JPS59217902A - 送電可能な光通信ファイバーケーシング - Google Patents
送電可能な光通信ファイバーケーシングInfo
- Publication number
- JPS59217902A JPS59217902A JP9187883A JP9187883A JPS59217902A JP S59217902 A JPS59217902 A JP S59217902A JP 9187883 A JP9187883 A JP 9187883A JP 9187883 A JP9187883 A JP 9187883A JP S59217902 A JPS59217902 A JP S59217902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- conductivity
- unavoidable impurities
- communication fiber
- aluminum alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、光通信ファイバーのケーシングとして用い
られ、かつ高強度および高導電性を有することから送電
用としても併用できるM合金製溶接管に関するものであ
る。
られ、かつ高強度および高導電性を有することから送電
用としても併用できるM合金製溶接管に関するものであ
る。
近年、多数本の極細のガラスファイバーを管状の合成樹
脂製ケーシング内に収容した光フアイバーケーブルを用
いて通信を行なう試みが実用の段階を向えようとしてい
る。
脂製ケーシング内に収容した光フアイバーケーブルを用
いて通信を行なう試みが実用の段階を向えようとしてい
る。
一方で、現在、これらの光通信ファイバーケーブルに送
電機能を付与すべく、そのケーシングを、合成樹脂管に
代えて、M合金製溶接管で構成し、このM合金製溶接管
のケーシングを通して送電を行なう研究が行なわれてい
る。ただし、この場合、このケーシングを構成するM合
金製溶接管は、16、87 Kn/−以上の平均引張強
さと、lAC3饅で61.0%以上の導電率をもつこと
が1つの目安とされている。
電機能を付与すべく、そのケーシングを、合成樹脂管に
代えて、M合金製溶接管で構成し、このM合金製溶接管
のケーシングを通して送電を行なう研究が行なわれてい
る。ただし、この場合、このケーシングを構成するM合
金製溶接管は、16、87 Kn/−以上の平均引張強
さと、lAC3饅で61.0%以上の導電率をもつこと
が1つの目安とされている。
しかしながら、これらの高強度と高導電性をもったM合
金製溶接管の開発は未だ行なわれていないのが現状であ
る。
金製溶接管の開発は未だ行なわれていないのが現状であ
る。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、高強度
と高導電性を具備した光通信ファイバーケーシング用M
合金製溶接管を開発すべく研究を行なった結果、 Cu: 0.22〜0.30 %、 を含有し、残りがMと不可避不純物からなり、かつ不可
避不純物の総量が015%以下である組成(以上重量%
、以下含有量に関する係は重量%を示す)を有するM合
金の板材より製造した溶接管は、17.5 Kgf/−
以上の引張強さ、および61.0%(IAC8%、以下
単にチで略記する)以上の導電率を有し、したがって、
このM合金製溶接管をケーシングとして使用した光通信
ファイノく−ケーブルにおいては、前記ケーシングを通
しての送電が可能であるという知見を得たのである。
と高導電性を具備した光通信ファイバーケーシング用M
合金製溶接管を開発すべく研究を行なった結果、 Cu: 0.22〜0.30 %、 を含有し、残りがMと不可避不純物からなり、かつ不可
避不純物の総量が015%以下である組成(以上重量%
、以下含有量に関する係は重量%を示す)を有するM合
金の板材より製造した溶接管は、17.5 Kgf/−
以上の引張強さ、および61.0%(IAC8%、以下
単にチで略記する)以上の導電率を有し、したがって、
このM合金製溶接管をケーシングとして使用した光通信
ファイノく−ケーブルにおいては、前記ケーシングを通
しての送電が可能であるという知見を得たのである。
したがって、この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであって、 Cu:0.22−0.30チ、 を含有し、残りがMと不可避不純物からなり、かつ不可
避不純物の総量が0.1’5%以下である組成、並びに
17.5 KB/−以上の引張強さおよび61.0チ以
上の導電率を有する送電可能な光通信ファイバーケーシ
ング用M合金製溶接管に特徴を有するものである。
たものであって、 Cu:0.22−0.30チ、 を含有し、残りがMと不可避不純物からなり、かつ不可
避不純物の総量が0.1’5%以下である組成、並びに
17.5 KB/−以上の引張強さおよび61.0チ以
上の導電率を有する送電可能な光通信ファイバーケーシ
ング用M合金製溶接管に特徴を有するものである。
ついで、この発明のM合金製溶接管において、6u含有
量および不可避不純物の許容上限値を上記の通りに限定
した理由を説明する。
量および不可避不純物の許容上限値を上記の通りに限定
した理由を説明する。
(a) (!u含有量
Ou酸成分は、例えば溶湯直接圧延法などによる溶湯の
急冷凝固により素地に固溶し、その後の焼鈍処理などの
加熱時に不可避不純物として含有するFeおよびSlと
共に微細に分散析出し、もって導電性を損なうことなく
、強度全向上さぜる作用があるが、その含有量が0.2
2%未満では所望の高強度、ずなわち17.5 Kgf
/−以上の引張強さを確保することができず、一方0.
