JPS59211830A - 印刷機の湿し水計測装置 - Google Patents

印刷機の湿し水計測装置

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JPS59211830A
JPS59211830A JP58085135A JP8513583A JPS59211830A JP S59211830 A JPS59211830 A JP S59211830A JP 58085135 A JP58085135 A JP 58085135A JP 8513583 A JP8513583 A JP 8513583A JP S59211830 A JPS59211830 A JP S59211830A
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water
plate
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reflected light
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Kenichi Aoki
謙一 青木
Tomoya Oota
朝也 太田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/55Specular reflectivity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F33/00Indicating, counting, warning, control or safety devices
    • B41F33/0054Devices for controlling dampening

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Pathology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は印刷機の湿し本計測装置に関し、特にオフセ
ット印刷機の版#14に取シ付けられた版面への湿し水
の塗布量の制御を行うために、版面上の湿し水の鼠を光
学的に計測する装置に関する。
従来、印刷機における版面上の湿し水の社を計測する方
法としては、版面上の湿し水の赤外mg&収量全測定す
る方法、版面付近の湿度を測定する方法、給水ローラ上
の水腹の電気抵抗を測定する方法等があるが、これらは
現在いずれもいまだ冥用化に到っていない。また上記の
ようなものの他に、特開昭47−4338号公報に掲げ
られているような、水の薄膜に平行光線を入射させた際
、反射光強度の反射角に対する特性が薄膜の厚さによ#
:Ji化することを利用して、版面に光を入射させ、版
面からの反射光を測定して湿し水のitヲ測定するよう
なものが知られている。
しかしこの版面からの反射光を測定する装置、は、点光
源からの入射光の入射角が大きい(80゜〜85°)た
めに入射光が版面上の門凸によって妨害されて、測定範
囲が制限され、′!また受光素子を鏡面反射角度位置よ
シも小さい角度(60゜〜80°)位置に配置して、拡
散光による測定を行うようになっていたので、光の指向
性が弱く測定誤差が大きい等の種々の問題を有していた
この発明は、上記従来の版面からの反射光を測定する装
置における欠点を解消するために為されたものであって
、版面に小さな入射角で平行光線を入射させ、かつ版面
からの鏡面反射光の強度を測定することによシ、測定範
囲が広くかつ測定誤差の少ない湿し水計測装置を提供す
ることを目的とする。
次に、この発明の詳細な説明を行う前に、版面上の水の
意と反射光の指向性との関係を説明する。
第1図は水の量と反射光強度の指向性との関係金示すも
のであって、図中破線aは光iが入射角θで版面りに入
射した際、水が多い場合の拡散光の指向性を、破線すは
水が中程度の場合の拡散光強度の指向性を、破線Cは水
が少ない場合の拡散光強度の指向性を示すものである。
そして矢印A11−1:鏡面反射光を、矢印B、Cはそ
れぞれ異なる2つの拡散光の方向を示すものである。こ
の第1図から分るように、版面からの反射光は、水の量
が少ない時は拡散性が強く、水の量が多くなるに従って
弱くなシ、鏡面反射に近づくことが分る。
第2図は第1図の矢印A + B t Cの方向の反射
光の強度(受光器の出力)と水元ローラ回転数(版への
水の供給鈑ンとの1係を示すグラフである。この第2図
から分るように、入方向の反射光(鏡面反射光)の強度
は版上の水の量が多い時に飽和する。
B方向の反射光は鏡面反射に近い角度での拡散光であり
、始め版面上の水の意の増加と共に増加し、ピークに達
した後減少する。C方向の反射光は鏡面反射から離れた
角度での拡散光であシ、版面上の水の量の増加と共に減
少する。
