JPS59214129A - カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法 - Google Patents

カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法

Info

Publication number
JPS59214129A
JPS59214129A JP8842683A JP8842683A JPS59214129A JP S59214129 A JPS59214129 A JP S59214129A JP 8842683 A JP8842683 A JP 8842683A JP 8842683 A JP8842683 A JP 8842683A JP S59214129 A JPS59214129 A JP S59214129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
funnel glass
drying
graphite film
funnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8842683A
Other languages
English (en)
Inventor
Seihachiro Hayashi
林 清八郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8842683A priority Critical patent/JPS59214129A/ja
Publication of JPS59214129A publication Critical patent/JPS59214129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラーブラウン管のファンネルガラスの内面
に形成される導電製黒鉛被膜の乾燥方法に関するもので
ある。
通常、カラーブラウン管のファンネルガラスの内面に形
成される導電製黒鉛被膜は、高電圧が印加されて電子ビ
ームを加速する機能、あるいは、電子銃に高電圧を供給
するなど重要な役割を果す。
この導電性黒鉛被膜は、以下の手順によってカラーブラ
ウン管のファンネルガラスの内面に被着形成される。す
なわち、カラーブラウン管を構成するファンネルガラス
の内面を洗剤もしくは弗化水素酸水溶液などの洗浄剤を
用いて洗浄し乾燥した後、この内面の所定の部分に対し
て黒鉛粉末と水ガラスなどからなる黒鉛塗料をスプレ法
やハケを用いて均一に塗布し、これを乾燥させる。その
後、400〜420℃に設定した空気炉中に数十分ない
し数時間、ファンネルガラスを入れてベーキング処理を
行なう。これによシ黒鉛被膜をファンネルガラスの内面
に強固に接着させることができる。
ベーキング処理を完了したファンネルガラスは以後通常
の製造工程を経てカラーブラウン管として完成される。
この時の黒鉛被膜の乾燥方法としては、そのままファン
ネルガラスを放置して自然乾燥する方法や、常温または
加熱した脱湿空気を拡散送風して乾燥する方法などがあ
るが、従来は第1図に示すように、常温の脱湿空気をフ
ァンネルガラス(1)の全内面に拡散送風することによ
って黒鉛被膜を乾燥させていた。乾燥空気の拡散方法と
しては、塩化ビニール製板(6)の上部に1φ〜2φの
小さな送風穴(8)を2〜3mm間隔で多数あけておき
、所定の位置にファンネルガラス(1)を配置するとと
もに、塩化ビニル製板(6)に送風することにより拡散
空気が得られる方法をとっていた。
しかし、ファンネルガラス(1)の開口部(2)は、通
常、長方形もしくは門形形の角形をしておシ、また、そ
のコーナ部(5)では、前記黒鉛塗料の塗布工程におけ
るハケ塗シの時には、そのコーナ一部(5)ではどうし
ても間欠的な動きとなシ、その時ハケの動きの一時的に
止まったところもしくはハケの動きの遅くなったところ
では黒鉛被膜(4)の膜厚が厚くなってしまう症状がで
る。
そのため、上記方法で黒鉛被膜(4)を乾燥させると、
そのコーナ部(5)へ直接乾燥空気(7)を送風し乾燥
することになるため乾燥送度が速くなシ、乾燥後の黒鉛
被膜(4)にはクラックや剥離が生じ、まだ、後のベー
キング処理によジ隆起状の火ぶくれ現象を生じさせるこ
ととなる。この隆起した火ぶくれ部やクラック、剥離部
は後の製造工程中の機械的衝撃に非常に弱く、塗装面か
ら黒鉛粒子や被膜の一部が脱離しやすい。そして、この
黒鉛粒子や被膜の一部が管内に浮遊して電子銃に旬着す
ると、その耐電圧特性を劣化させ、またシャドウマスク
に付着すると、いわゆる目詰り欠陥品として画面品位を
著しく低下させる等の欠点を与えていた。
この発明は上記の欠点を除去するためになされたもので
、ファンネルガラスコーナ部における黒鉛被膜の膜厚が
厚くなる部分に直接乾燥空気を送風することなく、間接
的な空気の流れによりコーナ部の急速な乾燥を防止し、
黒鉛被膜の隆起状火ぶくれや剥離、クラックを防止しよ
うとするものである。
以下図面を用いてこの発明の実施例によるカラーブラウ
ン管のファンネルガラス内面の黒鉛被膜の乾燥方法につ
いて説明する。
第2図において、(1)はファンネルガラスで、一端に
拡開した角形の開口部(2)を有し、他端にはネック部
(3)を有している。(4)はファンネルガラス(1)
の内面に被着された黒鉛被膜である。以下、順を追って
黒鉛被膜(4)の乾燥方法について説明する。
ます、ファンネルガラス(1)の内面を約1%の弗化水
