JPS5921751A - 織機における停止段の防止方法 - Google Patents

織機における停止段の防止方法

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JPS5921751A
JPS5921751A JP12844582A JP12844582A JPS5921751A JP S5921751 A JPS5921751 A JP S5921751A JP 12844582 A JP12844582 A JP 12844582A JP 12844582 A JP12844582 A JP 12844582A JP S5921751 A JPS5921751 A JP S5921751A
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JP
Japan
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loom
weft
weaving
driven
beating
Prior art date
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Pending
Application number
JP12844582A
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English (en)
Inventor
八尾 貞次
柳楽 重雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 木’3?−明は織機における織物の停止)1段の防[上
方法に関するものである。
織(幾が停台し、次にスi1・転をli+’l始しブこ
1寺、その織前部分によと糸の密度ムラが生じ、織段が
発生する。この現象は一般に停止段あるいC」、tlr
、 W)段と呼ばれ、織物の欠点とされている、 この停止段シ」、織機の回転数、織物品(Φによって発
生の程度は異なるが、織機が停台すると必ず発生するも
ので、しかも紙中全体にわたるので欠点としでは大きい
ものである。
傾向としては織機像高速になるほど、織物品種では薄地
の織物はど顕著にあられれる。
従来、シャツトル織機のような20Orpm以下の低速
織機では発生の程度は軽く、その携\熾り進めるか1台
持工が巻取、送出を適当に操作し、織前位置を調節する
ことで対処されてきた。
しかし、織機の高速化が進み、とくに、最近、ウォータ
ー・ジェツト・ルームにより、6(]Orpm以−ヒで
タックやボンジーなどの薄地織物が大部(τ生産されろ
よう(てなり、この問題が改めてクローズ−アップされ
てき/こ。
この高速織機での停止段の防止方法としては、これ才で
筬す]ちのストロークを小さくするとともに泄が最前進
1.てよこ糸を1’J込むときの部面の角度を若干Al
l nnさする。さらに筬の支持をより強固にしン″ζ
す、簡の厚みを増−jなどの対策が採られてきた。これ
らの方法−1いずれも高速回転の場合の慣性力によるス
レインード、筬のたわみを小さくして、停止段を防止し
ようとしたもので、段の出方を、Vり軽くするという面
では効果的かも知れないが根本的な解決策ではない。
織機の筬打ち運動は低速、高速を問わず基本的にはクラ
ンク式によるものがほとんどで、クランクシャフト、コ
ネクテインク・ロッド、ロッキングシャフト、スレイソ
・−ド、筬により行われる。
すなわち、クランクシャフトの運動をコネクティングロ
ッドによりロッキングシャフトに伝え、ロッキングシャ
フトを軸とするスレイソードとその上部に保持された筬
に円弧運動全力える構造になっている。このような筬打
ちの機構は構造が簡単で運動が円滑に行われるというこ
とで高・速にも適し、現在はとんどの眸5(幾に用いら
れているが、反面、ロッキングシャフトを軸として円+
;I1.i運動を行うので高速になるほど慣性によるた
わみが大きくなり、このため高速はど停止段がより大き
くなるど考えられる。 本発明者ら1dウオーター・ジ
ェットルーム(回転数62Orpm)でポリエステルタ
フタを製織し、(経糸50d−18f、緯糸75d−3
6f、経密度103本4.緯密度78本/llt )停
止段の状態を観察した。その結果、よこ糸の密p(ムラ
の状態は、第1図に示すようなものであった。第1図に
ついて説明するとオす、運転中の織機を故意に停止した
ところよこ糸aを打込んだ状態で停台ト a した。次いで1pちに織機を起動し、よこ糸M、d・・
・と織成(7たところ第1図のような密If l、うを
生じた。すなわちよこ糸atでは正常であるがよこ糸a
 = b〜Cの間は密度が粗く薄膜、次いでよト と糸回以降の数本は密となり埋没、そのあと順次正常密
IWにもどるというパターンであった。
この結果から高速織機における停止段の原因は次のよう
に推察される。
織機でのよこ糸打込みは筬打ち運動の慣性力とよこ糸打
込み時の反力のバランスで行われる。ところが織機の回
転が高速になると慣性力が弾くなり、一方、織物が薄地
すなわちカバーファクターが小さいと反力が小さく、は
とんど慣性力のみによって打込壕れることになる。前述
のように織機の筬打ち運動の機構から慣性によるたわみ
が生じ、高速になるとそれがより大き〜くなる。そのた
め定常の運転状態ではよと糸はそのたわみ量だけ前方に
打込まれて織前を形成することになる。ところが織機が
停台し、次いで始動された場合、起動の負荷により、す
ぐKは正規の回転数にならず、とくに最初の1〜2回転
は筬打ちの慣性力が弱く、よこ糸は定常の織前位置まで
