JPS59210058A - エチレンシアンヒドリンの製法 - Google Patents
エチレンシアンヒドリンの製法Info
- Publication number
- JPS59210058A JPS59210058A JP22348182A JP22348182A JPS59210058A JP S59210058 A JPS59210058 A JP S59210058A JP 22348182 A JP22348182 A JP 22348182A JP 22348182 A JP22348182 A JP 22348182A JP S59210058 A JPS59210058 A JP S59210058A
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- Japan
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- acrylonitrile
- water
- tertiary amine
- reaction
- cyanohydrin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
する。更に詳しくは、アクリロニトリルと水とを反応さ
せるに際し、第3級アミンを存在させることを特徴とす
るエチレンシアンヒドリンの製法(こ関する。
せるに際し、第3級アミンを存在させることを特徴とす
るエチレンシアンヒドリンの製法(こ関する。
エチレンシアンヒドリンは医薬、農薬の原料となる3−
アミノー/−10パノールの前駆物質として有用であり
、通常良く知られた方法で還元し容易に好収率で、3−
アミノー/−7′口パノールとすることか出来る。
アミノー/−10パノールの前駆物質として有用であり
、通常良く知られた方法で還元し容易に好収率で、3−
アミノー/−7′口パノールとすることか出来る。
従来、エチレンシアンヒドリンの製法としてはエチレン
オキサイドとシアン化水素とから製造する方法及びエチ
レンクロルヒドリンとシアン化水素のナトリウムやカリ
ウム塩とから製造する方法が知られているが、いずれも
人体に有害なシアン化水素またはその塩を取扱わねばな
らない難点がある。このシアン化合物の使用を避けて、
アクリロニトリルと水から触媒にホルムアルデヒドとイ
オン交換を用いて製造する方法が西ドイツ公開公報筒2
.乙j 、5−.7 Y 11号(/97と)(OA、
L9.Ploざ/夕t〕に知られているが、低い温度
23〜グ2℃で反応させねばならず、そのため/Ir時
間もの長い反応時間を必要とし、効率的な製造法とはい
いがた&%また、米国特許第3.02 ’l−、267
号(/91.2)(OA、37.P7//!a)には、
水とアクリロニトリルから水酸化ナトリウムを触媒(こ
して製造する方法が示されているが、その実施例による
と水をアクリロニトリルに対して1LL3倍ないし/’
10倍も大過剰(こ用いねばならず、製造する際の容積
効率が悪いという欠点がある。
オキサイドとシアン化水素とから製造する方法及びエチ
レンクロルヒドリンとシアン化水素のナトリウムやカリ
ウム塩とから製造する方法が知られているが、いずれも
人体に有害なシアン化水素またはその塩を取扱わねばな
らない難点がある。このシアン化合物の使用を避けて、
アクリロニトリルと水から触媒にホルムアルデヒドとイ
オン交換を用いて製造する方法が西ドイツ公開公報筒2
.乙j 、5−.7 Y 11号(/97と)(OA、
L9.Ploざ/夕t〕に知られているが、低い温度
23〜グ2℃で反応させねばならず、そのため/Ir時
間もの長い反応時間を必要とし、効率的な製造法とはい
いがた&%また、米国特許第3.02 ’l−、267
号(/91.2)(OA、37.P7//!a)には、
水とアクリロニトリルから水酸化ナトリウムを触媒(こ
して製造する方法が示されているが、その実施例による
と水をアクリロニトリルに対して1LL3倍ないし/’
10倍も大過剰(こ用いねばならず、製造する際の容積
効率が悪いという欠点がある。
本発明者らは、アクリロニトリルと水から容易にしかも
経済的(こエチレンシアンヒドリンを製造することを目
的とし、新規な水和触媒を種々検討したところ、意外に
も安価で入手し易い第3級アミンか効果的な触媒作用を
有することを見出し、本発明を完成した。即ち、アクリ
ロニl−IJルと水の混合物に少量の第3級アミンを加
え所定の温度で2〜5時間反応させるのみで反応は完結
し、その後反応液をそのまま分留するという簡単な操作
で目的物を単離することが出来る。この様に本発明方法
はエチレンシアンヒドリンの極めて容易な製造方法であ
る。
経済的(こエチレンシアンヒドリンを製造することを目
的とし、新規な水和触媒を種々検討したところ、意外に
も安価で入手し易い第3級アミンか効果的な触媒作用を
有することを見出し、本発明を完成した。即ち、アクリ
ロニl−IJルと水の混合物に少量の第3級アミンを加
え所定の温度で2〜5時間反応させるのみで反応は完結
し、その後反応液をそのまま分留するという簡単な操作
で目的物を単離することが出来る。この様に本発明方法
はエチレンシアンヒドリンの極めて容易な製造方法であ
る。
本発明方法を実施するには、原料アクリロニトリルに対
して水を少なくとも等モル以上好ましくは3〜75倍モ
ル用い、触媒として第3級アミンをアクリロニトリルに
対して0.7〜jモル%好ましくはo3〜2モル%使用
する。かかるアクリロニトリルと水との反応では、特番
こ高温においては副反応としてアクリロニトリルの加水
分解が多くなると予期されるが、本発明方法は意外にも
