JPS5921472Y2 - 開閉器の操作機構 - Google Patents

開閉器の操作機構

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JPS5921472Y2
JPS5921472Y2 JP9884278U JP9884278U JPS5921472Y2 JP S5921472 Y2 JPS5921472 Y2 JP S5921472Y2 JP 9884278 U JP9884278 U JP 9884278U JP 9884278 U JP9884278 U JP 9884278U JP S5921472 Y2 JPS5921472 Y2 JP S5921472Y2
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JP
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spring
operating
rod
operating spring
washer
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JP9884278U
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栄市 柴山
裕司 後藤
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株式会社高岳製作所
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は開閉器の操作機構に関し、操作バネに蓄勢せし
めたバネ力の放出により開閉器本体の投入・遮断を行な
う場合における前記操作バネが放出するバネエネルギの
利用効率を向上せしめたものである。
一般に遮断器等の開閉器は、その投入・遮断の際に開閉
器本体の可動接触子を可及的高速に運動させる必要があ
る。
このため遮断バネ若しくは投入バネ等の操作バネに予め
潜勢力を蓄勢せしめ遮断若しくは投入操作の際にこの潜
勢力を一時に放出して開閉器本体の遮断若しくは投入を
行なう形式の操作機構が汎用されている。
更に評言すると、ロッドと一体になって移動する可動座
金と固定的に形成した固定座金との間に操作バネを介装
し、前記ロッドを移動せしめることにより前記可動座金
を固定座金に向かって移動せしめ、結果として前記操作
バネに潜勢力を蓄勢せしめる。
通常はこの状態に鎖錠・保持しておく。
一方、投入・遮断操作時には鎖錠を解除することにより
操作バネに蓄勢しておいた潜勢力を放出せしめる。
このことにより前記ロッドが可動座金に作用するバネ力
により蓄勢時と反対方向に移動し、この運動を可動接触
子に伝達するようになっている。
この場合、かかる従来技術において操作バネは、コイル
バネ若しくは複数の皿バネをロッドの軸方向に亙り積層
したものが使用されており、何れの場合においても単一
のバネ定数のものが使用されている。
したがって前述の如く操作バネに潜勢力を蓄勢する際に
は前記ロッドの所要ストロークの全体に亙って常に一定
の割合で潜勢力が蓄勢され、また操作バネに蓄勢された
潜勢力の放出の際にも全く同様に一定の割合で潜勢力が
放出されることになる。
ところが、開閉器の遮断若しくは投入操作にあたっては
その機構上の要請から前記ロッドは所要ストローク間の
ある一定の位置で所定速度を保持する必要がある反面、
それ以降は慣性力により殆んどエネルギを供給する必要
がない。
したがって、上述の如き従来構造においてロッドが所定
の位置で所定の速度を保持するためには遮断若しくは投
入操作に直接必要な操作エネルギ以上の潜勢力を操作バ
ネに蓄勢することになり、しかも前記ロッドが所定速度
に達した後には、その必要がないにもかかわらすロッド
に過大のエネルギが供給され続けることになる。
即ちこの場合操作バネには余剰のエネルギを蓄勢してい
るといい得る。
このため開閉器の各部に大きな衝撃力を与え、この衝撃
力に耐えるために各構成部材を強固にする必要があった
り、あるいは大きな緩衝装置を必要とする等の欠点があ
る。
同時に、操作バネの放出エネルギの利用効率という観点
から捕えればこれを充分有効に利用しているとはいい難
い機構となっている。
そこで本考案は、上述の如き従来技術の欠点に鑑み、操
作バネに蓄勢される余剰エネルギを減少させこの操作エ
