JPS59212390A - ロ−プウインチ - Google Patents
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- JPS59212390A JPS59212390A JP8828483A JP8828483A JPS59212390A JP S59212390 A JPS59212390 A JP S59212390A JP 8828483 A JP8828483 A JP 8828483A JP 8828483 A JP8828483 A JP 8828483A JP S59212390 A JPS59212390 A JP S59212390A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、例えはクローラクレーンやパイルドライバ等
のブーム俯仰動用ウィンナとして用いられて好適なロー
プウィンチに関するものである。 一般にロープウィンチは、ロープを巻着して設けたドラ
ムと、油圧モータ等の駆動用モータおよび減速機からな
るドラム駆動装置とを有し、該駆動用モータの回転出力
を減速機を介することにより減速してドラムを回転I4
!、勤するように構成されている。そして、前述のドラ
ム駆動装置として遊星歯車機+14からなる減速機を備
えたロープウィンチは例えti%開昭52−88953
号公報により知られている。かかる公知のロープウィン
チは遊星歯車減速装置をギヤケーシング内に収納してこ
のギヤケーシング奮ドラム内に配設し、駆動用モータか
らの回転出力を2段の遊星歯車減速段で減速してギヤケ
ーシングを(ロ)転させ、該ギヤゲージングとドラムと
な連結することによりドラムを駆動するような構成とな
っている。 ところか、0;(述した従来技術のロープウィンチを7
二t」以下に)jzフような欠点がある。 まず第1に、各段の遊星歯車減速段の遊星歯車と噛合す
る内歯歯車はギヤケーシングに形成され、「1!tギヤ
ケ一シングti第2段の遊星歯車と噛合し1回も、する
ようfCなっているから、第1段の遊星歯沖、&」その
回転方向と同じ方向に回転する内Wi内歯車噛合するこ
とになり、このために当該遊星歯車減速装置の減速比に
損失が生じる欠点がある。ここで、第1段の内歯歯車と
太陽歯車との歳数比を11とし、第2段の内歯歯車と太
陽歯車との歯数比’(r12aLだときに、第1段の太
陽歯車からドラムまでの減速比は、前述の従来技術のも
のにあってr、Lix+−ix・モ1lXi、となる。 ところが、各段の遊星歯車と吻合する門歯歯車を固定し
た場合にμ歯酵比が同じでも、減速比は(1+il )
(1千1a)= 1 +i + +12 +i 1X
j 2となり、前述のように内歯歯車を回転させるこ
とにより減速比が1少なくなる。 第2に、第2段の遊星歯車をギヤケーシングを施蓋する
カバーに支持させ、該カッぐ−をサポートフレームに取
付けているから、駆動用モータだけでなく、第1の太陽
歯車に接続して設けるブレーキ装置をドラム外に突出さ
せて設ける必侠があシ、このためにロープウィンチ全体
が軸方向に長くなってしまう欠点がある。 第3に、遊星歯車減速装置をギヤケーシングに収納し、
該ギヤケーシングをドラム内に配設してそれらをゲルト
で連結する構成としているから、該ドラムの内部構造が
複雑となり、径方向に大型化する欠点もある。 第4に、第2段の遊星歯車減速段を第1段の遊星歯車減
速段より駆動用モータに近接する位置に設けているため
に、第1段の太陽歯車を第2段の遊星歯車減速段を貫通
する状態に設ける必快があり、このため第1段の太陽歯
車の全長が長くなり、その構造が複雑となる欠点もある
。 本発明は斜上の点に鑑みなされたもので、減速比に損失
がなく、シかも小型でかつ簡単な構成を有するロープウ
ィンチを提供することを目的とするものである。 前述の目的を達成するために、本発明に係るロープウィ
ンチは、サポートフレームに第1.第2の取付部拐を設
け、また遊星歯車減速装置をドラムの円筒部内に収納し
、該遊星歯車減速装置のうち駆動用モータの出力軸と連
結される第1段の太陽歯車を前記ドラムのモータ側に位
置させると共に該第1の太陽歯車と第1の取付部材との
間にはブレーキ装置を設け、各段の遊星歯車減速段の遊
星歯車と噛合する内歯歯車を前記第1の取付部材に固定
して設け、また最終段の遊星歯車減速段の遊星歯車と連
結した遊星アームを前記ドラムの反モータ側と連結し、
該ドラムの反モータ側ヲカバーにより施蓋し、該カバー
を前記サポートフレームに第2の数句部材およびそれに
取付けた軸受を介して回転自在に支持すると共に、前記
ドラムのモータ111」を軸受を介して前記2I〕1の
取付部材に回転自在に支(1させ、さらに該ドラムのモ
ータ側と前記第1の取付部拐との間に1″i′該ドラム
およびカバーにより形成される遊星歯車減速装置収納室
を液密に保持するシール部材を介装する構成としたこと
をその特徴とするものである。 以下、図面に基づき本発明の実施例について睨明する6 まず、第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示
すもので、図中1はサポートフレームを示し、該サポー
トフレーム1には第1.第2の取付部材2A#2Bがボ
ルト3,4によりそれぞれ同着して設けられている。5
は駆動用モータとしての油圧モータで、該油圧モータ5
はボルト6により第1の取付部材2人に固着されている
。7は取付部材2A、2B間に配設したロープ巻取用の
ドラムを示し、該ドラム7の円筒部7A内には油圧モー
タ5の出力軸5Aが突出して設けられ、該出力軸5Aは
ドラム7の円筒部7A内に配設した遊星歯車減速装置8
に接続されている。 遊星歯車減速装置8は2段の遊星歯車減速段からなるも
ので、第1段゛の遊星歯車減速段は前記モータ5の出力
軸5AvCスプライン結合した第1の太陽歯車9と、該
第1の太陽歯車9と内歯歯車10との間に側合する第1
の遊星歯車11とを有しLいる。そして、内歯歯車10
は第1の取付部材2人にスプライン結合され、該第1の
取付部材2人にナツト]2を締結することにより位置決
め、)れ°Cいる。9Fって、内歯歯車10は第1の取
付!jls 4’4’ 2 Aを介し、てサポートフレ
ーム1に固定的に支持されている。これにより第1の太
陽歯車9が回転部*++されると、81の遊星歯車11
は自転すると共に該第1の太陽歯車9の囲りを公転せし
められる。そして、第1の遊星歯車11はビン13に1
1+1転自在に支持され、該ビン13には第1の遊星ア