120℃以上という高温で反応を実施する方が、それ以
下の温度よりも該副反応が少なく高い選択率e収率でエ
チレンシアンヒドリンを製造できることを見出した。
して水を少なくとも等モル以上好ましくは3〜75倍モ
ル用い、触媒として第3級アミンをアクリロニトリルに
対して0.7〜jモル%好ましくはo3〜2モル%使用
する。かかるアクリロニトリルと水との反応では、特番
こ高温においては副反応としてアクリロニトリルの加水
分解が多くなると予期されるが、本発明方法は意外にも
120℃以上という高温で反応を実施する方が、それ以
下の温度よりも該副反応が少なく高い選択率e収率でエ
チレンシアンヒドリンを製造できることを見出した。
本発明の反応温度は通常/20−200℃好ましくは/
lIO〜/ざ0℃さらに好ましくは750〜770℃で
ある。反応時間は2〜乙時間好ましくは3〜l!時間で
ある。用いる第3級アミンとしては特に限定されないが
、入手のし易さ及び、反応後の生成物からの分離の容易
さを考慮して、トリメチルアミン、トリエチルアミン、
トリフ゛ロピルアミン及ヒドリブチルアミン等の低R脂
肪族アミン、N−メチル、N−エチル、N−7”0ピル
、N−ブチル等のN−o/〜c4を低級アルキルピロリ
ジンもしくはピペリジン、N、 N’−ジメチルピベフ
ジン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルジ
アミノプロパン、/、+−ジアザビンクロ(J、2.j
)オクタン、i、s−ジアザビシクロ(、t、+、0)
ウンデー−5−エン、i、s−ジアザビシクロ(+、3
゜0〕ノ・ンーj−エン等を単独、又は二種以上を併用
して使用することもできる。反応後、反応液をそのまま
蒸留し、エチレンシアンヒドリンを単離することが出来
る。3−アミノ−/−ブロパノールを得る目的のために
は、エチレンシアンヒドリンを蒸留で単離する必要はな
く、反応液から水等の低沸点物質を留去するだけで、そ
のまま次工程である還元反応番こ供することができる。
lIO〜/ざ0℃さらに好ましくは750〜770℃で
ある。反応時間は2〜乙時間好ましくは3〜l!時間で
ある。用いる第3級アミンとしては特に限定されないが
、入手のし易さ及び、反応後の生成物からの分離の容易
さを考慮して、トリメチルアミン、トリエチルアミン、
トリフ゛ロピルアミン及ヒドリブチルアミン等の低R脂
肪族アミン、N−メチル、N−エチル、N−7”0ピル
、N−ブチル等のN−o/〜c4を低級アルキルピロリ
ジンもしくはピペリジン、N、 N’−ジメチルピベフ
ジン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルジ
アミノプロパン、/、+−ジアザビンクロ(J、2.j
)オクタン、i、s−ジアザビシクロ(、t、+、0)
ウンデー−5−エン、i、s−ジアザビシクロ(+、3
゜0〕ノ・ンーj−エン等を単独、又は二種以上を併用
して使用することもできる。反応後、反応液をそのまま
蒸留し、エチレンシアンヒドリンを単離することが出来
る。3−アミノ−/−ブロパノールを得る目的のために
は、エチレンシアンヒドリンを蒸留で単離する必要はな
く、反応液から水等の低沸点物質を留去するだけで、そ
のまま次工程である還元反応番こ供することができる。
次に実施例を挙けて説明する。
実施例/
/lオートクレーブにアクリロニトリル/jop、水に
/22及びトリエチルアミン2.9flを仕込み、攪拌
下/1.0℃、を時間反応させた。
/22及びトリエチルアミン2.9flを仕込み、攪拌
下/1.0℃、を時間反応させた。
反応終了後、水及び少量の未反応アクリロニトリル22
ノを留去し、引続き減圧蒸留し、/3グ〜/3!℃/≠
Om Hfjでエチレンシアンヒドリン/37’iC収
率乙に%)を得た。
ノを留去し、引続き減圧蒸留し、/3グ〜/3!℃/≠
Om Hfjでエチレンシアンヒドリン/37’iC収
率乙に%)を得た。
実施例2
/(lオートクレーブにアクリロニトリル150!、水
1./2y及ヒドリメチルアミン30%水溶液乙7を仕
込み攪拌下/乙o℃、を時間反応させた。次に実施例/
と同様に後処理し、エチレンシアンヒドリン/2IP<
収率乙o%)を得た。
1./2y及ヒドリメチルアミン30%水溶液乙7を仕
込み攪拌下/乙o℃、を時間反応させた。次に実施例/
と同様に後処理し、エチレンシアンヒドリン/2IP<
収率乙o%)を得た。
実施例3
/eオートクレーブにアクリロニトリル/!07、水乙
/、!P及びトリブチルアミン!、2グを仕込み、攪拌
下/乙0℃、ψ時間反応させた次)こ実施例/と同様に
後処理し、エチレンシアンヒドリン9/9(収率15%
)を得た。
/、!P及びトリブチルアミン!、2グを仕込み、攪拌
下/乙0℃、ψ時間反応させた次)こ実施例/と同様に
後処理し、エチレンシアンヒドリン9/9(収率15%
)を得た。
実施例ダ
/lオートクレーブにアクリロニトリル/jOノ、水乙
/29及びN−メチルピペリジン3ノを仕込み、攪拌下
/lO℃、1時間反応させた。次に実施例/と同様に後
処理し、エチレンシアンヒドリンg39(収率≠/%)
を得た。
/29及びN−メチルピペリジン3ノを仕込み、攪拌下
/lO℃、1時間反応させた。次に実施例/と同様に後
処理し、エチレンシアンヒドリンg39(収率≠/%)
を得た。
参考例
/lオートクレーブにアクリロニトリル/jO!、水1
./29、)リエチルアミン2.9ftヲ仕込み、攪拌
下/乙0℃、≠時間反応させた。
./29、)リエチルアミン2.9ftヲ仕込み、攪拌
下/乙0℃、≠時間反応させた。
反応終了後、水及び少量の未反応アクリロニトリルを留
去し釜残/ざ≠7を得る。その釜残液とメタノール/ざ
