JPS59219676A - 圧力式開閉弁付冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は再起動負荷を低減した冷凍装置に関し、さらに
詳しくは圧縮機の運転停止時に凝縮冷媒が蒸発器に流入
しないように回路を閉塞する、それも迅速に作動する開
閉弁を備えた冷凍装置に関する。

圧縮機停止時に圧縮機前後の冷媒圧力差をバランスさせ
、しかし凝縮器の凝縮冷媒の高圧を保持しながら、蒸発
器への流通を阻止することにより、再起動負荷の低減を
ばかり、電力効率向上が図られている。

従来この目的のために凝縮器とキャピラリチューブの間
にｆｆ１ｉ磁弁を設り、運転時に弁開、停止時に弁閉す
るように、圧縮機運転信号により電磁弁を作動させ°ζ
いる。しかし、使用時間の長い冷蔵庫においては、その
電力消費が少いとしても、やはり省かれることが望まし
く、また冷蔵庫の設置場所によっては電磁弁の吸着音の
問題もしばしば指摘されていた。

そこで、近時においては、電磁弁に代えて圧力開閉弁を
使用する技術が開発されている。

第１図はかかる圧力開閉弁を用いた冷凍装置の例を示し
、ロークリコンプレッサＡ、凝縮器Ｂ、減圧機構として
のキャピラリチューブＣ１蒸発器りが管路Ｅにより順次
連結され、凝縮器Ｂと減圧機構Ｃ間には差圧弁■１が介
設されると共に圧力導入管ＦがロークリコンプレッサＡ
の吸入側に接続され、蒸発器りとロークリコンプレッサ
Ａ間には逆止弁Ｖ、が介設される。

上記において差圧弁■１の詳細は第２図に示されるごと
くであり）、弁本体１に対して一次口２と二次ｌコ３が
形成され、その間の弁シート４に対してボール弁５が接
δ１１する。弁本体】の上部δこは上蓋６と下蓋７によ
りダイヤフラム８がその周縁部を支１〒し−ζ設りられ
、上蓋６内には前記圧力導入管Ｆが連、ＪＩして圧力室
が形成されると共に受金９を介しく該タイ−）・フラム
８の一側と上蓋６間にはスプリングｊＯが設りられる。

ダイードフラム８の他側にはブ１゛棒１１が当接し、該
弁棒１１と弁本体１間にはスプリング１２が設けられる
。−欠口２には（ガ縮器■３からの管路Ｅ１が接続され
、二次口３にはキャピラリチューブＣに対する管路Ｅ２
が接続される。

また、圧力開閉弁を用いた冷凍装置の他の例を示せは、
第３図において、ロータリコンプレッサΔ、６１縮器Ｂ
、キャピラリチューブＣ，Ｍ発器りが管路Ｅにより順次
連結され、キャピラリチューブＣと蒸発器り間には差圧
弁Ｖ１′が介設されると共に圧力導入管Ｆがロータリコ
ンプレッサＡの吸入例に接続され、蒸発器りとロータリ
コンブレノザへ間には逆止弁Ｖ２か介設されろ。

差圧弁ｖ、Ｉ　は第４図に示される如く、′Ｊ１゛本体
１３に一次Ｉｊ　１４と二次Ｄ　１５か形成され、その
間の弁シー１−１６に接離するボールヴ「体１７が二次
ｌＴｉ１１５側において設けられている。弁本体１３の
上部には−ＬＲａ　１８と下蓋１９によりグイートソラ
ム２０が挟持して設りられ、」−蓋１８内の圧力室に圧
力導入ＴＩ　Ｆが連通している。ダイ入・ソーンム２０
の下側には弁１９２１が当接し、弁棒２１と下蓋１９間
にはスプリング２２が設りられる。−次１」１４にはキ
ャピラリチューブＣからの管路Ｅ３か接続され、二次Ｆ
」１５には蒸発器１つにス１する管路１う４か接続され
る。

