィールド単位でNチ
ャンネル得られるので1.この出力信号を通常の速度で
信号処理することが可能になるものである。
実施例 以)、この発明の一実施例を図を参照しながら説明しよ
う。
第1図はこの発明装置の原理的構成の一例の系統図を示
すものである。同図において(1)はテレビカメラでこ
れば通常の走査速度のN倍の走査速度で動作するように
なっている。この例では例えば3倍の走査速度で動作す
るようになっている。したがって、このテレビカメラ(
1)の出力ビデオ信号は通常の走査速度のテレビカメラ
の場合の3倍の周波数帯域を持つものである。、3J1
常のテレビカメラのビデオ信号の帯域は、6MIIz程
度であるからこのテレビカメラ+11の出力ビデオ信号
は1.8 M Hz以上の帯域をもつことになる。また
、このテレビカメラfilの出力ビデオ信号は走査速度
が3倍速であるから標準テレビジョン信号の1フイール
ドの期間、即ちNTSCカラー映像信号の場合には^秒
の期間に3フイ一ルド分の映像信号が得られることにな
る。
このテレビカメラ(11の出力ビデオ信号はローパスフ
ィルタ(2)を通してA/D変換回路(3)に供給され
る。ローパスフィルタ(2)は信号帯域を制限するため
のもので、この例では20Ml1z以下の信号を通過さ
せるような特性とされる。またA/D変換回路(3)で
は通常の走査速度のテレビカメラからの出力ビデオ信号
をサンプリングする場合の3倍速の速度でサンプリング
される。通常のテレビジョン信号のサンプリングレート
はその帯域が6 MHz程度であることから色副搬送波
周波数fSCを考慮して例えば14.3MH2(4fs
c)や13.5M■2程度が通電角いられる。この例の
場合のA/D変換回路(3)におけるサンプリングレー
トはその3倍であるから42.9MIIzや40.5M
Hz程度が選択されることになる。
この例でば40.5M1lzのサンプリングレートとさ
れ、この40.5MHzのクロック信号CKNがこのA
/D変換回路(3)に供給され、■サンプル当たり例え
ば8ビツトのデジタル信号に変換される。
この/1. / D変換退路(3)の出力デジタル信号
は速度変換回路(4)において同じ< 40.5MHz
のクロック信号CKHによって標準のテレビジョン信号
の1フイ一ルド期間FS当たり、3フイ一ルド分がメモ
リに書き込まれる。これと同時にこの1フイ一ルド期間
FSにその前に書き込まれていたデジタルビデオ信号が
十のクロックレート即ち通常の速度の場合の13.5M
H2のクロック信号CKoによって3フイ一ルド分が並
列に3チヤンネルの信号として読み出される。そして並
列に読み出されたデジタルビデオ信号がそれぞれD/A
変換回路(51)、(52)、(53)においてアナロ
グビデオ信号に戻され、出力端子(61)、(62)、
(63)に導出される。
この場合、速度変換回路(4)からの並列3チヤンネル
の各チャンネルの信号はフィールド単位で得られるもの
で、例えば1フイ一ルド期間FSで読み出される3フイ
一ルド分の映像信号の1番目の1フイ一ルド分の映像信
号は第1チヤンネルの信号として出力端子(61)に、
2番目の1フイ一ルド分の映像信号は第2チヤンネルの
信号として出力端子(62)に、3番目の1フイ一ルド
分の映像信号は第3チヤンネルの信号として出力端子(
63)に、それぞれ得られるようにされる。そして、各
チャンネルの信号はサンプリングレートが+になされる
ので、通常の速度の映像信号となる。したがって、出力
端子(61)、(62)、(63)にそれぞれ得られる
ビデオ信号は通常の走査速度のテレビカメラからのビデ
オ信号に全く等しい。ただし、この場合出力端子(6j
)、(62)、(63)のそれぞれに得られる信号はテ
レビカメラ(1)からの高速ビデオ信号の3フイールド
おきの信号、即ち例えば出力端子(61)に得られる信
号は第1フイールド目のビデオ信号の後は例えば第4フ
イールトロの信号が次に続きその(友、7フイールド目
、10フイールド目というように高速ビデオ信号のフィ
ールド順序で言うと間欠的になっている。しかしビデオ
信号自体は通常のものと全く等しいものである。
こうして、第1図の回路によれば高速の走査速度のテレ
ビカメラで撮像して得たテレビジョン信号が速度変換さ
れて標準テレビジョン信号と同じ速度の信号が並列に得
られるごとになる。
したがって、この並列の各チ中ンネル毎の信号は、通常
の速度の信号を取り扱う場合と同様に処理することが可