打込まれず密度が粗くなる。次いで、すぐ正規の回転数
Kiるのでよと糸は定常の織前位゛圓まで打込まれるよ
うになり第1図のような薄膜→埋没からなる停止段が発
生すると考えちれる。
本発明はこの織機の停止段を根本的に解決する方法を提
案するものである。
周知のように織機は次の各装置から構成されている。
O開口装置 0よこ入れ装置 0筬打ち装置O送出装置
 0巻取装置 0その他耳糾装置、糸端処理装置(ジェットルームの場
合) 本発明は停台した織機を再び起動させる時、少なくとも
筬打ち装置は直ちに駆動させるが、よこ入れ装置、送出
装置および巻取装置は前記筬打ち装置が少なくとも2回
転した後、駆動させることを特徴とする停止段の防止方
法である。
次に本発明の構成要件と効果について説明する。
停台していた織機を始動する時、織機を構成する各装置
のうち、筬打ち装置は直ちに駆動させるが、よこ入れ、
送出、巻取の3つの装@けすぐには駆動させないという
ことは、織前位置はその件5にして空打ちするというこ
とであるっ始φb後の1〜2回転は負荷が大きいため、
正規1の回転まで速度は上らない。この状態では正規の
運転状態の場合より)′l(打ち運動の慣性力が弱いた
め、この時によこ入れを行い、送出、巻取を駆動させる
と始動前の織前位置1でよこ糸が打込捷れず薄膜とな9
、次いで筬打ちの慣性力が大きくなると)9段となり第
1図のような密度ムラが発生する。
これに対し、本発明の方法による店、筬打ちの慣性力の
−弱い始′tdJ直後は織前位置を市1jかさすに空打
ちを行ない、その後、よこ入t]、送出、巻取装置を駆
動させて、正規の織成状態に入るので停止段を完全に防
止することができる。
こ\で、よこ入れ、送出、巻取の3つの装置の駆動を何
回転遅らせるかKついては5織前位置を動かさずに空打
ちしているので、織機の回転が正規の回転数に−Fつで
からということでよいが、第1図の停止段の密度ムラの
状態から、織機が少なくとも2回転した後でよい。たy
し、この点については織成する織物の組織とも関連する
。例えば平織なら2回転寸たけその倍数、2/1ツイル
なら3回[4たけその倍数となる。
なお、前述したように織機は筬打ぢ、よこ入れ、送出、
巻取の各装置の他、開口装置その他補助装置で構成され
ている。しかし、開口装置、補助装置は本発明の停止段
の防止方法とは関連はなく、とくに駆動を遅らせる必要
もないので、始動と同時に動かすことが好ましい。
本発明の実施については織機の種類により駆動系統が異
なるので、それぞれに適した方法でよいが、ウォーター
ジェットルームで実施する場合の一例を第2図、第3図
に示す。第2図は駆動系統図である。メインシャフトす
なわちクランクシャフト1はモーター2、モータープー
リー3、メインプーリー4により所定の回転数で回転す
る。
筬打ち運動はクランクシャフト1の回転により行われる
。さらに各装置への伝達は第2図のようにクランクシャ
フト1からギヤー、プーリーで行われ、開口を# 1斤
はシャフト5.5′、耳、糸11装置はシャフト6.6
′、よこ先糸端処理装置はシャフト7゜水噴射装置はポ
ンプカム8、よこ糸測長装置はシャフト9、巻取装置は
シャフト1()、送出装置はシャフト11から各々の装
置へ運動が伝わるようになっている。こ\でクランクシ
ャフト1に電磁クラッチ12 を装着し、織機が停台し
た時クラッチがはずれ、よこ糸測長装置、巻取装置、送
出装置への伝導は−Hカットされるようになっている、
第3図において13は回転を検知するセンサー、14V
iカウンター、15はカウンター出力接点、12は電磁
クラッチである。停止していた織機を再起動する時、捷
ず押ボタンスイッチ16を押すとマグネットスイッチ1
77′J確りき、モーターがFvY動する。
第2図の駆動系統よりモーター、駆動とともに筬打ち、
開口、耳組、よこ先糸端処理、水噴射の各装置は始動す
るが、よζ糸測長装置、巻取装置、送出装置し1]−ぐ
には起動しない。すなわちよこ入11が行われず、織前
位置は静置した才\空打ちすることになる。
ここでクランクシャフト1又はメインフーリー4にセン
サー13、カウンター14を近接し、クランクシャフト
1又に1メイングーリー4が特定のn回(少なくとも2
回以上)回転した時、出力イキ号を出し、カウンター出
力接点15が働き、同時に霜、磁クラッチ12が入るよ
うにする。
電磁クラッチ12の作動により、よこ糸測長装置、巻取
装置、送出装置が駆動し、始めて織機を構成するすべて
の装置が駆…bするようになる。
以」二のように織機が停台して再起動した時、停台前と
同じ慣性力でよこ糸を打込むことができるので停止段を
完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図d、従来発牛していたよこ糸の密mムラの状態を
示す図、第2図および第3図tr、t、ウォータージェ
ットルームで実施する場合の駆動系統図である。 特許出願人 東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 停台した織機を再び始動させる時、少なくとも筬打ち装
    置は直ちに、駆動させるが、よこ入れ装置、送出装置お
    よび巻取装置は、前記筬拐ち装置が少なくとも2回転し
    たのち、駆動させるこ七を特徴とする織機における停止
    段の防止方法。
JP12844582A 1982-07-22 1982-07-22 織機における停止段の防止方法 Pending JPS5921751A (ja)

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