JPS59214620A - 複合シ−トの製造法 - Google Patents

複合シ−トの製造法

Info

Publication number
JPS59214620A
JPS59214620A JP58089138A JP8913883A JPS59214620A JP S59214620 A JPS59214620 A JP S59214620A JP 58089138 A JP58089138 A JP 58089138A JP 8913883 A JP8913883 A JP 8913883A JP S59214620 A JPS59214620 A JP S59214620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
resin
tension
manufacturing
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58089138A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH025173B2 (ja
Inventor
Fujio Funakoshi
船越 富士男
Yukio Koike
小池 幸雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kaken Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaken Kogyo Co Ltd filed Critical Kaken Kogyo Co Ltd
Priority to JP58089138A priority Critical patent/JPS59214620A/ja
Publication of JPS59214620A publication Critical patent/JPS59214620A/ja
Publication of JPH025173B2 publication Critical patent/JPH025173B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B38/00Ancillary operations in connection with laminating processes
    • B32B38/0008Electrical discharge treatment, e.g. corona, plasma treatment; wave energy or particle radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2327/00Polyvinylhalogenides
    • B32B2327/12Polyvinylhalogenides containing fluorine

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フン素樹脂からなるシートを必須の構a44
料としこれに池の任意のシート状物を接着してなる積層
構造の複合シートを製造する方法に関するものである(
なおこの明細書では、通常「フィルム」と呼ばれること
の多い厚さ約()、2m川未満の薄膜をも含む意味で「
シート」という。)。
フッ素樹脂製シートは、電気的特性、熱的特性、耐薬品
性、気体遮断性等の特性においてすぐれた性能を示すが
、その反面、シート表面が不活性であるため、池のプラ
スチック製品、金属、紙、布などと強固に接合すること
が難しいという欠点を持つ。このため、フッ素樹脂製シ
ートを池の祠料に接着する必要がある場合は、従来、非
常な苦心が払われている。例えば、ナフタリンの液体ア
ンモニア溶液を用いて7ノ素樹脂製シー)の表面を処理
したのち接着剤層となる他のプラスチックフィルムを溶
融状態で圧着しておく方法があるが、この方法は、処理
液の取扱いに高度の注意を要するだけでなく、処理面を
褐色に変色させて商品価値を低下させるとともに電気特
性(特に絶縁性)を着しく悪化させるという欠点を持つ
また、表面をプラズマ処理する方法またはこれを応用し
たスパッタリングエツチング処理によりフッ素樹脂製シ
ートの接着性を向上させる方法があるが、処理装置が大
型かつ高価なものになるほか、生産性および処理効果の
均一性の点でも問題がある。フッ素樹脂が三7ノ化塩化
ビニリデン樹脂である場合、コロナ放電処理を行なった
のち直ちに反応型エポキシ樹脂のメチルアルコール溶液
とポリエチレンイミンの無水アルコール溶液との混合液
を塗布し、次いでポリオレフィン系樹脂膜を接着剤層と
して熱圧着する方法も知られているが、この方法により
得られたフッ素+11脂シート複合物は、フッ素樹脂シ
ート−ポリオレフイン系+111脂膜間の接着力が不十
分なだけでなく耐水性が悪く、したがって強固な耐水性
接着は期待できないから、きわめて限られた用途にしか
供し得ないものである(いうまでもなく、暴利と接着剤
層との間の接着力が弱いときはその接着力が基材と池の
材料との接着強度を支配するから、強固な接着は生じ得
ない。)。
本発明の目的は、」二連のような接X1の問題を解決し
、7ン素樹脂製シートを池の任意のシート状物と強固に
接着することによりフッ素樹脂製シートのより多彩な利
用を可能にした複合シートを容易に製造する方法を提供
することにある。
この目的を達成することに成功した本発明は、フッ素樹
脂製シートの片面または両面に池のシート状物を接着し
てなる複合シートを製造するに当り、7ン素樹脂製シー
トの他のシート状物と接着される面をコロナ放電処理し
てその表面濡れ張力を35ダイン/cm以上とし、溶融
状態のエチレンーグリシンルメタクリレートー酢酸ビニ
ル三元ランダム共重合体(以下、E G V樹脂という
)の薄膜を介して」二記処理後のフッ素樹脂製シートと
接着すべきシート状物とを重ね合わせて押圧することに
より各シートを一体化し、更に緊張下に熱処理すること
を特徴とする。
EGV樹脂は、反応性ホットメルト型接着剤として、住
友化学]二業株式会社よりボンドファーストの商品名で
市販されている。その特徴は、耐水性および耐溶剤性が
よく、ポリオレフィン、金属、繊維製品、合成ゴム、無
機物、木材など多くの材料の接着に利用できることにあ
る。しかしながら、この樹脂も栄なるホットメルト型接
着剤として使ったのでは通常の7ン素樹脂製シートを接
着する能力はないから、これを用いてフッ素樹脂製シー
トを構成材料とする複合シートを製造することに成功し
た例は見当らない。EGV樹脂によるVy素樹脂製シー
トの接着は、上記物理的な処理を併用することにより、
初めて可能になる。
本発明の方法により複合シートを製造する場合、EGV
樹脂としては融点が約90〜98°Cでグルシジルメタ
クリレートの共重合比が約3〜15モル%のものが好ま
し0゜前記市販品・ボンドファーストのグレード2A、
2B、E、7A、7B等はいずれもそのまま使用するこ
とができるが、それらの中でも特に本発明の複合シート
の製造に適してbするのは、ボンドファースト7Bであ
る。
一方、フッ素樹脂シートは、そのE G Xl 431
脂で被覆しようとする表面を、あらかじめコロナ放電処
理しておくことが必要である。すなわち、ポリオレフィ
ン系フィルム等の接着あるいは印刷を行う場合の前処理
として周知のコロナ放電処理に準して処理し、表面濡れ
張力が好ましくは35ダイン/cm以上である励起状態
にしておく。このような前処理を必要とすることのほか