能になる。
そして、この3チヤンネルの信号を次のような特殊なV
TRによって例えばSMPTEクイプCフォーマットの
パターンを形成するように記録し、これをこのフォーマ
ットの記録テープを再生できる通常のVTRで再生する
ことにより、高速現象をいわばスローモーションで再生
画像として視ることができる。
第2図はその特殊なVTRの回転ヘッド装置の一例を示
すもので、3個の回転ヘッドH1、H2、H3が等角間
隔部ち12C゛角間隔で取り付けられ、一方、テープ(
8)が案内ドラム(7)の周面に所足角度Ω状に巻き付
けられ、この3個のヘッドH1、H2、H3によって並
列3チヤンネルの映像信号を準じ記録するようにするこ
とができるようにされる。
この場合、この回転ヘッド装置を存するV T RはS
MPTEタイプCフォーマントの記録をなすように設計
されるため、回転ヘッドの回転速度は標準テレビジョン
信号の1フイールドにフき1回転の割合の速度とされ、
通常のSMPTEタイプCフォーマントの記録をなすV
TRの場合と同じにされるが、テープ速度がこの場合3
倍にされる。そし′ζ、テープ速度を3倍としたことに
より SMPTEクィブCフォーマントの場合とはトラ
ンクのテープの長手方向に対する傾き角が異なることと
なる。これはテープ(8)をドラム(7)に斜めに巻き
付ける時の角度(いわゆるスチル角)を調整することに
よりSMPTEタイプCフォーマットのものに一致させ
ることができる。
このようにすれば第3図に示すようにヘッドH1によっ
て3本おきのトラックT1t、Tt2、TL3・・・が
形成され、ヘッドH2によってその隣りの位置の3本お
きのトラックT21、T22、T23・・・が形成され
、ヘッドH3によって残りの3本おきのトラックT31
、T32、Taa・・・が形成される。
この場合、テープ速度が3倍速であるからヘッドHtが
走査し始めてからヘッドH2が走査し始めるまでの間に
テープはSMPTEタイプCフォーマントの1トラック
分ずれることになる。つまり、記録トランクのピンチも
SMPTEタイプCフォーマ・7トのものと同一となり
、完全にSMPTEタイプCフォーマットに一致する。
このようなVTRによって、出力端子(61)、(62
)、(63)に得られる各チャンネルの信号をFM変調
した信号を、例えば端子(61)に得られるビデオ信号
のFM変調信号をヘッドH1により、端子(62)に得
られるビデオ信号のFM変調信号をヘッドH2により、
端子(63)に得られるビデオ信号のFM変調信号をヘ
ッドH3により、それぞれ記録するようにすれば順次そ
の1フイ一ルド分ずつの映像信号が各1本ずつのトラッ
クT 11、T21、T31、Tよ2.1゛22、T3
2・・・として記録されることになる。この場合、出力
端子(61)、(62)、(63)に得られる信号−を
VTRに記録するにあたってはへソF角間隔分、即ぢ1
フイ一ルド期間FSの奇の期間骨ずつずれるようにされ
る。
前述したように、このようにして記録したテープをSM
PTEタイプCフォーマットで記録されたテープを再生
できる(1個の回転ヘッドを用いる)通常のVTRによ
って再生すれば、通常の場合の3倍の速度の画像が、速
度が音にされ゛ζ再生されることになり、いわゆる通常
速度に対するスローモーションの場合と同様にして高速
度現象を目で捉えられる画像として再現することができ
るものである。
なお、この例のようにテレビカメラ(1)における走査
速度を通常の走査速度のN倍速にする場合に、そのNの
値を奇数にした場合には、各出力端子に得られる信号は
奇数フィールドO1偶数フィールドE、奇数フィールド
O1偶数フィールドEと交互に続く信号となり、そのう
ちの1チヤンネルの信号をモニタすることにより通常の
速度のテレビカメラで撮像したのと同様の画像が得られ
ることになる。即ち、例えばテレビカメラ(1)の走査
速度を4倍速にした場合には、その高速のビデオ信号の
4フイ一ルド分毎に並列に出力信号を取り出すことにな
るため、第4図に示すようにある1フイ一ルド期間FS
において得られるビデオ信号が、例えば第1チヤンネル
が奇数フィールドOであるとすると第2チヤンネルは偶
数フィールドE、第3チヤンネルは奇数フィールドO1
第4チャンネルは偶数フィールドEとなり、次の1フイ
一ルド期間FSにおいても同様に奇数0、偶数E、奇数
0、偶数Eとなるため第1チヤンネルのビデオ信号は常
