JPS59219215A - 口腔組成物用基材 - Google Patents

口腔組成物用基材

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JPS59219215A
JPS59219215A JP9397883A JP9397883A JPS59219215A JP S59219215 A JPS59219215 A JP S59219215A JP 9397883 A JP9397883 A JP 9397883A JP 9397883 A JP9397883 A JP 9397883A JP S59219215 A JPS59219215 A JP S59219215A
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JP
Japan
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hydrogen phosphate
calcium hydrogen
power
polishing
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Application number
JP9397883A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ozawa
小沢 利之
Takeshi Naganuma
健 長沼
Osamu Uotani
魚谷 修
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/24Phosphorous; Compounds thereof

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
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  • Epidemiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、歯磨、グロフイラキスペースト等に使用され
る口腔組成物用基材に関し、更に詳述するとX線回折法
によシ測定した結晶子の大きさの平均値が300〜35
00又である結晶子を有するリン酸水素カルシウム・無
水和物からなる高清掃・低研磨の口腔組成物用基材に関
する。
一般に、歯磨やグロフィラキスペースト等に使用される
口腔組成物用基材は、歯の清掃基材としてスティン、歯
垢1食べかす等の歯に付着、沈着したものを物理的作用
によシ効率よく除去する能力が高く、清掃能力が優れて
いると共に、歯のエナメル質を損傷することがないマイ
ルドな研肪性を有し、かつ歯垢、歯石の沈着を防止し得
るものが望まれる。
この場合、スティン、歯垢、食べかす等の物理的除去の
効率は、基材の研磨力を高くすることによって高めるこ
とができ、特に従来は研磨力を高め′ることて歯面の清
掃効果を向上させることが行なわれていたが、研磨力を
高めることと、歯面の損傷を防止することとは一般に相
反し、研磨力を高めれば高める程、歯面を削るおそれが
生じ、特にブラッシング方法が適切でない場合は楔状欠
損を引き起す可能性を高めると共に歯面を損傷させ、更
には歯面光沢を低下させるおそれがある。このため、従
来よシ歯面を損傷させることがないと共に、適度の研磨
力を有して清掃効果に優れた口腔組成物用基材が求めら
れていた。
本発明者らは、上記要望に応えるために鋭意研究を行な
った結果、X線回折法によシ測定した結晶子の大きさの
平均値が300〜3500Xの範囲にある結晶子を有す
る第1図に示す如きリン酸水素カルシウム・無水和物、
なかでも平均粒子径が2〜30μ、比表面積がBET法
で2.5〜20.2/gのものが研磨剤として好適な物
性を有し、上記リン酸水素カルシウム・無水和物を口腔
組成物用基材として用いると、口腔組成物の研磨力を高
めることなく清掃力を向上させることができ、かつ歯牙
の美白効果が優れていることを知見し、本発明をなすに
至ったものである。
J、’lJち、従来の研磨基材は研磨力と清掃力とがほ
ぼ比例関係にあるため、清掃力を高めるには研磨力を高
める必璧があシ、従って高清掃力、低研磨力を同時に達
成することは困姉であった。これに対し、X線回折法に
よシ測定した結晶子の大きさの平均値が300〜350
0Xの結晶子を有するリン酸水素カルシウム・無水和物
を用いた場合には後述する実施例に示したように低研磨
力であるにもかかわらず清掃力が高く、このリン酸水素
カルシウムを単独で用いるだけで歯のエナメル賀に損傷
を与えることなく十分に歯牙を清掃し得、篩清掃力、低
研磨力という特性を回l!Jに;129足させ、しかも
良好な歯牙の美白効果を有していることを知見したもの
である。
なお従来、リン酸水素カルシウム・無水和物カ歯磨等の
研磨剤として使用されることは知られている。しかし、