ーム14が固着して設けられ、これにより該第1の遊星
アーム14には第1の遊星歯車11の公転のみが伝達さ
れるようになっている。 次に、第1の遊星アーム14は第2の太陽歯車15と歯
車でN合結合されており、該第2の太陽歯車15は第1
の遊星アーム14°により回転駆動されるようになって
いる。そして、第2の太陽歯車15には第2の遊星歯車
16が噛合しており、該第2の遊星歯車16はまた門歯
歯車10とも噛合するように設けられている。これによ
り、第2の遊星歯車16は第2の太陽歯車15に駆動さ
れて、自転および公転せしめられるようになっている。 さらに、該第2の遊星歯車16はビン17に回転自在に
支持され、該ビン17は第2の遊星アーム18に固着さ
れてする。これによって、該第2の遊星アーム18には
第2の遊星歯車16の公転が伝達されるようになってお
ジ、これら第2の太陽歯車15、第2の遊星歯車16、
第2の遊星アーム18により第2段の遊星歯車減速段が
形成されている。 そして、第2の遊星アーム18はボルト19゜19、・
・・によpドラム7の側面に固着されている。 これによりドラム7は油圧モータ5の出力回転を遊星歯
車減速装置8を介して2段で減速したうえで第2段の遊
星歯車減速段を構成する第2の遊星アーム18により回
転駆動されるようになっている。 さらに、第2の遊星アーム18にはカバー20がポル)
21 、21 、・・・によって取付けられ、該カバー
20Fi軸受22を介して第2の取付部材2BK回転自
在に支持されている。また、ドラム7の油圧モータ5の
出力軸5A挿入側における側部と第1の取付部材2人と
の間にも軸受23が介装されておジ該各軸受22.23
によりドラム7の両側部がそれぞれ取付部材2A、2B
を介して=シ′ポートフレームlに回転自在に支持され
ている。 次に、24Fi第1の太陽歯車9と第1の取付部材2人
との間に設けた多板ブレーキで、該多板ブレーキ24は
第1の太陽歯車9にスプライン結合したa数の摩擦板2
4 A t 24 A #・・・と、第1の取付部材2
人にスプライン結合した複数の相手板24 B 、 2
4 B 、・・・とを有し、該各摩擦板24Aと相手板
24Bとは交互に配設され、それらを接離させることに
よシ制動および制動の解除が行なわれるようになってい
る。そして、多板ブレーキ24の第1図中右方位籠には
係止リング25が第1の取付部材2人に取付けられ、核
係止リング25により多板ブレーキ240図中右方への
移動を規制している。−万、多板ブレーキ24の図中左
方位置には第1の取付部材2への内壁に沿って摺動する
ピストン26が設けられている。該ピストン26は常時
ははね27により図中右方に押圧され、多板ブレーキ2
4を係止リング25とピストン26との間に挾持し、摩
擦板24Aと相手板24Bとを密着させることによV第
1の太陽歯車90回転を停止させるようになっている。 そして、ピストン26と第1の取付部材2Aの内壁との
間には隔壁28が設けられ、該隔壁28、ピストン26
および第1の取付部材2人の内壁とにより環状の液圧室
29が形成され、該液圧室29内には第1の取付部材2
Aおよび油圧モータ5のケーシングに穿設した流体路3
0により外部から液圧または窒気圧を導入することがで
きるようになっている。従って、該流体路30から圧力
が供給されたときにピストン26ははね27に抗して図
中左方に変位し、多板ブレーキ24を制動解除すること
ができるようになっており、このように当該ブレーキ装
置はネガティブブレーキを構成している。 さらに、前述の如く遊星歯車減速装置8は歯車機(1・
“tにより動力の伝達を行なうものであるから、それを
構成)る各部品の噛合部を潤滑する必要がある。このた
めに、ドラム7の円筒部7Aは遊星歯即減速装fμsを
収納する収納室31のケーシングとしても機1j目し、
該円筒部7Aの反モータ側はカバー20および第2の遊
星アーム18によp施蓋されている。ぞして、円筒部7
Aのモータ側には固定部材である第1の取付部材2Aと
の間にシール部材32が介装され、これにより収納室3
1Q、■督閉されて当核密閉収納室31内に潤滑油が充
填されている。ぞして、第2の遊星アーム18をドラム
7に固層する?シト19のうちの1個のポル)19Aが
締着されるデルト穴33には該ポルL穴33と収納室3
1との間を連通ずる油入34が4設されており、核油入
34を介して収納室31内のd■a油の交換ができるよ
うになっている。 次VCl35はドラム7の円筒部7Aの軸受23に近接
した位置に形成したテーパ穴で、該チー・ぐ穴35内に
はくさび36が挿入されるようになりている。該くさひ
36はドラム7に巻着されるロープ37の端部を係止す
る係止具となるもので、ロープ37の端部はテーパ穴3
5内でくさび36に巻回した状態で固定されるようにな
っている。 このために、テーノ(穴35は、第2図に示した如く、
その両端が円筒部7Aの外表面に円周方向に離間した位
置に開口し、このうち開口面積の小さな開口部はロープ
挿入用開口部35Aとなり、他方の開口面積の大きな開
口部はくさび挿入用開口部35Bとなっている。なお1
.38はドラム7の周壁7B端而に形成した係合爪で、
該係合爪38ii:サポートフレームlに取付けたラチ
ェット等からなるロック装置39と係合することによシ
トラム7クロツクを行なうことができるようになってい
る。 本発明は前述のように構成されるもので、このロープウ
ィンチはドラム7に巻着したロープ3′7の端部を例え
t、J:クローラクレーンのブーム(図示+tず)に連
結し、ドラム7を回転させることによ−,)でロープ3
7をドラム7に巷き取りまたはげラノ・7から巻き戻す
ことによりブームを俯仰動させるものとして用いられる
。 而して、ロック装置39と係合爪38との係合を解除し
、pl[体格30を介して外部からの流体圧を液圧室2
9内に導いてピストン26に作用させ、ピストン26を
多板ブレーキ24から離間させ制!+11解除状態にす
る。そして、油圧モータ゛5を駆動し7でその出力軸5
Aを回転させると、該出力軸5Aにスプライン結合した
第1の太陽歯車9が回転駆動ぜL7められる。該第1の
太陽歯車9には第1の遊星歯車11が噛合しており、該
第1の遊星歯車11は第1の取付部材2人にスプライン
結合した内歯歯車10とも噛合しているから、兜lの太
陽歯車9の回転により、第1の遊星歯車11は自転しな
がら第1の太陽歯車9の囲りを公転せしめられる。そし
て、第1の遊星歯車11Viビン13に回転自在に支持