にはフッ素樹脂シートについての制限はなく、三7ツ化
エチレン、六7ノ化エチレンなど各種7・ン素系モノマ
ーの重合体、またはこれらのモノマーとオレフィン類と
の共重合体等からなるシートを、いずれも使用すること
ができる。また、フッ素樹脂シートは、モリ7デン粉末
、ブロンズ粉末、グラファイト等の充填剤、あるいは顔
料を含有するものであってもよい。なお、厚さはまった
く限定されない。
コロナ放電処理を終った7ノ素樹脂シートは直ちにEG
V樹脂の溶融押出磯を備えた積層装置に送り、そのコロ
ナ放電処理面を接着面とし、押出直後のまだ溶融状態に
あるEGV+jl脂の薄膜を接着剤層とするいわゆるサ
ンドインチラミネート方式により、接着しようとする池
のシートと圧着する。この工程は、一般的なサンドイン
チラミネート法の常法に従って行えはよい。但し、フッ
素樹脂製シートに接着するシートが熱可塑性樹脂である
場合は、その素ヰ旧J脂をE G V +!l脂と共押
出しすることにより、あらカルめE GV樹脂層と一体
化しておいてもよい。共押出法によらない場合、7ノ素
樹脂製シートに接着するシートの接着面については特別
の前処理は不要であるが、必茨に応じて、コロナ放電処
理したりアンカー剤を塗布するなど、E G V樹脂と
の親和性を高める前処理を施しておいてもよい。
フッ素樹脂製シートの両面に他のシート状物を接着する
場合は、この後、未処理面に上記と同様のコロナ放電処
理と接着処理を施す。
圧着後、常温まで冷却して得られた複合シートの層間接
着力はまだきわめて弱く、接着されたシート同士は手で
容易にはがすことができる。これは、フッ素樹脂層とE
GV樹脂層との接着力が弱いためである。しかしながら
、この後、約20°C以上の温度で約24〜48時間ま
たはそれ以上の時間、約10〜15g/cmの張力を加
えた状態に保つと、フッ素↑tA脂シートの励起された
表面とEGV樹脂中のエポキシ基とが反応し、エポキシ
基が開環して架橋結合が生しるため、フッ素+jJ脂層
とE G V 4714脂層との間の接着力は著しく大
きくなる。
その結果、E G V4jj脂からなる接着剤層が通常
要求される水準以上の接着力を発揮するようになり、接
着したシート間の接着力が77素樹脂層−EGV樹脂層
間接着力に支配される場合でも、通常40 (l g/
15+am以上のはく離強度(180°はく離試験によ
る測定値)を持つ複合シートが得られる。
上記緊張処理を行う場合、シートを伸長状態におく必要
はなく、巻取り状態で実施することがで終る。この処理
の効果は処理温度が高いほど短時間で現われるが、あま
り温度が高いと、巻取り状態で実施した場合ブロッキン
グを起こすなど、好ましくない結果を生じるので、通常
は50°C以下で行うことが望ましい。
以上のような本発明の複合シート!!遣法−よれば、ポ
リオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド
、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のプラスチンクから
なるシート、アルミ箔等の金属箔、その池各種繊砒製品
、紙、合成ゴムシートなど種々のシート状物を77素樹
脂製シートと強固に接着して複合シートとすることがで
きる。そして得られる接着構造は、実用上十分な接着強
度を持つとともに耐水性および耐溶剤性がすぐれている
。またフッ素(111脂層は、その本来のすぐれた特性
をそのまま保持している。したがって本発明により、従
来接着が困難なためそのすぐれた特性を活用した(でも
使うことのできなかった多くの分野において、7・ン素
樹脂製シートを簡単に利用できるようになったわけで、
本発明の実施効果はきわめて顕著である。
以下実施例を示して本発明を説明する。
実施例 1 厚さ0 、2 +amのポリ7ン化ビニル樹脂シートを
コロナ放電処理装置の放電間隙に毎分20mの速度で供
給して処理した。
処理前の表面の濡れ張力は32ゲイン/C10、処理後
のそれは40ゲイン/etaであった。
一方、E G V 43(脂・ボンド77−ス)7Bお
よびポリプロピレン樹脂・スミカセンF705を1.1
 、7 m+nの開口スリットを有する1゛グイ共押出
ラミネーターから1  :  1.5の比率で押出して
厚さ25 (1ミクロンの積層シート状に成形した。そ
してそれが未だ溶融状態にある間に、上記コロナ放電処
理済みフッ素樹脂製シートの処理面に、E (’i V
樹脂層を内側にして圧着し、更に冷却ロールで冷却して
から、約10g/Cmの定張力下に巻き取った。得られ
た巻取り状態の複合シートを次いで45°Cの保温槽中
に入れ、12時間静置した。処理後の複合シートのフッ
素樹脂層−ポリプロピレン樹脂層間はく順抵抗は850
 s/’1501Mであった・代理人 弁理士 板井−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) フッ素a4脂製シートの片面または両面に他の
    シート状物を接着してなる複合シートを製造するに当り
    、フッ素樹脂製シートの他のシート状物と接着される面
    をコロナ放電処理してその表面濡れ張力を35ゲイン/
    cm以上とし、溶融状態のエチレン−グリシジルメタク
    リレート−酢酸ビニル三元ランダム共重合体の薄膜を介
    して上記処理後のフン素樹脂製シートと接着すべきシー
    ト状物とを重ね合わせて押圧することにより各シートを
    一体化し、更に緊張処理することを特徴とする複合シー
    トの製造法。 (2)エチレン−グリシジルメタクリレ−1−酢酸ビニ
    ル三元ランダム共重合体がボンドファースト (登録商
    標;住友化学工業株式会社製品)である特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。 〈3)ボンドファーストがボンド7アースト7Bである
    特許請求の範囲第1項記載の製造法。 (4)緊張処理を、10〜15g/amの張力下、20
    〜5(1’cで24〜48時間行う特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 (5) フッ素樹脂製シートと接着されるシートがエチ
    レン−グリシジルメタクリレート−酢酸ビニル三元ラン
    ダム共重合体の薄膜と共押出しされたものである特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。
JP58089138A 1983-05-23 1983-05-23 複合シ−トの製造法 Granted JPS59214620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58089138A JPS59214620A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 複合シ−トの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58089138A JPS59214620A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 複合シ−トの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59214620A true JPS59214620A (ja) 1984-12-04
JPH025173B2 JPH025173B2 (ja) 1990-01-31

