JPH0411262Y2 - - Google Patents

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JPH0411262Y2
JPH0411262Y2 JP9714685U JP9714685U JPH0411262Y2 JP H0411262 Y2 JPH0411262 Y2 JP H0411262Y2 JP 9714685 U JP9714685 U JP 9714685U JP 9714685 U JP9714685 U JP 9714685U JP H0411262 Y2 JPH0411262 Y2 JP H0411262Y2
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JP
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floppy disk
center hub
pin
magnetic
magnetic disk
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JP9714685U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はフロツピーデイスクに係わり、特にセ
ンターハブを備えたフロツピーデイスクに関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般にフロツピーデイスクは、その取扱いの容
易性、低コストといつた利点からコンピユータ用
の記録媒体として広く用いられている。
第6図はこのフロツピーデイスクの構成を示す
もので、図において符号1は環状のフレキシブル
ポリエステルシート等に磁性帯を塗布された磁気
デイスク本体を示している。この磁気デイスク本
体1の中央孔2は両面テープ等からなるAリング
3を介して金属製のセンターハブ4が固着されて
おり、このセンターハブ4の中央にはピン孔5が
形成され、その外周部には位置決め孔6が形成さ
れている。
このようなフロツピーデイスクは、データの記
録、再生を行われる際には、スピンドルテーブル
7の上に保持され、回転される。このスピンドル
テーブル7は、中央にスピンドルピン8が配置さ
れ、その周囲に内側から順にスリツプシート9、
マグネツト10が配置され、そのさらに外周部に
ドライブピン11が配置されている。
第7図はフロツピーデイスクとスピンドルテー
ブル7との保持部を示すもので、センターハブ4
に配置されたピン孔5および位置決め孔6がそれ
ぞれスピンドルテーブル7に配置されたスピンド
ルピン8およびドライブピン11に挿入され、マ
グネツト10の磁力によつて金属製のセンターハ
ブ4が吸着され保持される。また回転軸に対する
支持は、スピンドルピン8を中心にドライブピン
11により回転力を受け、ドライブピン11はセ
ンターハブ4を板バネ12の弾性力によつて保持
している。
しかしながらこのような従来のフロツピーデイ
スクでは、スピンドルテーブル7のスリツプシー
ト9とセンターハブ4のこのスリツプシートに接
触する部分が共に平面で構成されているため、そ
の平面度が良好でない場合には、スピンドルテー
ブル7とセンターハブ4との保持が不安定とな
り、第8図に示すように、磁気デイスク本体1に
磁気ヘツド13を接触させてデータの記録、再生
を行う際に、磁気デイスク本体1が回転中に振動
を起こし入出力波形がひずみ、充分に磁気デイス
ク本体1の特性を活かすことができないが、この
ようなスピンドルテーブル7とセンターハブ4と
の接触面全面を一様に平坦に加工することは非常
に困難であるという問題がある。
[考案の目的] 本考案はかかる従来の事情に対処して成された
もので、センターハブとスピンドルテーブルとの
保持安定性を高め回転中の振動の発生を抑制して
磁気デイスク本体と磁気ヘツドとの密着性を高
め、安定した入出力波形を得ることのできるフロ
ツピーデイスクを提供しようとするものである。
[考案の概要] すなわち本考案は、環状の磁気デイスク本体
と、この磁気デイスク本体の中央孔に同心的に固
着され中心にスピンドルピンに挿入されるピン孔
を有するセンターハブとを備えたフロツピーデイ
スクにおいて、前記センターハブを、前記ピン孔
を中心にして環状に凹陥させ円錐状の傾斜面に成
形するとともに、外周部に逆円錐状または円錐状
に傾斜する環状部を形成したことにより、入出力
波形の安定化を可能としたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図は本考案のフロツピーデイスクの一実施
例の要部を示すもので、図において符号4aは金
属製のセンターハブを示している。このセンター
ハブ4aは、中心にピン孔5が配置され、その外
周部に位置決め孔6が配置されている。またこの
本実施例のセンターハブ4aは、ピン孔5を中心
に環状に凹陥され、円錐状の傾斜面に成形されて
いる。またフレキシブルポリエステルシートに磁
性帯を塗布された磁気デイスク本体1が両面テー
プからなるAリング3を介して固着されるセンタ
ーハブ4aの外周部は、下方へ向けて円錐状の傾
斜を形成されている。
以上のように構成されたフロツピーデイスクが
ピン孔5と位置決め孔6をそれぞれスピンドルテ
ーブル7のスピンドルピン8とドライブピン11
に挿入されて保持されると、センターハブ4aは
スピンドルテーブル7のスリツプシート9の回転
軸から離れた外周部だけで線接触により保持され
るので、従来のフロツピーデイスクに比べて保持
安定性が向上し、回転軸の振動を抑制することが
できる。
また、センターハブ4aの外周部は固着された
磁気デイスク本体1をその外周部が下方へ傾斜す
るように成形されているので、第2図に示すよう
に、磁気デイスク本体1と磁気ヘツド13との接
触部の密着性が向上する。
第3図はこの実施例のフロツピーデイスクと、
