JPS5921598B2 - 抗生物質 - Google Patents

抗生物質

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JPS5921598B2
JPS5921598B2 JP51022735A JP2273576A JPS5921598B2 JP S5921598 B2 JPS5921598 B2 JP S5921598B2 JP 51022735 A JP51022735 A JP 51022735A JP 2273576 A JP2273576 A JP 2273576A JP S5921598 B2 JPS5921598 B2 JP S5921598B2
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デイートマル・シエフアー
デルフ・シユミツト
ビルフリート・カウフマン
ベルナー・フロマー
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S435/8215Microorganisms
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な抗生物質BAYG7299、アクチノ
プラナセエ種(ActinOplanaceaestr
ains)からのその微生物学的製造方法、及び製剤と
して、特に人間における抗菌剤及び獣薬としてならびに
動物における生長促進剤及び養分吸収増加剤としてのそ
の用途に関する。
微生物起源の多くの抗生物質が抗菌作用を有することは
すでに開示されている。
これらの抗生物質のいくつかは、完全に満足しうる作用
範囲を有さない。それらはしばしば更に不利点も有する
。β−ラクタム抗生物質はしばしばペニシリナーゼによ
つて不活性化される。多くの場合、クロラムフエニコー
ル、テトラサイクリン及びストレプトマイシンはかなり
望ましくない副作用を示す〔参照、ウオルタ一・ハイル
マイヤ一(WalterHellmeyer)、Ant
ibiOtilcaFibellジヨージ・シータ出版
社(GeOrgThiemeVerlaglStutt
?Rt)、第3版、1969年、248、278〜28
0及び311〜319頁〕。今回、炭素、窒素及び鉱物
基質の同化性源を含有する培養媒体中、好気性条件下に
アクチノプネス種(ActinOplanesstra
in)SE73又はSE73/Bを個々に又は一緒に培
養した時、新規な抗生物質が得られることが見出された
これらの条件下に生成する抗生物質の1つはλ267n
mに顕著な吸収を示すUスペクトルを有し、本出願と同
一日付けの出願(1)に記載されている。これと対比し
て本発明の抗生物質はλ−307nmに顕著な吸収を示
すUVスペクトルを有する。本発明による抗生物質は次
の化学的及び物理的性質が特色である:即ちこの抗生物
質は、(a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず,
(b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノール
中に抗生物質1重量%を含有する溶液において0青−一
6.6質の比旋光度を有し;(ψ UVスペクトルにお
いてλ=307nmに最大吸収を示し;(e)クロロホ
ルム、アセトン、酢酸エチル、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール及
びエタノールに容易に溶解し且つ水、ジエチルエーテル
、石油エーテル及びシクロヘキサンに殆んど溶解せず;
(f)メトキシ基を含有し;及び(g) 80℃、10
重量%硫酸での加水分解時に還元糖を遊離する;もので
ある。
本発明者が製造した抗生物質の試料は、元素分析に基づ
いて計算したときすべて次の実験式を有する:C6,H
,6O34(1468)に対する分析計算値:C56.
4OH6.54O37.O54OCH37.8 分析値(イ):C56.l9H6.54O37.25O
CH37.9(イ)高真空、100℃で4日間乾燥後。
そのような大分子の場合、元素分析における誤差範囲(
それぞれに対して±1%)のために正確な実験式を計算
することができない点をここに指摘しなければならない
〔R.B.ウッドワード(WOOdward)、Ang
ew.Chem.主旦、50〜51(1957)〕。
それ故に示した実験式はある誤差を含みうる。本発明者
が製造した抗生物質試料の典型的なU、IR及びNMR
スペクトルの詳細をそれぞれ図面第1〜4図に示し、以
下に記述する。
紫外線吸収スペクトル:抗生物質のUVスペクトルを第
1図に示す(横軸:Nm単位の波長及び縦軸:吸光度)
:λNlax=307nm(濃度一メタノール中0.0
106%)〔E1%/CrfL〕307nm=351I
R吸収スペクトル: 抗生物質のIR吸収スペクトルを第2図に示す(横軸:
Cfll−1単位の波数及び縦軸:吸光度)。
抗生物質をKBr錠剤に成形する場合、それは次の波長
(CTfL−1)に吸収帯を示す:Ppm及びHz単位
で示す1H核磁気共鳴スベクトルを第3図に示す:13
C核磁気共鳴スペクトル(第4図)。
13C核磁気共鳴スペクトルは、Ppm及びHz単位で
示したとき、次の相対強度のZ乞Dレを示す:上述の如
く、抗生物質はクロロホルム、アセトン、酢酸エチル、
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド及び低級アルコール、例えばメタノール及びエ
タノールに容易に溶解するが、水、ジエチルエーテル、
石油エーテル及びシクロヘキサンに難溶である。
本発明者が製造した抗生物質の試料に共通な更なる化学
的及び物理的性質は次の通りである:融点:基質は約1
42℃より僅かに高温で分解しはじめ、177℃以上で
急速に分解する。
約5℃/分の加熱速度において、溶融状態は196〜2
05℃の範囲で観察できる。分子量の決定: 抗生物質のクロロホルム溶液を用い、蒸気圧浸透圧法で
決定した分子量は次の値を示した:1570(濃度=2
.10%)及び1630(濃度(※)試薬は通常の教示
に従つて調製〔参照、E.シユタール(Stalll)
、 DUnnschieht−ChrOmatOgraph
iel第2版、シユプリンガ一出版社(Springe
rVerlag..BerlinlHeidelber
g.NewYOrk(1967)〕o第2表は、本発明
による抗生物質及びエリスロマイシンのRF値を、種々
の展開剤、中性シリカゲル板〔タルク社(Messer
s.Merck)製〕に関して比較した。
第3図に示した220MHzf)1H核磁気共鳴スペク
トルは、米国バリアンアソシエーツ社(ArianAs
sOciatesCO.、CalifOrnia)製H
R−SCスペクトロメータ一を用い且つ内部標準として
テトラメチルシラン及び抗生物質の重水素化クロロホル
ム溶液を用いて記録した。
13C核磁気共鳴スベクトル(第4図)は、バリアン社
製の25.2MHzのXL−100スペクトロメータ一
及び上記と同一の溶液を用い、プロトンのノイズをデカ
ップルすることによつて測定した。
IR吸収帯の強度は、S.m及びwとして表記した。
s吸収帯はスペクトル中の最強吸収帯の強度の少くとも
2/3を有し、m吸収帯は最強吸収帯の1/3〜2/3
の強度を有し、及びw吸収帯は最強吸収帯の1/3以下
の強度を有する。これらの評価は透過の百分率に基づく
ものである。驚くことに、本発明による抗生物質は上述
のアクチノプラネス種によつて製造され、培養媒体から
通常の方法に従つて良好な収量で単離できる。更に本発
明による抗生物質が、公知の抗生物質の上述の不利点を
示すことなしに、グラム陰性病原菌に対してでさえ強力
な抗微生物、特に抗バクテリア活性を示すことも驚くべ
きことである。驚くことに、本新規な抗生物質は、動物
の生長を促進し及び養分の吸収を改良する性質も有する
。それ故、本発明は医薬及び技術の豊富化を意味する。
新規なアクチノプラネヌ種SE73及びSE73/Bは
、本発明の方法に使用することができる。
本方法で使用しうる種、即ちアクチノプラネス種SE−
73及びSE−73/Bは、分裂菌類綱(SchizO
mycetes)、アクチノミセタレス目(Actin
Omycetales)、アクチノプラナセエ科(Ac
tinOplanaceae)かつアクチノプラネス属
に属する。
SE−73種は土壌から分離された。SE一73/B種
はSE−73種の自然変異種として得られた。SE−7
3及びSE−73/B種は次の特性を有する:菌糸体は
巾が0.3〜1.3μであり、分枝している。
胞子のうは不規則な形で、晋通外観が球形であるが、凸
形表面を有し、直径が5〜18μである。胞子は、球形
ないしだ円形であり、鞭毛を有し、迅速に移動し、0.