tグ及びラネーニッケル37グを/lオートクレーブ番
こ入れ、アンモニア共存下乙O℃で水素還元を行なった
。反応終了後反応液を濾過し、p液を蒸留して9乙℃/
22trrmH’i の3−アミノ−/−フ゛ロパノ
ールクざ2を得た。
去し釜残/ざ≠7を得る。その釜残液とメタノール/ざ
tグ及びラネーニッケル37グを/lオートクレーブ番
こ入れ、アンモニア共存下乙O℃で水素還元を行なった
。反応終了後反応液を濾過し、p液を蒸留して9乙℃/
22trrmH’i の3−アミノ−/−フ゛ロパノ
ールクざ2を得た。
4゛・孤人 八栄化学上!線式会オJ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入 アクリロニトリルと水とを反応させてエチレンシア
ンヒドリンを製造する際に、触媒トして第3級アミンを
存在させることを特徴とするエチレンシアンヒドリンの
製法。 2、水の使用量がアクリロニトリルに対して6〜75倍
モルである特許請求の範囲第1項記載ノエチレンシアン
ヒドリンの製法。 3、反応温度が720〜200℃好ましくは/≠0〜/
ざ0℃である特許請求の範囲第1又は2項記載のエチレ
ンシアンヒドリンの製法。 4、第3級アミンの存在量かアクリロニトリルアンヒド
リンの製法。 5、 第3Mアミンかトリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、又はN−メのエチレンシアン
ヒドリンの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22348182A JPS59210058A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | エチレンシアンヒドリンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22348182A JPS59210058A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | エチレンシアンヒドリンの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59210058A true JPS59210058A (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=16798803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22348182A Pending JPS59210058A (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | エチレンシアンヒドリンの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59210058A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342166A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-11 | Koei Chem Co Ltd | 3−アミノプロパノールの精製方法 |
WO2003087041A1 (en) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Dsm Ip Assets B.V. | Continuous process for the manufacture of 3-hydroxy propionitrile |
CN111056963A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-24 | 山东新和成精化科技有限公司 | 3-氨基丙醇的制备方法 |
WO2021103779A1 (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 山东新和成精化科技有限公司 | 一种3-羟基丙腈的制备方法 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP22348182A patent/JPS59210058A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001342166A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-11 | Koei Chem Co Ltd | 3−アミノプロパノールの精製方法 |
WO2003087041A1 (en) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | Dsm Ip Assets B.V. | Continuous process for the manufacture of 3-hydroxy propionitrile |
CN111056963A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-04-24 | 山东新和成精化科技有限公司 | 3-氨基丙醇的制备方法 |
WO2021103779A1 (zh) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 山东新和成精化科技有限公司 | 一种3-羟基丙腈的制备方法 |
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