素酸水溶液で洗浄し、イオン父換純水などで充分に洗浄
したあと脱湿空気等でエヤープローを行ない乾燥する。
つぎにネック部(3)を上にし開口部(2)を下にして
ネック部(3)の内面の所定位置まで硅酸加里を結合剤
とする黒鉛塗料を通気性ウレタンを素材とするハケで塗
布する。つづいてネック部(3)を下方に開口部(2)
を上方にしてネック部(3)以外のファンネルガラス(
1)の内面に、やはシ通気性ウレタンを素材とするハケ
で黒鉛塗料を全面に塗布する。ここまでは従来法と何ん
らかわシはない。
つぎに、第2図に示すように、塩化ビニル製パイプ(6
)の管軸中心線上表面に2φ穴(8)を2劃間隔で開口
しパイプ配置を図示するごとく十文字に配置する。その
上方にファンネル保持台(9)を設け、黒鉛被膜(4)
の塗布済みのものを開口部(2)を下にし、かつ開口部
(2)の短辺もしくは長辺部が十文字をなす乾燥パイプ
(6)Ω一本とほぼ平行になるようにセットする。この
場合、塩化ビニール製バイグ(6)は直径25φのもの
を使用し、設置位置は開口部(2)よ、j7100mm
下方の位置としたこれより下方に位置させると、拡散し
た乾燥空気がコーナ部(5)に直接当ることになり黒鉛
被膜(4)にクラック、剥離が発生する原因となる。こ
のパイプ露点O℃〜−5℃圧力0.51y/61の常温
脱湿空気(7)を送風するととによシ、上記パイプ穴(
8)から空気(7)を拡散させ、第3図(IL) (b
)に斜線で示す部分に空気を直接送風する。つまシ、フ
ァンネルガラス(1)の開口部(2)にあるシール部の
各辺を3分割しそれぞれのコーナ部(5)K接する1辺
00)の長さ部分でできる長方形状の領域(1υ、計4
ケ所以外の部分(12)に送風空気(7)を当てて長方
形状の領域(1111つ一1ニジファンネルガラス(1
)のコーナ部(5)への空気(7)の送風は、斜線部は
からの乱気流による間接的な空気(7)の流れによシ黒
鉛被膜(4)を乾燥する。
前記乾燥工程における乾燥空気の露点においては、上記
実施例では0℃〜−5℃としたが、0℃以上にすればフ
ァンネルガラス(1)のコーナ部(5)のクラック、剥
離に寄与する比率は高くなるが乾燥時間が長くかか多能
率の低下を招くので、この実施例では採用しなかった。
このような乾燥方法によるとファンネルガラスコーナ部
に乾燥空気嬢直接当ることがなく、空気の対流による間
接乾燥のだめ急速な乾燥とならず、クラック、剥離、ベ
ーキング後の火ぶくれ現象を防止することができだ。
また、上記実施例では塩化ビニール製パイプ管軸中心線
上表面に2φの送風穴(8)を開けて実施したが、穴の
大きさ及びその間隔はファンネルガラス(1)のコーナ
部(5)に拡散空気が直接当らなければ、その空気拡散
手段は任意に選択することができる。
さらに、送風穴(8)の代わりに、スリット状のものを
開設してもよく、その他の乾燥方法および他の乾燥気体
を用いても、ファンネルガラス(1)のコーナ部(5)
に直接気体が当らない方法であれば応用可能である。
以上詳述したように、この発明による乾燥方法によれば
、乾燥空気をファンネルガラスのコーナ部に直接当てな
いという簡単な手法で、黒鉛被膜乾燥上シのクラック、
剥離およびベーキング後の隆起状火ぶくれを防止するこ
とができ、カラーブラウン管の完成後の耐電圧特性を向
上させ得、シャドウマスクの目詰り不良を防止でき、品
質及び特性の向上をもたらすことのできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の黒鉛被膜の乾燥方法を示す概略図、第2
図はこの発明の実施例による黒鉛被膜の乾燥方法を示す
概略図、第3図(a) (b)は乾燥空気を当てる位置
を説明するための概略図である。 (1)・・・ファンネルガラス、(2)・・・開口部、
(3)・・・ネック部、(4)・・・黒鉛被膜、(5)
・・・ファンネルガラスのコーナ部、(7)・・・乾燥
空気、(12)・・・乾燥空気の当たる部分。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大岩増雄 第1図 第3図(a) 第2図 第314(b) 0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端に細径のネック部を有し他端に拡開した角状
    の開口部を有するファンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥
    方法であって、上記ファンネル部におけるコーナ部以外
    の内面に直接乾燥用気体をあて、上記コーナ部内面へは
    この乾燥用気体の乱気流を間接的にあてることを特徴と
    するカラーブラウン管ファンネルガラス内面の黒鉛被膜
    乾燥方法。
JP8842683A 1983-05-18 1983-05-18 カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法 Pending JPS59214129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8842683A JPS59214129A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8842683A JPS59214129A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59214129A true JPS59214129A (ja) 1984-12-04