7〜1.3μの直径を有する。これらは胞子のう中に曲
がつた回旋状鎖で配列されている。種々の培養媒体にお
ける培養特性(20〜30℃の生長温度で14日後に観
察)は、下表から知ることができる。
更に、他の培養培体における培養特性を次の表から知る
ことができる。
(G一生育状況、SURF=コロニーの表面の色、BA
SE−コロニーの裏面の色、p=可溶性色素の生成、S
P=胞子のうの生成)シユクロース・硝酸塩・寒天培地 ノ SE−73/B種は、本発明による抗生物質をより多量
に生成するという点でSE−73種と異なる。
本発明による方法は、固体、半固体又は液体培養媒体の
助けをかりて行なうことができる。
好ましくは、水性液体培養媒体が用いられる。培養媒体
の接種は、一般的な通常の方法に従い、例えば小斜面培
養管及びフラスコ培養基によつて行なわれる。
培養は好気性条件下に進行し、一般的に通常の方法に従
い、例えば通気培養及び深部培養又は振とうフラスコ中
での振とう培養によつて行ないうる。
培養は、好ましくは通気発酵槽、例えば深部培養発酵タ
ンク中における好気性的深部培養法(Submerse
dmethOd)によつて行なわれる。培養は連続式又
は不連続式で行なうことができる。好ましくは不連続法
が用いられる。培養はアクチノミセタレス目の微生物の
培養に用いることが知られているすべての培養媒体中で
行ないうる。
培養媒体は同化性の炭素及び窒素並びに鉱物塩の1種又
はそれ以上の源を含有しなければならない。これらの生
成物は限定された個々の成分の形で又は更に複雑な混合
物、例えば特に種々の起源の生物による生成物の形で存
在することができる。炭素源としては、すべての通常の
炭素源が使用できる。言及しうる例は、殿粉、糖みつ、
乳漿粉、デキストリン及び糖類、例えば蔗糖、マルトー
ス、グルコース及びラクトース、ならびにソルビトール
及びグリセロールである。なお、その他の炭素源につい
ての同化性(プリドハム・ゴトリーブ寒天培地上)は下
記のようである:窒素源としては、すべての通常の有機
及び無機窒素源が使用できる。言及しうる例は、大豆粉
、綿実粉、レンズ豆粉、えんどう豆粉、可溶性及び不溶
性植物蛋白、とうもろこし浸漬液、イースト抽出物、ペ
プトン及び肉抽出物並びにアンモニウム塩及び硝酸塩、
例えばNH4Cl.(NH4)2S04、NaNO3及
びKNO3である。
培養媒体に含まれねばならない鉱物塩は、例えば次のイ
オンを供給する:Mg+、Na+、K+、Ca丑、NH
4+、Cl−、SO4−ー、PO4−ー一及びNO3一
並びに通常の痕跡元素のイオン、例えばCu,.Fe,
.Mn,.MO,.Zn..CO及びNiO使用する炭
素もしくは窒素源又は水がこれらの塩及び痕跡元素を適
当な程度に含有しない場合には、これを培養媒体に補給
することが適当である。培養媒体の組成は広範囲に変え
ることができる。培養媒体の性質及び組成は、一般に各
々の場合に特に有利に存在する成分に依存する。本方法
を行なう場合、アクチノプラネス種の培養開始時に栄養
溶液の可溶性成分を比較的小濃度だけで使用し、次いで
培養の最初の3日間に亘りこれらの成分を、滅菌された
比較的濃厚溶液の形で一部ずつ且つ比較的多数回の添加
により培養バッチに供給することが有利である。
生長培養物のPH値は、好ましくは約6〜約8、特に6
.5〜7.5に保つべきである。有機又は無機塩基、好
ましくはCacO3の添加により、PHが酸性範囲にあ
まり低下しすぎるのを避けることができる。発酵技術に
おいて、通常のように、PHは滅菌された有機又は無機
酸、例えばH2SOぃ或いは滅菌されたアルカリ溶液、
例えばNaOHを培養溶液中にある間隔で注入すること
により自動的に調節することもできる。微生物を酸素及
び栄養基質と十分に接触させることを保証するのが適当
である。
これは通常の方法、例えば振とう及び攪拌により行なう
ことができる。培養温度は約20〜約40℃、好ましく
は25〜35℃であつてもよく、好適には約28℃であ
る。
培養期間は広く変えることができ、例えば培養媒体の組
成及び培養温度がこれを左右する。特別な場合の最適条
件は、微生物学分野の同業者には容易に決定することが
できる。上記の他の生理的性質は下記のようである:ゼ
ラチンの液化(グルコース・ペプトン・ゼラチン培地上
)培養物中に蓄積する抗生物質の量は、一般に培養開始
から約2〜12、普通5〜8日でその最高値に達するこ
とが見出された。
微生物学的方法に一般的であるように、培養媒体の異種
体による汚染は避けねばならない。
この目的のために、通常の手段、培養媒体の、培養容器
の及び通気のための空気の滅菌が行なわれる。例えば装
置の滅菌に対しては、水蒸気滅菌及び乾熱滅菌を使用し
うる。培養中に泡が望ましからぬ量で生成する場合、通
常の化学的消泡剤、例えば液体油脂、水中油乳液、パラ
フイン、高級アルコール、例えばオクトデカノール、シ
リコーン油、ポリオキシエチレン化合物及びポリオキシ
プロピレン化合物が添加できる。
泡は通常の機械的方法(例えば遠心力)によつても抑制
できる。本発明による抗生物質は、一般的に通常の物理
−化学的方法により菌糸体から及び/又は培養媒体から
単離することができる。
それは例えば通常の抽出法;沈殿法及び/又はクロマト
グラフイ一法に従つて単離しうる。単離された抗生物質
はまた上述の方法で高度に精製できる。しかしながら多
くの場合、存在しうる不純物は抗生物質の活性に悪影響
を及ぼさないから、高度の精製は必要ない。すべての単
離及び精製操作では、7.0又はそれ以上、好ましくは
7.0〜9.0のPH値を保つように注意しなければな
らない。PH値を増加させるためには、無機及び有機塩
基、例えばアンモニア、アルカリ金属水酸化物及びアル
カリ土類金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩及び炭酸水
素塩、及びアルカリ土類金属炭酸塩及び炭酸水素酸塩、
例えば、KOH,.NaOH.Na2CO3、NaHC
O3、CacO3、トリアルキルアミン、例えばトリエ