ネルギの利用効率を向上せしめ得る、より合理的な開閉
器の操作機構を提供することを目的とする。
そしてその構成上の要旨は、操作バネをロッドに装着し
、このロッドの一方向への移動に伴ない前記操作バネに
潜勢力を蓄勢するとともにこの操作バネの潜勢力の放出
に伴ない前記ロッドを反対方向へ移動せしめることによ
り開閉器本体の遮断若しくは投入を行なうものにおいて
、相対的に大きなバネ定数を有する第1操作バネと相対
的に小さなバネ定数を有する第2操作バネとを有し、前
記ロッドの一方向への移動により先ず第2操作バネに潜
勢力を蓄勢せしぬ若干遅れて第1操作バネに潜勢力を蓄
勢せしめるとともに、潜勢力の放出の際には第1操作バ
ネの潜勢力の放出が終了した後にも第2操作バネの潜勢
力が放出され続けるよう、これら第1操作バネと第2操
作バネとを直列若しくは並列に接続したことにある。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
開閉器における操作バネとは投入バネと遮断バネとを包
含する称呼であるが、本実施例では遮断バネのみを説明
する。
投入バネはバネ力の蓄勢及び放出作用が逆になるだけで
構成自体は遮断バネと全く同一であるからである。
したがって本実施例において単に操作バネと称呼すると
きは遮断バネを指すとともに、第゛1操作バネ及び第2
操作バネを包含しているものとする。
第1図及び第2図に示すように、第1操作バネ1は、ロ
ッド2の軸方向に亙り積層された相対的に大きなバネ定
数を有する複数枚の皿バネからなり、可動座金3と中間
座金4との間に介装されている。
このとき前記ロッド2は支持部5,6にその両端部を支
承されて図中左右方向に移動可能に形成されている。
可動座金3はこのロッド2に固着され、したがってロッ
ド2と一体的に移動するようになっている。
一方、中間座金4はその中心部をロッド2が貫通してお
り、したがってこのロッド2の移動それ自体からは自由
な状態となっている。
ただ、この中間座金4と可動座金3との間に、前記第1
操作バネ1は介装されているので、ロッド2の図中左方
向移動に伴なうこれと一体的な可動座金3の移動により
第1操作バネ1を介して図中左方向に押圧される。
また前記支持部6には、この支持部6にその左方向への
移動を規制され且つロッド2がその中心部を貫通するこ
とによりこのロッド2の移動から自由な状態となってい
る固定座金7が当接しており、この固定座金7と前記中
間座金4との間に相対的に小さなバネ定数を有する第2
操作バネ8が介装しである。
この第2操作バネ8は本実施例の場合コイルバネで形成
している。
また、9はストッパで前記第2操作バネ8の長手方向に
伸長してその基端を固定座金7に固着しである。
したがって、中間座金4はこのストッパ9にその左方向
への移動を、また前記可動座金3は支持部5にその右方
向への移動を、固定座金7は支持部6にその左方向への
移動を夫々規制されている。
そして適宜な駆動機構により前記ロッド2を図中左方向
に引張り、且つこのロッド2の左方向移動の際の最終位
置、即ち第1操作バネ1における潜勢力の蓄勢が終了し
た位置で前記ロッド2を一旦鎖錠した後、通常はこの状
態に保持する。
当該開閉器の遮断操作時には鎖錠を解除すれば良い。
ここで本実施例機構における駆動機構を説明しておく。
駆動源であるモータ10の回転力をウオーム11を介し
てウオームホイール12に伝達し、一端にこのウオーム
ホイール12を固着している軸13を回転せしめること
によりこの軸13の他端に固着されているカム14を回
動せしぬ、ローラ15を介して前記カム14でレバー1
6を反時計方向に回動せしめるようになっている。
レバー16は長短2個の腕からなるL字形状のもので、
長腕16 aの中程には前記ローラ15がピン15 a
により回動自在に固着され且つこの長腕16aの右端部
にはこのレバー16の回動の際の回動中心となる軸17
が固着されている。
また軸17はその時計方向への回動によりクラッチ18
を介して他の軸19と係合してこの軸19を回動せしめ
ることにより開閉器を遮断するようになっている。
一方、短腕16bはその先端でロッド2を係止している
また前記カム14は反時計方向に亙りその半径が漸減す
るような形状となっている。
更に、鎖錠機構は、前記長腕16 aの左端部に固着し
であるピン16 Cと係合する鎖錠レバー20.この鎖