ところで、」二記第１の冷凍装置の例にあっては、差圧
弁■１の一次口に凝縮器Ｉ３の高圧か作用しているのご
、これにりＪｆＪｆｉ　Ｌ−（弁閉止力位ｉシするに＆
Ｊかなりの漏れが必要であって時間かかかり、その間高
圧液が蒸発器に流入して当初の１」的か充分に機能して
いないこととなり、該高圧に対抗するのに使用するスプ
リングにおいてもバネ常数の大きいものか必要であると
ころ、圧力差か小さいと弁列が１す３作しに（く、しか
も高圧は２〜１５ｋｇ／ｃシＧの広範囲におい一ζ変Ｊ
すＪするので弁の作動範囲の設定が困ンゴ１である。即
ち、ハネ荷重が人であると弁閉動作はＪ７いか、外気温
度が低い時には凝縮圧力が１冗ｌずし７て弁か開かず、
運転出来ない場合が心配される。また、ハネ荷重が小で
あると冷凍装置の停止時に二Ｊンプレソサよりの？Ｒれ
が少いと圧カフｇ入管１２の圧力か急上昇−ｌず、従っ
て弁が閉しないので高圧液か蒸発器に流れ込んでしまう
ことになる。

つぎに、」二記第２の冷凍装置の例にあっンは、蒸発器
の圧力は運転時も停止時も大きく変わらないことを利し
て、ロータリコンプレッサの停止時にお＆Ｊる漏れと該
蒸発器の圧力との差圧により差圧弁を作りＪさせ、高圧
液の蒸発器に対する流入阻止の迅速性を追求している。

しかし乍ら、冷凍装置にあっては、次の問題が指摘され
る。つまり、差圧弁が減圧機構の下流に位置しているの
で、冷蔵庫等に於いては結露、霜の１（１１着及び冷凍
効果の減少を防止°Ｊる為差圧弁を庫内に設置する必要
か生しるが、これは庫内のスペースを扶く場ると共に組
立作業かわＪ’られしくなって好ましくない。又、ルー
ムエアー１ンにＪＪ５いてはＩＪ−クリコンプレノザと
凝縮器は室外に配置され、減圧機構と蒸発器が室内に配
置されろかＣ゛・、室り（と室内を連結する管１？δ２
本を必要とすることのほか、減圧機構と蒸発器管に介設
した差圧Ｊ（とロータリコンプレッサの吸入側とを接続
する圧力導入管を必要とし、従って室外と室内を連結−
４−イ）ための配管数は３本を要するものである。

本発明は、上記第１の例にのられる９１１き大きいバネ
常数に何階する差圧弁作動の欠点を克服し、かつＪ、記
第２の例にみられる如き室内室外間の配管数の増加を要
することのない冷凍装置を息図してなされたものであっ
て、さらには、１′−１−タリロンプレソナと蒸発器間
の管路に介設した逆止弁のｉ）；１後間の圧力差が、運
転時にはほとんどｊ下刃差がないが、じ１−クリコンプ
レノザの（♀正時におりる漏れで急速に圧力差を生しる
ことを利用して、差圧弁を迅速か′−）確実Ｇこ動作さ
Ｕるように構成し、もゲ（−１ンプし・ノサ停止時にお
りる高圧液の蒸発器に：１１する流人事故を完全に防止
し１ηるようにしたものごあイ〕。

以下本発明の実施例について説明する。

第５図においで、しＪ−クリコンプレ、ザΔ、凝１′ｉ
ｉｔ器１３、・Ｌ中ビラリナ１−−プＣ１蒸発器りが管
路１３により順次連結され、凝縮器Ｂとキャピラリチュ
ーブＣ間には差圧弁ｖ３が介設され、また蒸発；ｉｔ：
　、と１−１−クリニ１ンプレノザへ間にば逆止弁ｖ２
か介設されるとともに、逆ｄ二弁Ｖ２後の１」−クリコ
ンプレノザへの吸入側と差圧弁７３間に圧力導入管Ｆ３
、および逆止弁Ｖ２前の蒸発器りの出口側と差圧弁ｖ、
ｔｌｉｉ１ｇこ圧力導入管Ｆ、か夫々接続され−Ｃいる
。

