JPS59218665A - フロツピイデイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＋ａ＋　　発明の技術分野 本発明はフロッピィディスク装置、特にフロッピィディ
スクを高速で回転する時、フロンビイディスクの外周部
で上下に位置変動を生じないようにしたフロンビイディ
スク装置に関する。

山）技術の背景 フロッピィディスク装置は、小型、軽量、安価そして保
守が簡単である等、多数の利点を有しているので、最近
各種システムの簡易外部記憶装置として広く利用されて
いる。

ｔｅｌ　　従来技術と問題点 フロッピィディスク装置は、プラスチック製の可撓性の
薄い基板上に塗布、あるいはスパッタにより、Ｔ−Ｆｅ
２０８のような磁性膜を形成したフロッピィディスクを
高速で回転させることで、該フロッピィディスクの表面
に近接して設置されている磁気ヘッドによって情報の記
録、および再生を行っている。

ところで上記フロンビイディスクは、薄い可撓性のプラ
スチック製基板を用いて形成されており、高速で回転し
た場合、フロッピィディスクの特に外周部が上下方向に
撓むので、磁気ヘッドとフロッピィディスクとの位置関
係に変化を生じ、そのため情報の記録、および再生が安
定して行われない不都合を生じる。

このようなフロンビイディスクの外周部が磁気ヘッドに
対して位置変動を生じるのを防いだ従来のフロッピィデ
ィスク装置を第１図および第２図に示す。

第１図は従来のフロンビイディスク装置の断面図で図示
するようにフロッピィディスク１とこのフロッピィディ
スク１を支持し、高速で回転させるスピンドル２を保持
する固定台３との間にベルヌーイプレー１−４と称する
板をフロッピィディスク１に近接させて設置し、このベ
ルヌーイプレー１−４とフロッピィディスク１との間の
空気層がフロッピィディスク１を回転させることで、大
気圧より負圧になるのを利用して、この空気層によって
フロッピィディスクを支持して上下に位置変動するのを
防止していた。

然しこのような方式では、フロンビイディスク１はベル
ヌーイプレート４との間の空気層のみによって保持され
ることになり、特にフロッピィディスク１の外周部では
、空気層の負圧の状態か弱まるので、フロンビイディス
クの周辺部で空気流の変動等の外乱が起こると上下方向
に位置変動を生じ、フロッピィディスクと磁気ヘッド間
の相対位置に変動を生して、情報の記録、および再生に
変動を起こす欠点があった。

そこで第２図に示すようにフロンビイディスク１１の外
周部をリング状の治具１２で挟んで固定し、治具１２と
ともにフロッピィディスク１１を回転させて、フロッピ
ィディスク１１の回転時にフロッピィディスク１１の外
周部で上下に位置変動を起こさないようにしたフロッピ
ィディスク装置を提案している。しかしこのような装置
は複雑な構造となり、またフロッピィディスクの交換が
困難であるといった欠点を生していた。

＋ｄｌ　　発明の目的 本発明は上記した欠点を除去し、フロッピィディスクを
高速で回転する際、フロッピィディスクの特に外周部に
おいて上下に位置変動を少なくして、フロッピィディス
ク表面と磁気ヘッドとの位置関係が変動しないようにし
た、新規なフロンビイディスク装置の提供を目的とする
ものである。

（ｅｌ　　発明の構成 かかる目的を達成するための本発明のフロンビイディス
ク装置は、フロッピィディスクを支持し、該フロッピィ
ディスクを回転させるスピンＩＳルと、該スピンドルを
固定する固定台とからなる構成であって、前記フロッピ
ィディスクと固定台との間に前記フロッピィディスクと
平行で、前記フロンビイディスクと同一の角速度で回転
する剛性円板を設け、該剛性円板の内部にフロッピィデ
ィスクの外周部と固定台の内周部に対向して開口するよ
うな貫通孔を設けて、前記フロッピィディスクの回転時
に剛性円板の外周部でフロッピィディスクを吸着し、支
持することを特徴とするものである。

