JPS5921419Y2 - 回転体のストツプ機構 - Google Patents
回転体のストツプ機構Info
- Publication number
- JPS5921419Y2 JPS5921419Y2 JP10092176U JP10092176U JPS5921419Y2 JP S5921419 Y2 JPS5921419 Y2 JP S5921419Y2 JP 10092176 U JP10092176 U JP 10092176U JP 10092176 U JP10092176 U JP 10092176U JP S5921419 Y2 JPS5921419 Y2 JP S5921419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- protrusion
- color
- stopper
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は色別された表面を有し永久磁石を内蔵する回転
体が反転する際の位置決めを正確に行うことのできる回
転体のストップ機構に関するものである。
体が反転する際の位置決めを正確に行うことのできる回
転体のストップ機構に関するものである。
第1図および第2図に従来の回転表示器を示す。
図中、1は軸受部2,2′に回転自在に支持される回転
体で、モールド等により例えば白、黒等の2色にそれぞ
れ色別された表面1a、lbを有し、内部には永久磁石
3が内蔵されている。
体で、モールド等により例えば白、黒等の2色にそれぞ
れ色別された表面1a、lbを有し、内部には永久磁石
3が内蔵されている。
軸受部2,2′には第2図に示すように電磁石4が固定
されており、該電磁石4は、該電磁石4のコイルに通電
される励磁電流の極性に応じて回転体1内の永久磁石3
と反撥、吸引作用をして回転体1を略180°ずつ交互
に反転させ位置決めして所望の色の表示を行うようにな
っている。
されており、該電磁石4は、該電磁石4のコイルに通電
される励磁電流の極性に応じて回転体1内の永久磁石3
と反撥、吸引作用をして回転体1を略180°ずつ交互
に反転させ位置決めして所望の色の表示を行うようにな
っている。
この反転時の回転体1の位置決めは、回転体1の色別の
境界部に設けた突起5を軸受部2に一体に設けられたス
トッパ6に係合させて行っており、永久磁石3と電磁石
4が正対するのを防止して反転動作が円滑に行われるよ
うになっている。
境界部に設けた突起5を軸受部2に一体に設けられたス
トッパ6に係合させて行っており、永久磁石3と電磁石
4が正対するのを防止して反転動作が円滑に行われるよ
うになっている。
なお、7.7’は回転体1の両端に一体に設けられた軸
である。
である。
このような従来の回転表示器では、突起5はストッパ6
側の回転体1の表面1a、lbの境界部に設けられて軸
受部に設けられたストッパ6と係合するようになってお
り、回転体1の中心にないため、突起5がストッパ6に
衝突する時の衝撃力は両側の軸受部2,2′で異なり、
片側の軸受部2と軸7の摩耗が進行するという問題があ
り、かつ片側の軸受部2にはストッパ6が形成されてい
るため加工が面倒であった。
側の回転体1の表面1a、lbの境界部に設けられて軸
受部に設けられたストッパ6と係合するようになってお
り、回転体1の中心にないため、突起5がストッパ6に
衝突する時の衝撃力は両側の軸受部2,2′で異なり、
片側の軸受部2と軸7の摩耗が進行するという問題があ
り、かつ片側の軸受部2にはストッパ6が形成されてい
るため加工が面倒であった。
また、このような回転表示器を所定の配置で組合せるこ
とによって表示装置を構成する場合に、突起、ストッパ
よりなるストップ機構の寸法精度にばらつきを生ずると
いう問題か′あった。
とによって表示装置を構成する場合に、突起、ストッパ
よりなるストップ機構の寸法精度にばらつきを生ずると
いう問題か′あった。
すなわち、回転体1による表示は、表示装置の表面板の
開口部で行われるが、この表示板と各回転表示器のスト
ッパとの相対関係が各ストッパの寸法精度や各回転表示
器の取付精度のばらつき等によりまちまちとなり、正確
な表示が表われなくなる。
開口部で行われるが、この表示板と各回転表示器のスト
ッパとの相対関係が各ストッパの寸法精度や各回転表示
器の取付精度のばらつき等によりまちまちとなり、正確
な表示が表われなくなる。
本考案はこれらの問題を解決するためのもので、軸受部
と軸の摩耗が均一化され、しかも正確な表示が行なわれ
る回転体のストップ機構を提供することを目的としてい
る。
と軸の摩耗が均一化され、しかも正確な表示が行なわれ
る回転体のストップ機構を提供することを目的としてい
る。
次に第3図に関連して本考案を説明する。
本考案では、回転体1の表面1a、lbの色別境界部に
2つの軸受部の中心において該境界部に対し対称の両端
部8a、8bを有する突起8が設けられている。
2つの軸受部の中心において該境界部に対し対称の両端
部8a、8bを有する突起8が設けられている。
この回転体1を電磁石により交互に反転させる際に、回
転体1は、突起8の各端部8a、8bが表示装置の表面
板9と係合することにより位置決めされて所望の色の表
示が行われる。