従来使用されているリン酸水素カルシウム・無水和物は
X線回折法により測定した結晶子の大きさの平均値が3
800〜4300 X程度でかつ比表面積が1〜2 m
2/!q程度、密度が2,89fl/cm’の第2図に
示す如きのものであシ、これは後述する比較例に示した
ように通當り粒径範囲(10〜30μ)のものでは研磨
力が高すぎ、これを単独で研磨剤として使用した場合に
は、ADA(American DentalAsio
eiatlon)等で世界的に上限とされているRDA
法(Radio Actlve DentinAbra
tlon法)による研磨性の数値250を越え、長期間
の使用では楔状欠損をまねくおそれもあった。このだめ
、従来は他の研Hq剤と併用していたものである。これ
に対し、本発明に係るリン酸水素カルシウム・無水和物
はX線回折法により測定した結晶子の大きさの平均飴が
300〜3500Xであシ、従来のものに比べて結晶に
鋭角なかどが少なく丸みがちシ、研磨力が著しく低いた
め、単独で研磨剤として使用し得るもので、しかも同程
度の研磨力を肩する他の研磨剤と比べてより伏れだ清掃
力(汚染除去力)を冷し、歯の美白上からも極めて好ま
しい効果を発揮う゛るものであシ、このことは本発明者
らの新知見である。
以下、本発明につき詳しく説明する。
本発明に係るロ腔組成物用基旧61後・述する実施例で
示したX線回折法により測定した結晶子の大きさの平均
値(以下、平均結晶子の大きさという)が300〜35
00λである紅1晶子を弔゛するリン酸水素カルシウム
・無水和物からなるもので、これによシ上述したように
歯牙に対する適度な研磨力と高い清掃力を有し、かつ歯
牙に対する良好な美白効果を有するもりである。
また、本)1.明において使用するリン酸水うにカルシ
ウム・無水和物は平均結晶子り大きさが300〜350
0.jのもノテあるが、11iに1o()o〜3000
1Lのものが消帰カqの点で好適に用いられる。これに
対し、平均結晶子の大きさが300Xより小さいものは
??、゛掃カが低すぎ、壕だ3500Xより大きいもの
は研1↑)カが高すぎ、本発明の目的には使用し得ない
更に、本発明において用いるリン酸水素カルシウム・無
水第1]物としては、レーザー光散乱法で測定した平均
粒子径が2〜30μのものが好ましく、平均粒子径が上
記範囲であれは平均粒子径の違いは清掃力に影4!i5
を及はさない。寸た、平均粒子径が上記範囲であれは使
用上問題となるさらっき感は生じないが、よ)好ましく
は平均粒子径が3〜25μのもの、特に5〜20μのも
のが使用j(もの点から好適に使用しイ()る。まだ更
に、その比表面積はBET法で2.5〜20 m /!
!、特に3〜10 m2/jqとすることが好ましく、
密度は2.650〜2.885.9/cm’とすること
が好ましい。ここで、本発明のリン酸水素カルシウム・
無水和物は、平均結晶子の大きさが小さくなる肯と比表
面積は大きく、密圧は小さくなる傾向を示すものである
なお、ここでいう密度はぎクツメーターを用いて下記計
算式によシ計磐した結果である。
Ms:ビクノメーターの重さ」−粉体の重さMo:ビク
ノメータの重さ ML:ビクノメータに液体(水)を満たしたときの重さ M8L:ピクノメーターに粉体を入れ、更に液体(水)
を加えた時の東さ くビクノメーターの重さ十粉体の車さ十液体り重さ)ρ
L :液体(水)の精度(201?:)ρF =20℃
における粉体の密度 なお、本発明のリン酸水素カルシウム・無水和物は、通
常の方法、例えば米国特許第2287699号(Mon
5anto 1942 )、同第3012852号(M
on5anto 1961 )、同第3066056号
(’/l c tor +1962)、同316909
n 5tauffer、 1965 )、船公昭39−
3272.3273(燐化学工業)等に記載されたリン
酸と石灰乳との中和反応において結晶の生長をコントロ
ールするだめの媒晶剤を添加することなどによシ製造す
ることができる。この場合、媒晶剤としては、例えはリ
ン酸縮合物及びその塩が好適に使用し得、またその添加
はリン酸と石灰乳との中和反応の間に行なうことが好ま
しい。
また、媒晶剤の添加量は生成されるリン酸水素カルシウ
ム・無水和物の0.1〜40重量係、特に0.5〜30
重it %とすることが好ましく、その添加量が多くな
るほど結晶の生長が阻害され、結晶子が小さくなる傾向
を示す。これに対し、添加量が0.1重量%よシ少ない
と平均結晶子の大きさが3500Xよυ大きくなって研
磨力が高くなりすぎる場合が生じ、添加量が400重量
%り多いと平均結晶子の大きさがaoolよシ小さくな
って低研磨・高清掃性を示さない場合が生じる。本発明
のリン酸水素カルシウム・無水和物は、その製造工程に
おいて上記媒晶剤の添加量1、添加時期、添加速度、リ
ン酸d;i度、反応温度、反応時間、攪拌速度等を適宜
コントロールすることによ、b、fXI+柚のグレード