従来のフロツピーデイスクの出力波形の違いを示
す図で、本図において符号aで示されるパターン
は従来のフロツピーデイスクにおける磁気ヘツド
13の出力波形の例を示し、符号bで示されるパ
ターンは、本実施例のフロツピーデイスクにおけ
る磁気ヘツド13の出力波形の例を示している。
この図からわかるように、本実施例のフロツピー
デイスクでは、センターハブ4aとスピンドルテ
ーブル7の保持安定性が向上し、磁気デイスク本
体1と磁気ヘツド13との密着性が向上している
ために、その出力波形が従来のフロツピーデイス
クの出力波形に比べて安定しており、磁気デイス
ク本体1の特性を充分に生かすことができる。
第4図は本考案のフロツピーデイスクの他の実
施例の要部を示すもので、本実施例のフロツピー
デイスクでは、センターハブ4bはピン孔5を中
心に環状に凹陥され円錐状の傾斜面に成形されて
おり、フレキシブルポリエステルシートに磁性帯
を塗布された磁気デイスク本体1が両面テープか
らなるAリング3を介して固着されるセンターハ
ブ4aの外周部は上方へ向けて逆円錐状の傾斜を
形成されている。
この実施例のフロツピーデイスクでは、前述の
実施例と同様にセンターハブ4bとスピンドルテ
ーブル7との保持安定性が向上するとともに、セ
ンターハブ4bの外周部に、この外周部に固着さ
れる磁気デイスク本体1が外周方向へ向かつて上
方に傾斜するように傾斜面を形成されているの
で、第5図に示されるように、磁気デイスク本体
1の両面に配置された2個の磁気ヘツド13が同
時に磁気デイスク本体1に接触される際に、その
密着性を向上させることができ、前述の実施例と
同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案のフロツピーデイスク
では、センターハブをピン孔を中心にして環状に
凹陥させ、円錐状の傾斜面に成形するとともに、
外周部に磁気ヘツド側に向けて逆円錐状または円
錐状に傾斜する環状部を形成したために、センタ
ーハブとスピンドルテーブルとの保持安定性を高
め回転中のフロツピーデイスクの振動の発生を抑
制し、磁気デイスク本体と磁気ヘツドとの密着性
を高め、安定した入出力波形を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフロツピーデイスクの一実施
例の要部を示す縦断面図、第2図は第1図に示さ
れるフロツピーデイスクの全体を示す側面図、第
3図は本考案のフロツピーデイスクと従来のフロ
ツピーデイスクの出力波形の例を示すパターン
図、第4図は本考案のフロツピーデイスクの他の
実施例の要部を示す縦断面図、第5図は第4図に
示されるフロツピーデイスクの全体を示す側面
図、第6図はフロツピーデイスクの構成を示す斜
視図、第7図は従来のフロツピーデイスクの要部
を示す縦断面図、第8図は第7図に示されるフロ
ツピーデイスクの全体を示す側面図である。 1……磁気デイスク本体、2……中央孔、4,
4a,4b……センターハブ、5……ピン孔、7
……スピンドルテーブル、8……スピンドルピ
ン、13……磁気ヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状の磁気デイスク本体と、この磁気デイスク
    本体の中央孔に同心的に固着され中心にスピンド
    ルピンに挿入されるピン孔を有するセンターハブ
    とを備えたフロツピーデイスクにおいて、前記セ
    ンターハブを、前記ピン孔を中心にして環状に凹
    陥させ円錐状の傾斜面に成形するとともに、外周
    部に逆円錐状または円錐状に傾斜する環状部を形
    成したことを特徴とするフロツピーデイスク。
JP9714685U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH0411262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9714685U JPH0411262Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9714685U JPH0411262Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627678U JPS627678U (ja) 1987-01-17
JPH0411262Y2 true JPH0411262Y2 (ja) 1992-03-19

Family

ID=30963780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9714685U Expired JPH0411262Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH0411262Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008157A1 (fr) * 1999-07-22 2001-02-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Noyau central de disque magnetique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008157A1 (fr) * 1999-07-22 2001-02-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Noyau central de disque magnetique

Also Published As

Publication number Publication date
JPS627678U (ja) 1987-01-17

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