JPS5920925Y2 - 刃先検出装置 - Google Patents

刃先検出装置

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Publication number
JPS5920925Y2
JPS5920925Y2 JP9833680U JP9833680U JPS5920925Y2 JP S5920925 Y2 JPS5920925 Y2 JP S5920925Y2 JP 9833680 U JP9833680 U JP 9833680U JP 9833680 U JP9833680 U JP 9833680U JP S5920925 Y2 JPS5920925 Y2 JP S5920925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
workpiece
detection
tweeter
axis
Prior art date
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Expired
Application number
JP9833680U
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English (en)
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JPS5723947U (ja
Inventor
日出晴 山中
敏晴 林
Original Assignee
株式会社大隈「鉄」工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大隈「鉄」工所 filed Critical 株式会社大隈「鉄」工所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2次元内の変位を一方向の変位に変換して検
出するセンサを用い工作物を加工する工具を刃物台に取
付けた状態において刃先検出する装置の改良に関する。
従来の刃先検出装置においては主軸頭に旋回軸を有して
チャック前面の検出位置とチャック前面より退避した位
置とに旋回する腕に検出装置が設けられて刃物台の工具
刃先位置を検出できるものが公知である。
しかしこのものは直角2方向の変位を検出するのに一方
向の変位を検出するリミットスイッチの軸方向と直角に
移動する軸でなる検出ヘッドを設けその軸側面のV字溝
に球を介して変位を変換し更に該検出ヘッドの軸心と直
角方向の変位は検出ヘッド軸と平行な軸心を旋回中心と
するL形しバーで方向を90°変換してリミットスイッ
チに与えるようになしているため変位変換機構が複雑で
あり高価となる問題がある。
更にチャックに工作物が把持されているかの検出装置が
ないために誤って検出装置を衝突させる恐れがある。
従ってこの考案は±X軸、±Z軸の4方向の検出がツイ
ータの形状をコ字形にする簡単な構造で精度高く検出で
きると・もに各種工具に容易に対応でき、しかもチャッ
クの工作物と誤って衝突する恐れのない刃先検出装置を
提供しようとするものである。
即ち旋回腕に設けたタッチセンサが±X軸、±Z軸の4
方向から工具の刃先を当接できるコ字形のツイータ形状
を有し、この4方向の変位′を用い旋回腕にはチャック
に工作物の有無を検出する装置を設けたものである。
以下実施態様を図面にもとづき説明する。
チャック1を先端に固着した主軸2を回転可能に軸承し
た旋盤の主軸頭3には、主軸2の上側にブラケット4が
締着されている。
このブラケット4には軸受7によって旋回可能に中央に
ピニオン6を刻設した小軸5が垂直に軸承されていて、
この小軸5の両端には旋回腕8が固着されている。
旋回腕8はチャック1の前面に張り出すひじ部9が設け
られており、主軸軸線より変位した位置にタッチセンサ
10が水平に、又主軸軸線上には加工物有無検出器11
が設けられている。
そして小軸はそのピニオン6がブラケット4に水平に設
けた流体圧シリンダ12の作動で駆動されるビスI・ン
ロツド13に刻設したラック14と噛合されており、流
体圧シリンダ12に送給される圧力流体によって旋回さ
れ、旋回腕8はチャック前面位置と側面の退避位置に9
0°旋回される。
加工物有無検出器11はフォトトランジスタなどを用い
た投光・受光器よりなる反射形の検出器で投受光窓は旋
回腕が45°回動したとき加工物に対して直交するよう
な方向に向けられている。
そして旋回腕8が旋回途中45°付近で反射光を受光し
た。
とき信号が制御装置に送られシリンダ12の圧力流体の
供給路は切り換えられ、反転退避位置に戻される。
なお検出器の感知手段は高感度無接触センサなどをも利
用され限定するものではない。
次にタッチセンサ10は本体101の中央に段付貫通穴
102を形成し、その頂部にツイータ103を軸直角方
向に設けた2個のピボット104で支承する。
従ってツイータ103はピボット軸受の性質上全く隙間
なくピボットを軸として旋回することか゛できる。
又ツイータ103の頂部は旋回可能面内に両側端を鉤形
105a、105bとした腕105を両側に張り出して
T形に形成されるとともに、内端には円錐凹面106が
設けられている。
該円錐凹面と対向しツイータ103と同一軸上の同じ円
錐凹面107を頂部に設けた伝達軸108が貫通穴10
2に摺動可能に嵌装されており、その摺動隙間による悪
影響を極力少くするために軸径に比し長い間隔の2個所
の位置で支承されている。
そして両円錐凹面106.107間には真球度の高い球
体109が介在されている。
一方伝達軸108の他端は平面に形成され後述の感知ス
イッチ111に対向し、軸が移動しすぎたとき感知スイ
ッチを保護するための安全用リング110が装着されて
いる。
感知スイッチ111はセンサ本体101に廻り止めされ
、且、前進端を規制されたスライダ112の中心に固定
されている。
このスライダはセンサ本体の後部に締着された蓋体11
3との間に介装された発条114によって、常時フイー
ラ側に押圧されている。
そして又前記伝達軸108は後端部に嵌着されたフラン
ジ115とスライダ112との間に介装された発条11
6によって球体109を侠む円錐凹面に隙間がないよう
に付勢されている。
更に前記蓋体113にはスライダ112の後端と接触し
ているピン117を支承し、スライダが伝達軸で押され
後退したとき、安全用リミットスイッチ118を作動さ