30%を越えて含有させると、高強度は得られるものの
、導電性が低下し、61.0%以上の導電率を確保する
ことが困難となり、さらに耐食性も低下するようになる
ことから、その含有量を0122〜030係と定めた。
急冷凝固により素地に固溶し、その後の焼鈍処理などの
加熱時に不可避不純物として含有するFeおよびSlと
共に微細に分散析出し、もって導電性を損なうことなく
、強度全向上さぜる作用があるが、その含有量が0.2
2%未満では所望の高強度、ずなわち17.5 Kgf
/−以上の引張強さを確保することができず、一方0.
30%を越えて含有させると、高強度は得られるものの
、導電性が低下し、61.0%以上の導電率を確保する
ことが困難となり、さらに耐食性も低下するようになる
ことから、その含有量を0122〜030係と定めた。
(b) 不可避不純物
不可避不純物の総量が0.15%=i越えると、例えば
溶湯直接圧延法などによる溶湯の急冷凝固によつYも不
可避不純物を完全に素地中に固溶させることができず、
この結果素地中に残存した不可° 避不純物が導電率
低下の原因として作用することから、610%以上の高
導電率を確保することが困難となるのであって、かかる
点から不可避不純物の許容上限値ft0.15%と定め
た。
溶湯直接圧延法などによる溶湯の急冷凝固によつYも不
可避不純物を完全に素地中に固溶させることができず、
この結果素地中に残存した不可° 避不純物が導電率
低下の原因として作用することから、610%以上の高
導電率を確保することが困難となるのであって、かかる
点から不可避不純物の許容上限値ft0.15%と定め
た。
また、特に不可避不純物のうち、T1は強い導電率阻害
元素として働くので、61.0%以上の高導電率を確保
するためには、0.003%を越えて含有させてはなら
ない。なお、従来、T1含有量を少なくすると鋳塊に割
れが発生するようになるという理由でo、oo5%以上
のT1を含有させていたが、前記のようにT1含有量e
o、003%以下と少なくしても、例えば溶湯直接圧延
法などによる急冷凝固手段を採用すれば鋳塊害すれ発生
を完全に阻止することができるのである。
元素として働くので、61.0%以上の高導電率を確保
するためには、0.003%を越えて含有させてはなら
ない。なお、従来、T1含有量を少なくすると鋳塊に割
れが発生するようになるという理由でo、oo5%以上
のT1を含有させていたが、前記のようにT1含有量e
o、003%以下と少なくしても、例えば溶湯直接圧延
法などによる急冷凝固手段を採用すれば鋳塊害すれ発生
を完全に阻止することができるのである。
つぎに、この発明のM合金製溶接管を実施例により具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例
それぞれ第1表に示される成分組成をもったM合金溶湯
を調製した後、溶湯直接圧延法を用い、溶湯温度:68
0〜710℃、鋳造速度、0.8〜1、4 m / m
m、の条件にて鋳造圧延して、幅:1160閣×厚さ:
5.5mmの寸法をもった板状M合金累月を形成し、つ
いで、前記素材に、熱間圧延を施すことなく、直接冷間
圧延を施して板厚:0.5mmの冷延板とし、引続いて
、この冷延板に、温度:210℃に4時間保持の条件で
焼鈍処理を施した後、TIG溶接法にて直径:10mm
φの管制とし、さらに冷間伸管を施して直径 5叫φと
することによって、本発明M合金製溶接管1〜3および
比較M谷金製溶接管1〜4をそれぞれ製造した3、この
結果得られた各M合金製溶接管の引張強さと導電率を測
定し、第1表に示した。
を調製した後、溶湯直接圧延法を用い、溶湯温度:68
0〜710℃、鋳造速度、0.8〜1、4 m / m
m、の条件にて鋳造圧延して、幅:1160閣×厚さ:
5.5mmの寸法をもった板状M合金累月を形成し、つ
いで、前記素材に、熱間圧延を施すことなく、直接冷間
圧延を施して板厚:0.5mmの冷延板とし、引続いて
、この冷延板に、温度:210℃に4時間保持の条件で
焼鈍処理を施した後、TIG溶接法にて直径:10mm
φの管制とし、さらに冷間伸管を施して直径 5叫φと
することによって、本発明M合金製溶接管1〜3および
比較M谷金製溶接管1〜4をそれぞれ製造した3、この
結果得られた各M合金製溶接管の引張強さと導電率を測
定し、第1表に示した。
第1表に示される結果から、本発明M合金製溶接管1〜
3は、いずれも17.5 xgf/−以上の引張強さお
よび61.0%以上の導電率を示すのに対して、Cu含
有量がこの発明の範囲から低い方に外れた比較M合金製
溶接管1は17.5 Kgf/−未満の引張強さしか示
さず、またCu含有量がこの発明の範囲から外れて高い
比較M合金製溶接管2、不可避不純物としてのTiの含
有量が0.003%’!r越えて高い比較M合金製溶接
管3、および不可避不純物の総量が0,15%を越えて
高い比較M合金製溶接管4は、いずれも61.0%未満
の導電率しか示さないことが明らかである。
3は、いずれも17.5 xgf/−以上の引張強さお
よび61.0%以上の導電率を示すのに対して、Cu含
有量がこの発明の範囲から低い方に外れた比較M合金製
溶接管1は17.5 Kgf/−未満の引張強さしか示
さず、またCu含有量がこの発明の範囲から外れて高い
比較M合金製溶接管2、不可避不純物としてのTiの含
有量が0.003%’!r越えて高い比較M合金製溶接