転体1は、突起8の各端部8a、8bが表示装置の表面
板9と係合することにより位置決めされて所望の色の表
示が行われる。
すなわち、回転体1が矢印A方向に回転するときは突起
8の一端部8aが図に示すように表面板9と係合して表
面1bの色が表示され、回転体1が矢印A′方向に反転
するときは突起8の他端部8bが表面板9と係合して表
面1aの色が表示される。
8の一端部8aが図に示すように表面板9と係合して表
面1bの色が表示され、回転体1が矢印A′方向に反転
するときは突起8の他端部8bが表面板9と係合して表
面1aの色が表示される。
本考案は以上のように構成されているので、次の各種の
優れた効果を奏することが可能である。
優れた効果を奏することが可能である。
(1)突起が回転体の両輪受部の中心に設けられている
ため、回転体位置決め時の衝撃力は両輪受部側で均一化
されて軸受部と軸の摩耗が左右で均一化される。
ため、回転体位置決め時の衝撃力は両輪受部側で均一化
されて軸受部と軸の摩耗が左右で均一化される。
(2)ストッパを回転体に設けずに表示装置の表面板を
ストッパとして用い、回転体の突起の両端部をこの表面
板に係止させることにより回転体を位置決めして所望の
色の表示を行うようになっているため、従来構造のスト
ッパ寸法精度の影響をなくすことができる。
ストッパとして用い、回転体の突起の両端部をこの表面
板に係止させることにより回転体を位置決めして所望の
色の表示を行うようになっているため、従来構造のスト
ッパ寸法精度の影響をなくすことができる。
また、複数の回転表示器を表示装置に組み込んで表示を
行う場合、各回転表示器の回転体の突起が共通の表面板
により位置決めされることになり、回転表示器が多少傾
いて取り付けられたような場合でも正確な表示が実現さ
れ回転体の取り付けも容易になる。
行う場合、各回転表示器の回転体の突起が共通の表面板
により位置決めされることになり、回転表示器が多少傾
いて取り付けられたような場合でも正確な表示が実現さ
れ回転体の取り付けも容易になる。
なお、図中回転体は球状のものを示したが、本考案は円
筒状の回転体等にも適用可能である。
筒状の回転体等にも適用可能である。
第1図および第2図は従来の回転表示器の平面図および
正面図、第3図は本考案に係る回転表示器のストッパ機
構の実施例を示す正面図である。 図中、1は回転体、la、lbは表面、2,2′は軸受
部、3は永久磁石、4は電磁石、7,7′は軸、8は突
起、9は表面板である。
正面図、第3図は本考案に係る回転表示器のストッパ機
構の実施例を示す正面図である。 図中、1は回転体、la、lbは表面、2,2′は軸受
部、3は永久磁石、4は電磁石、7,7′は軸、8は突
起、9は表面板である。
Claims (1)
- 色別された表面を有し永久磁石を内蔵する回転体の両端
の軸を2つの軸受部により軸支して回転体を回転自在に
支持し、電磁石の励磁電流の極性によって前記回転体を
反転させる回転表示器を所定の配置で組合せてなる表示
装置において、前記回転体表面の色別境界部に前記2つ
の軸受部の中心におい゛て該境界部に対し対称の両端部
を有する突起を一体的に設け、前記回転体反転時に前記
突起の端部を前記表示装置の表面板に係止させて位置決
めすることにより所望の色による表示が行われるように
したことを特徴とする回転体のストップ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092176U JPS5921419Y2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 回転体のストツプ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092176U JPS5921419Y2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 回転体のストツプ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5320586U JPS5320586U (ja) | 1978-02-21 |
JPS5921419Y2 true JPS5921419Y2 (ja) | 1984-06-23 |
Family
ID=28711171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092176U Expired JPS5921419Y2 (ja) | 1976-07-30 | 1976-07-30 | 回転体のストツプ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921419Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-07-30 JP JP10092176U patent/JPS5921419Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5320586U (ja) | 1978-02-21 |
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