JPH0537201Y2 - - Google Patents

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JPH0537201Y2
JPH0537201Y2 JP3396987U JP3396987U JPH0537201Y2 JP H0537201 Y2 JPH0537201 Y2 JP H0537201Y2 JP 3396987 U JP3396987 U JP 3396987U JP 3396987 U JP3396987 U JP 3396987U JP H0537201 Y2 JPH0537201 Y2 JP H0537201Y2
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roll
web
winding
diameter
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はウエブ等の長尺巻材の巻厚を検出する
巻厚検出装置に用いられ、長尺巻材の巻芯の径を
検出する巻芯径測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
写真フイルム、紙、織物等の帯状シール材(以
下、ウエブという)は、その製造工程中で巻芯に
巻回され、一定長さごとにロール状にまとめられ
る。巻芯に巻回されてゆくウエブの長さの測定
は、その巻厚を光電的に検出することによつて行
われ、巻厚が所定値になつたときはこれを巻芯ご
と取り外して、次の新たな巻芯を用いてロールが
作られてゆく。
ところで、ウエブは円筒状の巻芯に巻回されて
ロールとなつてゆくため、ロールの巻厚を測定す
るためには、巻芯を含めた全体のロール径Dの他
に巻芯の径dを求める必要がある。この場合、交
換使用される巻芯の径dが全て一定であれば、全
体のロール径Dかロールの巻厚を一義的に求める
ことができるが、現実には巻芯の径dにはバラツ
キがある。したがつて、厚みが非常に薄いウエブ
のロール巻厚を測定するときには、巻芯径dを正
確に測定しなければならない。
巻芯径dの測定は、全体のロール径Dの測定と
同様に、第2図に示したように、ロール1が巻回
された巻芯2の一端側に光学検出器3を設置して
光電的に測定することができる。光学検出器3に
は、レーザダイオードなどの光源4が内蔵され、
この光源4からの光はレンズ5を介して巻芯2の
外周面にスプツト光として照射される。このスポ
ツト光は巻芯1の外周面で散乱反射され、その一
部はレンズ6を介してラインセンサ7に入射す
る。ラインセンサ7は、光の入射位置ごとに異な
つた信号を出力するから、この信号に基づいて次
のようにして巻芯径dを求めることができる。
すなわち、ノギス等によつて正確な径d1が分か
つている巻芯2aについて、光学検出器3によつ
て出力信号を得、これを例えば「a」として求め
ておく。そして、未知の巻芯径d2をもつた巻芯2
bを光学検出器3で測定したときの信号出力を
「b」とすると、未知の巻芯径はd2は、 d2=d1+2(b−a) として求めることができるようになる(特開昭60
−244750号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のように光学検出器3により巻
芯径dを求めるに際しては、光源4や光学検出器
3を大型化せずに巻芯2の外周面に小径でしかも
鮮明なスポツト光を照射し、さらに巻芯2の外周
面からの反射光を効率良くラインセンサ7に入射
させるために、光学検出器3を巻芯2に接近して
配置するのが有利である。
しかし、これまでではスポツト光100の光軸
を巻芯2の外周面に対して垂直に配置しているこ
とから、ウエブの幅が広くてロール1の端縁が巻
芯2の端部近くまで達するものの場合、ロール1
にされるウエブの長さを延長して、より厚い状態
でロール1の巻厚を検出しようとしても、ウエブ
が第3図中の破線で示した位置まで巻回されると
光学検出器3と干渉してしまい、検出するロール
の巻厚を大きく設定することができないという問
題が出てくる。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、その目的は、幅が広くかつ巻厚が厚いウ
エブであつても良好に巻芯径を検出できる巻芯径
測定装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、光学検出
器をスポツト光照射位置は変えないで巻芯の外周
面に立てた垂線に対し、ウエブの幅方向の外側に
傾けたことを特徴とする。
このようにすれば、幅広のウエブであつても巻
厚に制限されることなくロール状に巻き取ること
が可能となり、検出すべきロールの巻厚を自在に
設定することができるようになる。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
〔実施例〕
本考案を用いたロール巻厚測定装置の概略を示
す第1図において、光学検出器3からのスポツト
光100の光軸は、ロール1の芯となつている巻
芯3の外周面に垂直から角αだけ外側に傾けられ
ている。この傾斜角αの値としては、実際に行つ
た結果30℃程度までが好ましく、この角度内であ
れば巻芯2の外周面に照射されたスポツト光の反
射光を何ら問題なく受光し、巻芯径を良好に検出
することができる。光学検出器3からの信号出力
は巻芯径検出部10に入力され、ここで算出され
た巻芯径dは演算部12に出力される。
一方、ロール1の外表面には前記光学検出器3
と同様に、光源13、ラインセンサ14、レンズ
15,16を備えた光学検出器17からのスポツ
ト光が照射される。そして、この光学検出器17
からは巻芯2を含む全体のロール径Dと相関をも
つた信号出力が得られ、ロール径検出部18はこ
の信号出力に基づいて全体のロール径Dを算出し
て演算部13に供出する。
演算部13は、ロール径検出部18から得られ
たロール径Dから、巻芯検出部12から得られた
巻芯径dを減算し、これによりロール1の巻厚出
力が得られるようになる。こうして得られた巻厚
出力は、例えば工程管理用のタイミング信号や、
あるいはさらに換算処理することによつて、ロー
ル1とされたウエブの長さ情報として利用するこ
とができる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案では巻芯径測定用の光学
検出器をロールの幅方向外側に傾斜させたので、
ウエブの幅が広く、ロールの端縁が巻芯の端面近
くまで達するような場合であつても、光学検出器
を巻芯の外周面から遠ざけることなく、しかもロ
ールの巻厚に左右されずに良好に巻芯径が測定で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたロールの巻厚測定装置
の概略図である。第2図は巻芯測定装置の概略構
成図である。第3図は従来の巻芯径測定装置を示
す図である。 1……ウエブ、2……巻芯、3……光学検出器
(巻芯検出用)、10……巻芯検出部、13……演
算部、17……光学検出器(ロール径測定用)、
18……ロール径検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウエブをロール状に巻き取るための巻芯の径を
    測定する巻芯径測定装置において、巻芯表面にス
    ポツト光を照射しその反射光を検出する光学式検
    出器を、巻き取られるウエブに接触しないように
    ウエブの幅方向外側に傾けて配設したことを特徴
    とする巻芯径測定装置。
JP3396987U 1987-03-09 1987-03-09 Expired - Lifetime JPH0537201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3396987U JPH0537201Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JP3396987U JPH0537201Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141408U JPS63141408U (ja) 1988-09-19
JPH0537201Y2 true JPH0537201Y2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=30842073

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