されており、該ビン13には第lの遊星アーム14が固
着して設けられているから、該第1の遊星アーム14に
は第1の遊星歯車IJの公転のみが伝達され、該第1の
遊星アーム14が減速回転態動され、第1段の減速作用
が行なわれる。ここで、当該第1段の減速作用における
減速比、即ち第1の太1vz爾jp−9の1梱転数に第
1の遊星アーム140回転数との比は第1の太陽歯車9
の歯数と内歯歯車10の歯数との比によυ決定される。 そして、第1の遊星アーム14は第2の太陽歯、第15
と歯車で噛合結合されているから、第2の太陽歯車15
は111述の第1段遊星歯車減速段で減速された回転数
でil’i1転駆動される。該第2の太陽歯j1915
には第2の遊星歯車16が噛合しており、該第2の遊星
歯車16は内m歯車10とも噛合しているから、該第2
の遊星歯車16は自転すると共に第2の太陽歯N15の
囲9を公転する。そして、この第2の遊星歯車16の公
転はビン17を介して第2の遊星アーム18に伝達され
、第2段の減速作用が行なわれる。この第2段の減速作
用の減速比は第2の太陽歯車15と内歯歯車10との歯
数比により決楚される。 さらに、第2の遊星アーム18はポル)19によりドラ
ム7に固着して設けられているがら、油圧モータ5の出
力回転が前述のように2段で減速きれてドラム7が回転
駆動される。そし1、油圧モータ5の回転方向に応じて
ドラム7に巻着したロープ37は該ドラム7に巻き取ら
れたり、それから繰り出されたりする。ここで、第1の
太陽歯車9と内歯歯車1oとの歯数比を11 、第2
の太陽歯車15と内歯歯車1oとの歯数比を12とし/
こときに、その減速比Vil+it +jz +It
X Itとηす、減速比の損失は生じない。 一方、ドラム7の回転を停止させるには液圧室29への
bit体川の用給を停止し、ピストン26を1J゛ね2
7の作用によって第1図中左方に変位させて多板ブレー
キ24を該ピストン26と係止リング25との間に挾持
させ、摩擦板24Aを相手板24Bに圧崩さきる。この
ため摩擦板24Aと相手板24Bとの間の摩擦により第
1の太陽歯車9の回転が停止する。そして、この第1の
太陽歯車9の回転トルクは小さく、シかもそれを固定部
材テする第1の取付部材2Aにより直接受承されるよう
になっているから、その制動は確実に行なわれる。しか
も、ネガティブブレーキ方式を採用しているから、安全
対策上極めて有利で、ロープウィンチの誤作動の発生が
防止される。 ところで、ロープ371dそれと連結したブームや該ブ
ームに吊下された荷物等の荷重を受けることになり、こ
の荷重は該日−プ37を巻扁−したドラム7に直接作用
することになる。しかも、ト9ラム7の回転時にはその
口〜ノ37の春着位置に応じて荷重を受ける位置が軸方
向に変動することになる。しかしながら、ドラム7はそ
の軸方向の一側側部が軸受23により第1の取付部材2
人に支持されており、また他側側部が第2の遊星アーム
18およびカバー20を介して軸受22によって第2の
取付部材2Bに支持されて両持ち支持されている。従っ
て、前述のようにドラム7にその軸方向に変動する荷重
が作用しても、該ドラム7が撓んだりすることがなく安
定的に支持され、円滑にII」1転せしめらi
のブーム俯仰動用ウィンナとして用いられて好適なロー
プウィンチに関するものである。 一般にロープウィンチは、ロープを巻着して設けたドラ
ムと、油圧モータ等の駆動用モータおよび減速機からな
るドラム駆動装置とを有し、該駆動用モータの回転出力
を減速機を介することにより減速してドラムを回転I4
!、勤するように構成されている。そして、前述のドラ
ム駆動装置として遊星歯車機+14からなる減速機を備
えたロープウィンチは例えti%開昭52−88953
号公報により知られている。かかる公知のロープウィン
チは遊星歯車減速装置をギヤケーシング内に収納してこ
のギヤケーシング奮ドラム内に配設し、駆動用モータか
らの回転出力を2段の遊星歯車減速段で減速してギヤケ
ーシングを(ロ)転させ、該ギヤゲージングとドラムと
な連結することによりドラムを駆動するような構成とな
っている。 ところか、0;(述した従来技術のロープウィンチを7
二t」以下に)jzフような欠点がある。 まず第1に、各段の遊星歯車減速段の遊星歯車と噛合す
る内歯歯車はギヤケーシングに形成され、「1!tギヤ
ケ一シングti第2段の遊星歯車と噛合し1回も、する
ようfCなっているから、第1段の遊星歯沖、&」その
回転方向と同じ方向に回転する内Wi内歯車噛合するこ
とになり、このために当該遊星歯車減速装置の減速比に
損失が生じる欠点がある。ここで、第1段の内歯歯車と
太陽歯車との歳数比を11とし、第2段の内歯歯車と太
陽歯車との歯数比’(r12aLだときに、第1段の太
陽歯車からドラムまでの減速比は、前述の従来技術のも
のにあってr、Lix+−ix・モ1lXi、となる。 ところが、各段の遊星歯車と吻合する門歯歯車を固定し
た場合にμ歯酵比が同じでも、減速比は(1+il )
(1千1a)= 1 +i + +12 +i 1X
j 2となり、前述のように内歯歯車を回転させるこ
とにより減速比が1少なくなる。 第2に、第2段の遊星歯車をギヤケーシングを施蓋する
カバーに支持させ、該カッぐ−をサポートフレームに取
付けているから、駆動用モータだけでなく、第1の太陽
歯車に接続して設けるブレーキ装置をドラム外に突出さ
せて設ける必侠があシ、このためにロープウィンチ全体
が軸方向に長くなってしまう欠点がある。 第3に、遊星歯車減速装置をギヤケーシングに収納し、
該ギヤケーシングをドラム内に配設してそれらをゲルト
で連結する構成としているから、該ドラムの内部構造が
複雑となり、径方向に大型化する欠点もある。 第4に、第2段の遊星歯車減速段を第1段の遊星歯車減
速段より駆動用モータに近接する位置に設けているため
に、第1段の太陽歯車を第2段の遊星歯車減速段を貫通
する状態に設ける必快があり、このため第1段の太陽歯
車の全長が長くなり、その構造が複雑となる欠点もある
。 本発明は斜上の点に鑑みなされたもので、減速比に損失
がなく、シかも小型でかつ簡単な構成を有するロープウ
ィンチを提供することを目的とするものである。 前述の目的を達成するために、本発明に係るロープウィ
ンチは、サポートフレームに第1.第2の取付部拐を設
け、また遊星歯車減速装置をドラムの円筒部内に収納し
、該遊星歯車減速装置のうち駆動用モータの出力軸と連
結される第1段の太陽歯車を前記ドラムのモータ側に位