以上のことから、計測装置の感度全高め計測銑差を少な
くするためには、鏡面反射光の強度を計測するのが良い
と考えられ、また版面上の凹凸の影響を少なくシ、計測
範囲を広くするためには、入射角度を小さくとるように
すればよいことが考えられる。
この発明による湿し水計測装置は、センサ部、処理部よ
C?1成されるものである。センサ部は版11i1の反
射指向性を測定する部分であシ、光源と受光器を含むセ
ンサ本体から成る。光源には高輝度で単色に近い光が得
られるレーザ装置が用いられ、平行光1iiliIが版
面上に入射されるようになっている。又受光器は、シリ
コンフォトダイオード等の光電変換素子及び光電変換回
路から成シ、境面反射光受光用の第1受光器と、拡散光
受光用の第2受光器とがあるが、拡散光受光用のものは
、鏡面反射光強度と拡散光強度との比を検出することに
よシ、光源の出力変動の形動を防ぐために付設したもの
でるる。
処理部は、センサ部からの信号によって、版面上の水の
社に相当する値を算出する部分である0 以下この発明を、第3図および第4図の図面に示す実施
例に基づいて説明する。
第3図において、まずセンサ部を説明すると、出力o、
 s mwのヘリウムネオンレーザ装置1からの放射光
は光7アイ/S 2 t−通って、版胴10の外周面上
方を図示しない駆動装置によって軸線方向に往復動され
るようになっているケース9に取シ付けられたコリメー
タ3に導かれ、角度θが75度以下となるような入射角
で版面に入射されるようになっている。
ケース9には受光器4.4′がそれぞれ鏡面反射光の方
向または反射角0度の拡散光の方向に対応する位置にそ
れぞれ取シ付けられている。
受光器4,4′は第4図に示すように、レーザの波長約
633m付近の光のみを通す干渉フィルタ(例えば、日
本真空光学社製IFW型干渉フィルタ)5と直径201
011のシリコンフォトダイオード6および入カッ々イ
アス電流の小さなMOS FET 入力の演算増幅器7
による光電変換回路8から成っている。
同配信号発生部は、版lil@10に取シ付けられたエ
ンコーダ11および検出位置レジスタ12から゛比較器
13に検出信号が入力され、比較器!3から処理部14
に同期信号を出力するようになっている。15は検出位
置設定スイッチである。
処理部14は、除算回路16とサンプ;アンドホールド
回路17から成シ、(鏡面反射光強度)/(拡散光強度
)の計算を除算回路16で行い、同期信号に従って除算
の結果をサンプルするようになっているものである。こ
のように鏡面反射光強度と拡散光強度の比を計算してサ
ンプルするのは、この比の変動が版面上の水量の変動の
みによって起シ、温度変化等の外乱による反射光強度の
変動が相殺されて、外乱による影響金堂けることがない
ためである。
第5図は第3図の湿し本計測装置を使用した湿し水制御
系の構成例を示したものであって、計測装置の作動と共
に説明すると、図中10は版胴、22はゴム胴、23は
水付ローラ、24はインキ付ローラである。湿し水21
は水元ローラ25から水供給用ローラ26t27’:L
−よび承句ローラ23を介して版面上に塗布され、水元
ローラ25は水供給用モータ28によシ回転されるよう
になっている。
センサ29は第312!Jのセンサ部であシ、第6図で
示すように、版胴10の軸線に沿って往復動されるよう
になっている。処理部14は第3図の同期信号発生部1
8塗介して版胴10に取シ付けられた位置検出用エンコ
ーダ11からのf’A号を人力され、またセンサ29か
らの信号を入力されて、計測値を差動増幅器30および
表示器37に出力するようになっている。
差動増幅器30は設定値出力回路31から入力された設
定値と処理部14から入力された計測値と全比較し、設
定値と計測値との差をモータ回転数算出回路32に出力
する。モータ回転数算出回路32は差動増#lI器3o
からの入力に基づいて、サーボ増幅器33金介して水供
給用モータ28に作動信号を出力し、モータ28′t″
作動させる。34は速度フィードバック用のタコジュネ
レータである。
版面上の水の量を計測する際には、センサ29を第6図
のレール40上に沿って移動させ版胴10上の刷版の非
画線部に刈面させる0そして非画線部における計測位置
が決ったらセンサ29を固定し、版面上の湿し水の量全
測定する。そして水の猷の測定値およびあらかじめ規定
された基準値に基づいて、水供給用モータ28の回転数
を制御することによシ、版面上の水の竜を調核するので
ある。なお、水の辰の測定および制御は、本印刷または
試し刷シのいずれにおいても常時行うようになっている
ものである。なお、上記実施例においては受光器4に波
長迎択性のあるフィルタ5を入れることによりS/N比
の向上を図ることができ、さらに受光部が入射光の直径
よシ十分大きくなっていることによシ、受光部上で光軸
が相対的に位置ずれを起しても、版とセンサの位置間、
