JPS5921744Y2 - 垂直全回転かまの内かま - Google Patents

垂直全回転かまの内かま

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Publication number
JPS5921744Y2
JPS5921744Y2 JP7981380U JP7981380U JPS5921744Y2 JP S5921744 Y2 JPS5921744 Y2 JP S5921744Y2 JP 7981380 U JP7981380 U JP 7981380U JP 7981380 U JP7981380 U JP 7981380U JP S5921744 Y2 JPS5921744 Y2 JP S5921744Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
tip
guide wall
hook
thread
Prior art date
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Expired
Application number
JP7981380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS575166U (ja
Inventor
一清 白神
善悟 佃
Original Assignee
株式会社廣瀬製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社廣瀬製作所 filed Critical 株式会社廣瀬製作所
Priority to JP7981380U priority Critical patent/JPS5921744Y2/ja
Publication of JPS575166U publication Critical patent/JPS575166U/ja
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Publication of JPS5921744Y2 publication Critical patent/JPS5921744Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、垂直全回転かまの内かまに関し、もつと詳し
くは、内かまに形成された針落壁付近の構造に関する。
第1図は先行技術の簡略化した縦断面図である。
垂直全回転かまの内かま1の針落穴2には、上糸3が通
された針4が最下点まで降下し、更にミシン上軸の回転
のすすむに従って、針4は上昇過程に入る。
この上昇過程において、針4と外かま17の剣先16が
一致し、針4よりも第1図の左側に出来た糸輪3aを外
かま17の剣先16が捕捉し、縫い目が形成されること
になる。
第1図において、参照符号5は針板であり、参照符6は
布などの縫製されるべきシート体である。
このような先行技術では、針4の第1図における右側面
と針落壁7との間に間隔dが存在している。
そのため、この間隔dにおいて、もう一つの糸輪3bが
形成される。
この糸輪3bは特にテトロン、絹糸等の細番手のしなや
かな糸の場合は縫製時に針4よりも第1図の左側に回り
込んで剣先16によって糸輪3aとともに、糸輪3bが
捕捉されてしまうことがある。
そのため糸切れを生じている。この問題を解決する先行
技術では、たとえば実公昭49−17547に示される
ように、内かまの針落壁に、針4の位置よりも外かまの
回転方向の前方(すなわち下流側)に上糸案内壁を設け
、この上糸案内壁は針よりも針落穴内方に(すなわち内
かまの底側に)延び、最上位置にある剣先よりも下方に
あり、鉛直面内で矩形状に形成される。
このような先行技術によれば、上糸案内壁が針4の位置
よりも外かまの回転方向の前方にあるので、剣先は針の
位置を過ぎてから上糸案内壁に達することになる。
したがって剣先は上糸の糸輪3bを誤って捕捉しやすい
この上糸案内壁は、最上位置にある剣先よりも下方にあ
る。
したがって糸輪3bを充分に小さくすることができない
しかも上糸案内壁は、鉛直面内で矩形であり、したかっ
て上糸が損傷しやすい。
したがって本考案の主な目的は、糸切れを防いで縫性能
を向上した垂直全回転かまの内かまを提供することであ
る。
第3図は本考案の一実施例の垂直全回転かまの平面図で
あり、第4図は第3図の切断面線■■−■■から見た一
部を切欠いた断面図である。
第1図および第2図の対応する部分には同一の参照符を
付す。
外かま17は回転方向10に回転駆動される。このとき
内かま1に形成された凹所11にはミシンの機枠に固定
されたかま止め12が嵌合し、これによって内かま1の
回転が阻止される。
本考案によれば、内かま1の針落壁7に針4の位置より
も外かま17の回転方向10の後方(第3図の左方)で
針落穴2の内方に向けて上糸案内壁15が形成される。
この上糸案内壁15は針4と剣先16とに接続しないよ
うに位置決めされる。
すなわち、この上糸案内壁15の先端15aと針落壁7
との間隔11は、外かま17が回転しているとき、剣先
16に接触しない値に選ばれる。
また針4と上糸案内壁15との間隔12は、直線縫いお
よびジグザグ縫などにおいて針4が上糸案内壁15に接
触しない値に選ばれる。
このような上糸案内壁15は、針落壁7に固着された突
片によって形成されてもよく、また内かま1に一体的鋳
造ないし切削加工によって形成されてもよい。