置させると共に該第1の太陽歯車と第1の取付部材との
間にはブレーキ装置を設け、各段の遊星歯車減速段の遊
星歯車と噛合する内歯歯車を前記第1の取付部材に固定
して設け、また最終段の遊星歯車減速段の遊星歯車と連
結した遊星アームを前記ドラムの反モータ側と連結し、
該ドラムの反モータ側ヲカバーにより施蓋し、該カバー
を前記サポートフレームに第2の数句部材およびそれに
取付けた軸受を介して回転自在に支持すると共に、前記
ドラムのモータ111」を軸受を介して前記2I〕1の
取付部材に回転自在に支(1させ、さらに該ドラムのモ
ータ側と前記第1の取付部拐との間に1″i′該ドラム
およびカバーにより形成される遊星歯車減速装置収納室
を液密に保持するシール部材を介装する構成としたこと
をその特徴とするものである。 以下、図面に基づき本発明の実施例について睨明する6 まず、第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示
すもので、図中1はサポートフレームを示し、該サポー
トフレーム1には第1.第2の取付部材2A#2Bがボ
ルト3,4によりそれぞれ同着して設けられている。5
は駆動用モータとしての油圧モータで、該油圧モータ5
はボルト6により第1の取付部材2人に固着されている
。7は取付部材2A、2B間に配設したロープ巻取用の
ドラムを示し、該ドラム7の円筒部7A内には油圧モー
タ5の出力軸5Aが突出して設けられ、該出力軸5Aは
ドラム7の円筒部7A内に配設した遊星歯車減速装置8
に接続されている。 遊星歯車減速装置8は2段の遊星歯車減速段からなるも
ので、第1段゛の遊星歯車減速段は前記モータ5の出力
軸5AvCスプライン結合した第1の太陽歯車9と、該
第1の太陽歯車9と内歯歯車10との間に側合する第1
の遊星歯車11とを有しLいる。そして、内歯歯車10
は第1の取付部材2人にスプライン結合され、該第1の
取付部材2人にナツト]2を締結することにより位置決
め、)れ°Cいる。9Fって、内歯歯車10は第1の取
付!jls 4’4’ 2 Aを介し、てサポートフレ
ーム1に固定的に支持されている。これにより第1の太
陽歯車9が回転部*++されると、81の遊星歯車11
は自転すると共に該第1の太陽歯車9の囲りを公転せし
められる。そして、第1の遊星歯車11はビン13に1
1+1転自在に支持され、該ビン13には第1の遊星ア
ーム14が固着して設けられ、これにより該第1の遊星
アーム14には第1の遊星歯車11の公転のみが伝達さ
れるようになっている。 次に、第1の遊星アーム14は第2の太陽歯車15と歯
車でN合結合されており、該第2の太陽歯車15は第1
の遊星アーム14°により回転駆動されるようになって
いる。そして、第2の太陽歯車15には第2の遊星歯車
16が噛合しており、該第2の遊星歯車16はまた門歯
歯車10とも噛合するように設けられている。これによ
り、第2の遊星歯車16は第2の太陽歯車15に駆動さ
れて、自転および公転せしめられるようになっている。 さらに、該第2の遊星歯車16はビン17に回転自在に
支持され、該ビン17は第2の遊星アーム18に固着さ
れてする。これによって、該第2の遊星アーム18には
第2の遊星歯車16の公転が伝達されるようになってお
ジ、これら第2の太陽歯車15、第2の遊星歯車16、
第2の遊星アーム18により第2段の遊星歯車減速段が
形成されている。 そして、第2の遊星アーム18はボルト19゜19、・
・・によpドラム7の側面に固着されている。 これによりドラム7は油圧モータ5の出力回転を遊星歯
車減速装置8を介して2段で減速したうえで第2段の遊
星歯車減速段を構成する第2の遊星アーム18により回
転駆動されるようになっている。 さらに、第2の遊星アーム18にはカバー20がポル)
21 、21 、・・・によって取付けられ、該カバー
20Fi軸受22を介して第2の取付部材2BK回転自
在に支持されている。また、ドラム7の油圧モータ5の
出力軸5A挿入側における側部と第1の取付部材2人と
の間にも軸受23が介装されておジ該各軸受22.23
によりドラム7の両側部がそれぞれ取付部材2A、2B
を介して=シ′ポートフレームlに回転自在に支持され
ている。 次に、24Fi第1の太陽歯車9と第1の取付部材2人
との間に設けた多板ブレーキで、該多板ブレーキ24は
第1の太陽歯車9にスプライン結合したa数の摩擦板2
4 A t 24 A #・・・と、第1の取付部材2
人にスプライン結合した複数の相手板24 B 、 2
4 B 、・・・とを有し、該各摩擦板24Aと相手板
24Bとは交互に配設され、それらを接離させることに
よシ制動および制動の解除が行なわれるようになってい
る。そして、多板ブレーキ24の第1図中右方位籠には
係止リング25が第1の取付部材2人に取付けられ、核
係止リング25により多板ブレーキ240図中右方への
移動を規制している。−万、多板ブレーキ24の図中左
方位置には第1の取付部材2への内壁に沿って摺動する
ピストン26が設けられている。該ピストン26は常時
ははね27により図中右方に押圧され、多板ブレーキ2
4を係止リング25とピストン26との間に挾持し、摩
擦板24Aと相手板24Bとを密着させることによV第
1の太陽歯車90回転を停止させるようになっている。 そして、ピストン26と第1の取付部材2Aの内壁との
間には隔壁28が設けられ、該隔壁28、ピストン26
および第1の取付部材2人の内壁とにより環状の液圧室
29が形成され、該液圧室29内には第1の取付部材2
Aおよび油圧モータ5のケーシングに穿設した流体路3
0により外部から液圧または窒気圧を導入することがで
きるようになっている。従って、該流体路30から圧力
が供給されたときにピストン26ははね27に抗して図
中左方に変位し、多板ブレーキ24を制動解除すること
ができるようになっており、このように当該ブレーキ装
置はネガティブブレーキを構成している。 さらに、前述の如く遊星歯車減速装置8は歯車機(1・
“tにより動力の伝達を行なうものであるから、それを
構成)る各部品の噛合部を潤滑する必要がある。このた
めに、ドラム7の円筒部7Aは遊星歯即減速装fμsを
収納する収納室31のケーシングとしても機1j目し、
該円筒部7Aの反モータ側はカバー20および第2の遊
星アーム18によp施蓋されている。ぞして、円筒部7
Aのモータ側には固定部材である第1の取付部材2Aと
の間にシール部材32が介装され、これにより収納室3
1Q、■督閉されて当核密閉収納室31内に潤滑油が充