錠レバー20を時計方向に回動せしめる引きはずしコイ
ル21.同じく鎖錠レバー20を今度は反時計方向に回
動せしめる復帰スプリング22及びこの復帰スプリング
22の引張り力に抗して前記鎖錠レバー20の反時計方
向への回動を規制するストッパ23からなる。
続いて本実施例の作用をその動作態様とともに説明する
第1図は操作バネが蓄勢されていない状態を示している
この状態でモータ10を駆動せしめると、このモータ1
0の回転力はウオーム11及びウオームホイール12を
介して軸13に伝達される。
この結果、カム14は反時計方向に回動してローラ15
を下方へ押圧するので、レバー16は反時計方向に回動
してロッド2を図中左方向へ引張る。
これに伴ないこのロッド2に固着された可動座金3も左
方向へ移動し第1操作バネ1及び第2操作バネ8が圧縮
される。
この場合、第1操作バネ1のバネ定数をkl、第2操作
バネ8のバネ定数をに2とするとに1〉k2なる関係が
成立し、のバネ定数を有するバネとして圧縮される。
この圧縮により中間座金4も左方向へ移動しこの中間座
金4がストッパ9に当接する位置に至る。
この状態から更にロッド2が左方向へ移動すると、第2
操作バネ8はこれ以上圧縮されず第1操作バネ1のみが
中間座金4と固定座金7との間で圧縮されて潜勢力が蓄
勢される。
これはこのとき中間座金4がストッパ9に当接しその左
方向への移動を規制されているからである。
一方、前記レバー16の反時計方向への回動とともにピ
ン16 Cも下降して鎖錠レバー20と係合することに
より鎖錠される。
同時にリミットスイッチ(図示せず)によってモータ1
0の回転を停止せしめる。
この状態を第2図に示す。
したがって遮断操作時には鎖錠を解除すれば良い。
即ち、遮断指令により引きはずしコイル21が作動する
とストッパ23に規制されて静止していた鎖錠レバー2
0は復帰スプリング22のバネ力に抗して時計方向に回
動する。
この結果鎖錠が解除され、前記第1操作バネ1が蓄勢エ
ネルギを放出するのでロッド2が図中右方向へ移動して
レバー16及び軸17を時計方向に回動せしめる。
このときの回動力はクラッチ18を介して他の軸19に
伝達される。
この結果、連結機構(図示せず)を介して開閉器本体(
図示せず)が遮断される。
ここでこのとき前記ロッド2に加わる荷重とこのロッド
2のストロークとの関係を考察しておく。
第3図はロッド2に加わる荷重とこのロッド2のストロ
ークとの関係を示す特性図で、■(二点鎖線で示す)は
従来技術の如く操作バネを単一のバネ定数を有するバネ
で形成した場合、IN実線で示す)は本実施例の場合を
示している。
そしてS。。Sl、S2及びS3は何れもロッド2のス
トロークを示し、Soは操作バネが蓄勢されていない時
、Slは操作バネを蓄勢する過程において中間座金4が
ストッパ9に当接した時、S2は操作バネが完全に蓄勢
された時、S3は操作バネの潜勢力を放出してロッド2
が所定の速度となる時を夫々示している。
またP。
は開閉器の機構上の要請から予め必要とする荷重を示す
なお、ストロークは右方向(S、→S2)に移動する場
合が操作バネを蓄勢する場合を示し、左方向(S3→S
、)に移動する場合が操作バネの潜勢力を放出する場合
を夫々示すものとする。
本図を参照すれば遮断操作に必要なエネルギは、従来技
術においては、53−82−D−C−83で囲まれた部
分であり、また本実施例においては、53−B−E−3
2−33で囲まれた部分であり、したがってその面積は
等しくなっていることが理解される。
ところが操作バネに蓄勢される潜勢力は、従来技術にお
いては、S 、−P 、−D−82−8,で囲まれた部
分で、また本実施例においては、So P。
A−E−5,−s3で囲まれた部分となる。
したがって従来技術においてはS。
−Po−C−33Soで囲まれた部分、本実施例におい
てはS。
−P。A−B−83−8oで囲まれた部分が余剰エネル
ギとなり、明らかに本実施例の方の余剰エネルギが少な
くなっている。
即ち操作バネの利用効率を向上せしめ得たものとなって
いる。
なお、前記実施例では第2操作バネ8として圧縮バネを
使用したが、第4図に示す如く引張りバネで形成しても
全く同様の作用・効果が得られる。
即ち、第1操作バネ1は前記実施例と同構成のもので、
ロッド2に固着された可動座金3とこのロッド2に可動
的に形成された中間座金4aとの間に介装される。