Family

ID=13942453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8842683A Pending JPS59214129A (ja) 1983-05-18 1983-05-18 カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59214129A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1075541A (en) Method and apparatus for lining a cathode ray tube with an electrically conductive coating having a sharply defined boundary
US4485158A (en) Method for preparing a mosaic luminescent screen using a mosaic precoating
JPS59214129A (ja) カラ−ブラウン管フアンネルガラス内面の黒鉛被膜乾燥方法
JPS6337930B2 (ja)
JPS6315696B2 (ja)
JPS61264628A (ja) ブラウン管けい光面の形成方法
JP3201419B2 (ja) 受像管の製造方法
JPH097507A (ja) シャドウマスク用パターン焼付け版の製造方法
JPH08180809A (ja) カラー受像管の蛍光面の現像方法
JPH0218834A (ja) 蛍光膜形成方法
JPH0241140B2 (ja) Inkyokusenkannoseizohoho
JPS62229737A (ja) カラ−受像管
JPH0412579B2 (ja)
JPS6237845A (ja) 陰極線管の異物除去方法
JPH0528680Y2 (ja)
JPH03163731A (ja) 紫外線抑制形ランプの製造方法
JPS6366820A (ja) 陰極線管の螢光面形成方法
JPH0370333B2 (ja)
JP2000251754A (ja) 蛍光面、画像表示装置及び蛍光面の製造方法
JPS6196085A (ja) シヤドウマスクの製造方法
JPS6369119A (ja) シヤドウマスクの表面処理方法
JPH05225904A (ja) カラ−受像管の蛍光面形成方法
JPH03129347A (ja) シャドウマスク用パターン焼付け版及びその製造方法
JPH06103888A (ja) カラーブラウン管用シャドウマスクの製造方法
JPS58142728A (ja) カラ−受像管の製造方法