Family

ID=13962512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58089138A Granted JPS59214620A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 複合シ−トの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59214620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898638A (en) * 1987-11-26 1990-02-06 Valois S.A. Method of manufacturing flexible gaskets which withstand chemical agents

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898638A (en) * 1987-11-26 1990-02-06 Valois S.A. Method of manufacturing flexible gaskets which withstand chemical agents

Also Published As

Publication number Publication date
JPH025173B2 (ja) 1990-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7794849B2 (en) Thermoplastic film structures with a low melting point outer layer
EP2716453B1 (en) Multi-layer print media made by extrusion coating
US5453326A (en) Polyester film coating with polyamido-polyethyleneimine
CA2518507A1 (en) Process for the production of improved metallized films
US7279061B2 (en) Process for the production of improved metallized films
JPS59214620A (ja) 複合シ−トの製造法
TWI247672B (en) Cross laminated oriented plastic film with integral core
JPS5850592B2 (ja) 金属が蒸着されたフィルム
JP2530732B2 (ja) 熱圧着ラミネ―ト用積層フィルム
JP2882406B2 (ja) 熱圧着プリントラミネート用フィルムおよびプリントラミネート体
JPH04255322A (ja) 防湿性フイルム
JP2564879B2 (ja) 金属蒸着したフィルムの積層体とその製造方法
JPH0155102B2 (ja)
JPS59214642A (ja) 複合シ−ト
JP3033784B2 (ja) 包材の製造方法
JP3048728B2 (ja) 易接着性ポリエステルフイルム
JP3100700B2 (ja) 4−メチル−ペンテン樹脂積層体フィルムの製造方法
JPH05193016A (ja) 積層体およびその製造方法
JP2874697B1 (ja) 熱圧着プリントラミネート用フィルムおよびプリントラミネート体
JPH11198280A (ja) 積層体およびその製造方法
JPS62275134A (ja) 接着方法
JPH0153188B2 (ja)
JPS63222838A (ja) 多層シ−トの製造方法
JPS63130640A (ja) 積層体の製造方法
JPH0216049A (ja) 熱圧着ラミネート用積層フイルム