チルアミン、モルフオリン及びピリジンを用いることが
可能である。上述の単離及び精製法に際し、本発明によ
る抗生物質が最高濃度又は純度で存在する画分を決定す
るためには、通常の物理一化学法、例えば307nmf
)U吸収もしくはRF値の測定、又は好ましくは抗微生
物活性の測定を用いることができる。本例の場合、通常
のプレート試験(Platetest)〔参照、例えば
P.クライン(Klein)、BakteriOlOg
ischeGrundlagenderChemOth
erapeutischenLabOratOriUm
spraxislスプリンガ一出版社(Springc
rVerlag,.G6ttingen)、1957年
、86頁以降〕による大腸菌(例えばEscheric
hiacOllATCC9、6、3及び7)に対しての
活性調査が特に有利である。
本発明による抗生物質の単離及び精製は、例えば液体水
性培養媒体を用いる場合次のように行なうことができる
:菌糸体を含む培養物に水と混和する有機溶媒を添加し
、十分混合し、これによつて活性化合物を菌糸体から抽
出し且つ他方では多くの場合培養物が清澄化される。
使用しうる溶媒の例は、低級アルキル(C1〜C4)ア
ルコール、例えばメタノール、エタノール、n一及びi
−プロパノール又はt−ブタノール、ジメチルホルムア
ミド、テトラヒドロフラン及び好適にはアセトンである
溶媒の量は広範囲に変えることができる。好ましくは培
養物とほぼ同量で添加される。次いで未溶解成分(菌糸
体、沈殿蛋白など)を沢過、遠心分離、沈殿などによつ
て分離する。水性一有機溶液は、適当には例えば用いた
培養媒体の凡その容量まで真空下に濃縮される。
必要ならば、塩基(前述)、好ましくはNaOHを用い
てPH値を7.0以上、例えば9.0に調節する。
このようにして得られる溶液を以下゛溶液1゛とする。
本発明による抗生物質は、通常の抽出法、沈殿法及び/
又はクロマトグラフイ一法により単離及び必要ならば精
製できる。
クロマトグラフイ一は、カラムクロマトグラフイ一又は
調製用薄層クロマトグラフイ一の形で行ないうる。使用
しうる吸着剤は、すべての通常(非酸性)の無機又は有
機吸着剤、例えば酸化アルミニウム、シリカゲル、珪酸
マグネシウム、活性炭、セルロース、セルロース誘導体
、合成樹脂、例えばポリアミド、ポリアミド誘導体など
、例えばアセチル化ポリアミド、又はデキストランゲル
である。調製用薄層クロマトグラフイ一に使用しうる展
開剤は、本発明による抗生物質が溶解する非常に多種の
溶媒又は溶媒混合物である。クロロホルム及びメタノー
ル(例えば9:1容量部)の混合物は好適に用いられる
。本発明による抗生物質が溶解する溶媒及び溶媒混合物
は、カラムクロマトグラフイ一の展開剤としても使用し
うる。四塩化炭素、塩化メチレン及び好ましくはクロロ
ホルムを例示する。適当ならばクロマトグラフイ一法及
び沈殿法と組合せての抽出法は、本発明による抗生物質
の単離に好ましく用いられる。
抽出工程を行なう場合、本発明による抗生物質が水性又
は有機相に存在するかに依存して、抗生物質がそれぞれ
殆んど溶解しない又は容易に溶解するように抽出剤を選
択するという点に留意しなけれはならない。抽出法は例
えば次のように行なうことができる:通常の方法(振と
う、向流法など)に従つて水に混和しない有機溶媒を用
いで溶液1゛を抽出する。
溶媒としては、通常の抽出剤、例えばエステル、例えば
酢酸エチル及び酢酸ブチル、高級アルコール、例えばn
−アミルアルコールの如きアミルアルコール、水と混和
しないケトン、例えばメチルイソブチルケトン、及び塩
素化低級炭化水素、例えばクロロホルム、塩化メチレン
及び四塩化炭素を使用しうる。好ましくは酢酸エチル及
び酢酸ブチル、特に酢酸エチルが用いられる。酢酸エチ
ル(及び/又は酢酸ブチル)を゛溶液1”の抽出に用い
る場合、本発明による抗生物質は有機相に存在するから
水性相をすてる。次いで例えば元の容量の約1/10〜
1/30まで有機相を濃縮する。
続いて通常の方法に従い、本発明の抗生物質が殆んど溶
解しない有機沈殿剤(溶媒)、例えばジエチルエーテル
又は飽和の直鎖もしくは分岐鎖もしくは環式炭化水素、
例えば石油エーテル、n−ヘキサンもしくはシクロヘキ
サンを添加することにより本発明による抗生物質を沈殿
させる。粗抗生物質は、液一液分配〔例えばグレーグ(
Craig)法)により、又は所望に従い通常のクロマ
トグラフイ一法(カラムクロマトグラフイ一又は調製用
薄層クロマトグラフイ一)により高度に精製できる。
使用しうる吸着剤は、すでに記述したように、通常の非
酸性無機及び有機吸着剤、例えば酸化アルミニウム、シ
リカゲル、珪酸マグネシウム、活性炭、セルロース、セ
ルロース誘導体、合成樹脂、例えばポリアミド及びポリ
アミド誘導体、アセチル化ポリアミド、デキストランゲ
ル、イオン交換樹脂である。酢酸エチル及び酢酸ブチル
のいずれでもなく、他の溶媒、例えばCCl4を“溶液
1”の抽出に用いる場合、本発明による抗生物質は有機
相に存在(BaarnlNethertand)FER
M−P=工業技術院微生物工業技術研究所日本国。
本発明は、本発明の化合物を活性成分として固体もしく
は液化ガス稀釈剤と混合して又は表面活性剤の存在する
以外分子量200以下(好ましくは350以下の溶媒以
外の液体稀釈剤と混合して含有することを特徴とする医
薬組成物を与える。
更に本発明は、本発明の化合物を活性成分として殺菌又
は等張圧水溶液の形で含有することを特徴とする医薬組
成物を与える。更に本発明は、本発明の化合物を単独で
又は稀釈剤と混合して含有することを特徴とする服用単
位形の製剤を与える。
更に本発明は、本発明の化合物を単独で又は稀釈剤と混
合して含有することを特徴とする錠剤(甘味入り錠剤及
び顆粒剤を含む)、糖衣錠、カプセル、丸薬、アンプル
又は坐薬形の製剤を与える。
ここに“製剤1とは、薬の投与に適当な物理的に区別し
うる個別の部分を意味する。
1服用単位形の製剤1とは、本発明の化合物の1日の投
与量又はその分割(4回まで)もしくは準分割(40回