差圧弁■３は第６図に示されている。弁本体３１に一欠
口３２と二次Ｉコ３３が形成され、その間の介シー１−
３４にグ］してボール弁３５が接離する。

弁本体３１の」一部には上蓋３Ｇと下蓋３７によりダイ
１−フレム３８がその周縁部を支持して設けられ、上蓋
３〔；内の圧力室に圧力導入管１？９が連通している。

ダイヤフレム３８の下（則に（。１当金４６を介し２て
：／［１り３９が当接し、該弁１；＋Ｓ　３９と介」一
体３１間にはスプリング４５か設りられる。図示例−（
は弁ＩＰ３９の下端に数例りられ〕２スプリ゛・・り押
え４４はスプリング４５を係止ずＳとともにボール弁３
５を抱えている。弁棒３９は弁本体３■との間に没ｉＪ
られたパツキンハウジンク、＋１′？ｉ：ｌ１ｌｉ通し
２、シールパツキン４０でシールされている。ソールパ
ツキン４０のために板ばね４３で押圧するパノ゛１−ン
押え４２が設りられている。ダイ−）・フレム３８の下
側の下蓋３７内の圧力室には圧力導入管Ｆ４が連１１１
Ｌ’（イル。−次Ｄ　３２　ニ４．１、’Ｌｌ’ｉｆ　
４ｉｉｊ　１’７ｔ　’３からの管路Ｅ５が接続され、
二次１’＋３３には′１−ヤピラリチューブＣに列する
管路Ｅ、が接続される。

−Ｌ　記１’Ｗ　成において、１コークリニノンプレノ
４）△の運転中ば逆止弁ｖ２の前後の圧力はぼとんと等
しい低圧状態であり、それらが圧力導入層Ｆ３お、ｊ、
びＦｌによりダイヤフラム３８の両側に導入されかつス
プリング４５によりボール弁３５が介ソー１３４を団（
れ“（ｌ’Ｄ媒をキャピラリデユープＣに流通している
。

次に、し１−クリ」ンゾレノザΔの停止時において番、
１吐出例の高圧か吸入側に漏れるので、該吸入＋ｌ１ｌ
Ｉ　４．Ｚおい−（圧力」二昇Ａるか、逆止弁■２で阻
止されるの−（、Ｉｇ力導入Ｑでｉ′Ｆ、を通してダイ
ードフラム３８の−」−側に高圧状態が導入され、ダイ
ヤフラム３８王側の低圧状態とスプリング４５からなる
圧力に抗してボール弁３５を弁シート３４に押下げ冷媒
を遮［υｉしてキャピラリデユープＣへの流入は閉塞さ
れる。

本発明は」二記した如くに成るものであるから、小さい
ハネ７；；１重で冷媒管路を開き、ひいてはロータリー
ノンプレノナの１ａｉｌれ圧ですばやく冷媒管路を閉し
ることかでき、従ってロータリコンプレノザの運転（′
メ正時において迅速に差圧弁を作動させて蒸発器への高
圧液の流入を阻止することができる。

そして、キャピラリチューブと蒸発器からなる室内器と
、Ｉ、ノークリコンブレソザと凝縮器からなる室外器と
を接続する配管は圧力導入管を配する必要がなく　にｉ
ｔ−って冷媒管路２本のめ−Ｃあ【）。

さらには、差圧弁ダイヤフラム１′１動系は冷媒−Ｕｒ
路から遮１１Ｊｉされているので配管抵抗１ｉ１火はな
く、ｊＦ＆圧冷媒遮１す「のためシールパツキンか設ｉ
Ｊられている。

【図面の簡単な説明】

第１図は先行技術の説明図、第２図は同」−の差圧弁の
断面図、第３図は他の先行技術の説明図、第４図は同」
−１の差圧弁の断面図、第５図４Ｊ木発明の説明図、第
６図は同上の差圧弁の断面図である。 Δ・・・１′１−クリコンプレソザ、Ｂ・・・凝縮ａｊ
；＋　Ｃ・・・キャピラリチューブ、Ｄ・・・蒸発器、
■２・・・逆止ブ１゛、■５・・・差圧弁、Ｆ３．Ｆ４
・・・圧力導入管。 特許出願人　　　　　　　　株式会）−レ票官製作所第
２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロークリコンプレッサと蒸発器間の管路に逆止弁を設け
   た冷凍装置にして、凝縮器と減圧機構間の管路に差圧弁
   を設け、該差圧弁ダイヤフラムに蒸発圧力とロークリコ
   ンプレッサの吸入側の圧力を対抗させ、該再圧力の差圧
   により該差圧弁を開閉することを特徴とする圧力式開閉
   弁付冷凍装置。