に奇数フィールドO1第2チャンネルのビデオ信号は富
に偶数フィールドE・・・というような信号になり、各
チャンネルの信号としてはインターレースを考えた通常
のテレビジョン信号とは異なる態様の信号が得られてし
まう。これに対しこの例のような奇数倍例えば3倍速の
場合には、第5図に示すように、ある1フイ一ルド期間
FSにおいて第1チヤンネルは奇数フィールドO1第2
チャンネルは偶数フィールドE、第3チヤンネルは奇数
フィールドOとなり、次の1フイ一ルド期間FSにおい
ては第1チヤンネルは偶数フィールドE、第2チヤンネ
ルは奇数フィールド0、第3チヤンネルは偶数フィール
ドEというようになるため、各チャンネルには奇数0、
偶数E、奇数O,偶数Eと交互に並ぶ1lll當のイン
ターレースを考えたテレビジョン信号と同様のものが得
られる。
第1図の回路における速度変換回路(4)は具体的には
1フイ一ルド分の容量をもつフィールドメモリ回路が3
細膜けられ、これに順次高速ビデオ信号が書き込まれ、
またこの3個のフィールドメモリ回路より十のサンプリ
ングレートで、3チャンネル並列に読み出されるように
されるものである。
第6図は、この速度変換回路(4)の具体構成の一1列
で、31固のフィールドメモリ (111)  (11
2)(113)が設けられ、A/D変換回路(3)より
の高速デジタルビデオ信号がこれらフィールドメモリ(
1,11)、(112)、(113)に供給されている
そして、書き込みアドレス設定回路(12)がらの書き
込めアドレス信号ADl’b 、  AD會2.  A
聞3がそれぞれのフィールドメモリ (lh)、(11
2)、(113)に供給されるとともに、読み出しアド
レス設定回路(13)からの読み出しアドレス信号へD
R1、ΔDR2、ADR3がそれぞれフィールドメモリ
 (llx )、(112)、(113)に供給されて
いる。書き込みアドレス信号設定回路(12)には40
.5MHzの通常速度の3倍速のクロック信号CK。
が供給され、これにて通常速度の3倍速で変化する書き
込みアドレス信号ADWt〜へ腟3が形成される。一方
、読め出しアドレス設定回路(13)には13.5M1
lzの通常速度のクロック信号CKoが供給され、通常
速度で変化するアドレス信号ADRx〜ADR3が形成
される。これらフィールドメモリ(111)、  (1
12)、(113)のメモリアクセス動作は書き込みと
読み出しが時分割になされるもので、見かけ上、書き込
みと読み出しが同時にできるようになるものである。即
ぢ、第7図に示すように高速のデジタルビデオ信号DV
(第7図A)が書き込みアドレス設定回路(12)から
の居き込み信号によりフィールドメモリ (111)、
(112)、(lh)に順次書き込まれるものであるが
、第7図B、C,Dから明らかなようにその書き込みタ
イミングは通常速度のテレビジョン信号の1フイ一ルド
期間FSの十期間分ずつ遅れることになる。これは例え
ば1フイ一ルド期間FSのうちの+ずつの期間F1、F
2、F3毎にメモリ (lh )  (112)  (
113)を順次切り換えることによりなされ、書き込み
アドレス設定回路(12)においては各十期間Fx 、
F2 、F3において同じアドレスを繰り返し設定する
ことになる。したがって、アドレス信号ADWt 、 
 ADW2及びへ叶3は同じものであるから共通でもよ
い。そして、第7図ESC,Dに示すように期間FSの
初めの前期間F1においてはフィールドメモリ (lb
 )に直達テレビジョン信号の奇数フィールドの信号0
1が書き込まれ、次の前期間F2においては高速ビデオ
信号の偶数フィールドの信号E1がフィールドメモリ 
 (112)に偶き込まれ、更に次の十期間F3におい
ζばフィールドメモリ(lh)に高速ビデオ信号の次の
奇数フィールドのビデオ信号02が書き込まれ、以下こ
れが順次繰り返されるごとになる。
そして、高速ビデオ信号の書き込みと同時にその書き込
まれた信号が即座に各フィールドメモリから十の速度で
順次読み出されることになる。したがって、読み出しア
ドレス設定回路(13)からの各フィールドメモリ (
llx )  (112)  (l13)に供給される
読み出しアドレス信号ADTo 、  ΔDR2+ΔD
R3は同じアドレスデータが期間FSの奇の期間分ずつ
順次ずれて供給されることになる。従って第7図E、F
、Gに示ずようにフィールドメモリ (lh )、(1
12)、(113)から読み出された信号はそれぞれ+