以下)の投与量を含有する薬剤の投与に適当な物理的に
区別しうる個別の部分を意味する。
製剤が1日の投与量又は例えばその1/2、1/3もし
くは1/4量を含有するかどうかは、製剤を1日当り1
回で又は例えば2、3もしくは4回で投与するかに関係
するであろう。本発明による医薬組成物は、例えば軟こ
う、ゲル、ペースト、クリーム、噴霧剤(エーロゾルを
含む)、ローシヨン、懸濁液剤、液剤及び乳剤の形で活
性成分を水性又は非水性稀釈剤、シロツプ、粒状物又は
粉末中に含んでいてもよい。
錠剤、糖衣錠、カプセル及び丸薬に成形するのに適当な
医薬組成物(例えば粒剤)の製造に使用しうる稀釈剤は
次のものを含む:(a)充填剤及び増量剤、例えば殿粉
、糖、マニトール及び珪酸:(b)結合剤、例えばカル
ボキシメチルセルロース及び他のセルロース誘導体、ア
ルギゾ酸塩、ゼラチン及びポリビニルピロリドン、(c
)付湿剤、例えばグリセロール;(d)崩壊剤、例えば
寒天、炭酸カルシウム及び炭酸水素ナトリウム;(e)
溶解遅延剤、例えばパラフイン、(f)吸収促進剤、例
えば第4アンモニウム化合物;(g)表面活性剤、例え
ばセチルアルコール、グリセロールモノステアレート;
(h)吸着担体、例えばカオリン及びベントナイト;(
1)潤滑剤、例えば滑石、ステアリン酸カルシウム及び
マグネシウム及び固体ポリエチレングリコール。
本発明の医薬組成物から成形される錠剤、糖衣錠、カブ
セル及び丸薬は、不透明化剤を含有していてもよい通常
のコーテイング、包衣体及び保護体を有していてもよい
それらは好ましくは消化管の特別な部分においてできれ
ば活性成分をある期間に亘つて遊離するように作られて
いてもよい。コーテイング、包衣体及び保護体は例えば
重合体物質又はワックスから製造される。活性成分は上
述の稀釈剤の1種又は数種と一緒にミクロカプセルの形
にしてもよい。
坐薬に成形するのに適当な医薬組成物に使用しうる稀釈
剤は、例えば普通の水溶性又は水に不溶な稀釈剤、例え
ばポリエチレングリコール及び脂肪(例えばココア油及
び高級エステル〔例えばCl4アルコールのCl6脂肪
酸とのエステル〕)又はこれらの稀釈剤の混合物である
軟こう、ペースト、クリーム及びゲルである医薬組成物
は、例えば普通の稀釈剤、例えば動物及び植物脂、ワッ
クス、パラフイン、殿粉、トラガカントゴム、セルロー
ス誘導体、ポリエチレングリコール、シリコン、ベント
ナイト、珪酸、滑石及び酸化亜鉛又はこれらの物質の混
合物を含有しうる。
粉末及び噴剤である医薬組成物は、例えば普通の稀釈剤
例えばラクトース、滑石、珪酸、水酸化アルミニウム、
珪酸カルシウム、及びポリアミド粉末又はこれらの物質
の混合物を含有しうる。
エーロゾル噴霧剤は、例えば普通の噴射剤、例えばクロ
ルフルオル炭化水素を含有しうる。液剤及び乳剤である
医薬組成物は、例えば通常の稀釈剤(勿論表面活性剤の
存在を除いて200以下の分子量を有する溶媒を上述の
如く除く)例えば薬剤及び乳化剤を溶解する溶媒を含有
しうる。
そのような稀釈の特別な例は、水、エチルアルコール、
イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベ
ンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリ
コール、1・3−ブチレングリコール、ジメチルホルム
アミド、油(例えば粉故にそれは上記病原菌によつて引
き起こされる局砕ナッツ油)、グリコール、テトラヒド
ロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコーノレ及
びソルビトールの脂肪酸エステル又はこれらの混合物で
ぁる。非経口投与に対しては、液剤及び乳剤は殺菌され
、適当には血液と等張であるべきである。懸濁液剤であ
る医薬組成物は、普通の稀釈剤、例えば液体稀釈剤例え
ば水、エチルアルコール、プロピレングリコール、表面
活性剤(例えばエトキシル化イソステアリルアルコール
、ポリオキシエチレンゾルピット及びゾルビタンエステ
ル)、微結晶セルロース、アルミニウムメタヒドロキシ
ド、ベントナイト、寒天及びトラガカントゴム及びそれ
らの混合物を含有しうる。本発明によるすべての医薬組
成物は、着色剤及び保存剤並びに香料及び風味剤(例え
ばハツカ油及びユーカリ油)及び甘味剤(例えばサツカ
リン)を含有しうる。
本発明による医薬組成物は、全組成物の約0.1〜99
.5、好ましくは約0.5〜95重量%の活性成分を含
有する。
本発明による医薬組成物及び製剤は、本発明の化合物に
加えて他の製薬学的に活性な化合物を含有していてもよ
い。
それは本発明の化合物を複数で含有していてもよい。本
発明の製剤における稀釈剤は、本発明の医薬組成物に関
して前述したもののいずれであつてもよい。
そのような製剤は単独の稀釈剤として分子量200以下
の溶媒を含有しうる。本発明の製剤を構成する区別しう
る個々の部分(服用単位形又はその他)は、例えば次の
もののいずれであつてもよい;錠剤(甘味入り錠剤及び
顆粒剤を含む)、丸薬、糖衣錠、カプセル、坐薬及びア
ンプル。
これらの形のもののうちあるものは活性成分の遊離を遅
延させるように作ることができる。例えばカプセルなど
は、製剤の部分を物理的に区別し及び塊りとする保護的
な包衣体を含有する。本発明の製剤を投与するのに好適
な1日の服用量は活性成分500〜〜100rである。
上述の医薬組成物及び製剤の製造は、技術的に公知の方
法に従い、例えば活性成分を稀釈剤と混合して医薬組成
物(例えば粒剤)を製造し、次いで組成物を製剤(例え
ば錠剤)に成形することによつて行なわれる。
更に本発明は、本発明の化合物を単独でもしくは稀釈剤
と混合して又は本発明による製剤の形で動物に投与する
ことを特徴とする人間及び非人間動物の上述の病気を撲
滅(予防、完治及び治療を含む)する方法を与える。
活性化合物は、経口的に、非経口的に(例えば筋肉内、
腹膜内又は静脈内に)、直腸的に又は局所的に、好まし
くは経口的に又は非経口的に投与しうる。