のものをイ召ることかできる。
例えば、電解質を混合したカルシウム化合物とリン酸化
合物を50〜80℃り温度で反応させると共にリン酸組
合物を添加することにより、本発明のリン酸水素カルシ
ウム・無水和物を好適にに4jることかできる。
本発明に係る口腔組成物用水制は、練歯磨、粉歯磨、潤
製歯磨等の歯磨類やゾロフイラクシスペーストなどの日
腔龜成物り研磨剤として使用することができる。
この場合、本発明暴利が配合される口腔組成物の成分と
しては、口腔組成物の釉類等に応じた適宜な成分が使用
され得る。
例えば、歯磨組成物の場合には、研磨剤として本発明基
拐を単独でもしくはこれと他の基材、例えばリン酸水素
カルシウム・2水和物及び従来の平均結晶子の大きさが
3800〜4300X程度のリン酸水累力Jl/ シウ
ム・無水和物、炭酸カルシウム、ビロリン酸カルシウム
、不溶性メタリン酸ナトリウム、非晶質シリカ、結晶質
シリカ、沈降性シリカ、アルミノシリケート、酸化アル
ミニウム、水酸化アルミニウム、微結高士ルロース、レ
ジン、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム等の
基材の1種又は2利i以上を混合して用いることができ
る。なお、本発明のリン酸水素カルシウム・無水和物を
他の暴利と併用する場合、本発明のリン酸水素カルシウ
ム・無水和物の使用量は、その効果を有効に発揮させる
点からハエ全体の5〜100乗量チ、判に10〜100
 JI■とすることが好ましい。
また、本発明口腔組成物用基材を使用して口腔    
□組成物を調製する場合、更にカル前キシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸塩、カ
ラダナン、アラビアガム、ポリビニルアルコール等の粘
結剤、ポリエチレングリコール、ソルビトール、グリセ
リン、プロピレングリコール切の粘稠剤、ラウリル硫酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
水相部7Jllココナツツ脂肪醒モノグリセリドモノ(
iIii、6々ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリ
ウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ア
シルグルタミン酸塩、ラウロイルジェタノールアマイド
、ショ糖脂肪酸エステル等の発泡剤、それにベノヤーミ
ント、スぼアミント等の精油、t−メントール、カルボ
ン、オイゲノール、アネトール等の香旧累利などの香料
、サッカリンナトリウム、ステビメサイド、ネオヘス4
リジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチ
ン、p−メトキシシンナミックアルデヒド、ソーマチン
などの甘味剤、防腐剤、更に塩化リゾチーム、デキスト
ラナーゼ、溶菌酵累、ムタナーゼ、クロルヘキシジン又
はその塩、ソルビン酸、アレキシジン、ヒノキチオール
、セチルピリジニウムクロライド、アルキルグリシン、
アルキルジアミノエチルグリシン塩、アラントイン、ε
−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アズレン、ビタ
ミンE1モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化ナトリ
ウム、フッ化第1錫、水溶性第1もしくは第2リン酸塩
、第四級アンモニウム化合物、塩化ナトリウムなどり4
1効成分へ・1−を配合し得る。なお、本発明基材を使
用して口腔組成物を調製する場合、口腔組成物のIJI
低下、同化を防止して糸Q安知性を高めるために第3リ
ン酸マグネシウムを配合することが好−ましく、この場
合0゜1〜3係、特に0.5〜2幅配合することが好ま
しい。
本発明に係る口腔組成物用基詞は、上述したようにX線
回折法により測定した結晶子の大きさの平均仙(平均結
晶子の大きさ)が3()0〜3500芙である結晶子を
4イするリン酸水素カルシウム・無水第1」物からなる
ので、歯牙に苅する追度な研磨力を准すると共に、高い
清掃力を有し、しかも歯牙の美白効呆に優れでいるもの
である。即ち、平均結晶子の大きさが上記範囲のリン酸
水素カルシウム・無水和物は、同程度の研磨力を有する
他の研磨剤と比較してよシ優れた清掃力を有するため、
歯面を傷つけずに歯牙に伺惰−シたスティン、歯垢。
食べかす翁を清掃することができるもので、このように
平均結晶子の大きさが300〜3500Xのリン酸水素
カルシウム・無水和物は従来の平均結晶子の大きさが3
800〜4300X程度のものに比べて著しく研j1潅
力が低いため、従来のリン酸水素カルシウム・無水和物
のように必らずしも他の基材と併用しなくてもよく、そ
れ4i独で研磨剤として使用し得るものである。