FSの期間ずつずれた状態で得られることになる。そし
てこれが出力端子(61)、(62)、(63)に得ら
れるものである。
前述したように、第2図に示すような回転ヘッド装置を
有するVTRで3チャンネル分の映像信号を記録する場
合にはそれぞれ1チヤンネルあたり十FSの期間分ずつ
ずれた状態で記録する必要があるが、この第6図の例の
ような速度変換回路(4)を用いれば他に特別に遅延用
のバッツァメモリを用いることなく、そのまま記録する
ことが可能になるものである。
なお、フィールドメモリ (l11)、(112)、(
113)のアクセスタイムが遅い場合には一デジタル信
号の書き込み時及び読み出し時においてシリアル−パラ
レル変換及びパラレル−シリアル変換等の処理を必要と
することは一般の場合と同様である。
第8図は速度変換回路(4)の他の具体的構成例である
。この例の場合には、フィールドメモリ (lb )(
112)  (113)において速度変換をなすのでは
なく、1水平ライン分のビデオ信号を記憶するだけの容
量を有するラインメモリにより速度変換を行なうもので
ある。すなわぢ、ラインメモリは少なくとも311M設
けられ、その3 (1&Iのラインメモリに高速のサン
プリングレートでA/D変換回路(3)からの高速デジ
タルビデオ信号が書き込まれ、それが通常速度のサンプ
リングレートで3ライン並列に読み出されることにより
速度変換がなされるものである。そして、この例では、
特にメモリの速度を考慮して3サンプル毎に並列にメモ
リに書き込むようにするものである。
この例の場合には、通を刊速度の場合のサンプリング周
波数を13.5MHzとして3倍速のサンプリングレー
トを40.5MHz L、たことに意味が生じる。即ち
、この例の場合のA/D変換のサンプリング周波数の決
定条件を考えると、水平走査周波数fHはNTSC方式
の場合は15.75kHz、 P A L方式の場合は
15.625kHzであって、これらの公倍数であるこ
とが望ましい。なぜならN T S C方式だけでなく
PAL方式にもそのまま適応できるからである。また有
効画面における1水平ライン当りのクロック数がPAL
方式の場合とNTSC方式の場合において同程度である
ことが望ましい。さらに、この例の場合のように、3倍
速で、3サンプル毎に処理し、且つ、1水平期間毎に3
ライン分並列に出力するようにする場合には、1水平ラ
イン当りのクロック数が3の倍数であることが望ましい
以上の条件を満足するサンプリング周波数は、通常速度
の場合は13.5MHzで、NTSC方式の信号の1水
平ライン当たり 858サンプル、PAL方式の信号の
1水平ライン当たり 864サンプルとなり、上記の条
件をすべて満足するものである。したがりて、通常速度
に対して13.5M1lz及び3倍速に対して40.5
MHzと、サンプリング周波数を選定することはNTS
C方式の信号だけでなく PAL方式の信号を考慮した
場合に卵重に有益なものである。
次に、第8図例の構成について説明する。A/D変換回
路(3)の出力信号は、40.5MIIzのクロック信
号CKHによって駆動されるシフトレジスタ(21)に
おいて3サンプル並列の信号に変換される。即ぢ、゛3
サンプル毎にシフトレジスタ(2I)にA/D変換回路
(31)の出力デジタル信号が取り込まれ、これが13
.5M1lzのクロック信号CKOによってランチ回路
(22)に3サンプル並列の状態でラッチされ、その3
サンプル毎の信号がラインメモリに書き込まれる。
前述もしたようにこの例では3水平ライン分並列に出力
信号を得るので、原理的にはラインメモリは3(INで
よいが、水平ライン毎の信号として出力信号が得られる
ことを利用してライン毎の信号として必要な処理、例え
ばテレビカメラから得られたビデオ信号の高域成分を強
調して画像の輪郭を鮮鋭にすることができるように特に
考慮されている。
このためラインメモリは6111d設けられる。そして
ラッチ回路(22)からの3サンプル並列の信号はこれ
ら611Mのラインメモリ (231)  (232)
  ・・・ (23s )に順次書き込まれる。即ち、
6個のラインメモリ (231)、(232) 、・・
・ (23e)に3サンプル並列で、したがって 13
.5MHzのクロック信号CK、のタイミングでラッチ
回路(22)の出力が1水平ライン分ずつ書き込まれる
ものであるが、通常のテレビジョン信号の1水平走査期