好適な医薬組成物及び製剤は、従つて経口又は非経口投
与に適するものである。一般に、人間の薬及び動物の薬
において、経口又は非経口投与の場合、本発明の化合物
を24時間毎に約10〜約1000、好ましくは5〜5
00Tf!9/体重Kgの全量で且つ随時望ましい結果
を得るためにいくらかの分割投与の形で投与することが
有利であると判明した。
各投与は本発明の活性化合物を好ましくは約15〜約1
50、特に10〜100η/体重Kgの量で含有する。
しかしながら、これらの割合から逸脱すること、特に処
置すべき人間又は動物の性質及び体重、処置すべき対象
それぞれの反応、活性成分の投与のための処方物の種類
及び投与方法、及び投与する際の病気の進行具合又は投
与の間隔の関数としてそうすることが時に必要である。
即ちある場合には上述の最小服用量以下で十分であり、
他の場合には上述の上限以上で望ましい結果が得られる
。活性化合物の必要最適服用量及び投与の種類は同業者
によつて容易に決定される。本発明の活性化合物は、低
毒性と強力な抗微生物活性を兼ね備えている。
これらの性質は、薬剤における化学治療活性化合物とし
て及び無機及び有機物質、特にすべての種類、の有機物
質例えば重合体、潤滑剤、塗料、繊維、皮革、紙、木材
、食料及び水、を保存するための化合物として該活性化
合物を使用することを可能にする。本発明による活性化
合物は、非常に広い範囲の微生物に対して活性である。
本化合物を用いれば、グラム陰性及びグラム陽性バクテ
リア及びバクテリア様微生物を撲滅し、及びこれらの病
原菌によつて引き起こされる病気を予防し、治療し及び
/又は治癒させることが可能である。本発明による活性
化合物は、バクテリア及びバクテリア様微生物に対して
特に活性である。
それ所的及び全身的感染の予防及び治療に対する人間の
薬及び動物の薬に特に゛適当である。例えば次の病原菌
により又は次の病原菌の複数により引き起こされる局所
的及び/又は全身的病気が処置でき及び/又は予防でき
る:球菌科(MicrOcOccaceae)例えばブ
ドウ球菌(StapllylOcOcci)〔例えば黄
色ブドウ球菌(StaphylOcOccusaure
us)、表皮ブドウ球菌(Staph.epiderm
idis)、(″Staph.′5Staphy10c
0ccus)〕;乳酸菌科(LactObacteri
aceae)例えば連鎖球菌属(StreptOcOc
cl)〔例えば化膿連鎖球菌(StreptOcOcc
uspyOgenes)、α−またはβ−溶血性連鎖球
菌(StreptOcOcci)、非−(γ)一溶血性
連鎖球菌(NOn−(γ)−HaemOlyticSt
reptOcOcci)、緑色連鎖球菌(Str.vi
ridans)、大便連鎖球菌(Str.faecal
is)(EnterOcOcci)、ストレフトコッカ
ス・アガラクチアエ(Str.agalactiae)
、乳酸連鎖球菌(Str.lactis)、ストレフト
コッカス・エクイ(Str.equi)、嫌気性連鎖球
菌(Str.anaerObis)及び肺炎双菌球(D
iplOcOccuspneumOniae)(Ple
umOcOcci)(1Str.″=StreptOc
Occus)〕;ナイセリア科(Neisseriac
eae)、例えばナイセリア属(Neisseriae
)〔例えば淋菌(NeisseriagOnOrrhO
eae)(GOnOcOcci)、髄膜炎菌(N.me
ningitidis)(MenirlgOcOcci
)、カタル球菌(N.catarrhalis)及びナ
イセリア・フラバ(N.flava)(6N゜゛=Ne
isseria)〕;コリネバクテリア科(COryn
ebacteriaceae)、例えばコリネバクテリ
ア属(COrynebacteria)〔例えばジフテ
リア菌(COrinebacteriumdiphth
eriae)、化膿性コリネバクテリウム(C.phO
genes)、コリネバクテリウム・ジフテロイデス(
C.dipllterOides)〕、腸内菌科(En
terObacteriaceae)、例えばエシエリ
ヒア族バクテリア(Escherichiaebact
eria)〔例えば大腸菌(EsherichiacO
li)〕、エンテロバクテル・バクテリア(Enter
Obacterbacteria)〔例えばエンテロバ
クテル・アェロゲネス(E.aerOgenes)及び
エンテロバクテル・クロアカエ(E.clOacae)
〔″E″$$EnterObacter)〕、クレブシ
エラ属バクテリア(Klebsiellabacter
ia)〔例えば肺炎桿菌(Klebsiellapne
unlOniae)及び臭鼻病菌(K.Ozaenae
)じK゛Klebsiella〕、エルウイニア属(E
rwiniae)〔例えばエルウイニア族(Erwin
iaspec.)〕、セラシア属(Serratia)
〔例えば霊菌(Serratiamarcescens
)〕、プロテウス群のプロテプロテウス族(PrOte
ae)バクテリアリプロテウス属(PrOteus)〔
例えば、尋常変形菌(PrOteusvulgalis
)、モルガン変形菌(Pr.mOrgnii)、レツト
ゲル変形菌(Pr.rettgeri)及び奇形変形菌
(Pr.mirabilis)〕〔゛Pr”PrOte
us〕、プロヴイデンシア属(PrOvidencia
)〔例えばプロヴイデンシア種(PrOvidenci
asp.)〕、サルモネラ属(SalmOnellea
e):サルモネラ(SalmOnella)バクテリア
〔例えばパラチフスA及びB菌(SalmOnella
paratyplllAandB)、チフス菌(S.t
yphi)、腸炎菌(S.enteritidis)、
豚コレラ菌(S.chOleraesutis)及びネ
ズミチフス菌(S.tyすImurium)(″S゛=
SalmOnella)〕;並びに赤痢菌属(Shig
ella)バクテリア〔例えば赤痢菌(Sh.dyse
nteriae)、シユミツツ菌(Sh.ambigu
a)、フレキシナ一菌(Sh.flexneri)、ボ