（ｆ）　　発明の実施例 以下図面を用いて本発明の一実施例につき詳細に説明す
る。

第３図は本発明のフロッピィディスク装置の第１の実施
例を示す断面図で、第４図は本発明のフロッピィディス
ク装置の第２の実施例を示す断面図である。

第３図に示すように、本発明のフロンビイディスク装置
はフロッピィディスク２１とこのフロッピィディスク２
１を支持して、高速に回転させるスピンドル２２を固定
する固定台２３との間に、剛性円板２４が設置されてい
る。この剛性円板２４は表面より裏面に到るように貫通
孔２５がくりぬかれて形成されており、この貫通孔２５
は剛性円板２４の表面側ではフロンビイディスク２１の
外周部に対向するようになっており、剛性円板２４の裏
面側ではスピンドル２２に近い位置になるように開口さ
れている。

このようなフロッピィディスク装置のスピンドル２２に
フロッピィディスク２１を設置して、スピンドル２２を
高速で回転させることによって、フロッピィディスク２
１と剛性円板２４も回転し、それによって剛性円板２４
とその下の固定台２３との間が大気圧に対して負圧の状
態となる。この負圧の状態は剛性円板２４の中心に近ず
く程大きくなり、図中ＯＡの箇所で最大となる。このよ
うに負圧が最大となっているＡの箇所とフロッピィディ
スク２１が上下に最も位置変動を起こし易い箇所に対向
する剛性゛円板２４の外周部Ｂを結ぶように貫通孔２５
を設ける。そしてこの貫通孔２５を利用して固定台２３
と剛性円板２４との間で発生した負圧の状態を剛性円板
２４の表面の外周部Ｂまで導き、フロンビイディスク２
１をこの剛性円板２４の表面外周部Ｂにて吸着させるよ
うにする。

このような本発明のフロッピィディスク装置によれば、
フロンビイディスク２１を高速で回転する際、最も」部
下に位置変動を生じやすいフロッピィディスク２１の外
周部が、剛性円板２４に吸着されているので、位置変動
を防止することが出来る。そのためフロッピィディスク
上の磁性膜よりなる記録媒体と、磁気ヘッドとの位置関
係を安定に保つことが出来、良好な情報の記録および再
生が可能となる。

またフロンビイディスクは、回転時にのみ剛体円板に吸
着されているので、容易に交換することも出来る。

さらに本発明のフロッピィディスク装置の第２の実施例
を第４図の断面図に示す。

図示するように本実施例においては、固定台２３を挟ん
で、フロッピィディスク２１を」部下に対向配置したも
ので、このフロッピィディスク２１はそれぞれ前記した
中心より外周部に通しる貫通孔２５を有する剛性円板２
４が対向配置されて設置されている。このようにすると
１１１１１のスピンドル当たりに配置されているフロッ
ピィディスクが多くなり、記憶容量の大きいフロッピィ
ディスク装置が得られる。

（ｇｌ　　発明の効果 以上述べたように本発明のフロンビイディスク装置によ
れば、高速回転時のフロッピィディスクの位置変動を極
めて小さくすることができ、記録媒体と磁気ヘッドとの
位置関係を安定に保持することができ、良好な記録再生
特性を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、および第２図は従来のフロッピィディスク装置
の断面図、第３図は本発明のフロンビイディスク装置の
第１の実施例の断面図、第４図は本発明のフロンビイデ
ィスク装置の第２の実施例の断面図である。 図に於いて、１，１１．２１はフロンビイディスク、２
．２２はスピンドル、３．２３は固定台、４はベルヌー
イプレート、１２は治具、２４は剛性円板、２５は貫通
孔、Ａは負圧が最も高い箇所、Ｂは剛性円板の外周部を
示す。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロッピィディスクを支持し、該フロッピィディスクを
   回転させるスピンドルと、該スピンドルを固定する固定
   台とからなる構成であって、前記フロンビイディスクと
   固定台との間に前記フロンビイディスクと平行で、前記
   フロッピィディスクと同一の角速度で回転する剛性円板
   を設け、該剛性円板の内部にフロッピィディスクの外周
   部と固定台の内周部に対向して開口するような貫通孔を
   設けて、前記フロッピィディスクの回転時に剛性円板の
   外周部でフロッピィディスクを吸着し、支持することを
   特徴とするフロッピィディスク装置。