間H3の奇の初めの期間HΔにおいてはラインメモリ 
(231)に、次の+H3の期間HBにおい゛ζライン
メモリ (232)に、その次の+HSの期間Hcにラ
インメモリ (233)に、・・・というようにし°ζ
順次ランチ回路(22)の出方が高速ビデオ信号の1ラ
イン分ずつ6本のラインメモリ (231)〜(23s
)に書き込まれる。この状態を第9図に示す。
この6本のラインメモリ (231)〜(23g)に書
き込まれた信号はセレクタ(24)において連続する5
ライン分の信号が選択されて取り出され、これが3ライ
ン並列の状態で取り出す場合の、その3ラインの各ライ
ンについての高域強調回路としてのイメージエンハンサ
(251)、(252)、(253)に供給される。こ
れと同時にこのセレクタ(24)の出力の連続する5ラ
インLo、Li。
L2.L3.L4の信号30.Sl、S2.S3゜S4
の内の特定の3ラインの信号SL、S2゜S3がイメー
ジエンハンサ(2!In )  (252)  (25
3)における遅延両を考慮した遅延回路(261)、(
262)、(263)を通し、また、後述するように水
平方向の高域強調信号の加算回路(27z)(272)
  (273)及び垂直方向の高域強調信号の加算回路
(28+、 )  (282)  (283)を通じて
、フィールドメモリ (lb)、(112)、(lli
 )に供給される。この場合、セレクタ(24)よす得
られる信号が5ライン分とされるのはイメージエンハン
サ(251)  (252)  (253)において垂
直方向の高域強#I!j信号を得る場合には後述するよ
うに、高域強調ずべきラインの前のラインと後のライン
の信号が必要であるため、出力として取り出す3ライン
の信号に対して1つ前のラインと、1つ後のラインの信
号を読み出す必要があるからである。
ラインメモリが6個というのは、読め出しと書き込みに
当ってメモリアクセスが確実にできるような最小限の場
合である。原理的には、ラインメモリは8個必要となる
が、読み出しと書き込みを前述のように1メモリアクセ
スを書き込み期間と読み出し期間とで時分割に行なうこ
とにより6本にすることができるわけである。セレクタ
(24)におけるラインメモリの選択は、例えば、r 
l Jr2J  r3Jの水平ラインの情報を取り出す
ときはラインメモリ C23x)〜(236)が選択さ
れて、第9図に示すようにその5つのラインメモリ (
231)〜(236)より5ライン分の信号が並列に読
み出され、次にr4J  r5J  r6Jの水平ライ
ンの情報を取り出すときはラインメモリ (234) 
 (23G )(23o )  (23z )  (2
32)が選択され、以下、必要な5ライン分の信号が得
られるラインメモリが選択されるようにされる。これは
、予め選択すべきラインをプログラムしておくことによ
り容易に実現できる。
そして、この高域強調のなされた信号が前述の例と同様
にして+FSの期間骨ずつずれた状態でフィールドメモ
リ (Ib)、 (112)、 (113)から順次読
み出されるようになる。
即ち、並列3ライン分のデータは13.5MIIzのク
ロックレートで、書き込みアドレス設定回路(12’)
からの書き込みアドレス信号ADW1’ 、  ADH
2’ 。
ADWx’により3ライン並列の状態で順次高速ビデオ
信号の1フイ一ルド分ずつ書き込まれる。即ち、第10
図に示すように3ラインメモリ (232)  (23
3)(234)からの水平ラインLユ、L2 、L3の
信号31 、S2.33が13.5MIIzのクロック
レートで同時にフィールドメモリ (llx )  (
112)  (市)の所定アドレス位置に順次書き込ま
れるもので、この場合、書き込みアドレスはその上位2
ビ・ノドがラインのアドレスを示し、下位ビ・ノドがそ
のライン内のどのサンプル位置を示すかの信号とされる
。第10図に示すメモリの記憶内容は、図上1つのセク
ションが1ライン分の容量に相当するものである。前述
と同様に読み出しも同時に行なわれるわけであるが、書
き込みは3ライン並列に同++yに書き込まれるのに対
し、読み出しは1ライン1′つ順次上しい順序でなされ
るものである。次Gここの読み出し時に+FSの期間分
ずつずれて出力される状態を以]説明することにする。
第10図Aはフィールドメモリ (lh)の内容を示し
、同図Bはフィールドメモリ (112) 、同図Cは
フィールドメモリ (113)の内容を、それぞれ示し