一方、引張りバネである第2操作バネ8aは、固定座金
7aからロッド2に沿って伸長されたこの固定座金7a
の腕7bにその一端が係止されるとともに前記中間座金
4aにその他端が係止されている。
かかる実施例においても前記実施例と全く同様にロッド
2が左方向に移動すると中間座金4aが固定座金7aに
当接するまでは、第1操作バネ1と第2操作バネ8aと
の合成バネ定数で潜勢力が蓄勢され、それ以降は第1操
作バネ1のみが圧縮されて第1操作バネ1に潜勢力が蓄
勢される。
以上詳記した二つの実施例は第1操作バネと第2操作バ
ネとが直列に接続されたものであるが、これら第1操作
バネと第2操作バネとは並列に接続しても良い。
並列に接続した一実施例を第5図及び第6図を参照して
説明する。
なお、駆動機構は前記実施例と全く同構成であるので、
図面には第1図及び゛第2図で使用した番号を対応させ
て付し重複する構成の説明は省略する。
操作バネは、相対的に大きなバネ定数を有する複数個の
皿バネをロッド32に沿って積層してなり中間座金34
と固定座金37との間に介在せしめられている第1操作
バネ31と、相対的に小さなバネ定数を有するコイルバ
ネからなり前記第1操作バネ31を囲繞して可動座金3
3と固定座金37との間に介在せしめられている第2操
作バネ38とで形成されている。
また、ロッド32は支持部35゜36にその両端部を支
承されて図中左右方向に移動可能に形成されている。
そしてロッド32の右端部には、支持部35にその右方
向への移動を規制され且つ中間座金34にその左方向へ
の移動を規制される可動座金33が固着されておりこの
ロッド32と一体的に左右方向に移動するようになって
いる。
前記可動座金33と固定座金37との間に占位する中間
座金34及び前記支持部36にその左方向への移動を規
制されている固定座金37の中心部には前記ロッド32
が貫通して前記実施例と同様にレバー16の短腕16b
に係止されている。
次に、かかる本実施例機構の作用をその動作態様ととも
に説明する。
第5図に示す如き状態でモータ10を駆動せしめると、
このモータ10の回転力はウオーム11及びウオームホ
イール12を介して軸13に伝達される。
この結果、カム14は反時計方向に回動してローラ15
を下方へ押圧するので、レバー16が反時計方向に回動
してロッド32を図中左方向へ引張る。
これに伴ないこのロッド32に固着された可動座金33
も左方向に移動し、先ず第2操作バネ38が圧縮され可
動座金33が中間座金34に当接する位置に至る。
この状態がら更にロッド32が左方向へ移動すると中間
座金34も左方向に移動する。
この結果、今度は第1操作バネ31及び第2操作バネ3
8が共に圧縮される。
このとき第1操作バネ31のバネ定数をに3.第2操作
バネ38のバネ定数をに4とするとに3〉k4なる関係
が成立し、kl−に3+に4のバネ定数を有するバネと
して圧縮される。
一方、前記レバー16の反時計方向への回動とともにピ
ン16Cが下降して鎖錠レバー20と係合し、この時点
で鎖錠される。
同時にリミットスイッチ(図示せず)によってモータ1
0の回転を停止せしめる。
この状態を第6図に示す。したがって遮断操作時には鎖
錠を解除すれば良い。
即ち遮断指令により引きはずしコイル21が動作すると
ストッパ23に規制されて静止していた鎖錠レバー20
は復帰スプリング22のバネ力に抗して時計方向に回動
する。
この結果前記鎖錠が解除され、第1操作バネ31及び第
2操作バネ38が前記合成バネ定数にで、潜勢力を放出
するので、ロッド32が図中右方向へ移動してレバー1
6及び軸17を時計方向に回動せしめる。
このとき第1操作バネ31の潜勢力の放出が終了した後
は第2操作バネ38のみの潜勢力が放出される。
そしてこのときの回動力はクラッチ18を介して他の軸
19に伝達される結果、連結機構(図示せず)を介して
遮断−機本体(図示せず)が遮断される。
ここでこのとき前記ロッド32に加わる荷重とこのロッ
ド32のストロークとの関係を特性図に表わすと前記実
施例と同様の特性線(第3図参照)が得られる。
したがって従来技術との比較の際には前述の実施例と全
く同様に考えてさしつがえない。
即ち従来技術に較べ余剰エネルギが大幅に削減されてお
り、それ史操作バネの移用効率を向上せしめ得たものと
なっている。
このとき、操作バネを潜勢する過程において可動座金3