係にある程度の許容度を持たせることができるものであ
る。
またレーザ装置1から十分な平行光が得られる場合には
、コリメータ3を省略することも可能である。
以上のようにこの発明は、入射光の入射角を大きくとる
ことによシ、版面上の凹凸の影響が少なくなって、測定
範囲を広くすることができ1また指向性の強い鏡面反射
光の強度全測定するようにしたことによシ、測定誤差を
小さくすることができ、さらに鏡面反射光と拡散光の強
度の比をとることによプ外乱による影響を防止すること
ができるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は版面の水の意と反射光の指向性との関係を示す
説明図、第2図は水の量と反射光の受光量との関係を示
す説明図、第3しはこの発明の一実施例を示す概略図、
第4図は同実施例の受光部金示す回路図、第5図にこの
発明による湿し本計測装置を使用した湿し水の制御系を
示すブロック図、第6図は同斜視図である。 1・・・レーザ装置   4,4′・・・受光器10・
・・版ti14・・・処理部 16・・・除算回路 17・・・サンプルアンドホールド回路量1図 兇4図 懲2図 水元ローラロ転教(rpm ) 手続°補正書 昭和59年 3月!2日 特許庁長官 若 杉 和 夫殿 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願第85135号2、発明の名称 印刷機の湿し水計測装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 (210)住友重機械工業株式会社 代表者  合 1)   茂 4、後代  理  人 5、補正の対象 (1)明細書の全文(発明の名称を含む。)(2)図面
の全図 6、補正の内容 (1)明細書の全文を別紙の通シ補正する。 (21図面の全図を添付した第1ないし7図の通り補正
する。 7、添付書類の目録 (1)  明   細   書           
1通(2)  図   面             
  1透明    細    書 1、発明の名称 印刷機の湿し水計測方法 2、特許請求の範囲 1、 印刷後の版面に光綜を当て、版面からの反射光の
強度を測定することによって版面上の湿し水の貨4を計
測する印刷機の湿し水計測方法において、版面に平行光
線を入射させて版面からの鏡面反射光の強度を測定する
ことに  。 より版面上の湿し水の世を計測することを特徴とする印
刷様の湿し水計測方法。 3、発明の詳細な説明 この発明は印刷機の湿し水計測方法に関し、特にオフセ
ット印刷機の版胴に取り付けられた版面への湿し水の塗
布量の制御を行うために、版面上の渋し水の量を光学的
に計測する方法に関する。 従来、印刷機における版面上の湿し水の量を計測する方
法としては、版面上の湿し水の赤外脚吸収量を測定する
方法、版面付近の湿度を測定する方法、給水ローラ上の
水膜の電気抵抗を測定する方法等があるが、これらは現
在いずれもいまだ実用化に到っていない。また上記のよ
うなものの他に、特開昭47−4338号公報にiげら
れてい□るような、水のg膜に平行光線を入射させ念際
、反射光強度の反射角に対する特性が薄膜の厚さにより
変化することを利用して、版面に光を入射させ、版面が
らの反射光を側御して湿し水の量を測定するようなもの
が知られている。 しかし前記の版面からの反射元金測定する装置恍、受光
素子を鏡面反射角度位置よシも小さい角度(60°〜8
o0)の位置に配置して、拡散光による測定を行ってい
たので反射光の受光量が小さく、そのため測定誤差が大
きく水の實に対する受光量が後述の如く一価関数でない
ため制御が容易でない等の問題があり、さらに入射光の
入射角が大きい(800〜85°>fcめに入射光が版
面の凹凸によって妨害されて測定範囲が制限される等の
種々の問題を有してぃた。 この発明は、上記従来の版面からの反射光を4111定
する装置における欠点を解消するためになされたもので
あって、版面(6千行光線を入射させ、版面からの鏡面
反射光の強度を測定することによシ、測定範囲が広く力
・つ測定誤差の少ない皺し水計測方法を提供することを
目的とする。 ここでいう版面かもの鏡面反射光とは、ミクロ的なもの
を意味するものでなく、版面を表面が平坦な金属板とし
たときの版面からの反射光をいう。 次に°、この発明の詳細な説明を行う前に、版面上の水
の横と反射光の指向性との関係を説明する。 第1図は水の号と反射光の強度の指向性との関係を示す
ものであって、図中破線aは光iが入射角θで版面りに
入射した際、水が多い場合の反射光の指向性を、破線す
は水が中程度の場合の反射光の指向性を、破線Cは水が
少ない場合の反射光の指向性を示すもめである。そして
矢印Aは鏡面反射光の方向を、矢印B、Cはそれぞれ異
なる2つの拡散光の方向を示すものである。この第1図
から分るように、版面からの反射光は、水のI、が少な