管3、および不可避不純物の総量が0,15%を越えて
高い比較M合金製溶接管4は、いずれも61.0%未満
の導電率しか示さないことが明らかである。
このようにCu含有量がこの発明の範囲から外れても、
また不可避不純物の総量が0.15%、T1の含有量が
0.003%をそれぞれ越えても、引張強さ: 17.
5 Kff/−以上の高強度と、導電率二61.0チ以
上の高導電性とを兼ね備えたM合金製溶接管金得ること
ができないのである。
また不可避不純物の総量が0.15%、T1の含有量が
0.003%をそれぞれ越えても、引張強さ: 17.
5 Kff/−以上の高強度と、導電率二61.0チ以
上の高導電性とを兼ね備えたM合金製溶接管金得ること
ができないのである。
上述のように、この9発明のM合金製溶接管は、引張強
さ: 17.5 Kpf/−以上の高強度と、導電率:
61.0%以上の高導電性とを有しているので、これを
光通信ファイバーケーブルのケーシングとして用いた場
合、このケーシングを通しての送電が可能となることか
ら、この光フアイバーケーブルは通信と送電の両機能を
具備するようになるのである。
さ: 17.5 Kpf/−以上の高強度と、導電率:
61.0%以上の高導電性とを有しているので、これを
光通信ファイバーケーブルのケーシングとして用いた場
合、このケーシングを通しての送電が可能となることか
ら、この光フアイバーケーブルは通信と送電の両機能を
具備するようになるのである。
Claims (1)
- Cu: 0.22〜0.30 %を含有し、残りがMと
不可避不純物からなり、かつ不可避不純物の総量が0.
15%以下である組成(以上重量%)、並びに17、5
Kyf/−以上の引張強さおよび61.0%(110
8%)以上の導電率を有することを特徴とする送電可能
な光通信ファイバーケーシング用M合金製溶接管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187883A JPS59217902A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 送電可能な光通信ファイバーケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187883A JPS59217902A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 送電可能な光通信ファイバーケーシング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217902A true JPS59217902A (ja) | 1984-12-08 |
JPH0439165B2 JPH0439165B2 (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=14038813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9187883A Granted JPS59217902A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 送電可能な光通信ファイバーケーシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217902A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01290739A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-22 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 光ファイバー複合架空地線用Al合金条の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107906A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-10-14 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP9187883A patent/JPS59217902A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107906A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-10-14 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01290739A (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-22 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 光ファイバー複合架空地線用Al合金条の製造方法 |
JPH0341544B2 (ja) * | 1988-05-17 | 1991-06-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439165B2 (ja) | 1992-06-26 |
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