JPS592117Y2 - スポットメッキ装置 - Google Patents

スポットメッキ装置

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Publication number
JPS592117Y2
JPS592117Y2 JP18866880U JP18866880U JPS592117Y2 JP S592117 Y2 JPS592117 Y2 JP S592117Y2 JP 18866880 U JP18866880 U JP 18866880U JP 18866880 U JP18866880 U JP 18866880U JP S592117 Y2 JPS592117 Y2 JP S592117Y2
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JP
Japan
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nozzle
plating
plated
mask
hole
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Expired
Application number
JP18866880U
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JPS57111869U (ja
Inventor
正蔵 林
Original Assignee
田中電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はICフレーム又はその他の電気用部材等に部分
的にメッキを施こすスポットメッキ装置に関する。
従来、スポットメッキ装置には特公昭49−24775
号公報にみられるように、透孔を開口せるマスクに、陰
極をかけられた被メツキ素材を圧接するとともに透孔下
に陽極をかけたノズルを配設し素材に向はメッキ液を噴
射させて素材にメッキを部分的に施こすようにした装置
を使用している。
しかしながら、上記ノズルよりメッキ液を単に噴射させ
るだけではその噴射流が整流されずに、ノズル径が小さ
い場合にあっては被メッキ素材層にメッキが良く施こさ
れないメッキムラの状態を生じやすく、それを解消せん
としてノズル径を大きくすると、中心部と外周部とでは
陰陽両極の極間距離が一様にならず中心部の極間距離が
大きくして通電量が少ないため、中心部にメッキムラの
ある空洞状となる結果となり、ノズル径の選定が困難で
゛ある。
又、ノズル径の大きさが制約されるために、素材側の陰
極面積とノズル側の陽極面積との比率をさほど大きくと
れないので、メッキの電流密度を上げることができず、
メッキ作業の高速化が望めない。
本考案は斜上従来不具合を解消してメッキ効果に優れた
スポットメッキ装置を提供せんとするもので、ノズルの
開口部に細かいメツシュの金網を被着せしめてメッキ液
噴射流を整流させ、且つノズル径に関係なく陰陽両極の
極間距離を一様にするとともに陽極面積を増大させるよ
うにしたことを特徴とする。
上記ノズルはマスク下にその透孔毎に対向させて一個又
は複数個設置し、その各ノズル毎に開口部に金網を取付
ける。
本考案の実施例を図面により説明すれば、図において、
1は上面にマスク2を敷設した受板、3はマスク2上を
上下動自在に設置した押圧板、4はノズル、5はICフ
レームなど部分メッキをすべき被メツキ素材である。
マスク2はゴム、ポリ塩化ビニルなどの可撓弾性、耐薬
品性を有するシートであって、所望の位置に透孔6を開
口してなり、受板1には前記マスクの透孔6に対向して
透孔6′を開口する。
ノズル4は前記受板1の透孔6′直下に設置してメッキ
液aを透孔6′、6を通し素材5に噴射するようにする
上記ノズル4の上端には、その開口面に細かいメツシュ
の金網7を被着し、その多数の網目がメ・ツキ液aを通
オ通永孔を構成する士らにするへノズル4には陽極(ト
)をかけて金網7に通電するようにし、又被メツキ素材
5にはマスク2上で陰極(→が通電されるようにしであ
る。
而して被メツキ素材5はマスク2上で押圧板3により押
圧されてマスク2に圧接し、その状態でノズル4よりメ
ッキ液aが噴射され該メッキ液aは金網7を通り、透孔
6′、6を通して素材5にふきつけられ透孔6を介して
露出する部分のみ素材5はメッキを施こされる。
尚、上記金網7は何れも導電性を有する金属製であり、
それらには耐製品性を有するステンレス。
白金、あるいはチタンに白金メッキを施したものを使用
することが好ましい。
本考案は斜上の如く、ノズルの開口部に細かいメツシュ
の金網を被着せしめたので、ノズルより噴射するメッキ
液の噴射圧は金網により整流され開口部全域に渉り均等
になるとともに金網の通水孔を通る噴射流が不規則な方
向に分散され、したがって被メツキ素材の露出部全面に
ムラなく、とくに外周部にもふきつけられるとともに陰
陽両極の極間距離が露出部と金網との間隔で形成され露
出部全面に渉り一定となって全面に均等なメッキ電流を
通電させることができる。
従って被メツキ素材は、外周部あるいは中心部分にメッ
キムラを生ずることなく露出部全面に均等にメッキが施
こされる。
又、金網にはノズルを介して陽極がかけられるが、その
多数の通水孔構造によってメッキ液が接触する陽極面積
が増大するので、メッキすべき陰極面積に対する陽極面
積比を大きくとることができ、したがってメッキの電流
密度を上げることができ、メッキ作業の高速化が可能で
ある。
依って所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の断面図である。 図中、2はマスク、4はノズル、5は被メツキ素材、6
,6′は透孔、7は金網、aはメッキ液、(1)は陽極
、(→は陰極である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透孔を開口せるマスクに、陰極をかけられた被メツキ素
    材を圧接するとともに前記透孔下に陽極をかけたノズル
    を配設し素材に向はメッキ液を噴射させて素材にメッキ
    を施こすようにしたスポットメッキ装置において、上記
    ノズルの開口部に細かいメツシュの金網を被着せしめた
    スポットメッキ装置。
JP18866880U 1980-12-27 1980-12-27 スポットメッキ装置 Expired JPS592117Y2 (ja)

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JP18866880U JPS592117Y2 (ja) 1980-12-27 1980-12-27 スポットメッキ装置

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Publication Number Publication Date
JPS57111869U JPS57111869U (ja) 1982-07-10
JPS592117Y2 true JPS592117Y2 (ja) 1984-01-20

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