ている。今、高速ビデオ信号の第1フイールド目の情報
を第1のフィールドメモリ (lb )に書き終った段
階では、この第1あフィールドメモリ (l11)の読
み出しは、その87.5ライン分まで進んでいることに
なる。そして、同速ビデオ信号の第2フイールド目の情
報を第2フイールドメモリ (112)に書き終った段
階では第1フイールドメモリ (llz )の読み出し
は175ラインまで進むと共に、第2フイールドメモリ
゛(112)の読み出しが87ライン(第2フイールド
は偶数フィールドであるためその頭の部分の111は0
.5水平期間分の信号しかないため)まで進むごとにな
る。そして、高速ビデオ信号の第3フイールド目の情報
を第3フイールドメモリ (113)に書き終った段階
では第1フイールドメモリ (l11)の読み出しは2
62.5ラインまで進み、第2フイールドメモリ(11
2)の読み出しは174.5ラインまで進め、第3フイ
ールドメモリ (113)の読み出しは87.5ライン
まで進む。以下同様にして書き込み、読み出しが行なわ
れ、3つのフィールドメモリ (l11)(112) 
 (113)の出力には+FSの期間分ずつずれた状態
の信号が得られる。ところでこの場合、第11図からも
明らかなように1フイ一ルド分の信号は262.5水平
ラインで、3で割り切れないから、書き込み時に厳格に
+FSの期間分ずつフィールドメモリ (l11)  
(112)  (lli )を切り換えてしまうと3ラ
イン並列のデータが止しくフィールドメモリ (l11
)  (112)  (113)に書き込めないことに
なってしまう。このことを考慮して実際的には第1、第
2及び第3のフィールドメモリ(llx )  (11
2)  (113)への吉き込みはそれぞれ3ラインの
デジタルデータが並列に正しく取り込まれるように+F
Sの期間分よりも若干長くされ、第11図に示すように
奇数フィールドから偶数フィールドに変わる時はその書
き込み期間が2個のメモリに亘って重なるようにされる
。即ち、同じデータが2111jのメモリに書き込まれ
るようにされる。このよう輪ずれば1ライン分のデータ
が2個のフィールドメモリに分けられて書き込まれてし
まうような事態が防げることになる。勿論テープ上の記
録トランクとしても信号が車なって記録されることにな
るが、この重なる期間は垂直帰線期間であり、何等信号
処理的には影響はないものである。この例の場合のオー
バラップ期間は、例えば相互に1.5水平ライン期間合
計3水平ライン期間とされている。
次にイメージエンハンサ(25z)、(252)、(2
53)の具体的構成について説明する。
第12図はその一例、でセレクタ(24)からの連続す
る5ラインLO,LL、L2.L3.L4の信号So、
31,32.S3.S4がそれぞれレベル調整回路(3
0o)、(301)、(302)、(303)、(30
4)を通じて所定レベルに調整された後、出力として得
べき3ラインL1.L2゜L3の信号のうちの最初のラ
インL1の信号S1についてのイメージエンハンサ(2
51)にはその前のラインLoとそのラインL1とその
後のラインL2の信号S o +  31132が供給
され、また次のラインL2の信号s2についてのイメー
ジエンハンサ(252)に は同様にしてラインL□。
L2.L3の信号Sl、S2.S3が供給され、更に3
ラインの最後のラインL3の信号s3についてのイメー
ジエンハンサ(253)には同様にしてライフL2 、
L3 、L4の信号32,33.34がそれぞれ供給さ
れる。つまり、出方として得べきラインについてのエン
ハンサにその前後のラインの信号が供給されるものであ
る。これらイメージエンハンサ(251)、(252)
、(253)の構成は同しものであるので、説明の簡単
なため、ここでば3ラインの最初のラインL、の信号に
ついてのイメージエンハンサ(251)の構成のめを説
明し、他は省略する。
即ち、このイメージエンハンサ(251)においては、
先ず、垂直方向の鮮鋭度を上げるため信号IVを得る回
路にこれら3ライン分の信号が供給されて次のような処
理がなされる。即ぢラインL。
の信号So  (第13図A)とラインL2の信号s2
(第13図B)が加算回路(31)に供給されてs1十
82なる合成信号が得られる。この合成信号はレヘルg
整rfMftlr (32)に供給されて十にレベル減
衰され、第13図Cに示すような信号SNがこれより得