填されている。ぞして、第2の遊星アーム18をドラム
7に固層する?シト19のうちの1個のポル)19Aが
締着されるデルト穴33には該ポルL穴33と収納室3
1との間を連通ずる油入34が4設されており、核油入
34を介して収納室31内のd■a油の交換ができるよ
うになっている。 次VCl35はドラム7の円筒部7Aの軸受23に近接
した位置に形成したテーパ穴で、該チー・ぐ穴35内に
はくさび36が挿入されるようになりている。該くさひ
36はドラム7に巻着されるロープ37の端部を係止す
る係止具となるもので、ロープ37の端部はテーパ穴3
5内でくさび36に巻回した状態で固定されるようにな
っている。 このために、テーノ(穴35は、第2図に示した如く、
その両端が円筒部7Aの外表面に円周方向に離間した位
置に開口し、このうち開口面積の小さな開口部はロープ
挿入用開口部35Aとなり、他方の開口面積の大きな開
口部はくさび挿入用開口部35Bとなっている。なお1
.38はドラム7の周壁7B端而に形成した係合爪で、
該係合爪38ii:サポートフレームlに取付けたラチ
ェット等からなるロック装置39と係合することによシ
トラム7クロツクを行なうことができるようになってい
る。 本発明は前述のように構成されるもので、このロープウ
ィンチはドラム7に巻着したロープ3′7の端部を例え
t、J:クローラクレーンのブーム(図示+tず)に連
結し、ドラム7を回転させることによ−,)でロープ3
7をドラム7に巷き取りまたはげラノ・7から巻き戻す
ことによりブームを俯仰動させるものとして用いられる
。 而して、ロック装置39と係合爪38との係合を解除し
、pl[体格30を介して外部からの流体圧を液圧室2
9内に導いてピストン26に作用させ、ピストン26を
多板ブレーキ24から離間させ制!+11解除状態にす
る。そして、油圧モータ゛5を駆動し7でその出力軸5
Aを回転させると、該出力軸5Aにスプライン結合した
第1の太陽歯車9が回転駆動ぜL7められる。該第1の
太陽歯車9には第1の遊星歯車11が噛合しており、該
第1の遊星歯車11は第1の取付部材2人にスプライン
結合した内歯歯車10とも噛合しているから、兜lの太
陽歯車9の回転により、第1の遊星歯車11は自転しな
がら第1の太陽歯車9の囲りを公転せしめられる。そし
て、第1の遊星歯車11Viビン13に回転自在に支持
されており、該ビン13には第lの遊星アーム14が固
着して設けられているから、該第1の遊星アーム14に
は第1の遊星歯車IJの公転のみが伝達され、該第1の
遊星アーム14が減速回転態動され、第1段の減速作用
が行なわれる。ここで、当該第1段の減速作用における
減速比、即ち第1の太1vz爾jp−9の1梱転数に第
1の遊星アーム140回転数との比は第1の太陽歯車9
の歯数と内歯歯車10の歯数との比によυ決定される。 そして、第1の遊星アーム14は第2の太陽歯、第15
と歯車で噛合結合されているから、第2の太陽歯車15
は111述の第1段遊星歯車減速段で減速された回転数
でil’i1転駆動される。該第2の太陽歯j1915
には第2の遊星歯車16が噛合しており、該第2の遊星
歯車16は内m歯車10とも噛合しているから、該第2
の遊星歯車16は自転すると共に第2の太陽歯N15の
囲9を公転する。そして、この第2の遊星歯車16の公
転はビン17を介して第2の遊星アーム18に伝達され
、第2段の減速作用が行なわれる。この第2段の減速作
用の減速比は第2の太陽歯車15と内歯歯車10との歯
数比により決楚される。 さらに、第2の遊星アーム18はポル)19によりドラ
ム7に固着して設けられているがら、油圧モータ5の出
力回転が前述のように2段で減速きれてドラム7が回転
駆動される。そし1、油圧モータ5の回転方向に応じて
ドラム7に巻着したロープ37は該ドラム7に巻き取ら
れたり、それから繰り出されたりする。ここで、第1の
太陽歯車9と内歯歯車1oとの歯数比を11 、第2
の太陽歯車15と内歯歯車1oとの歯数比を12とし/
こときに、その減速比Vil+it +jz +It
X Itとηす、減速比の損失は生じない。 一方、ドラム7の回転を停止させるには液圧室29への
bit体川の用給を停止し、ピストン26を1J゛ね2
7の作用によって第1図中左方に変位させて多板ブレー
キ24を該ピストン26と係止リング25との間に挾持
させ、摩擦板24Aを相手板24Bに圧崩さきる。この
ため摩擦板24Aと相手板24Bとの間の摩擦により第
1の太陽歯車9の回転が停止する。そして、この第1の
太陽歯車9の回転トルクは小さく、シかもそれを固定部
材テする第1の取付部材2Aにより直接受承されるよう
になっているから、その制動は確実に行なわれる。しか
も、ネガティブブレーキ方式を採用しているから、安全
対策上極めて有利で、ロープウィンチの誤作動の発生が
防止される。 ところで、ロープ371dそれと連結したブームや該ブ
ームに吊下された荷物等の荷重を受けることになり、こ
の荷重は該日−プ37を巻扁−したドラム7に直接作用
することになる。しかも、ト9ラム7の回転時にはその
口〜ノ37の春着位置に応じて荷重を受ける位置が軸方
向に変動することになる。しかしながら、ドラム7はそ
の軸方向の一側側部が軸受23により第1の取付部材2
人に支持されており、また他側側部が第2の遊星アーム
18およびカバー20を介して軸受22によって第2の
取付部材2Bに支持されて両持ち支持されている。従っ
て、前述のようにドラム7にその軸方向に変動する荷重
が作用しても、該ドラム7が撓んだりすることがなく安
定的に支持され、円滑にII」1転せしめらi
【ること
になジ、遊星歯車減速装置114′8の作ルリに悪影響
を与えるようなことはない。 また、遊星歯車減速装置8を点検、修理するに際しては
、νげルト4を取外して第2の取付部材2B’tc−9
ポートフレーム1がら分離すると共にがルト21を脱廟
すれVよりパー20を第2の遊星アーム18から取外す
ことができ、従ってその作業をドラム7にロープ37を
巻着した状態であっても極めで容易に行なうことができ
る。そして、この場i、’3、+lη11受22による
ドラム7の支持が失なわれるため、ドラム70周壁7c
とサポートフレーム1との間にドラム7が動かないよう
支持し、ドラム7の周壁7 It K設けた係合爪38
をロック装置:S9によりロックさせることで、遊星歯
車減速装置樅8の点検、修理を安全に行なうことができ
る。 さらに、収納室31内の潤滑油の交換に際してtJlま
ず収納室31内の潤滑油を排出する必要があるが、この
