JPS59209423A

JPS59209423A - 厚板用矯正機

Info

Publication number: JPS59209423A
Application number: JP8166983A
Authority: JP
Inventors: Kiyoji Nakanishi; 中西　喜代治; Yoshiaki Kano; 好昭加納; Hide Suzuki; 鈴木　秀
Original assignee: Ube Industries Ltd
Current assignee: Ube Corp
Priority date: 1983-05-12
Filing date: 1983-05-12
Publication date: 1984-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は厚板用矯正機に関するものであり、特に、極厚
板の矯正にも有用な矯正機に関するものである。

一般に、鋼板は板厚が３ｍｎ＋以上とな、ると厚板と呼
ばれるが、板厚が３ｎ＋ｍ以上６ｍｌ１１未満を中板、
６１１１１１１以上を厚板と呼んで区分することもある
。

これらの厚板はユーザーの要望に従って矯ｔＥ　Ｉｌｌ
にか（プられ、変形の除去、内部応力の除去等がなされ
て出荷される。

この矯正機としでは、通常は、ロール矯正機が用いられ
る。

ロール矯正機は、第１図に示すように上下に千鳥状配置
で、複数個の上矯正ロール１と下矯正ロール２とを配置
し、両者間に厚板３を通し、厚板３に対して正曲率、負
曲率を各々与えるようｔ【曲げを交互に加えることによ
り矯正を行う装動（゛ある。

上下の矯正［１−ル１．２は、通常、１１本〜２１本設
【づられており、厚板の大ぎさや特性に応じてロール押
込量を調整して矯ｊ［作業を行ない、出側に至るに従っ
てロール押込量を少なくしている。

ところが、このような補選を採用すると、矯正ロールの
本数が多く、６４造が撥雑で大型化し、貢荷バランスが
崩れ易くなってしまう欠点がある。

また、多数の矯正ロールにより厚板を拘束した状態で曲
げ伸び、曲げ縮みを与える！こめ、矯正が不均一になり
易く、きずの発生の原因ともなってしまう。

一方、冷間の１］−ル矯止機による厚板の矯正は、板厚
が約２０１１１ｍ以上ではほとんど無理で、板厚が２０
　ｍｍを越えるにうなｌｊ厚根の場合にはプ１ノスにに
る矯正を行なっているのが現状である。

しかし、プレス矯正には次のような欠点がある。

〈１）処理能力が不足である。

（２〉熟練作業者が必要で（１する。

（３）重労働である。

（４）多くの人員が必要である。

（５）形状矯正しかできない。

′／１〜発明は以上のような従来の欠点を除去するため
になされたもので、数少ないロールを用い、板厚が２０
＋ｎｍ以上の極厚板でも冷間矯正ができるようにＪＭ成
した厚板用矯正機を提供することを目的としている。

以下、図面に示ず実ＭＩ！例に基いて本発明の詳細な説
明する。

（第１実施例）第２図（よ本発明の一実障例を示すもので、本実施例に
おいては、２個の十矯正ロールＬ）！、Ｕｌど、２個の
下矯正ロールＬ１、Ｌ２　　とをイ１し、Ｆ側の入口側
と出口側とに極厚板４を押えるための押えロール［ハ　
、Ｐ２　　が観（プである。

また、下矯正ロールＵｌ、Ｕ２は押込用が調整できるよ
うに構成されているが、もちろん、下矯ｉＦロールｌ−
，、、＋−２側を押込量調整型どしてもよい。

そして、入口側の３個のロールｌ、、ｊ〕１．１２で、
極厚板４に対し、下に凸状の曲げを与え、ＵＩ、Ｌ２、
Ｕｌ　で−Ｆに凹状の曲げを与える。次に、−１矯正ロ
ールＵｌ、ｔＪｚ　の押込間を調整して／）日う、今度
は逆方向に、即ち、出口側から人口側へｌ＃、＋　１９
板４を通し、いわゆるリバースパスを行なう。このよう
にして、リバースパスを必要回数行なって、目的とする
矯正を加える。

本実施例は以上のように構成されているため、少に（い
本数のロールを用い、装置を大型化させずに極厚板に対
して矯正を行なうことができる。

また、ロールの本数が少ないため、極厚板に対Ｊる拘束
力は小ざく、傷が発生することがない。

ざらに、構造が部子で、操作が容易であるため、プレス
矯正方式のように熟練作業者を必要とばず、しかも、軽
作業でずむ。

（第２実施例）第３図〜第５図は本発明の伯の実ＭＩ１例を示りるもの
で、本実施例においては、下矯正０−ルＬ１　　、＋−
，を１つの枠体５に取イー１（プ、この枠体５を、ハウ
ジング６のガイド部６ａに対して、シリンダ７にＪ：つ
て水平方向にシフトできるようにした４７４；Ｑｉを採
用している。８．９は−Ｆ矯正ロールｕ、、ｔＪ２をそ
れぞれ別個に十王動さ【！うるシリンダ装置、１０は押
えロールｐ、、ｐ２用のシリンダである。

従って、シリンダ７を作動させれば、第４図に示づシフ
ト前の状態から、第５図に示ずシフト後の状態へと下矯
正ロール［−１、し２．の位置を変化させることができ
る。この場合、下矯正ｌｌｌ−，／しＵｌ、Ｕｚの間の
下側に、下矯正ロールのうち、Ｌｌ　　を配置さぜたり
、Ｌ２を配置さじたり、交互に行うことができる。