られる。そして、このレベル調整回路(32)の出力信
号SMとラインL1の信号31  (同図D)が減算回
路(33)において減算され、これよりズ除去回路(3
4)を通じてレベル調整回路(35)に供給され所定の
垂直方向の輪郭強調信号IV(同図E)がこれより得ら
れ、これが遅延回路(26z )を通じたラインL1の
信号に対して加算回路(28x)において加えられる。
ここで、ノイズ除去回路(34)は第13図Eに示すよ
うに信号IVのベース部分にのっているノイズを除去す
るためのもので、いわゆるベースクリップ回路である。
レベル調整回路(32)がらの信Jf4−8Mとライン
L1の情報信号s1は、また、加算回路(36)にLO
+L2 おいて加算され、これより□+L1 なる信号が得られ、これがレベル調整回路(37)にお
いてさらに十にレベル減衰される。この信号はラインL
xの信号S工とその前後の信号5on32による平均値
補間の信号、つまりラインL1の位置にあるべき信号の
合成信号であってラインL1の信号と見なせる。このレ
ベル調整回路(37)からのラインL1の信号は水平方
向の輪郭強調信号iHを得る回路(40)に供給される
。この水平方向の輪郭強調信号IHを得る回路(40)
は垂直方向のそれと同様にして輪郭強調信号1.が形成
されるもので、レベル調整回路(37)の出力信号が、
設定された所定時間(1水平走査期間よりも十分小さい
微小時間)τの遅延回路(41)及び同じ時間τの遅延
回路(42)を通じて2τ遅らされた信号が加算回路(
43)に供給されてレベル調整回路(37)からの信号
と加算され、それがレベル調整回路(44)において十
減衰される。また、遅延回路(41)によってτだけ遅
らされた信号からレベル調整回路(37)の出力信号が
減算回路(45)において減算され、これより第13図
Eに示したのと同様の信号が得られる。そしてこれが垂
直方向の強調信号Ivと同様にノイズ除去回路(46)
を通じ、レベル調整回路(47)を通じて、遅延回路(
261)を通じたラインL1の信号S1に加算回路(2
71)において加算される。
こうして得られた垂直、水平の両方向の輪郭強調信号が
加算された状態の信号が前述のようにフィールドメモリ
 (lh )に書き込まれるものである。ラインL2及
びL3の信qs2及びS3についてのイメージエンハン
サ(252)及び(25i)も全く同様であって、フィ
ールドメモリ (11,2)及び(113)には輪郭強
調された信号が供給されていることになる。
この例のように、速度変換にあたってフィールドメモリ
を用いるだけでなく、その前段においてラインメモリを
設け、このラインメモリにおいて予め速度変換を行なっ
ておくようにすることによりライン毎の信号が得られる
ので、ライン毎に必要な処理がこの速度変換と同時に容
易に行なうことができるものである。しかも、それはデ
ジタル信号の状態で行えるので非常に信号の処理かじゃ
ずいという利益がある。
以上はテレビカメラ(1)として走査速度が3倍のもの
を用いた場合の例であるが、走査速度は3倍に限らず、
前述のような並列信号として奇数、偶数フィールドが交
互になるようにすることを考慮すれば、奇数倍速の走査
速度のテレビカメラを用いることが可能である。
第14図の例はテレビカメラが3倍速と5倍速の走査速
度に切り換えることができるものを用いた場合の例であ
る。
この例の場合には、前述の説明からも明らかなようにテ
レビカメラの走査速度を3倍速または5倍速で動作させ
るのと同期して各種のタイミング信号をそれに応じて切
り換える必要がある。即ぢ、第14図に示すようにテレ
ビカメラ(1)を3倍速と5倍速の走査速度に切り換え
るための切換スイッチ(51)が設けられ、これにより
3倍連用及び5倍連用のカメラ用タイミング信号t3及
びt6が切り換えられるようにする。また、カメラ出力
はスイッチ回路(52)を通じて3倍連用のローパスフ
ィルタ(2A)と5倍連用のローパスフィルタ(2B)
にカメラ(1)の走査速度の切り換えに応じて切り換え
られる。さらに、A/D変換回路(3)のサンプリング
クロック信号もスイッチ回路(53)により速度切り換
えに応じて3倍連用のクロックCLと5倍連用のクロッ
クCKsに切り換えられる。速度変換回路(4)におけ
る書き込みクロックはスイッチ回路(54)により、ま
たアドレス信号もセレクタ(55)により3倍速用アド