作業はドラム7をポル)l’9Aの取付位置が第1図に
示したように最下方の位置となる状態にし、該ポル)1
9Aを脱Xイすることによ!It l−rなわれる。こ
れによって、収納室31内の潤滑油は油入34およびボ
ルト穴33を介して自動的に外部に排出される。そして
、油入34の内壁とドラム7の円筒部7Aの内周壁とが
同図に示したように同一面上に位装置させるか、捷たは
油入34の方を外周寄りに位置させるように設けれは、
収納室31内の潤滑油をほは完全に排出することかでき
る。さらに、円筒部7A内壁を油入34に向って低くな
るテーノ!状に形成しておけば、潤滑油の油入34への
案内がさらに良好となる。このようにして収納室31内
の涌滑油が排出された後、ドラム7を半回転させれは、
ボルト穴33および油入34が最上方に位置するように
なる。そこで、該ボルト穴33、油入34を介i−て新
たな潤滑油を収納室31内に充填し、然る後、ポル)1
9Aをボルト穴33に再開締結すれU:潤滑?1t1の
交換作業が完了する。このように詐滑油の交換作業はポ
ル)19Aのみの着脱だけでイボなえるから、その作業
かイ・随めて簡便である。 ・tしてまた、ロープ37をドラム7に巻取るにkzr
i t、−tは、まう1ゴープ37の端部をドラム7に
固定j−る必安がある。このために、ドラム7の円筒f
li 7 Aにはチー・や穴35が設けられている。そ
こで、ローフ037の端部をロープ挿入用開口部35A
から挿入(〜でチー・2穴35を貫通させ、くさび挿入
月1開にl音li 35 Bから外部に導出させる。然
る後、該ロー!37のψ114部をくさび36に巻回し
、この状態の1まくさび36と共にローフ37を71T
びくさひ挿入相開「−1部35Bからチー・ぞ穴35内
に挿入する。これによりローフ37の端部はチー・ぐ穴
:う5の内壁とくさび36とのIBjに挾持され、ロー
プ37に引張シカが加われは該ロープ37は増々テーパ
穴35の内壁とくさび36との間に圧着されるから、ロ
ーフ37の端部はみだシに逸脱することなくイボを実に
ドラノ、7に係止、固定される。このようにo−7”3
7をドラム70円筒部7Aに係止するようにしているか
ら、該ローフ037に手性21″な曲けを生じることな
く係止することができる。 しかも、テーパ穴35を軸受23の配設位IXL近傍に
設けており、北都には遊星両車減速装置8のうち最大径
となる内歯歯車10が位置していないから、円筒部7A
の外径を大きくすることなく該チー・ぐ穴35葡形成す
ることができる。 次に、第3図は本発明の第2の実施例を示し、同図にお
いて第1図と同一!pI成要素については同一符号を付
してその説明を省略するものとする。 然るに、本実施例ではドラム7と第1の数句部材2Aと
の間に設けられる軸受として、一対の円錐ころ軸受41
A、41Bが使用され、該各円維ころ軸受41A、41
Bは相互にPJr定間隔離間した位置で背面合せにして
組付けられている。また、ドラム7と取付部材2Aとの
間に介装されるシール部側としてメカニカルシール42
が便用すれる。 該メカニカルシール42は2組の弾性部材からなる()
リング43A、43Bと金属製のシート44A。 44Bとから構成されるもので、0リング43Aは第1
の取付部材2人に形成した円環状の受部45内周面に取
付けられ、該0リング43Aの内周側にはシート44A
が設けられており、このためにOリング43Aはシート
44Aと受部45との間に川沿された状態となっ1いる
。また、0リング433目ニドラム7の円筒部7Aに形
成した受部46に取4=Jりられて、該0リング43B
はその内周側に設けたシート44Bにより該シー) 4
4Bと受部46との間に圧着されている。そして、シー
)44A、44Bは相互に常時接触した状態にあり、ド
ラム7が回転すると、シート44Bも回転し、該シー)
44Bはシート44Aと接触しっりそれと摺動ゼしめら
れ、収納室31がら外部に潤滑油が洩Ilるのを防止し
ている。 ゛本実施例のように構成すると、ドラ
ム7を回転自在に支持する軸受41A、41Bの荷重の
作用点はそれぞれドラム7の軸方向に大きく離間し、該
ドラム7はその軸方向に極めて安定した状態で支持され
ると共に上下方向における支持も良好となる・従って、
ドラム70回転が円滑になると共に、該各軸受41A、
41Bにょクドラム7は第1の取付部材2人にその軸方
向および了下方向への同定が極めて安定することになる
から、遊星歯車減速装置6.8のドラム7 P3への組
付けや、その点枦、修理等の作業を安全かつ容易に行な
うことができる。 また、収納室31をシールするシール部材としてメカニ
カルシール42を用いているから、ロープウィンチを長
期間運転しても当該メカニカルシール42によるシール
性が低下することはなく、シール、部材の又換頻度を少
なくすることができる。 とりわけ、当該シール部材の交換のためには遊星歯車減
速装置8を取外す8妾があるから、その交換は著しく面
倒であυ、このために長期間便用しても安定したシール
性を発揮するメカニカルシール42を用いることはit
全全体メンテナンス上極めて有益である。 本発明は以上詳細に説明した如くであって、下記各項の
諸効果を秦する。 ■ 内歯歯車を取付部材と連結することにより固定する
構成としたから、減速比に損失が生じるのを防止するこ
とができる。 ■ ドラムの円筒部を遊星歯車減速装置のケーシングと
して死相させる構成としたから、構造が簡単になると共
に、その径方向に小型化することかできる。 ■ プレーギ装置+kをドラム内に収納する構成とし、
たから、ロープウ・インチの軸方向寸法を短縮すること
ができる。 ■ 抛】段の遊星歯車減速段を駆動用モータ側に配設す
−ろ構成としたから第1段の太陽歯車の軸方向長さを短
縮することができ、その構造が簡単になる。 G)各段の遊星歯車と噛合する内歯歯車を一体的に形成
することにより、その加工が容易になる。 ■ ドラムをその両側部で支持したから、該ドラムの支
持が良好で、円滑に回転させることができるようになる
。そして、−側の軸受を円錐ころ軸受で構成することに
よりその支持が極めて安定し、遊星歯車減速装置の組付
けや修理、点検が容易となる。
になジ、遊星歯車減速装置114′8の作ルリに悪影響
を与えるようなことはない。 また、遊星歯車減速装置8を点検、修理するに際しては
、νげルト4を取外して第2の取付部材2B’tc−9
ポートフレーム1がら分離すると共にがルト21を脱廟
すれVよりパー20を第2の遊星アーム18から取外す