せ刃物台又は機械を後退又は停止させるようになってい
る。
更に又タッチセンサ本体内の摺動部を塵埃から保護する
ためフイーラ部のまわりの口部に防塵シール119が設
けられている。
なお説明はツイータの両側端に鉤形105 a、 10
5 bを設けたが片側端のみに鉤形を設ける場合もある
又刃物台が上側刃物台と下側刃物台の2個所を保有する
ものに対処するためには第5図のようにタッチセンサを
2個対応して設ける方が一層能率的であることは勿論で
ある。
このように形成された本装置は数値制御装置(図示せず
)の刃物台の現在位置検出機構と組合わせて刃先位置を
検出し、この位置を数値制御装置に人力して刃先位置補
正を行なう。
次に作用について述べる。
タレット刃物台には、荒削り、仕上削り、或いは中ぐり
用工具が装着され旋回腕8はチャック1の側面位置に退
避している。
数値制御装置からの指示により流体圧シリンダ12に圧
力流体が送給されピストンロッド13が前進してラック
ピニオンを介して小軸5が旋回される。
一方加工物有無検出器11の窓から光が投射され旋回腕
8の45°旋回付近で光は加工物があればその表面で反
射されて検出器は受光し、その信号を受は制御装置の指
令によって流体圧シリンダ12の圧力流体の送給を切換
え魚津旋回腕8を反転退避させる。
加工物がなければ反射光は受光されず所定量90’旋回
されチャック1の前面にひじ部9を進出させる。
一方指令によりタレット刃物台を旋回させて刃先位置を
確認しだい工具を割り出し、主軸々線方向(Z軸方向)
及び切込方向(X線方向)に別々に刃物台を送って刃先
を第4図のようにタッチセンサの鉤形105 a又は1
05 bに接触させる。
刃先の接触によりツイータ103はピボット104を支
軸として旋回される。
伝達軸108の円錐凹面107で拘束された球109が
ツイータの円錐凹面6により軸方向に押し出され、伝達
軸を移動させることにより感知スイッチ111を作用さ
せる。
その感知スイッチが信号を発したときの刃物台の給体位
置を検出しこの値により工具刃先位置の補正をすること
ができる。
若し測定のとき制御装置の故障等でツイータに大きな変
位が作用すると伝達軸108の先端の安全用リング11
0が感知スイッチ月1を押してスライダ112を後退さ
せるこの動きを安全用リミットスイッチ118が感知し
刃物台又は機械の動きを停止せしめ、事故を未然に防止
するものである。
以上詳述したようにツイータ支承部にピボットを採用し
た隙間のないタッチセンサのツイータ部の接触部を鉤形
に形成したので外径用、内径用、端面用、溝用及びねじ
用工具と広範囲の工具に適用できるとともに高精度の検
出ができるものである。
又加工物有無検出器と組合わせて常に刃先検出の動作の
始めに検出可能状態かを判断させるようになしたから装
置が加工物と衝突して破損する恐れがなく刃先の検出補
正の自動化が可能となる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置の検出位置での側面図、第2図
は45°旋回位置での平面図、第3図はタッチセンサの
縦断面図、第4図はツイータと工具の検出時の関係位置
を示す図、第5図は刃物台が2個の場合の検出部を示す
図である。 8・・・・・・旋回腕、10・・・・・・タッチセンサ
、11・・・・・・加工物有無検出器、12・・・・・
・流体圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸頭に設けた旋回軸を中心としてチャック前面の検出
    位置とチャック前面をさけた退避位置とに回動可能に設
    けた旋回腕にX軸Z軸を含む検出平面となるように取付
    けられたタッチセンサはそのツイータ形状が±X軸±Z
    軸の4方向より工具刃先を当接できるコ字形に形成され
    且X軸、Z軸方向に直角方向の軸で旋回可能にピポッ1
    へで支持されて球の動きを介して該4方向の偏位を一方
    向の変位に変換して検出するものであって、前記旋回腕
    には該旋回腕がチャックに向って旋回する途中において
    、チャックに工作物が有るか無きかを検出し有りのとき
    旋回腕がチャック前面への旋回を止めるための信号を発
    する検出器を備えたことを特徴とする刃先検出装置。
JP9833680U 1980-07-11 1980-07-11 刃先検出装置 Expired JPS5920925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9833680U JPS5920925Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 刃先検出装置

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JP9833680U JPS5920925Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 刃先検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5723947U JPS5723947U (ja) 1982-02-06
JPS5920925Y2 true JPS5920925Y2 (ja) 1984-06-18

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ID=29460060

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JP9833680U Expired JPS5920925Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11 刃先検出装置

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JP2009095969A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Daiwa Denki Seisakusho:Kk 刃先位置プローブアーム

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JPS5723947U (ja) 1982-02-06

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