次に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明す
る。なお、下記実施例、処方例のリン酸水素カルシウム
・無水和物は、比表面積(Bfi:T法)2.5〜20
m2/g、密度2.650〜2.885 gArn’の
ものを用いた。
〔実施例1.比較例1〕 第1,2表に示す種々の平均結晶子の大きさ及び平均粒
子径を肩するリン酸水素カルシウム・無水和物の研磨力
と清掃力を下記方法によりgべ、これらの関係を検討し
た。結果を第3表に示す。
なお、平均結晶子の大きさの測定は、粉体のX線回折を
行ない、ぎ−クのブロードニングかう粉体の結晶性を結
晶子り大きさを指標として定hY的に表わした。ここで
、X DA源はCu−にα線を用いて測定し、X線回折
のデータを5chorrerの式D=β。、を用いて重
なシのない主なピークについて解析し、平均結晶子の大
きさを求めた。この場合、主なピークとしては2θ= 
53.1’ 、 47.3°。
36.1°、32.9°、32.6°、 31.1a、
 30.25°+ 2 s、 (55°。
13.15°について平均をとった。なお、Dは結晶子
の大きさ〔^〕、λは測定X線波長〔X)、βは純粋に
結晶子の大きさに基づく回折線の拡がF) [rad:
](α−At293粉体を1100℃で24時間焼成し
たものを基準として用いた)、Kは形状因子(定数=0
.9とした)、θは回折線のブラッグ角とした。
また、βは実験的に求めた半価幅から同じ条件下におけ
る結晶性の非′帛に良い物質によって与えられる半価幅
を差し引いた価である。
研磨力測定法 J、Dent、Rea、Vol、55..4&4,56
3〜573  byHefferenに記載されている
方法によ、り RDA値を測定した。
清掃力測定法 煙草ヤニを通常の方法にて収集し、これを溶液状としで
タイル上に均一に塗布し、加況乾録したのち、これを研
磨容器にセットし、粉体(第1表に示す各リン!i安水
素カルシウム) 5 g’to、 3 %カルがキシメ
チルセル口1む6011グリ士リン水溶液15gに懸濁
してなるサスペンションを用い、荷重200gにおいて
2000回ブラッシングし、研磨後タイルの煙草ヤニの
除去率を肉眼にて評価した。
なお、ブラッシングのブラシとしては、毛束数44個、
毛の太さく1毛束当り)8ミル(約0.2m1)、毛の
長さ12mのナイロン(62)栃’tJで、材質の硬さ
が家庭品品質表示法でMのものを使用した。
評価基準 評点1:煙草ヤニ除去4’、      O−10係2
:     ’        11〜20係3:  
  l       21〜30幅4:131〜40% 5:煙草ヤニ除去率    41〜50憾6:    
 #        51〜60係7:     l 
       61〜70係8:    I     
   71〜80係9:           81〜
90係10:    #        91〜100
憾第1表 DCP−D : IJン酸水素カルシウム・
2水和物第2表 DCP−A ニリン酸水素カルシウム
・無水和物性:平均粒子径はLe@d & North
rup社υ粒度分布測定装置6(商品名Mlerotr
ac)によシ測定した。
*:従来のDCP−Aをふるい分けして平均粒子径を2
μにしたもの。
なお、第1図はDCP−A■(実施例)の3000倍の
顕微鏡写真、第2図はDCP−A■(従来例)の関係を
示す。ここで、図中の参11番号はそれぞれ第3表中の
煮である。また、丸で囲んだ参照番号のものは本発明品
を示す。
第3表及び第3図の結果より平均結晶子の大きさが30
0〜3500又のリン酸水素カルシウム・無水利物は研
磨力が低いにもかかわらず清掃力が高いことが知見され
た。これに対し、リン酸水素カルシウム・2水和物及び
平均結晶子の大きさが上記範囲外のリン酸水素カルシウ
ム・無水和物は、研磨力と清掃力とが比例関係にあシ、
清掃力を高めるためには研磨力を高くする必要があるも
のであった。
〔実施例2.比較例2〕 本発明によるリン酸水素カルシウム・無水和物を用いた
歯磨による美白効果を下記臨床試験により確認した。
前記第3表において煮17及びA5,6の研磨剤をそれ
ぞれ用い、下記処方の練歯書を調製した。
研磨剤         50.0% プロ♂レンゲリコール             26
0グリ士リン             20.0サツ
カリンナトリウム            0.2カル
Cキシメチル七ルロースナトリウム   0.7カラギ
ーナン               0.2コロイド
歌シリカ             1.0ラウリル伽
1酸ナトリウム         1.5香料    
  1.0 防腐剤          微量 水                        
            夕見ioo、o係 なお、上記研磨剤を構成するDCP−A■の比表面積は
5.1 m2力、DCP−A■の比表ir+ 積は1.