ことができ、従ってその作業をドラム7にロープ37を
巻着した状態であっても極めで容易に行なうことができ
る。そして、この場i、’3、+lη11受22による
ドラム7の支持が失なわれるため、ドラム70周壁7c
とサポートフレーム1との間にドラム7が動かないよう
支持し、ドラム7の周壁7 It K設けた係合爪38
をロック装置:S9によりロックさせることで、遊星歯
車減速装置樅8の点検、修理を安全に行なうことができ
る。 さらに、収納室31内の潤滑油の交換に際してtJlま
ず収納室31内の潤滑油を排出する必要があるが、この
作業はドラム7をポル)l’9Aの取付位置が第1図に
示したように最下方の位置となる状態にし、該ポル)1
9Aを脱Xイすることによ!It l−rなわれる。こ
れによって、収納室31内の潤滑油は油入34およびボ
ルト穴33を介して自動的に外部に排出される。そして
、油入34の内壁とドラム7の円筒部7Aの内周壁とが
同図に示したように同一面上に位装置させるか、捷たは
油入34の方を外周寄りに位置させるように設けれは、
収納室31内の潤滑油をほは完全に排出することかでき
る。さらに、円筒部7A内壁を油入34に向って低くな
るテーノ!状に形成しておけば、潤滑油の油入34への
案内がさらに良好となる。このようにして収納室31内
の涌滑油が排出された後、ドラム7を半回転させれは、
ボルト穴33および油入34が最上方に位置するように
なる。そこで、該ボルト穴33、油入34を介i−て新
たな潤滑油を収納室31内に充填し、然る後、ポル)1
9Aをボルト穴33に再開締結すれU:潤滑?1t1の
交換作業が完了する。このように詐滑油の交換作業はポ
ル)19Aのみの着脱だけでイボなえるから、その作業
かイ・随めて簡便である。 ・tしてまた、ロープ37をドラム7に巻取るにkzr
i t、−tは、まう1ゴープ37の端部をドラム7に
固定j−る必安がある。このために、ドラム7の円筒f
li 7 Aにはチー・や穴35が設けられている。そ
こで、ローフ037の端部をロープ挿入用開口部35A
から挿入(〜でチー・2穴35を貫通させ、くさび挿入
月1開にl音li 35 Bから外部に導出させる。然
る後、該ロー!37のψ114部をくさび36に巻回し
、この状態の1まくさび36と共にローフ37を71T
びくさひ挿入相開「−1部35Bからチー・ぞ穴35内
に挿入する。これによりローフ37の端部はチー・ぐ穴
:う5の内壁とくさび36とのIBjに挾持され、ロー
プ37に引張シカが加われは該ロープ37は増々テーパ
穴35の内壁とくさび36との間に圧着されるから、ロ
ーフ37の端部はみだシに逸脱することなくイボを実に
ドラノ、7に係止、固定される。このようにo−7”3
7をドラム70円筒部7Aに係止するようにしているか
ら、該ローフ037に手性21″な曲けを生じることな
く係止することができる。 しかも、テーパ穴35を軸受23の配設位IXL近傍に
設けており、北都には遊星両車減速装置8のうち最大径
となる内歯歯車10が位置していないから、円筒部7A
の外径を大きくすることなく該チー・ぐ穴35葡形成す
ることができる。 次に、第3図は本発明の第2の実施例を示し、同図にお
いて第1図と同一!pI成要素については同一符号を付
してその説明を省略するものとする。 然るに、本実施例ではドラム7と第1の数句部材2Aと
の間に設けられる軸受として、一対の円錐ころ軸受41
A、41Bが使用され、該各円維ころ軸受41A、41
Bは相互にPJr定間隔離間した位置で背面合せにして
組付けられている。また、ドラム7と取付部材2Aとの
間に介装されるシール部側としてメカニカルシール42
が便用すれる。 該メカニカルシール42は2組の弾性部材からなる()
リング43A、43Bと金属製のシート44A。 44Bとから構成されるもので、0リング43Aは第1
の取付部材2人に形成した円環状の受部45内周面に取
付けられ、該0リング43Aの内周側にはシート44A
が設けられており、このためにOリング43Aはシート
44Aと受部45との間に川沿された状態となっ1いる
。また、0リング433目ニドラム7の円筒部7Aに形
成した受部46に取4=Jりられて、該0リング43B
はその内周側に設けたシート44Bにより該シー) 4
4Bと受部46との間に圧着されている。そして、シー
)44A、44Bは相互に常時接触した状態にあり、ド
ラム7が回転すると、シート44Bも回転し、該シー)
44Bはシート44Aと接触しっりそれと摺動ゼしめら
れ、収納室31がら外部に潤滑油が洩Ilるのを防止し
ている。 ゛本実施例のように構成すると、ドラ
ム7を回転自在に支持する軸受41A、41Bの荷重の
作用点はそれぞれドラム7の軸方向に大きく離間し、該
ドラム7はその軸方向に極めて安定した状態で支持され
ると共に上下方向における支持も良好となる・従って、
ドラム70回転が円滑になると共に、該各軸受41A、
41Bにょクドラム7は第1の取付部材2人にその軸方
向および了下方向への同定が極めて安定することになる
から、遊星歯車減速装置6.8のドラム7 P3への組
付けや、その点枦、修理等の作業を安全かつ容易に行な
うことができる。 また、収納室31をシールするシール部材としてメカニ
カルシール42を用いているから、ロープウィンチを長
期間運転しても当該メカニカルシール42によるシール
性が低下することはなく、シール、部材の又換頻度を少
なくすることができる。 とりわけ、当該シール部材の交換のためには遊星歯車減
速装置8を取外す8妾があるから、その交換は著しく面
倒であυ、このために長期間便用しても安定したシール
性を発揮するメカニカルシール42を用いることはit
全全体メンテナンス上極めて有益である。 本発明は以上詳細に説明した如くであって、下記各項の
諸効果を秦する。 ■ 内歯歯車を取付部材と連結することにより固定する
構成としたから、減速比に損失が生じるのを防止するこ
とができる。 ■ ドラムの円筒部を遊星歯車減速装置のケーシングと
して死相させる構成としたから、構造が簡単になると共
に、その径方向に小型化することかできる。 ■ プレーギ装置+kをドラム内に収納する構成とし、
たから、ロープウ・インチの軸方向寸法を短縮すること
ができる。 ■ 抛】段の遊星歯車減速段を駆動用モータ側に配設す
−ろ構成としたから第1段の太陽歯車の軸方向長さを短
縮することができ、その構造が簡単になる。 G)各段の遊星歯車と噛合する内歯歯車を一体的に形成
することにより、その加工が容易になる。 ■ ドラムをその両側部で支持したから、該ドラムの支
