JPS5921984Y2 - 油圧制動装置 - Google Patents

油圧制動装置

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Publication number
JPS5921984Y2
JPS5921984Y2 JP1977047237U JP4723777U JPS5921984Y2 JP S5921984 Y2 JPS5921984 Y2 JP S5921984Y2 JP 1977047237 U JP1977047237 U JP 1977047237U JP 4723777 U JP4723777 U JP 4723777U JP S5921984 Y2 JPS5921984 Y2 JP S5921984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching valve
hydraulic cylinder
pressure oil
valve
pilot
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977047237U
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English (en)
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JPS53141606U (ja
Inventor
和廣 川口
Original Assignee
株式会社芝浦製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社芝浦製作所 filed Critical 株式会社芝浦製作所
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Publication of JPS53141606U publication Critical patent/JPS53141606U/ja
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  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばマルチプルタイタンパ等の油圧制動装置
に関する。
一般に、鉄道軌道における道床つき固め作業゛を行なう
マルチプルタイタンパやにおいては、その作業現場では
車両を間欠的に移動させ、工具を各枕木と対応する位置
に順次位置せしめ、その間に作業を行なう必要がある。
すなわち、車両が所定作業位置に回送されると、まず所
定枕木に対応する位置に工具が位置するように車両を移
動させ、そこで2〜3秒間作業を行ない、次に1〜2秒
間の短い時間だけ車両を走行せしめて工具が次の枕木に
対応する位置に来るまで移動させ、その枕木部分におけ
る道床のつき固め作業を行ない、以後同様の作業工程を
繰返す必要がある。
゛このようにマルチプルタイタンパにおいては、そ
の作業走行時にはき4わめて短時間内での走行、停止を
繰返さなければならず、そのための車両の制動およびそ
の解除操作がきわめてめんどうであるばかりでなく、“
車両を次々に所定位置に停止させる二とが困難であり、
しかも制動、解除に要する時間が長く、結果的に作業に
要する時間が長くなる等の不都合があった。
本考案はこのような点に鑑み、油圧制動装置における油
圧回路中に、例えば2位置電磁弁等の作業走行時用の制
動解除切換弁を併設し、上述の如き欠点を除去した油圧
制動装置を提供することを目的と°する。
・以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
・ □図中符号1はディスクブレ
ーキ等の制動用油圧シリンダであって、油圧ポンプ2か
ら供給される圧油によって直接作動され制動を行なうこ
とができる。
上記油圧ポンプ2からの圧油を各油圧シリンダ1に供給
する油圧供給管路3には、運転室におけるマニュアルレ
バー4a等によって操作される切換弁4が設けられてい
る。
上記切換弁4は4ポ一ト3位置切換弁であって、油圧ポ
ンプ2の吐出口に連通す”るポー)aを油圧シリンダ側
ポートbに接続するとともに、パイロット圧油管側ポー
トCをタンク側ポー)dに接続する制動位置、各ポート
を互いに接続する中立位置、およびポートaとポートC
並びにポー)bとポー)dを互いに接続する解除位置の
3位置間を移動することができる。
上記ポー)bに一端を接続した圧油供給管路3には減圧
弁5、作業走行時用の制動解除切換弁6およびパイロッ
ト式逆止弁7が順次設けられており、さらに上記パイロ
ット式逆止弁7より下流側(パイロット式逆止弁7と油
圧シリンダ1との間)にはチェック付絞り弁8を介して
アキュムレータ9が連接されている。
上記制動解除切換弁6は4ポ一ト2位置切換電磁弁であ
って、通常位置においては、圧油供給管路3を連通せし
めるとともに、パイロット式逆止弁7のパイロット油圧
管路10を連通せしめ、またソレノイドが励磁されると
、圧油供給管路3をパイロット式逆止弁7のパイロット
孔に連通ずるとともに、油圧シリンダ1を前記切換弁4
のポートCに接続し得るように構成されている。
また、制動解除切換弁6の上流側の圧油供給管路3には
、前記パイロット油圧管路10のパイロット油圧によっ
て開放され、前記圧油供給管路3をタンク11に連通せ
しめる第2のパイロット式逆止弁12が連接されている
なお、図中符号13は油圧シリンダ内の油圧を検知し十
分制動作用が行なわれているか否かを確認するための圧
力スイッチ、14はレリーフバルブで゛ある。
そこで、一般の回送走行時においては、マニュアルレバ
ー4aを作動して切換弁4を制動解除位置に(図におい
て左方に)移動させる。
しかして、上記切換弁4のポートaとポートCとが連通
し、油圧ポンプ2からの圧油が両パイロット式逆止弁7
.12にパイロット油として供給され、両逆止弁7.1
2が開放される。
そのため各油圧シリンダ1内の圧油がパイロット式逆止
弁7、制動解除切換弁6および第2のパイロット式逆止
弁12を経てタンク11に排出され、制動が解除され、
所定位置までの回送走行を行なうことができる。
そこで、車両が所定位置(作業位置等)に到達し、マニ