2 m2/fi、DCP−D■の比表面積は1.1 m
 /j!であった。
次に、1群15名のパネル数で前記歯磨を用いて4週間
歯を磨き、その前後の歯の汚れの程度を下記基準によシ
評価した。結果を第6表に示す。
−粁価歯牙 前歯唇面上下左右1〜3拓  12本 8I  18本 0歯の汚れの評点基壁 (■)1歯当シに付着しているスティンの面積0点  
 O係 1    0壬〈n≦10憾 2    10%<n620% () 9   80%〈n≦90% 10   90チ〈n≦100優 (IT)  スティンの齢さ 1点   黄色 2    *色〜茶色 3    茶色 (但し、歯の下地の黄色さはカットした)0上記基葦に
従い、1歯ごとに(I) X (n)で評価しく従って
、1歯当υの最高点は1o点×3点=30点となる)、
結果は各サンプル毎に1歯当シの平均値で示した。
第6表の結果よ)、本発つ]丞相(研1jν剤h>rt
−r、研磨性が低いにもかかわらず優れた美白効果を有
していることが認められた。
以下、本発明暴利を配合した口腔組成物の処方例を示す
。なお、下記処方例の配合h1において、係はいずれも
重知係である。
〔処方例1〕練歯磨 プロピレングリコール           2.0係
グリセリン            30.0ザツカリ
ン酸ナトリウム        0.2カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム  1.3香  料     
         1.0ラウリル硫酸ナトリウム  
     1.5コロイド状シリカ         
   2.0モノフルオロリン酸ナトリウム     
 0.76リン酸水素カルシウム・無水和物  40.
0防腐剤         微iI) 合  言t           1oo、o係〔処方
例2〕 練歯磨 プロピレングリコール          20係ソル
ビトール             10,0グリセリ
ン            10,0サツカリン酸ナト
リウム         0.1カルボキシメチルセル
ロースナトリウム  0.7カシギーナン      
        0.3香  料          
    i、。
ラウリル硫酸ナトリウム        1.5コロイ
ド歌シリカ             2.0リン酸水
素力ルシウ11・2水和物  23.5モノフルオロリ
ー陵ナトリウム      0.76す澄水素カルシウ
ム・無水和物  16.5%防腐剤         
微量 ゛  合  計          100.0係〔姓
棒03)練歯磨 プロぎレンゲリコール           2.0%
ソルビトール            25.0サツカ
リン酸ナトリウム        0,1カルボキシメ
チルセルロースナトリウム  1.2香  料    
          1,0ラウリル硫酸ナトリウム 
       1.5コロイp犬シリカ       
      2.0水酸化アルミニウム       
 30.0モノフルオロリン酸ナトリウム      
0.76リン酸水素カルシウム・無水和物  10.0
防腐剤         微量 水                残金  計   
      100.0ヂ〔処方例4〕 練歯磨 プロピレングリコール          2,0ヂソ
ルビトール             25.0サツカ
リン酸ナトリウム         0.1カルがキシ
メチルセルロースナトリウム  11香   料   
          1.0ラウリル硫酸ナトリウム 
       1.5コロイド状シリカ       
    2.0炭酸カルシウム           
10.0モノフルオロリン酸ナトリウム      0
.76すΔ陵水素カルシウム・無水和物  35.0防
腐剤         @量 合   計        100.091〔処方例5
〕 練歯磨 リン酸水素カルシウム・無水訂1物  45憾カラギー
ナン              1.0ソルビトール
             20プロピレングリコール
           2.0ラウリル硫酸ナトリウム
        1.5シヨ糖脂肪酸モノ、−eルミテ
ート     10サツカリン酸ナトリウム     
   0.1香  料              1
.0デキストラナーゼ            2・0