ード菌(Sh.bOydii)及びゾンネ菌(Sh.s
Onnei)(6Sh゛=Shigella)〕;バチ
ルス科(Bacillaceae)、例えば好気性の芽
胞形成菌〔例えば炭痕菌(Bacillusanthr
acis)、枯菌(B.subtills)及びセレウ
ス菌(B.cereus)(1B゛=Bacillu8
)〕並びに嫌気性の芽胞形成細菌−クロストリジウム属
(ClOstridia)〔例えばウエルチ菌(ClO
stridium)、セプチツクス菌(Cl.sept
icium)、ノービ菌(Cl.Oedematien
s)、ヒストリチクス菌(Cl.histOlytic
um)、破傷風菌(Cl.tetani)及びボッリヌ
ス菌(Cl.bOtulinum)(6C1”−ClO
stridium)〕、ミコプラズムス属(MycOp
lasms)〔例えば、ミコプラズマ・ニユーモニアエ
(M.pneumOniae)、ミコプラズマ●ホミニ
ス(M.hOminis)、ミコプラズマ・スイス・ニ
ユモニアエ(M.suispneumOniae)、ミ
コプラズマ8ガリセプチクム(M.gelllsept
icum)及びミコプラズマ・ヒオリニス(M.hyO
rhinis)〔6M1一MycOplasma〕0上
述の病原菌は単なる例示であり、決してこれに拘束され
るものと解釈すべきでない。
本発明の活性化合物によつて予防、治療及び/又は治癒
しうる病気の例として次のものを挙げることができる:
気道及び咽頭空洞の病気;耳炎、咽頭炎、肺炎、腹膜炎
、腎孟腎炎、膀胱炎、心内膜炎、全身感染、気管支炎、
関節炎、局所的炎症及び皮膚の感染。
本発明による活性化合物は、動物の飼育及び家畜農耕の
すべての分野において、生長促進剤として及び健康な及
び病気の動物の養分吸収改良剤としても使用することが
できる。本発明による活性化合物の活性は、動物の種類
及び性には殆んど無関係である。該活性化合物は若い動
物の飼育及び動物の肥満化に特に有用である。次の家畜
及び愛がん動物は、本活性化合物を用いて生長を促進及
び加速し及び養分吸収を改良しうる動物の例として挙げ
ることができる:温血動物、例えば牛、豚、馬、羊、や
ぎ、猫、犬、兎、毛皮用の動物、例えばミンク及びチン
チラ、及び家きん、例えばにわとり、がちよう、あひる
、七面鳥、鳩、おうむ及びカナリヤ、及び冷血動物、例
えば鯉の如き魚、及びへびの如き爬虫類。
望ましい効果を達成するために動物に投与される本発明
による活性化合物の量は、実質的に活性化合物の有利な
性質に基づいて変化させうる。
それは好ましくは1日当り約5〜5001特に10〜1
00〜/体重Kgである。投与期間は数時間又は数日間
〜数年間であつてよい。活性化合物の適当な量及び適当
な投与期間は、特に動物の種類、年令、性及び健康状態
及び動物の飼育方法に依存し、同業者には容易に決定で
きる。本発明による活性化合物は、通常の方法に従つて
動物に投与される。
投与方法は、特に動物の種類、挙動及び健康状態に依存
する。即ち投与は規則的な又は不規則的な間隔で1日1
回又は数回に亘り経口的に又は非経口的に行ないうる。
便宜的な理由のために、特に動物による食物及び/又は
飲料水の摂取と時間を合せての経口投与が多くの場合好
適である。本発明による活性化合物は、純基質として又
は処方物の形で、即ち無毒性で不活性な種類の賦形料の
組成例:小麦200V1とうもろこし340t、粉砕豆
361t1スエツト60?、燐酸二カルシウム15f7
、炭酸カルシウム10f、沃素を加えた塩化ナトリウム
4?、ビタミン一鉱物混合物7.5f及び活性化合物プ
レミツクス2.5tは、注意深く混合すると、11<9
の飼料を与える。
ビタミン一鉱物混合物は、ビタミンA6OOOl.U.
、ビタミンD3lOOOl.U.、ビタミンFlO〜、
ビタミンK3lTn9、リボフラビン3mg、ピリドキ
シン2m9、ビタミンB,22Omeglパントテン酸
カルシウム5Tf1g、ニコチン酸30〜、コリン塩化
物200〜、MnSO4・H2O2OO〜、ZnSO4
・7H20140η、FeSO4・7H20100W9
及びCuSO4・5H2020mgからなる。
活性化合物プレミックスは、本発明の活性化合物を望ま
しい量、例えば100〜で含有し、更にDL−メチオニ
ン1f及びプレミックスが2.5fとなるような量の大
豆粉を含有する。本発明による活性化合物を含有する豚
の飼料の組成例:砕いた穀類飼料630y(とうもろこ
し2001、砕いた大麦150t、砕いた烏麦150t
及び砕いた小麦130f)、魚肉80t、砕いた大豆6
0f1タピオカ肉601、醸造用イースト38V、豚用
のビタミン一鉱物混合物(組成、例えばひよこの飼料と
同じ)50f1綿実ケークミール30t、とうもろこし
グルテン飼料30V、大豆油107、砂とうきびの糖み
つ10f及び活性化合物のプレミックス(組成、例えば
ひよこの飼料と同様)2fは、注意深い混合すると飼料
1kgを与える。
上述の飼料は、好ましくはそれぞれひよこ及び豚を生長
させ且つ肥らせる処方物であるが、他の動物に対しても
同一の又は同様の組成で使用しう jる。
本発明による抗生物質の良好な抗微生物活性は次の実験
によつて示すことができる。
(a)試験管内実験: 本発明による抗生物質を、グルコース1%を z添加し
たミユラーヒントン(Muller−HintOn)栄
養液で200μf/e含量まで稀釈した。
この栄養液は、それぞれの場合d当り1×105〜2×
105個のバクテリアを含有した。この仕込み物を有す
る試験管をそれぞれ18時間培養し、次いで濁度を決定
した。濁りがなければ活性があつたことを示す。200
μr/WLIの投与で次のバクテリア培養物が濁りを示
さなかつた。
大腸菌(EscherichiacOll)14:大腸
菌Cl65;尋常変形菌(PrOteusvulgal
i8)1017;クレブモエラ(Klebsiella
)KlO;クレブシエラ63:サルモネラ種(Salm
Onellasp.);赤痢菌種(Shigellas
p.);腸内菌種(EnterObactersp.)