上糸案内壁15の先端15aは、針落穴2の内方側(第
4図の左方)における針4の周面4aと、第4図の左右
方向に(すなわち内かま1の左右に延びる軸線に沿って
)はぼ同一位置にある。
しかもこの先端15 aは、第4図のように最上位置に
ある剣先16とほぼ同一の上下位置まで延びる。
上糸案内壁15の面15 bは、下方から上方に向って
針落穴2の内方(第4図の左方)に傾斜して延びる。
第5図を参照して、外かま17が回転方向10に回転し
ているとき、針4と針落壁7との間に形成された不所望
な上糸3の糸輪3bは、上糸案内壁15によって剣先1
6側(第3図の下方、第4図の左方、第5図の手前側)
に突出することが防がれる。
そのため剣先16は糸輪3bを確実に捕捉することがで
きるようになる。
以上のように本考案によれば、内かまの針落壁に上糸案
内壁を形成して、針落壁側の上糸の不所望な糸輪が剣先
によって捕捉されないようにしたので、針落壁とは反対
側の糸輪を剣先が確実に捕捉することができるようにな
り、これによって縫性能が向上するとともに、上糸が切
れることが防がれる。
特に本考案では、上糸案内壁15は、針4の位置よりも
外かま17の回転方向10の後方(第3図の左方)で、
針落壁7から針落穴2の内方に向けて突設される。
したがって糸輪3bが針4よりも回転方向10の後方で
剣先16に捕捉されることが確実に防がれる。
前述の実公昭49−17547などは、糸輪3bが回転
方向10の後方で大きくひろがるおそれがあり、剣先1
6が糸輪3aを捕捉するよりも先に、糸輪3bを捕捉し
てしまい、糸切れを生じていた。
本考案は、この問題を解決する。上糸案内壁15の先端
15 aは、針落穴2の内方側における針4の周面4a
と、内かま1の軸線に沿ってほぼ同一位置にあり、しか
も最上位置にある剣先16とほぼ同一位置まで上下に延
びている。
したがって糸輪3bが剣先16側に大きくひろがること
が確実に防がれる。
上糸案内壁15は、下方から上方に向って針落穴2の内
方に傾斜して延びる面15bを有している。
したがって糸輪3bが円滑に上糸案内壁15に案内され
ることかで゛き、引っ掛かることがなく、上糸3の損傷
が防がれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の一部切欠き断面図、第2図はその先
行技術の外かま17を含む一部切欠き正面図、第3図は
本考案の一実施例の平面図、第4図は第3図の切断面線
IV−IVから見た一部を切欠いた断面図、第5図は本
考案の一実施例の一部切欠き正面図である。 1・・・・・・内かま、2・・・・・・針落穴、4・・
・・・・針、7・・・・・・針落壁、15・・・・・・
上糸案内壁、17・・・・・・外かよ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内かま1の針落壁7に、針4の位置よりも外かま17の
    回転方向10の後方で針落穴2の内方に向けて針4と剣
    先16とに接触しないようにして上糸案内壁15を突設
    し、上糸案内壁15の先端15aは、針落穴2の内方側
    における針4の周面4aと内かま1の軸線に沿ってほぼ
    同一位置で、かつ最上位置にある剣先とほぼ同一位置ま
    で上下に延び、上糸案内壁15は下方から上方に向って
    針落穴2の内方に傾斜して延びる面15 bを有してい
    ることを特徴とする垂直全回転かまの内かよ。
JP7981380U 1980-06-06 1980-06-06 垂直全回転かまの内かま Expired JPS5921744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7981380U JPS5921744Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 垂直全回転かまの内かま

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7981380U JPS5921744Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 垂直全回転かまの内かま

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS575166U JPS575166U (ja) 1982-01-11
JPS5921744Y2 true JPS5921744Y2 (ja) 1984-06-27

Family

ID=29442278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7981380U Expired JPS5921744Y2 (ja) 1980-06-06 1980-06-06 垂直全回転かまの内かま

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5921744Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602483U (ja) * 1983-06-15 1985-01-10 大峰 三四郎 垂直全回転かま

Also Published As

Publication number Publication date
JPS575166U (ja) 1982-01-11

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