い時は拡散性が強く、水の量が多くなるに徒って弱くな
り、鏡面反射に近づくことが分る。 第2図は第1図の矢印A、B、Cの方向の反射光の強度
(受光器の出力)と水元ローラ回転数(版への水の供給
量)との関係を示すグラフでるる。この第2図から分る
ように、入方向の反射光(鏡面反射光)の強度は版上の
水の量が多い時に飽和する。 B方向の反射光は鏡面反射に近い角度での拡散光であり
、初め版面上の水の量の増加と共に増加し、ピークに達
した後減少する。前述の従来の方法がこの場合に相当す
る。この場合には版上の水の量に対する受光量は二価関
数となる。 C方向の反射光は鏡面反射から離れた角度での拡散光で
あり、版面上の水のセ1の増加と共に減少する。 以−ヒのことから、計測装置の感度を高め計測誤差を少
なくするためには、鏡面反射光の強度を計測するのが良
いと考えられる。また入射角、版の凹凸、測定範囲の関
係は以下のように考えられる。 第3図は版面上の砂目の1つに平行光を当てた時の様子
を示す。Rは受光素子であり版面からの鏡面反射光を受
ける位置におかれている。 入射光中Rに受光される光は砂目の山に当る光δと水面
の谷に当る光α、β、γである。水面は表面張力によシ
球面の一部に近い形をし、その表面は比較的なだらかな
のに対し、砂目の山は突出している。そのため受光する
光は殆んど谷の部分の水面からのものと考えられる。こ
の谷の部分で反射され、受光される光は第3図ではXの
範囲に入射する光である。Xの大きさは水面の曲率半径
が大きくなると広くなる。このため版面の湿し水量が垢
lすと水面の凹凸は小さく々す、水面の曲率半径が大き
くなシXが増加し受光器が増すと考えられる。以上の推
定から入射角θを大きくし過ぎると版の凹凸が領域Xの
端に当る光αおよびγをさえぎシ測定範囲が狭くなる。 と考えられる。また水面でのエネルギー反射率は入射角
を大きくすると太きくなシ、受光エネルギーが大きくと
れるので入射角θは版の凹凸の影響を受けない範囲で適
当に大きくとるのが良い。 この発明の実施に使用される湿し本計測装置は、センサ
部、処理部より構成されるものであって、センサ部は版
面の反射指向性を測定する部分であシ、光源と受光器を
含むセンサ本体からなっている。光源には例えば高輝度
で単色に近い光が得られるレーザ装置が好適で、平行光
線が版面上に入射されるように々つている。また受光器
は、シリコンフォトダイオード等の光電変換素子および
光電変換回路から成シ、鏡面反射光受光用の第1受光器
と、拡散光受光用の第2受光器とがあるが、拡散光受光
用のものは、鏡面反射光強度と拡散光強度との比を検出
することにより、光源の出力変動の影響を補償するため
に付設したものである。 処理部は、センサ部からの信号によって、版面上の水の
量に相当する値を算出する部分である。 以下この発明を、第4図および第5図の図面に示す実施
例に基づいて説明する。 第4図において、まずセンサ部を説明すると、出力0.
5 mWのヘリウムネオンレーザ装置1からの放射光は
光ファイバ2を通って、版胴lOの外周面上方を図示し
ない駆動装置によって軸線方向に往復動されるようにな
っているセンサ29に塩9付けられたコリメータ3に導
かれ、版面の法線に対し角友θが約75度となるような
入射角で版面に入射されるようになっている。 センサ29には受光器4,4′が設置されそれぞれ鏡面
反射光θの方向および反射角0度の拡散光の方向に反射
する光が検出される。受光器4 、 (4’)は第5図
に示すように、レーザの波長約633絹付近の光のみを
通す干渉フィルタ(例えば、日本真空光学社製IFW型
干渉フィルタ)5と直径20關のシリコンフォトダイオ
ード6からなる光検部9 、 (9’)と入力バイアス
電流の小さなMOS F’ET 入力の演算増幅器7に
よる光電変換回路s 、 (s’)から成っている。 同期信号発生部は、版胴10Kmυ付けられたエンコー
ダ11および検出位置レジスタ12から比較器13に検
出信号が入力され、比較器13から処理部14に同期信
号を出力するようになっている。15は検出位置設定ス
イッチである。 処理部14は、除算回路16とサンプルアンドホールド
回路17から成り、(鏡面反射光強度)/(拡散光強度
)の計算を除算回路16で行い、同期信号に従って除算
の結果をサンプルするようになっているものである。こ
のように鏡面反射光強度と拡散光強度の比を計算してサ
ンプルするのは、この比の変動が版面上の水量の変動の
みによって起り、光源の光強度の変動による反射光強度
の変動が相殺されて、外乱による影響を受けることがな
いためである。 第6図は第4図の湿し本計測装置を使用した湿し水制御
系の構成例を示したものであって、計測装置の作動と共
に説明すると、図中10は版胴、22はゴム胴、23は
水付ローラ、24はインキ付ローラである。湿し水21
は水元ローラ25から水供給用ローラ26.27および