合  計         i o o、oチ〔処方例
6〕 か(!1′!fPA す4唆水素カルシウム・無水イ11物  41すΔ懺水
素カルシウム・2水和物   10し       カ
バキシメチルセルロースナトリウム  1.2ソルビト
ール             10グリセリ・   
               i5ラウリル硫酸ナト
リウム        1.2ステビオサイド    
         0.1グリチルリチン      
       0.1香  料           
   1.0モノフルオロリン酸ナトリウム     
 0.76ピロリン酸ナトリウム          
0.05合  計          100.0係〔
処方例7〕 練歯磨 リン酸水素カルシウム・無水和物  25係沈降性シリ
カ           8.0カルゼボール    
           0.5ポリビニルピロリドン 
          0.1ソルビトール      
       35グリ七リン           
 10ラウリル硫酸ナトリウム        0,7
ラウロイルザルコシネート         0.5サ
ツカリン酸ナトリウム        0.1香  料
              1.0リン酸ナトリウム
            0.2トラネキサム酸   
          0.1合  オl−100,0q
6 〔処方例8〕 練歯磨 りΔ唆水素カルシウム・無水利物  30係水酸化アル
ミニウム         10キサンタンガム   
          1.0ソルビトール      
       20グリセリン           
   5ポリエチレングリコール          
5ラウリル硫酸ナトリウム        1.2サツ
カリン酸ナトリウム         0.1グリチル
リチン             0.1香  料  
            1.0ラウリシジン    
          0.1水           
       1合  計          100
.0係なお、次に参考例として本発明のリン酸水素カル
シウム・無水和物の製造の一例を示す。
〔参考例〕
4、Oyの塩化マグネシウムを溶解させた水溶液32を
80℃に加熱し、攪拌下に380gの生石灰を投入し、
30分間攪拌を続行することによって生石灰を消化させ
石灰乳を胴製する。これを100メツシーの篩を用いて
粗粒物を除去し、酸化カルシウム換詩、で124 gA
 濃度の石灰乳を得る。
次に、75ヂのリン酸水溶液1形を75℃に加熱し、攪
拌下600m1/時の速度で前記石灰乳を添加し、反応
液のpli値が2.2に達した時照に石灰乳の添加と併
行してP2O5換算で80憾の一ロリン酸を0.3 、
p 7分の速度で添加を開始し、PII値が2.8にな
った時にピロリン酸の添加を止める。但し石灰乳の添加
は反応液の1%%値が5.0になるまで続行する。その
後反応液を濾過し渥塊を水で洗浄した後60℃で24時
間乾燥する。なお、ビロリン酸等のリン酸縮合物の添加
量を変えることにより、種々の結晶子の大きさを有する
リン酸水素カルシウム・無水和物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリン酸水素カルシウム・無水物の
一例を示す顕微鏡軍兵、第2図は従来のリン酸水素カル
シウム・無水物の屍Qi夕鏡写真、第3図は各種リン酸
水素カルシウム及びその混合物の研磨力と清播力との関
係を示すグラフである。 出願人 ライオン株式会社 代理人 弁理士小島隆司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 i、  X線回折法によシ測定した結晶子の大きさの平
    均値が300〜3500にである結晶子を有するリン酸
    水素カルシウム・無水和物からなることを特徴とする口
    腔組成物用基材。 2、リン酸水素カルシウム・無水和物の平均粒子径が2
    〜30μである特許請求の範囲第1項記載の口腔組成物
    用基材。 3、リン酸水素カルシウム・無水和物の比表面積がBE
    T却2.5〜20 m2/9である特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の口腔組成物用基材。
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