;セラシア種(Serratia8p.);インドール
陰性プロテウス種(PrOteussp.);インドー
ル陽性プロテウス種;偽結核菌(Pa8teurell
aPseudOtuberculOsis);黄色ブド
ウ球菌(StaphylOcOccusaureus)
113;カタル球菌(Neisseriacarrrh
alissp.);肺炎双菌球種(DiplOcOcc
usFleUmOniaesp.);化膿連鎖球菌(S
treptOcOccuspyOgenes)W;腸内
球菌種(EnterOcOccussp.);乳酸菌種
(LactObacillussp.);ジフテリア菌
(COrynebacteriumdi声Theria
egravis);化膿性菌(COrynebacte
riumpyOgenes)M;ボツリヌス菌(ClO
stridiumbOtulinum);破傷風菌(C
lOstridiumtetani);緑膿菌種(Ps
eudOmO部SaeruginOsasp.);アエ
ロモナス●ヒドロフイラ種(AerOmOna8hyd
rOphilla8p.):ミコプラズマ種(MycO
plasmasp.)(但し1sp.1=種=正確には
同定されていないが特徴的な種)。
J)生体内実験: 次の第1表は、ホワイトマウス(WhitemOuse
)を用いる動物実験において、本発明による抗生物質の
一連のバクテリアに対する活性を示す。
CFlのホワイトマウスに上述の一連のバクテリアを腹
膜内感染させた。治療:感染から30分後に1回皮下投
与。
感染から30及び90分後に2回投 与。
ED,Oは感染動物の50%が24時間後に依然生きて
いる服用量である。
本発明による抗生物質の動物の生長促進剤としての良好
な活性は、次の実験によつて示すことができる:飼育試
験において、基質を飼料に混入し、ひよこに与えた。
服用量はそれぞれ10及び20ppmであつた。否定的
比較用の実験も行なつた(添加剤を含まない飼料)。実
験期間:14日間。実験 本発明による抗生物質のLD5Oは、鶏(体重100y
)において10日間のテスト期間後で5000Tf!9
/1<gより大きい。
次の実施例は本発明による抗生物質の製造方法を例示す
る。
記述中のすべての百分率は断らない限り重量%である。
略号“C゛は濃度を示し;容量%一容量部及び重量%一
重量部。実施例 1 次の組成(重量%) の寒天斜面を用いて培養した種アクチノプラネスSE−
73/Bの菌糸体を、11の3角フラスコ中において組
成からなり且つ消泡のためにヒドロキシル基を含む中性
ポリオール、例えばニアックス・ポリオール(Niax
pOlyOl)LHT67〔ユニオンカーバイド社(U
niOncarbideBelg.N.V.)製〕を1
滴/栄養溶液140m1で含有する滅菌された栄養溶液
の試料140m1に植えつけた。
回転振とう機を用い、28℃で8日間培養した後、培養
試料を遠心分離にかけた。この透明な上澄液を、アガ一
・パーフオレイテツド・プレート試験(Agarper
fOrtedpletetest)により大腸菌ATC
C9637に対して試験した。培養溶液中に存在する本
発明による抗生物質は、直径約1511の抑制された生
長を示した。本発明による抗生物質は実施例3に記載の
如き培養物から単離できた。実施例 2攪拌機及びばつ
気装置を有するガラス製発酵容器に、組成(重量%)の
栄養溶液81及び栄養溶液81当りヒドロキシル基含有
中性ポリオール(例えば上述のニアツクス・ポリオール
LHT67)3.0m1で満し、PHを水酸化ナトリウ
ム溶液で6.8に調節し、混合物を120℃で滅菌した
溶液を冷却した後、それぞれの場合゛栄養溶液A゛中で
3日間生長させたアクチノプラネス種SE−73の振と
う培養液240m1(3.0容量%)を発酵容器に植え
つけ、約41/分で通気し、この間攪拌を約600rp
mで行ない、温度を28℃に保つた。培養開始から17
及び24時間後に各々の場合テキストリン0.4%、グ
リセロール0.2%及びイースト抽出物0.3%を発酵
槽に添加し、また30、41、48及び54時間後に各
々の場合デキストリン0.4%、グリセロール0.2%
及びイースト抽出物0.4%を添加した。これらの添加
は、それぞれの場合添加当り200m1中の栄養溶液成
分の濃厚混合物の形で行なつた。これらの添加による培
養液容量の増加は、水の蒸発によつて打ち消された。与
えた栄養溶液成分の全量は、デキストリン2.8%、グ
リセロール1.4%、イースト抽出物2.4%及びCa
cO3O.2%であつた。120時間後培養を中止した
実施例 3 実施例2の5個のガラス製発酵容器から得られる培養物
(5×81)にアセトン481を添加し、混合物を約2
5℃で1時間攪拌し、次いで遠心分離にかけた。
抽出された菌糸体を含まない透明な上澄液を20〜35
℃、真空下に約351まで濃縮し、PHを水酸化ナトリ
ウム溶液で9に調節し、混合物を酢酸エチル181で抽
出した。有機相を硫酸ナトリウム5007で乾燥し、約
11まで真空下に蒸発させ、シクロヘキサン21で処理
した。
沈降した沈殿を▲別することにより、本発明による粗抗
生物質12.51を空気乾燥後に得た。
実施例 4調製用薄層クロマトグラフイ(TC)による
純粋形の本発明の抗生物質の製造実施例3によつて得ら
れる粗抗生物質の薄層クロマトグラムにおいて、本発明
による抗生物質はRF値0.34を有する主領域に存在
する。
(第2表の腐5の展開剤、タルク社製のシリカゲル60
F254のシリカゲル板)。20板のシリカゲル板(2
0×20cm)(タルク社製シリカゲルPSCF254
、第2表の.S5の展開剤)上で粗抗生物質1.00t
が分離された。
RF値0.34の主領域を分離した。
収量:3277!l!。実施例 5 カラムクロマトグラフイ一による純粋形の本発明の抗生
物質の製造直径5CTf1を有し且つ中性シリカゲル(
タルク社製シリカゲル60、粒径0.063以下)を満
した長さ100CTrLのカラム及び第2表滝5の展開
剤を用い、実施例3によつて得た粗抗生物質3.57を
クロマトグラフイ一で処理した。
307nmに吸収を有する主画分を集めた。
留出物を真空下に蒸発させ、残渣を酢酸エチル/石油エ
ーテルから再沈殿させた。抗生物質を0.01m77!