そして、第４図に示寸シフト前においては、極厚板４を
左から右へとノーマルパスさせ、第５図に示すシフト後
には、極厚板４を右から左へと１ノバースパスさせる。

この結果、シフト前においては［１−ルＬ、、Ｕ、、し
λにより下に凸状、ロールＵｌ　　、ＬＬ　、（Ｊ２”
ｐトに凸状の曲げが加えられるが、シフト後のり１＜　
−スパスの場合には、シフト前とは逆方向の曲（ｆが加
えられる。すなわち、シフト前の後半工程てパにに凸状
に曲げたものを、今度はロールＬ２、Ｕｌ　、Ｌｌ　　
で、まず下に凸状に曲げ、続いて、ロールＵｉ、Ｌ、、
Ｕｌで上に凸状に曲げる。次に、再び元の状態にシフト
し、ノーマルパスを行う。このように、ロールし−１、
Ｌ２の左右へのシフトと］＼ス方向の切替えを順次交互
に行う。

上述した動作を必要回数だけ繰り返し、ロールの押込量
を調整しつつ矯正を行なえば、少ない本数のロールで大
きな矯正作用を能率良く与えることができる。

本実施例は以−りのように椙成しであるため、前述した
第１の実施例と同様の効果が得られるほか、矯ｊ［作用
を効率化させる効果が得られる。

（第３実施例〉第６図および第７図は本発明のさらに他の実施例を示す
るもので、本実施例にあっては下部正〇−ルＬ、　　Ｘ
ｉ２を別個にシフ１〜させ、そのピッチを変化さけるこ
とができる構造を採用している。

このＪ、うな（１４造を採用覆ると、第６図に示−４よ
うに、下部工［１−ルＬ＋　　、ｌ−２間の間隔Ｐ１　
　が大さい場合、゛づ“なわら、第６図に符号ｆｆ、　
　で示ずように、極厚板４の先端部や図示していない後
端部ど上矯正ロールＵＩ間が比較的に長く、極厚板４の
端部に十分な矯正曲げを与えることができない揚台の不
都合を解決覆ることができる。

即ち、第７図に示すように、下部工ロールし１　．１２
をシフトさヒ、下部工ロールＬ、　　、Ｌｚ間のビッヂ
Ｐ２　を小ざくでき、十分な矯正曲げが９行なえない部
分の長さＱ２　をほぼロールの半径程度に小さくできる
。

また、逆に、′Ｅ′３６図に示すように下部工ロールＬ
、　　、１．−２　間のピッチを大きくして、矯正ロー
ルに作用づる荷重を軽減することもできる。

本実施例・は以上のように構成されているため、而）ホ
した第１の実施例と同様な効果が得られるほか、極厚板
の端部の矯正曲げ能力を増大できると共に、矯正ロール
に作用する前用を制御できるという効果が１ｑられる。

なお、矯正ロールの材料としてプレートミルとも呼ばれ
る厚板圧延機のワークロールの廃材を用いると経済的で
ある。このワークロールは直径の１０％前後の摩耗が生
じると、廃４月としてスクラップにされるのが普通であ
るが、これを矯ｉ１Ｅ　（：Ｕのロールとして用０れば
極めて経済的である。

以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下に
示すような効果が得られる。

（１）ロールの本数が少ないため、構造が簡単で、１Ｎ
１４　ｆｌ竹の優れたロール矯正１幾が得られ、しがち
、極厚板の矯正が可能である。

（２）ロールヲシフ１〜ご−１４る（１１）造を採用り
れば、）４１１−効果が増大すると共に、端曲げ、荷重
制御能力が増大゛づる。

（：３）ロール本数が少’ｔＴいため、厚板に７１１目
つる拘束力は少な（、きずが発生しない。

（／ｌ）構造操作が簡単で・あるため、熟練作業者を・
多く必要としない。

（５））構造が簡単でｄうるため、コス１〜が安く、１
−１−ルの材料に圧延ロールの廃材を使用ずれば、さ’
″１に一経済的である。

（６）　’　４４１１９仮の１ノならず、通常の厚板の
ための矯ｉｌＴ、　Ｉ幾どしても使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従１１１）造の１例を示Ｊ概略構成図、第２図
（，１本発明の第１の実施例を示ずＩＦ、ｉｉＩδ構成
図、第３図へ・第５図は本発明の第２の実施例を示ηも
ので、第３図は正面図、第４図および第５図（，１作動
を説明づる概略４７’Ｊ成図、第６図８３よび第７図は
本発明の第３の実施例の作動を説明する概略（Ｌ１１幾
である。１・・・上矯正ロール、２・・・下部工［１−ル、３・
・・厚板、４・・・極厚板、５・・・枠体、６・・・ハ
ウジング、７〜１０・・・シリンダ、［、Ｌ・・・］ζ
矯正ロール、Ｕ５、（Ｊ２・・・上矯正口・・・ル　ｐ
、、ｐ２・・・押えロール特許出願人　　　宇部興産株
式会社第１図第２図第４図　　　　第５図第６図　　　　第７図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）互いに軸心がずれていて、少なくとも２個ずつの
上下の矯正ロールを有し、上下いずれか一方の矯正ロー
ルを昇降可能として押込片ｉを可変とし、かつ、材料を
往復走行させて矯正さぜうるようにしたことを特徴とす
る厚板用矯正機。
（２）上下いずれか一方の矯正ロールを一体とじて４オ
料の走行方向にシフ１〜できるように構成したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の厚板用矯正機。
（３）ｌ−下いずれか一方の矯正］］−ル相互に接近あ
るいはげ１間することができるように構成したことを’
ｌ’！ｉ徴とする４？ｊ’　！！’ｌ請求の範囲第１項
記載の厚板用矯正機Ｅ機。