水付ローラ23を介して版面上に塗布され、水元ローラ
25は水供給用モータ′28によシ回転されるようにな
っている。 センサ29は、第7図で示すように、版胴lOの軸線に
沿って往復動されるようになっている。 処理部14は同期信号発生部18を介して版胴10に取
り付けられた位置検出用エンコーダ11からの信号を入
力され、またセンサ29からの信号を入力されて、計測
値を差動増幅器30および表示器37に出力するように
なっている。 差動増幅器30は水量設定値出力回路31から入力され
た設定値と処理部14から入力された計測値とを比較し
、設定値と計測値との差をモータ回転数算出回路32に
出力する。モータ回転数算出回路32は差wJ増幅器3
0からの入力に基づいて、サーゼ増幅器33を介して水
供給用モータ28に作動信号を出力し、モータ28を作
動させる。34は速度フィードバック用のタコジェネレ
ータである。 版面上の水の量な計測する際には、センサ29を第7図
のレール40上に沿って移動させ、版胴10上の刷版の
非面線部に対向させる。そして非画餘部における計測位
置が決ったらセンサ29を固定し、検出位置記憶スイッ
チ15により版の天地方向での検出位置を検出位置レジ
スタ12に記憶する。計測動作中は、比較器13により
エンコーダ11の出力すなわち版胴の位置と検出位置レ
ジスタ12のイ11を比較じ、両者が一致したとき、す
なわち版が検出位置にきたとき同期信号を処理部14の
中のサンプルアンドホールド17に送る。サンプルアン
ドホールド17は次の同期信号がくるまで除算回路の出
力を保持する。 そして水の量の測定値およびあらかじめ規定された基準
値に基づいて、水供給用モータ28の回転数を制御する
ことにより、版面上の水の量をW1鹸するのである。な
お、水の量の測定および制御は、本印刷または試し刷シ
のいずれにおいても常時行うようになっているものであ
る。 なお、上記実施例においては受光器4に波長選択性のあ
るフィルタ5を入れることによりS/N比の向上を図る
ことができ、さらに受光部が入射光の直径より十分大き
くなっていることにより、受光部上で光軸が相対的に位
置ずれを起しても、版とセンサの位数関係にある程度の
許容度を持たせることができるものである。 またレーザ装置1から十分な平行光が得られる場合には
、コリメータ3を省略することも可能である。 以上のようにこの発明は、指向性の強い鏡面反射光の強
度を測定するようにしたことにより、測定範囲を広くと
ることができるとともに測定誤差を小さくすることがで
き、また入射光の入射角を小さくとることによシ、版面
上の凹凸の影響が少なくなって、測定範囲を広くするこ
とができる。 さらに鏡面反射光と拡散光の強度の比をとることにより
外乱による影響を防止することができるという優れた効
果を有するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は版面の水の量と反射光の指向性との関係を示す
説明図、第2図は水の量と反射光の受光量との関係を示
す説明図、第3図は版の部分拡大断面説明図、第4図は
この発明に使用される測定装置の一実施例を示す概略図
、第5図は同実施例の受光部を示す回路図、第6図はと
の発明の実施に用いる湿し本計測装置を使用した湿し水
の制御系を示すブロック図、第7図は同詳細ゾロツク図
である。 1・・・レーザ装置   4,4′・・・受光器10・
・・版胴      14・・・処理部16・・・除算
回路 17・・・サンプルアンドホールド回路25・・・水元
ローラ    29・・・センサ)12四1 (湿し水供給量) 負″S3閉I ^ 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 印刷機の版面に光を入射させ、版面からの反射光
    の強度を測定する仁とによって、版面上の湿し水の量を
    計測する印刷機の湿し本計測装置であって、版面に75
    度以下の入射角で平行光線を入射させるレーザ装置と、
    版面からの鏡面反射光を受光する第1受光器と、版面か
    らの拡散光を受光する第2受光器と、第1受光器によっ
    て検出された鏡面反射光の強度と第2受光器によって検
    出された拡散光の強度との比を計算して出力するように
    なっている処理部とを有していることを特徴とする印刷
    機の湿し本計測装置。
JP58085135A 1983-05-17 1983-05-17 印刷機の湿し水計測装置 Granted JPS59211830A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58085135A JPS59211830A (ja) 1983-05-17 1983-05-17 印刷機の湿し水計測装置
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