持が良好で、円滑に回転させることができるようになる
。そして、−側の軸受を円錐ころ軸受で構成することに
よりその支持が極めて安定し、遊星歯車減速装置の組付
けや修理、点検が容易となる。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はロープウィンチの縦断面図、第2図に第1図のド
ラムのl−n矢示方向断面図、第3図は本発明の第2の
実施例を示す縦断面図である。 1・・・サポートフレーム、2A、2B・・・取付部材
、5・・・油圧モータ、5A・・・出力軸、7・・・ド
ラム、7A・・・円筒部、8・・・遊星歯車減速装置、
9・・・第1の太陽歯車、10・・・内歯歯車、11・
・・第1の遊星歯車、14・・・第1の遊星アーム、1
5・・・第2の太陽歯車、16・・・第2の遊星歯車、
18・・・第2の遊星アーム、20・・・カバー、22
.23・・・軸受、24・・・多板ブレーキ、26・・
・ピストン、27・・・はね、29・・・液圧室、30
・・・流体路、31・・・収納室、32・・・シール部
材、41A、41B・・・円錐ころ軸9.42・・・メ
カニカルシール。
1図はロープウィンチの縦断面図、第2図に第1図のド
ラムのl−n矢示方向断面図、第3図は本発明の第2の
実施例を示す縦断面図である。 1・・・サポートフレーム、2A、2B・・・取付部材
、5・・・油圧モータ、5A・・・出力軸、7・・・ド
ラム、7A・・・円筒部、8・・・遊星歯車減速装置、
9・・・第1の太陽歯車、10・・・内歯歯車、11・
・・第1の遊星歯車、14・・・第1の遊星アーム、1
5・・・第2の太陽歯車、16・・・第2の遊星歯車、
18・・・第2の遊星アーム、20・・・カバー、22
.23・・・軸受、24・・・多板ブレーキ、26・・
・ピストン、27・・・はね、29・・・液圧室、30
・・・流体路、31・・・収納室、32・・・シール部
材、41A、41B・・・円錐ころ軸9.42・・・メ
カニカルシール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) サポートフレームに支持されたローブ巻取用ド
ラムと、該ドラムを回転駆動する駆動モータと、該ドラ
ムと駆動モータとの間に介装されて該駆動モータの出力
回転を減速して@記ドラムに伝達する1段または複数段
の遊星歯車減速段からなる遊星歯車減速装置とを備えた
ロープウィンチにおいて、nj記ササポートフレームは
第1.シ、2の取付部材を設け、また前記遊星歯車減速
段す、を前記ドラムの円筒部内に収納し、該遊星歯車減
速装置のうち前記モータの出力軸と連結される第1段の
太陽歯車を前記ドラムの内部に位置させると共に該太陽
歯車と前記第1の取付部拐との間にブレーキ装置を設け
、前記各段の遊星歯車減速段の遊星歯車と噛合する内歯
歯車を前記第1の取付部材に固足して設け、また最終段
の遊星歯車減速段の遊星歯車と連結した遊星アームを前
記ドラムの反モータ側と連結し、該ドラムの反モータ側
をカバーにより施蓋し、該カバーを前記サポートフレー
ムに第2の取イづ部拐およびそれに取付けた軸受を介し
て回転自在に支持すると共に、前記ドラムのモータ側を
軸受を介して前記第1の取付部材に対し回転自在に支持
させ、さらに該ドラムのモータ(ijlと前記第1の取
付部材との間には該ドラムおよびカバーにより形成され
る遊星歯車減速装置収納室を液密に保拐するシール部材
を介装したことを特徴とするロー709インチ。 (2)前記ブレーキ装置を多板式のネガ′ティブブ1/
−ギで形成し、該ネガティブブレーキの解除を外部から
の流体圧を液圧室内部に導くことにょシ行なうよう構成
としたことを特徴とする特許請求の範囲(1)項記載の
ロープウィンチ。 (3) 前記ドラムのモータ側と81!1の取付部材
との間に介装される軸受を円錐ころ軸受で形成した仁と
を特徴とする特許請求の範囲(1)項記載のロープウィ
ンチ。 <4) il 配シール部材をメカニカルシールテ形
成したことケ特徴とする特許請求の範囲(1)項記載の
ローノウインチ。 (5) 前記各段の遊星歯車が噛合する内歯歯車を一体
的に形成したことを特徴とする特許請求の範囲(1)項
記載のロープウィンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828483A JPS59212390A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828483A JPS59212390A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59212390A true JPS59212390A (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=13938604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8828483A Pending JPS59212390A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | ロ−プウインチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59212390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05238679A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-09-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ウインチにおけるドラム内の潤滑油給排装置 |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP8828483A patent/JPS59212390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05238679A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-09-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ウインチにおけるドラム内の潤滑油給排装置 |
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