3が中間座金34に当接した時点が、第3図におけるS
lの時点に対応している。
なお、上記実施例では第1操作バネ31と第2操作バネ
38とをロッド32に同軸配置しているが、第7図に示
す如く、両者を別々に配置しても良い。
即ち機能的にロッド32に対応するロッド32 Hの先
端には第10ツド32 bと第20ツド32 Cの基端
を固着している平板40が固着されている。
このことにより第1ロツド32 bと第20ツド32
Cとは相互に平行なロッドとなっており、同時に固定座
金37 Hの上部と下部でこの固定座金37 aを夫々
貫通している。
一方、これら第10ツド32 bと第20ツド32 C
との先端にはロッド32と一体的に移動する可動座金3
3 a 、33 bが夫々固着されている。
そして前記第1操作バネ31と同様の機能を有する第1
操作バネ31 aが可動座金33 aと固定座金373
との間に、また前記第2操作バネ38と同様の機能を有
する第2操作バネ38 aが可動座金33 bと固定座
金373との間に夫々介装しである。
このとき第10ツド32 bは第1操作バネ31 aの
右端と可動座金333との間に所定の間隔があくように
しておく。
かかる実施例においても前記実施例と同様にロッド32
aが左方向に移動すると、これと一体的な可動座金3
3 bの移動に伴ない先ず第2操作バネ38 aのみが
圧縮され若干遅れて可動座金33 aが第1操作バネ3
1 aの右端に当接した後、第1操作バネ31 aと第
2操作バネ38 aとが共に圧縮される。
このときの合成バネ定数は前記実施例の場合と同様に考
えれは゛良い。
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば相対的なバネ定数が異なる第1操作バネと第2操作
バネとでこれら第1操作バネ及び第2操作バネを直列若
しくは並列に接続して形成したので、潜勢力を蓄勢する
際その初期においては小さなバネ定数の操作バネとして
所定の潜勢力を蓄勢でき操作に不必要な余剰のエネルギ
を大幅に削減できる。
この結果、投入・遮断操作に伴ない各部に与える衝撃力
が従来技術に比して非常に小さくなり、当該操作機構の
各部品及び部材の小形化を図ることができ、所要スペー
スを縮小し得るとともに価格も低置なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す正面図(
但し駆動機構は斜視図で示す)で、第1図が操作バネに
潜勢力を蓄勢していない状態、第2図が操作バネに潜勢
力を蓄勢した状態を夫々示す。 また第3図はロッドに加わる荷重とこのロッドのストロ
ークとの関係を従来技術との比較において示す特性図、
第4図は本考案の第2の実施例の操作バネ部分を抽出し
て示す正面図、第5図、第6図は本考案の第3の実施例
を示す正面図(但し駆動機構は斜視図で示す)で、第5
図が操作バネに潜勢力を蓄勢していない状態、第6図が
潜勢力を蓄勢した状態を夫々示す。 また第7図は本考案の第4の実施例の操作バネ部分を抽
出して示す正面図である。 図面中、1,31,318は第1操作バネ、8,8 a
、38゜38 aは第2操作バネである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作バネをロッドに装着し、このロッドの一方向への移
    動に伴ない前記操作バネに潜勢力を蓄勢するとともにこ
    の操作バネの潜勢力の放出に伴ない前記ロッドを反対方
    向へ移動せしめることにより開閉器本体の遮断若しくは
    投入を行なうものにおいて、相対的に大きなバネ定数を
    有する第1操作バネと相対的に小さなバネ定数を有する
    第2操作バネとを有し、前記ロッドの一方向への移動に
    より先ず第2操作バネに潜勢力を蓄勢せしぬ若干遅れて
    第1操作バネに潜勢力を蓄勢せしめるとともに、潜勢力
    の放出の際には第1操作バネの潜勢力の放出が終了した
    後にも第2操作バネの潜勢力が放出され続けるよう、こ
    れら第1操作バネと第2操作バネとを直列若しくは並列
    に接続したことを特徴とする開閉器の操作機構。
JP9884278U 1978-07-20 1978-07-20 開閉器の操作機構 Expired JPS5921472Y2 (ja)

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