Hgの高真空下、100℃で4日間乾燥した。収量:1
.87。実施例 6 グレーグ分配(CraigpartitiOn)による
純粋形での製造相容量250dを有するLabOrte
cF.Schmidiger社(スイス国)製のグレー
グ分配装置に実施例3の方法で製造した粗生成物50t
を供した。
石油エーテル、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド及び
水の1.5:8.5:5:5(容量比)の溶媒混合物を
用いた。180の分配段階を行ない、60段階後に上部
相を画分で除去した。
抗生物質は画分21〜68に存在した。集めた上相を水
洗し、真空下に実質的に蒸発させ、酢酸エチル100d
で処理した。抗生物質をジエチルエーテル11の添加に
よつて沈殿させた。これをf別し、0.01111!H
gの高真空下、100℃で4日間乾燥した。収量:17
.0f0実施例中のプレート拡散試験は次の如く行なつ
た〔参照、P.クライン(Klein)著Balcte
riOlOgischeGrundlagenderC
hChemntherapeutischenLabO
rafORiumspraxi8、スプリンガ一出版社
、1957年、86頁以降):大腸菌ATCC9637
を感染させたアガ一板中に穴をあけた。
試験すべき物質を水溶液として穴中に入れた。次いで該
板を37℃で約16時間培養した。抑制域は用いた病菌
に対する活性を示した。本発明の抗生物質の含量に関す
る結論は、抑制域の大きさから引き出すことができた。
【図面の簡単な説明】
第1,2,3及び4図は、それぞれ本発明の抗生物質試
料の典型的なUV.IR、1HNMR及び13CNMR
スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず;(
    b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノール中
    に抗生物質1重量%を含有する溶液において▲数式、化
    学式、表等があります▼の比旋光度を有し;(d)UV
    スペクトルにおいてλ=307nmに最大吸収を示し;
    (e)クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、アセトニ
    トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
    、メタノール及びエタノールに容易に溶解し且つ水、ジ
    エチルエーテル、石油エーテル及びシクロヘキサンに殆
    んど溶解せず;(f)メトキシ基を含有し;及び(g)
    80℃、10重量%硫酸での加水分解時に還元糖を遊離
    する;ことを特徴とする抗生物質BAYG7299。 2 実質的に図面第1〜4図に示した如きUV、IR及
    びNMRスペクトルを有する特許請求の範囲第1項記載
    の抗生物質BAYG7299。 3 アクチノプラネス種SE73及びSE73/Bの1
    種又は双方を、好気性条件下に炭素、窒素及び鉱物基質
    の同化性源を含有する培養媒体中で培養し、随時該抗生
    物質を培養物及び/又は菌糸体から分離することを特徴
    とする、(a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず
    、(b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノー
    ル中に抗生物質1重量%を含有する溶液において▲数式
    、化学式、表等があります▼の比旋光度を有し;(d)
    UVスペクトルにおいてλ=307nmに最大吸収を示
    し;(e)クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、アセ
    トニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
    シド、メタノール及びエタノールに容易に溶解し且つ水
    、ジエチルエーテル、石油エーテル及びシクロヘキサン
    に殆んど溶解せず;(f)メトキシ基を含有し;及び(
    g)80℃、10重量%硫酸での加水分解時に還元糖を
    遊離する抗生物質BAYG7299の製造方法。 4 培養を20〜40℃で行なう、特許請求の範囲第3
    項記載の方法。 5 培養媒体が6〜8のpHを有する、特許請求の範囲
    第3又は4項記載の方法。 6 抗生物質BAYG7299を培養物及び/又は菌糸
    体から分離し、精製する、特許請求の範囲第3〜5項の
    何れかに記載の方法。 7 実質的に実施例のいずれか1つに記述した特許請求
    の範囲第3〜6項の何れかに記載の方法。 8 (a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず;(
    b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノール中
    に抗生物質1重量%を含有する溶液において▲数式、化
    学式、表等があります▼の比旋光度を有し;(d)UV
    スペクトルにおいてλ=307nmに最大吸収を示し;
    (e)クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、アセトニ
    トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
    、メタノール及びエタノールに容易に溶解し且つ水、ジ
    エチルエーテル、石油エーテル及びシクロヘキサンに殆
    んど溶解せず;(f)メトキシ基を含有し;及び(g)
    80℃、10重量%硫酸での加水分解時に還元糖を遊離
    する抗生物質BAYG7299を活性成分として含有す
    ることを特徴とする抗菌剤。 9 該抗生物質BAYG7299を活性成分とし、固体
    もしくは液化ガス希釈剤と混合して又は表面活性剤の存
    在する場合を除いて200より少ない分子量の溶媒以外
    の液体希釈剤と混合して含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載の抗菌剤。 10 該抗生物質BAYG7299を活性成分とし、殺
    菌又は等張圧水溶液の形で含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の抗菌剤。 11 該抗生物質BAYG7299を0.5〜95重量
    %で含有することを特徴とする特許請求の範囲第9又は
    10項記載の抗菌剤。 12 該抗生物質BAYG7299を含んでなることを
    特徴とする服用単位形の特許請求の範囲第8項記載の抗
    菌剤。 13 該抗生物質BAYG7299を含んでなることを
    特徴とする錠、丸薬、糖衣錠、カプセル、アンプル又は
    坐薬形の特許請求の範囲第8項記載の抗菌剤。 14 (a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず;
    (b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノール
    中に抗生物質1重量%を含有する溶液において▲数式、
    化学式、表等があります▼の比旋光度を有し;(d)U
    Vスペクトルにおいてλ=307nmに最大吸収を示し
    ;(e)クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、アセト
    ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
    ド、メタノール及びエタノールに容易に溶解し且つ水、
    ジエチルエーテル、石油エーテル及びシクロヘキサンに
    殆んど溶解せず;(f)メトキシ基を含有し;及び(g
    )80℃、10重量%硫酸での加水分解時に還元糖を遊
    離する抗生物質BAYG7299を単独で又は希釈剤と
    混合して又は服用単位形もしくは錠剤、丸薬、糖衣錠、
    カプセル、アンプル又は坐薬の製剤形で動物に投与する
    ことを特徴とする人間以外の動物におけるバクテリヤに
    よる病気の撲滅法。 15 該抗生物質BAYG7299を10〜1000m
    g/体重kg/日の量で投与することを特徴とする特許
    請求の範囲第14項記載の方法。 16 該抗生物質BAYG7299を経口投与すること
    を特徴とする特許請求の範囲第14又は15項記載の方
    法。 17 (a)中性物質であり且つ電気泳動で移動せず;
    (b)炭素、水素及び酸素からなり;(c)メタノール
    中に抗生物質1重量%を含有する溶液において▲数式、
    化学式、表等があります▼の比旋光度を有し;(d)U
    Vスペクトルにおいてλ=307nmに最大吸収を示し
    ;(e)クロロホルム、アセトン、酢酸エチル、アセト
    ニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
    ド、メタノール及びエタノールに容易に溶解し且つ水、
    ジエチルエーテル、石油エーテル及びシクロヘキサンに
    殆んど溶解せず;(f)メトキシ基を含有し;及び(g
    )80℃、10重量%硫酸での加水分解時に還元糖を遊
    離する抗生物質BAYG7299及び栄養物質を含んで
    なる ことを特徴とする動物飼料。
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PL98718B1 (pl) 1978-05-31
AR209351A1 (es) 1977-04-15
FR2303555A1 (fr) 1976-10-08
CS226197B2 (en) 1984-03-19
NL7602415A (nl) 1976-09-10
CS226162B2 (en) 1984-03-19
US4031208A (en) 1977-06-21
IE43080L (en) 1976-09-08
IE43080B1 (en) 1980-12-17
DK95476A (ja) 1976-09-09
DE2510160A1 (de) 1976-09-16
CA1054082A (en) 1979-05-08
ES445791A1 (es) 1977-06-01
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LU74496A1 (ja) 1977-01-10
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SE7602117L (sv) 1976-09-09
ZA761358B (en) 1977-02-23
GB1500847A (en) 1978-02-15
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IL49158A (en) 1979-01-31
SE437917B (sv) 1985-03-25
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