レス信号3と5倍連用のアドレスADsに切り換えられ
る。この場合、通電速度の読み出しクロックCKoは当
然のことながら切り換える必要はない。
速度変換回路(4)の出力はこの例では5個のD/A変
換回路(5z )  (52)  (53)  (54
)(55)に供給されるようにされるが、3倍速の時に
はその内の3個のD/A変換回路(51)(52)  
(53)が用いられるようにされている。
この例によれば3倍速のものと5倍速のものを1個のハ
ードウェアをもって実現することが可能となる。したが
って、5倍連用のシステムが別に必要とならず、非常に
便利である。
発明の効果 以上のようにして、この発明によれば標準テレビジョン
信号の走査速度のN倍の走査速度のテレビカメラよりの
高速ビデオ信号を、通常の、即ちifテレビジョン信号
と等しい速度の信号として取り出すことができる。した
がって、この高速の信号の処理は標準のテレビジョン信
号と全く同様に扱うことができるので、冒頭で述べたよ
うな従来の高速の信号を取り扱う場合に生じる欠点は全
く生じない。
また、この発明においては、N倍速のビデオ信号の速度
を寿にするのと同時にNチャンネル並列にフィールド単
位で取り出すようにするので、各チャンネルの信号を見
ると通常の標準方式のテレビジョン信号と全く同じ状態
の信号が得られ、各チャンネルの信号をそれぞれモニタ
で視れば通常の画像がそのまま得られるものとなる。
また、これらNチャンネル並列のビデオ信号を図の例の
ような特殊のVTRによって所定のSMPTEタイプC
フォーマットの記録をなすようにすれば、その記録信号
を通常のSMPTHタイプCフォーマントの記録テープ
を再生するVTRにより再生することにより高速現象を
ゆっくりした状態で即ちスローモーションの状態で視る
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理的構成を説明するための系統図
、第2図及び第3図はこの発明により得られた信号を記
録するVTRの一例を説明するための図、第4図及び第
5図はNチャンネル並列の出力ビデオ信号のフィールド
の連続性を説明するための図、第6図はこの説明の要部
の一例の系統図、第7図はその説明のための図、第8図
はこの発明の要部の他の例の系統図、第9図、第10図
及び第11図はその説明のための図、第12図は第8図
の例の一部の回路の一例の系統図、第13図は第12図
の回路の説明のための波形図、第14図はこの発明の他
の例の系統図である。 (1)は走査速度高速のテレビカメラ、(3)は−λ/
D変換回路、(4)はメモリを有する速度変換回路、(
5])〜(53)はD/A変換回路である。 第6図 4 特開昭591221813(12)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走査速度が標準走査速度のN (Nは2以上の整数)倍
    のテレビカメラと、このテレビカメラよりの映像信号を
    高速のサンプリングレートでA/D変換するA/D変換
    回路と、このA/D変換回路の出力デジタル信号を速度
    変換するためのメモリと、このメモリの出力信号をD/
    A変換するD/A変換回路とを有し、上記A/D変換回
    路の出力デジタル信号は上記高速のサンプリングレート
    の状態で上記メモリに書き込まれ、このメモリからの読
    み出し時に上記サンプリングレートが青にされるととも
    にこのメモリから出力がNチャンネル並列に読み出され
    ることにより、上記メモリの出力にNチャンネルの標準
    走査速度の並列デジタルビデオ信号がフィールド単位で
    得られるようにしたビデオ信号発生装置。
JP58096064A 1983-05-31 1983-05-31 ビデオ信号発生装置 Granted JPS59221813A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6094460A (en) * 1997-01-27 2000-07-25 Yazaki Corporation Data modulator and data modulating method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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