ュアルレバー4aによって切換弁4を制動位置に移動せ
しめると、上記切換弁4のポートaとポートbおよびポ
ートCとポー)dが互いに連通し、油圧ポンプ2からの
圧油が減圧弁5、制動解除切換弁6、およびパイロット
式逆止弁7を経て各油圧シリンダ1に供給され、制動作
用が行なわれる。
この間上記圧油の一部はチェック付絞り弁8を介してア
キュムレータ9に貯留される。
しかして、切換弁4を中立位置に移動させれば、パイロ
ット式逆止弁7が閉じるので、油圧シリンダ1内には圧
油が貯留されたままであり、その制動状態が保持される
なお、この間油圧シリンダから圧油の一部が漏洩するこ
とはさけられないが、この場合にはアキュムレータ9か
らの圧油がそれに対応して補給され、その制動力が損な
われることはない。
ところで、作業現場において作業走行を行なわせる場合
には、まず前述のようにマニュアルレバー4aの操作に
よって、工具が所定の枕木に対応する位置に来るように
車両を移動させ、そこで上記枕木に対する道床のつき固
め作業を行なう。
上記作業は前述のように2〜3秒程度のものであり、そ
の作業が終ると制動解除切換弁6のソレノイドを励磁す
る(この場合切換弁4は制動位置に保持されている)。
しかして、上記制動解除切換弁6は図において左方に移
動し、油圧ポンプ2からの圧油が上記制動解除切換弁6
を経てパイロット式逆止弁7のパイロット孔に供給され
、上記逆止弁7が開放される。
したがって、各油圧シリンダ1内の圧油は、上記逆止弁
7、制動解除切換弁6、および切換弁4を経てタンク1
1に流出し、制動が解除され、車両が所定距離(枕木間
の距離)だけ走行せしめられる。
このようにして車両が所定距離だけ走行すると、制動解
除切換弁6のソレノイドが消磁され、制動解除切換弁6
は図示位置に復帰し、車両には制動が加えられ、工具が
丁度次の枕木に対応する位置に位置せしめられる。
そこで、以後上記制動解除切換弁6の間欠的な作動によ
って、制動・解除が交互に繰返され、上述の如き作業が
繰返し行なわれる。
本考案は、上述のように、油圧ポンプにより加圧された
圧油を切換弁の操作によって制動用油圧シリンダに直接
供給するようにしたので、マニュアルレバー等のインチ
ング操作により、制動油圧回路の油圧を増減することが
でき制動力を調節することができ、しかも作業走行時に
おいては、上記一般回送走行時用の切換弁とは別の制動
解除切換弁によってその制動・解除を行なうようにした
ので、その操作がきわめて簡単であり、しかもその制動
・解除に要する時間を短縮することができ、作業時間の
節約を行なうことができる。
また、制動用油圧回路にはアキュムレータが付設されて
いるので、油圧シリンダ等からの油漏れが生じた場合で
も、上記アキュムレータから常に油の補給が行なわれ、
たとえば油圧ポンプが停止した後でも長時間にわたって
その制動力を保持することができる等の効果を素する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の油圧制動装置の油圧回路図である。 1・・・・・・制動用油圧シリンダ、2・・・・・・油
圧ポンプ、4・・・・・・切換弁、5・・・・・・減圧
弁、6・・・・・・制動解除切換弁、7・・・・・・パ
イロット式逆止弁、9・・・・・・アキュムレータ、1
1・・・・・・タンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制動珀油圧シリンダと、上記油圧シリンダに圧力油を供
    給するための油圧ポンプと、上記油ポンプど゛油圧シリ
    ンダとを連接す′ル:圧油供給管路に設けられ、制動、
    保持、解除の3位置を取゛リミ・前記油圧シリンダへめ
    圧油の給排を行なうためのマニュアルレバこ等によって
    操作される切換弁と、その切換弁の下流側における前記
    圧油供給管路に配設されhパイロット式逆止弁;どミ前
    記切換弁と上記パイロット式逆止弁との間に介装されミ
    圧油供給管路と上記パイロット式逆止弁へのパイロット
    油圧管路とめ相互切換を行:なし)得る作業走行時用の
    電磁弁からなる制動解除切換弁と、上記パイロット式逆
    止弁と油圧シリンダ間の管路に連接ざhたアキュムレニ
    タとを有するととを特徴とする、油圧制動装置。 □ ′ ゛ □ ・ ・
JP1977047237U 1977-04-14 1977-04-14 油圧制動装置 Expired JPS5921984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977047237U JPS5921984Y2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 油圧制動装置

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JP1977047237U JPS5921984Y2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 油圧制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53141606U JPS53141606U (ja) 1978-11-09
JPS5921984Y2 true JPS5921984Y2 (ja) 1984-06-30

Family

ID=28928751

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JP1977047237U Expired JPS5921984Y2 (ja) 1977-04-14 1977-04-14 油圧制動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7235206B2 (ja) * 2019-12-25 2023-03-08 井関農機株式会社 作業車両

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JPS53141606U (ja) 1978-11-09

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